WordPressのパーマリンク設定が重要すぎるのでまとめた
2012年12月3日
WordPressでサイトを立ち上げる前に必ず設定しておきたい”最初の”設定項目があります。それは「パーマリンク」です。
パーマリンク設定を適当にやると後で大変なことになります。
実際に僕は53logというサイトを立ち上げたときのパーマリンク設定で、どうにもならなくなったので、「WordPress自作屋」ではしっかり考えてパーマリンク設定をしました。
パーマリンク設定をするにあたりWordPressのパーマリンク設定について、いろいろ調べてまとめたのでご紹介します。
<目次>
■個人的に思うベストなパーマリンク設定
この後いろいろ長いので先に結論から書きます。
個人的に思うベストなパーマリンク設定はこれです。
/%postname%/ + 投稿前に手動設定(タイトルに合った短くわかりやすい英単語をハイフンでつなぐ)
この投稿ページのパーマリンクは「wpjisaku.com/wordpress-permalink/」です。
なぜこのパーマリンク設定がベストだと思うかは、下に書いたので興味のある人は続きを読んでください。少しまわりくどくなりますが”重要すぎる”ので丁寧に説明していきます。
■サイトの住所
サイトにはそれぞれ「住所」があります。その住所をドメインといいます。このサイトのドメインは「wpjisaku.com」です。
ドメインは重複しないように管理されています。日本で重複しないという意味ではありません。全世界で重複しないという意味です。そのため、「wpjisaku.com」が他(全世界)で使われることは絶対にありません。
「wpjisaku.com」と検索すれば必ずこのサイトのトップページが表示されます。
ここでいいたいのはサイトにはそれぞれ重複しない住所があるということです。
■投稿ページは番地
トップページ以外の投稿ページはどうやって重複しないように管理されているのでしょうか。それがパーマリンクです。パーマリンクは「wpjisaku.com」以下の階層を示します。
住所でいう番地みたいなイメージです。
wpjisaku.com/exmple←ここ!
もう少し身近な言葉でいうと「URL」のことです。以降わかりやすいようにパーマリンク=URLとして読み進めてください。
■パーマリンクは誰がどうやって決めているか
WordPressの設定画面に答えがあります。
「パーマリンク設定」がありますね。ここで設定した内容がパーマリンクに反映されているわけです。
デフォルトの設定では、投稿すると下記のように設定されます。
wpjisaku.com/?p=123(投稿ID)
これが投稿した投稿ページのパーマリンクになるわけです。
■パーマリンクが変わるとどうなるか
パーマリンクが変わるということは住所が変わるということです。今までパーマリンクを知っていた人はどうでしょう。パーマリンクが変わっているので同じ投稿ページにアクセスできませんね。
つまり、パーマリンクは一度決めたら変えない方がいいということです。これが一番重要です。
■パーマリンクの意味
そもそもパーマリンクの由来はpermanentとlinkという言葉からきています。permanentは「恒久・不変」を意味します。言葉のとおり半永久的なリンク(URL)ということです。
■パーマリンクが変わることの影響
パーマリンクが変わると同じ投稿ページにアクセスしてもアクセスできません。過去にメールに貼り付けたパーマリンクやTwitterでシェアしたパーマリンク、Facebookにシェアしたパーマリンクすべてにアクセスできなくなってしまいます。
さらに、パーマリンクを変える前にもらっていた、はてなブックマークの「はてぶ」や、Twitterの「ツイート数」、Facebookの「いいね!」などもゼロになってしまいます。
なぜなら投稿ページのパーマリンク(住所)が変わってしまったからです。さらに、さらにGoogleの検索順位にも影響するようです。
こんなこと聞いたら絶対変えたくないですよね。そんなパーマリンクですが、よくあるパーマリンク設定はどのような設定なのでしょうか。
■よくあるパーマリンク設定
いろいろなサイトを見ると下記のように設定されているところが多いです。デフォルトは比較のために記載しています。
- デフォルト(/?p=%post_id%)
- 投稿名(/%postname%/)
- 投稿ID(/%post_id%)
- 投稿名+.html(/%postname%.html)
- 日付+投稿名(/%year%/%monthnum%/%day%/%postname%/)
- 日付+カテゴリ+投稿名(/%year%/%monthnum%/%day%/%category%/%postname%/)
- カテゴリ+投稿ID(/%category%/%post_id%)
- カテゴリ+投稿名(/%category%/%postname%/)
これからそれぞれのパーマリンク設定の問題点を整理します。
※このパーマリンク設定がダメという意味ではありません。
■よくあるパーマリンク設定の問題点
・デフォルト
「p=」はパラメーターといい、サイトが動的であることを示しています。動的なサイトはインデックスされにくいようです。また「=」のあとは投稿IDが入るので、ただの数字になってしまいます。サイトを見る人がパーマリンクを見たときにどんな投稿ページなのかがわかりづらいです。
・投稿名
一番の問題はリンクをどこかに貼ったときにパーマリンクがめちゃくちゃ長くなることです。しかも意味不明な文字列になります。その原因はタイトルが日本語だからです。英語のタイトルならちゃんと表示されますが、普通タイトルは日本語ですよね。2バイト文字(日本語)を上手く扱えないためです。
こんな感じになっちゃいます。
実際の投稿名は「Wordからブログ更新できるって知ってた?なかなか使えるよ」です。これが変換されて意味不明な文字列になっています。
メリットもあります。アドレスバーにはきちんと日本語で表示されるのでサイトを見る人がパーマリンクを見たときにどんな投稿ページなのかがわかりやすいです。Googleの検索結果にも日本語で表示されます。
