ビター・ブラッド〜最悪で最強の親子刑事〜 #10 2014.06.17

(明村・夏輝)こいつがバディ!?
(明村)お前あっちだ。
(夏輝)はい。
(明村)てい!
(夏輝)あなた野球部じゃないでしょ。
(夏輝)投げ方。
投げ方。
(貝塚)血は争えないものだね。
(貝塚)前田瞳の命は君の行動に懸かっている。
(夏輝)誰だ?
(貝塚)君のお父さんにお世話になった者だよ。
(明村)前田と佐原が事件に巻き込まれたようです。
(貝塚)島尾明村に絶望してもらいたいんだ。
(明村)貝塚!
(瞳)今日は何時くらいで上がれる?この間は私のせいで危ない目に遭わせたからご飯おごってやるって言ってんの。
時間厳守だからね。
(瞳)好きなの。
(夏輝)えっ?
(瞳)私島尾先輩が好きなの。
(夏輝)みんな先輩みたいな人間ばっかじゃないんですよ。
(夏輝)我慢しながら大切なものを傷つけないようにささやかに生きてる人だっているんです。
島尾先輩が好きっていうのはそのう。
恋愛感情なの?
(瞳)よく分かんない。
(明村)これは俺の勘なんだがな前田のやつ誰か気になってる相手がいるぞ。
おそらく相手はうちの課の誰かだ。
(瞳)はい。
えっ?この前倉庫で助けてくれたから。
命を懸けてくれたお礼。
(つえを突く音)
(引きずる音)
(ざわめき)
(悲鳴)
(大村)騒ぐな!今からお前らは俺の人質だ。

(大村)お前ら!絶対に余計なまねすんじゃねえぞ。
おい。
あっ!?ちょっと。
(銃声)
(悲鳴)
(大村)黙れ!逃げようとしたらこうなるぞ。
(男性)ああー!?
(大村)次は殺すからな。
(大村)今から俺の言うとおりにしろ。
携帯を通路に置け。
後で出してないことが分かったら必ず殺すからな。
お前。
携帯集めろ。
これに入れろ!
(大村)おい運転手。
(運転手)は…はい。
(大村)取りあえず南港方面へ向かえ。
この先の西原大通りへ入るんだ。

(鷹野)あれ?あの2人いつ帰ってくるんでしたっけ?
(古雅)研修といえども2人で1泊。
何があるか分からんよ。
(稲木)うん。
佐原と前田は午前10時15分発の高速バスに乗り午後14時12分東京中央バスターミナル到着予定。
(一同)うん?
(富樫)うわ!?俺の分のスケジュールまである。
(稲木)全員分ある。
(鷹野)お気に入りのキャバクラ嬢を同伴?こんなことまで!?
(古雅)あれ?俺のプライベートの欄真っ白なんだけど。
(稲木)充実してないってことだな。
(富樫)あっ。
今日課長誕生日か?
(鷹野)情報量半端ないっすね。

