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国際
エボラ熱「依然深刻」 WHO専門家が指摘
2014.5.29 10:21
世界保健機関(WHO)の感染症の専門家フォルメンティ博士は28日、ジュネーブで記者会見し、ギニアなど西アフリカで3月以降流行したエボラ出血熱について「依然として深刻な状況だ」と指摘、今も終息に向かっていないとの見解を示した。
フォルメンティ氏は最近ギニアからジュネーブに戻ってきたばかり。「地理的に感染が広がっており、憂慮すべきだ」と警告、地元住民にエボラ出血熱の危険性を周知させることが最優先課題だと強調した。
WHOによると、感染が確認されているのはギニア、リベリア、シエラレオネ。現段階で死者はギニアに集中しており、これまでに同国で180人以上が死亡している。
エボラ出血熱は高熱に加え、皮膚などからの出血を伴う感染症。致死率が極めて高い。(共同)
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