【国際】異教徒の「アラー」使用禁止 マレーシア最高裁
【クアラルンプール共同】マレーシア連邦裁判所(最高裁)は23日、キリスト教徒などの非イスラム教徒が、神を意味する言葉「アラー」を使うのを禁じる判決を言い渡した。マレー語の聖書で神をどう記述するかをめぐり論争になっていた。 イスラム教は、イエス・キリストは預言者の一人だとして神性を認めていない。同国政府もキリスト教徒が神をアラーと呼ぶのは混乱を招くとして、マレー語の別の言葉を使うよう促している。 カトリック系週刊誌が、マレー語版読者のために「アラー」を使うのを認めるよう政府を相手に提訴。09年の一審判決では勝訴したが、昨年10月の上訴審判決で逆転敗訴した。 PR情報
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