やじ問題 都議会の対応注目6月24日 4時15分
東京都議会で女性議員が質問を行った際、自民党の会派に所属していた議員が「早く結婚した方がいいんじゃないか」とやじを飛ばした問題で、ほかにも複数の議員からやじが出ていたという指摘があることから、発言者の特定を進めるのかなど都議会の対応が注目されます。
今月18日、東京都議会で女性議員が質問を行った際、「早く結婚した方がいいんじゃないか」とやじが飛び、5日後の23日になって東京・大田区選出で自民党の会派に所属していた鈴木章浩議員がみずからの発言だったことを認めて謝罪しました。
鈴木議員は会見で、「本当に結婚がしたくてもできない方への配慮が足りなかった」と述べ、問題の責任をとって自民党の会派を離脱したものの、辞職はしない考えを示しました。
一方、今回の問題では、鈴木議員が認めたやじのほかにも、複数の議員からやじが出ていたという指摘があります。
これについて女性議員が所属するみんなの党は、「みずから名乗り出てほしい」としたうえで、名乗り出ない場合は、自民党をはじめ各会派に対して再度、調査を求める考えを示しています。
都議会では24日、各会派が集まる委員会で再発防止に向けた話し合いが行われますが、指摘されているほかのやじについて、発言者の特定を進めるのかなど協議の行方が注目されます。
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