国際「神の意思」発言の韓国首相候補、就任を辞退 2人目「辞退が大統領を助けることになる」2014.6.24 11:38

  • [PR]

国際

  • メッセ
  • 印刷

「神の意思」発言の韓国首相候補、就任を辞退 2人目「辞退が大統領を助けることになる」

2014.6.24 11:38 韓国

 【ソウル=加藤達也】韓国の朴槿恵(パククネ)大統領が首相候補に指名していた元中央日報主筆で高麗大教授、文昌克(ムンチャングク)氏は24日、記者会見を開き、首相就任を辞退すると明らかにした。辞退理由について、「今の時点で首相就任を辞退するのが朴大統領を助けることになると判断した」と述べた。

 文氏は今月10日に首相候補指名を受けたが、日本の植民地支配と朝鮮半島の南北分断について「神の意思だ」と話していたことが発覚。与野党やメディア、世論から激しい反発を受けていた。

 朴政権では旅客船沈没事故の対応責任から鄭●(=火へんに共)原(チョンホンウォン)氏が5月に辞任。後任候補に指名された元最高裁判事の安大煕(アンデヒ)氏も、退官後に大企業の顧問弁護士として高額報酬を得ていたことを批判されて指名を辞退している。

 内政トップの空席が続く朴政権は、文氏の辞退でさらなる窮地に立つことになった。

関連ニュース

  • [PR]
  • [PR]

[PR] お役立ち情報

PR
PR

編集部リコメンド

このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2014 The Sankei Shimbun & Sankei Digital