アルゼンチン:1-3月期は予想外のマイナス成長-12年以来
6月23日(ブルームバーグ):アルゼンチンの今年1-3月(第1四半期)の国内総生産(GDP )は予想に反し、約2年ぶりのマイナス成長となった。
国家統計センサス局の23日の発表によると、1-3月期のGDPは前年同期比0.2%減少。ブルームバーグの調査ではエコノミスト7人の予想中央値は0.5%増となっていた。昨年10-12月(第4四半期)は1.4%のプラス成長だった。
アルゼンチンは昨年、経済統計の正確性について国際通貨基金(IMF)から警告を受け、GDPの計算に使う基準年を変更。13年の1-3月期から7-9月期まで3四半期分の経済成長率推計を下方修正していた。
国家統計センサス局のこの日の発表によれば、1-3月期の経常収支は33億ドルの赤字となった。赤字幅は1999年以来の大きさ。ブルームバーグがまとめたエコノミスト7人の予想中央値は37億ドルの赤字だった。
原題:Argentina’s GDP Unexpectedly Contracts for First TimeSince 2012(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ブエノスアイレス Charlie Devereux cdevereux3@bloomberg.net
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更新日時: 2014/06/24 06:39 JSTニュース一覧
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