―クルマに対していつ頃から興味を持つようになったんですか?
実はクルマ好きになったのは結構遅くて、20代になってからです。10年ほど前にイギリスに語学留学したんですが、滞在中に一人旅にしようと思ってレンタカーを借りたんです。
そのレンタカーがメルセデス・ベンツで、600kmぐらい走ったのが本当に気持ち良くて……。「クルマに乗ればどこにでも行けるんだ!」と気づいて、そこからクルマのことが好きになりました。
―自動車ライターとして活躍するかたわら、テレビにも出演されていましたね。
ライターとして長く活動していくには、何か一つ“強み”がないとダメだな、と思っていたんです。そんな時、温泉の旅館でテレビを観ていたら、たまたま「恋のから騒ぎ」が放送されていて、出演者募集の告知を観て「これだ!」と思って応募しました。
番組には2007年の1年間出演したんですけど、「説教部屋行き」は全部で10回。実は番組史上歴代1位タイ記録です(笑)。
―そして番組出演をきっかけに放送作家の仕事に取り組むようになったと。
司会の明石家さんまさんとスタッフの皆さんが番組を盛り上げるために努力されているのを目の当たりにして、自分もこういう仕事をしてみたいと思うようになったんです。
それで放送作家の養成講座で半年間勉強して、女性向けの情報番組や報道番組の制作に関わるようになりました。
―政治の道を志したきっかけは何だったんですか?
ラジオ番組で時事問題を取り上げた時に、政治家の方々にお話を聞くコーナーを担当して、テレビでは報道されない多くの社会問題があることを知ったんです。
ちょうど東日本大震災が起こった時期で、以前から動物愛護のボランティア活動に取り組んでいたこともあり、「自分なりにできることはないのか?」と思って、「維新政治塾」に参加しました。
―そして2013年には東京都議会議員選挙に立候補して当選されました。
東京都でのペットの殺処分をこれからどうやって減らしていくかについて、特に積極的な提言を行っています。都の行政担当者は「殺処分数は減っている」と言っているんですが、実はまだまだ取り組むべきことはあると考えています。
―具体的にはどのように改善していくべきなのですか?
殺処分が減っているのはボランティアやNPOによるペットの「里親探し活動」の成果なんです。行政は彼らの善意に頼っているにすぎない。
本当はもっと構造的な問題、たとえばペットの売り方にまで切り込んでいかなければならないと思います。具体的にはペット販売業者に規制をかけること。犬や猫を「モノのように売り、モノのように買う。だからモノのように捨てる」。この悪循環を変えていかなければなりません。