ソフト 野球と一体で五輪復帰を6月23日 22時52分
ソフトボール女子の日本代表が、野球の日本代表「侍ジャパン」と同じロゴを使ったユニフォームで国際大会を戦うことになり、これまで以上に野球との一体感を出して、2020年東京オリンピックからの競技復帰を目指すことになりました。
ソフトボールと野球は、2008年の北京オリンピックを最後にオリンピックの正式競技を外れ、2020年からの復帰を目指して、ことし4月、「世界野球ソフトボール連盟」を設立しました。
そして、今回、より一体となった活動の一環として、ソフトボール女子日本代表が「侍ジャパン」と同じロゴの入ったユニフォームと帽子を身に着け、ことし8月に中国やオーストラリアを招いて日本で開かれる大会やオランダでの世界選手権、さらに、9月に韓国で開幕するアジア大会を戦うことになりました。
ユニフォーム姿で記者会見したエースの上野由岐子投手は「野球と一緒になって頑張っていくという気持ちが伝わってきたので、何としてでも2020年の復帰に貢献したいと思った。北京大会からの6年間、いろいろな思いがあるが、個人的には6年後を目指すというよりは1年1年を大事に戦っていきたい」と話していました。
プロ野球コミッショナー「最大限の協力したい」
プロ野球の熊崎勝彦コミッショナーは「侍ジャパンのロゴを使うことで、野球とソフトボールの一体感を感じていただければ、うれしく思います。2020年の東京オリンピックでの競技復帰は、われわれの悲願でもあります。日本野球機構は、これからも世界野球ソフトボール連盟や国際野球連盟の一員として、野球とソフトボールがさらに国際的に発展するために最大限の協力をしたいと考えています」とコメントしています。
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