講談社が発行する週刊誌「フライデー」の2013年10月18日号に私、塩村あやかについての記事が掲載されました。この記事で同誌は主に、東京都議会議員選挙に向けて私が使用していた事務所の家賃に関して、取り上げています。
しかし、この記事で事務所のオーナー、横溝眞由美氏が主張している内容の多くに事実と異なる点があります。有権者の皆様に、当該記事の主要な箇所について、下記の通り説明させていただきます。
【貸借関係について】
私は2013年3月下旬~6月下旬(参院選を挟み荷物撤去は8月上旬)まで、横溝氏が有する事務所にて政治活動および選挙活動を行いました。
しかしながら、私と横溝氏の間に賃貸借契約を締結した事実はありません。
そもそも横溝眞由美氏から当該事務所を借りうけていたのは三谷英弘・衆議院議員ですが、三谷氏も私と同様、横溝氏と賃貸借契約を締結した事実はなく、総選挙時を含めて賃料を払った事実は過去にないと聞いています。
【賃料について】
3月24日、横溝氏(その夫も同席)と初めて会い、その際、横溝氏側から「それ(家賃)は結構です」と言われました。
私は、少なくとも光熱費については当然負担すべきものと考え、その席で「光熱費はお支払します」と横溝氏に伝えました。その私の申し出に対し、横溝氏側は「志のある若い人に(無償で)貸したい」と主張し、私の光熱費を支払おうという行為を繰り返し拒否しました。
フライデーの記事には、私と横溝氏側が家賃について、初めて会った日に話し合いを行い、「選挙が終わるまで、総額200万円で貸す。支払いは選挙の後」と合意があったと書かれていますが、横溝氏側がそのような申し出を行ってきた事実は一切ありません。ましてや、そのような合意が、私と横溝氏の間で成立していた事実もありません。
【横溝氏からの「請求」について】
横溝氏側が「7月22日付」で「賃料一式」という品目で、なぜか請求書2通を見せてきました。その額は150万円と200万円であり、横溝氏側は「ボーナスが出る12月あたりから月10万円ずつの分割でいい」と支払いを要求してきました。ただ、これまた理由は分かりませんが、その請求書は見せてきただけで、私に渡してくれませんでした。
上述のように、横溝氏と私は賃貸借関係がなく「賃料」を支払ういわれがないため、私は「三谷さんに相談します」と答えました。
その後、三谷氏が横溝氏側とやり取りした結果、8月12日、以前から当該事務所を用いてきた三谷氏が従前の使用料、原状回復及び光熱費の総額として50万円を支払うことで横溝氏と合意に至ったと報告を受けました。
【当該事務所の物品等について】
フライデーの27ページ左上に掲載されている写真のソファ(26ページの本文4段4行目で「彼女がベッドとして使っていたソファ」とされているもの)は、もとから当該事務所にあったもので、私の所有物ではないため、そのまま残しておくべきものです。
当該事務所の窓に貼られたポスターについては、横溝氏から「貼るのもはがすのもコツがいるので触らないで下さい」と言われたため、横溝氏にお任せしました。結果として、窓にテープの跡が残ったことは事実ですが、その修繕費の意味も含めて、上述の通り三谷氏が50万円を支払ったと聞いております。
有権者の皆様、支援者の皆様にはご心配をおかけして大変申し訳ありません。このような事実と異なる記事が出たことは誠に残念なことです。
私、塩村あやかは都政にしっかりと取り組んで参りますので、ご指導・ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。
平成25年10月4日
塩村あやか