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中日・エルナンデスが連呼する「ケチーテ」って何?

東スポWeb 6月23日(月)16時15分配信

 中日は22日のロッテ戦(ナゴヤドーム)に16安打の猛攻で9―2と快勝、交流戦を13勝10敗1分けで終えた。殊勲は先制された直後の1回に反撃の口火を切る適時打を含む3安打1打点の活躍を見せたアンダーソン・エルナンデス内野手(31)だ。

 打率1割前後と低迷していたが、6月は11試合連続安打をマークするなど打撃が急上昇。同じドミニカ共和国出身のルナのアドバイスもあり、長嶋外野守備走塁打撃コーチは「ルナのおかげだよ。通訳を通して俺たちが技術面を言うよりも、母国語が同じ実績のあるルナから教えてもらうことで調子が良くなった」とニンマリだ。

 そんなエルナンデスは「ケチーテ」というお気に入りのスペイン語でチームを盛り上げている。「何してんだ」というたわいもない意味ながら口癖のように連発し、わざわざ「KHICHITE」とグラブに刺しゅうしたり、Tシャツにプリントして着用するほどゾッコン。キャンプ中からずっと言いまくってきたことで、今ではこれがエルナンデスのニックネームにもなり、チーム内でもあいさつ代わりとして使われるほど浸透している。

 ある選手は「“ケチーね”と言ってるみたいにも聞こえるし、意味がよく分からないけど面白い。選手だけでなく、コーチの人たちも一緒になって『ケチーテ、ケチーテ』って連呼して盛り上がっている」。いまや打棒だけでなく、ムードメーカー的存在のエルナンデス。巻き返しに欠かせない。

最終更新:6月23日(月)16時20分

東スポWeb

 

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