SEO効果もあるようです。(このサイトではSEOについては懐疑的といっています)
この意味不明な長いパーマリンクを見るとうんざりしませんか。Twitterなどで共有するときにパーマリンクがこんなに長くなると、シェアされにくかったりもするような気がします。メールやコメント投稿などでパーマリンクを貼ると全部を認識せずに、リンクが途中で切れてしまうこともあります。その場合、クリックしたときにエラーになってしまいます。
・投稿ID
シンプルで短くていいのですが、やはり数字だけなのでサイトを見る人がパーマリンクを見たときにどんな投稿ページなのかがわかりづらいです。
・投稿名+.html
ポイントは「.html」が末尾についているところです。どうやら動的なWordPressを静的に見せる技らしいです。理由はさきほど書いたように動的なサイトはインデクスされにくいからです。
ただ、サーバーによってサポートしていない場合はエラーになってしまうことがあるようです。
個人的には動的なWordPressを意図的に静的に見せるのは不自然な感じがするので「.html」は設定していません。
・日付+投稿名
パーマリンクに日付が入っている場合、将来パーマリンクを変更する可能性が発生します。パーマリンク設定で一番重要なことはパーマリンクが将来変更されないことです。それは投稿ページの住所が変わることを意味するからです。
日付が変わる場合というのは、例えば過去の投稿を更新した場合です。パーマリンクを変更しなくてもいいのですが、サイトを訪れた人は古い投稿ページなんだなあと思ってしまいます。せっかく最新の情報に修正したのにもったいないですよね。投稿名が入っているとパーマリンクをどこかに貼りつけたときに意味不明な文字列になってしまうことも問題です。
・日付+カテゴリ+投稿名
日付と同じようにパーマリンクにカテゴリが入っている場合、将来変更する可能性が発生します。この確率は高いです。投稿が増えてくるとカテゴリを整理したくなるからです。僕がまさにそうでした。また、投稿名が入っているのでパーマリンクを貼りつけたときにはパーマリンクが長くなります。日付も将来変更する可能性が発生します。
いろいろ調べるとカテゴリを入れることをオススメしているところは多いです。パーマリンクに階層ができるのでSEOにいいとの理由です。サイトを見た人がパーマリンクを見たときにどのカテゴリにいるのかがわかりやすい点は確かにあります。
・カテゴリ+投稿ID
カテゴリが入っている場合、将来変更する可能性が発生します。やはり投稿IDだとパーマリンクが数字だけなのでサイトを見る人がパーマリンクを見たときにどんな投稿ページなのかがわかりづらいです。
・カテゴリ+投稿名
このパーマリンク設定にしている人が一番多い気がします。僕のもう一つのサイト53logはこの設定です。カテゴリが入っている場合、将来変更する可能性が発生しますし、リンクを貼るときに投稿名は意味不明な文字列で長くなります。
■パーマリンク設定の6つのポイント
上記の内容を整理してみましょう。ポイントは6つです。
- 将来パーマリンクが変更される可能性が低い設定にする方がいい
- シェアされやすいようにパーマリンクは短い方がいい
- 通常タイトルは日本語なので投稿名を設定しない方がいい(手動で変更できる)
- パーマリンクはアドレスバーに表示されたときにわかりやすい方がいい
- SEOを意識した方がいい(静的に見せる、階層を作る、パーマリンクが短いなど)
- サイトを見ている人がサイトのどこにいるかがわかりやすい方がいい
■ベストなパーマリンク設定とその理由
以上のことを踏まえると、パーマリンクを短くするために投稿名(/%postname%/)のみを設定します。ただ、これだけだとタイトルが日本語になることが普通なのでリンクを貼るときに意味不明な文字列になってしまいます。
そこで投稿する前に手動でにタイトルに合わせて英語(ローマ字)に変更するのが僕が考えるベストなパーマリンク設定です。
タイトル(投稿名)が変更されることはほとんどないと思います。多少あとから変更することがあってもパーマリンクを変えるほどでもないはずです。手動設定でタイトルにあった英語でわかりやすく、短いパーマリンクを設定することができます。アドレスバーに表示されるパーマリンクもわかりやすくなります。
階層などの詳細はパンくずリストで補うことができます。SEOはどのくらい効果があるのかわからないので優先順位は低いです。
一番重要なのは将来パーマリンクが変更されないことだと思います。
■パーマリンク設定をどうしても変更したい場合の方法
パーマリンク設定をすでに設定している人でパーマリンクを変更したい場合の手順もご紹介します。リスクは当然あります。
何度もいいますがパーマリンクが変わるということはサイトの住所が変わるということです。それでも今後のためにパーマリンクを変更したいということであれば下記の2つの方法があります。
プラグインを使う方法と.htaccessを設定する方法です。プラグインを使う方法の方が安全で簡単だと思います。仕組みとしてはいずれも変更前のパーマリンクにアクセスされたら、変更後のパーマリンクに飛ばす(リダイレクト)方法です。
プラグインを使う方法
.htaccessを設定する方法
■まとめ
長々書きましたが最後にもう一度まとめます。パーマリンク設定の優先順位をつけるなら、一番はパーマリンクという言葉の通り、何があってもパーマリンク設定を変更しないで運用できることでしょう。永続性があるかどうかが設定のポイントです。次にサイトにきてくれた人が見やすいか、使いやすいかなどのユーザビリティ。最後にSEOだと思います。
パーマリンク設定はWordPressでサイトを立ち上げるときの最初の重要な設定です。よく考えてパーマリンク設定をしましょう。よくあるパーマリンク設定の問題点をあげましたが、必ずしもダメということではありません。サイトの目的や運用方法がきっちり決まっている場合などはカテゴリを入れたり、日付を入れたほうがいい場合もあります。
自分にあったパーマリンク設定は何か、よく検討してパーマリンク設定を行なってください。
WordPressのパーマリンク設定はサイトを運用していく上でとても重要な最初の設定項目です。