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サントリー社長にローソン新浪氏6月24日 4時53分
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大手酒類メーカーの「サントリーホールディングス」は、この秋にも、新しい社長に、大手コンビニチェーン「ローソン」で長く経営トップを務めた新浪剛史会長を起用する人事を固めました。
関係者によりますと、「サントリーホールディングス」は、今の佐治信忠社長の後任に「ローソン」の新浪剛史会長を起用する方針を固めました。
サントリーは、近く取締役会を開いてこの人事案を決定し、新浪氏はことし秋にもサントリーの社長に就任する見通しです。
新浪氏は55歳。
昭和56年に大手商社の三菱商事に入社し、平成14年にローソンの社長に就きました。
ことし5月に会長に退くまでの12年間、国内だけでなく中国やタイなど海外での出店を進め、コンビニ事業の国際化に道筋を付けました。
サントリーは、ことし5月にアメリカの蒸留酒メーカー、「ビーム」を買収しましたが、国際展開をどう進めていくかが重要な経営課題となっていて、ローソンで国際化をけん引した新浪氏の手腕に期待して社長に迎えることにしたものとみられます。
一方、佐治社長は、代表権を持った会長として、引き続き経営全般の指揮に当たることにしています。サントリーは、明治32年の創業以来、115年にわたり一貫して創業家が経営トップを務めていて、創業家以外からは新浪氏が初めてとなります。
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