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東京・大田区議 海外視察報告書で無断引用
東京・大田区の自民党の区議会議員が05年にヨーロッパを視察した際に提出した報告書が、10年前の研究者の講演記録とほぼ同じだったことがわかった。
問題が指摘されているのは、大田区の鈴木章浩区議が05年に行ったヨーロッパ視察の報告書。その中の約1ページ分が、10年前に早稲田大学名誉教授が講演会で話し、現在もホームページに掲載されている文章とほぼ一致していることが、共産党の指摘で明らかになった。両者を並べ、表現が一致する部分に色をつけてみると、文章の大半が同じことがわかる。
鈴木区議は取材に対し、「この文章は引用しましたよ、インターネットを調べて」「確かに『一字一句同じだろ』と言われれば、確かに引用しているのは引用しているんだから、似ている部分はあるけれども、私の視察の報告書の目的としては、視察を通して私が区政にどういう風に生かせるのかという話をきちっと書いている」と述べ、勝手に引用した事実を認めた。
その上で、鈴木区議は引用について「軽率だった」と話している。
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