(鍵山)はい。
刑事課捜査第一係。
えっ!?
(鍵山)分かりました。
現場に急行します。
(明村)もう一度言ってみろ。
(木暮)だからあなたに栄転の打診があります。
お前の口からそんな言葉が聞けるとはね。
(木暮)私もやりたくてこの報告をしてるのではない。
あくまで仕事だ。
取りあえず伝えた。
これで失礼する。
まあまあ待て待て待て。
(木暮)うん?でどうだ?俺に対して栄転を告げる気分は。
(木暮)大変光栄ですよ。
声が震えてるじゃないか。
(木暮)そんなことありませんよ。
推薦理由も聞かせてもらおうか?
(木暮)ハァ。
検挙率人望後進の育成力。
全てにおいて捜査一課への配属がふさわしいと。
フフッ。
ふさわしいって?うん?誰の意見?私以外の人事課捜査一課ならびに上層部の意見です。
どんな気分だ?例えるなら真っさらな雪原をイボイノシシに踏み荒らされる感覚だ。
ふーん。
つまりお前は俺の警視庁への栄転に反対だと。
上が賛成なので賛成ですよ。
お前が上の立場であれば?反対です。
反対どころか首にする。
あっ!
(木暮)何だ?あっ。
お前まだあのこと?
(木暮)根に持ってませんよ。
マミちゃんの初恋の相手が俺だと知って一番悔しがっていたのはお前だったな?結婚したのは私の方だ。
最初のデートの相手は俺だった。
過ごした時間はこちらの方が長い。
最初の思い出は永遠に残る。
(木暮)くっ!「くっ!」って。
やっぱ根に持ってんじゃないかよ。
お前の結婚式のときもそうだったよ。
俺の引き出物の皿だけが割れていた。
違う。
日ごろの行いが悪いから割れた皿を選んでしまうんだ。
まあナンセンスな皿だったけどな。
あれはマミリンが選んだんだ。
マミリン!?大丈夫?あらら。
あらららら…。
(木暮)もういい。
(木暮)私はあなたに警視庁に来てほしくないが今回の栄転はキャリアの面から見ても…。
悪いが出世には興味がない。
(木暮)明日15時。
人事課に顔を出してもらいたい。
興味がないと言ってるだろ。
(木暮)そうか。
残念だな。
どうしてもというのであれば?どうしても?まあそこまでお前が言うなら。
うん。
考えといてやろう。
ここは俺のおごりだ。
(木暮)お前におごられたくない。
いいよ。
(木暮)貸せ。
いいって。
あっ。
忍?うん。
パパ。
うん。
いや。
大した用じゃないんだけどね。
今何か欲しいものあるか?うん?
(忍)えっ?急に言われても。
遠慮するな。
多少高くても構わんぞ。
ホントに!?やっぱりパパのこと世界で一番好き。
そう褒めるな。
未成年。
やっぱりパパは世界一の男だから警視庁に…。
えっ?いや。
いや。
何でもない。
うん。
うん。
何か考えておいてくれ。
またテレする。
では。
はーい。
(功太)ジェントルちゃん?
(忍)そう。
パパから。
あーん。
(功太)おいしい。
(忍)ホントに!?
(貝塚)こんにちは。
(銃声)
(警察官)ご苦労さまです。
このビルの屋上です。
(鍵山)ジェントルのやつ出ねえな。
女性への対応はあいつが一番なのにな。
(鷹野)いやいや。
ここにナンバー2いますよ。
何なんすか?この空気。
(稲木)屋上までの高さ45m27cm。
(富樫)見て分かんのか?
(稲木)いや。
知っているだけだ。
銀座署管内のビルの高さは全部覚えている。

(滑川)早まるな。
人生には色々あるぞ。
(加奈子)私のことはほっといて。
(鍵山)はい。
ご苦労さん。
(富樫)どけ!どけ!俺だよ。
(鍵山)状況は?
(滑川)ずっとこの状態が続いてます。
(鍵山)動機は何だ?
(滑川)分かりません。
あのう。
何だ!彼出血がひどいので止血してあげてもいいですか?余計なことするんじゃねえ。
座ってろ!はい。
(大村)静かにしてねえと誰だろうと撃つからな。
目的は何なんだ?
(泣き声)
(大村)あっ?うるせえぞ。
静かにさせろ!
(女性)やめてください!
(泣き声)
(大村)早く泣きやませろ!赤ちゃんなんだから無理に決まってんでしょ!うるせえ!ちょっ!
(銃声)
(大村)次は脅しじゃないぞ。
頭ぶち抜くからな。
座れ。
座れ!
(女性)すみません。
ありがとうございます。
いいえ。
痛え。
ああー。
あーあ。
ああ!?
(つえを突く音)
(貝塚)フフッ。
どうですか?足が自由に動かない気分は。
やっぱな。
生きてると思ったんだよな。
(貝塚)あなたへの恨みを晴らすまでは死ねませんから。
んっ!ああ。
いい光景だ。
(加奈子)もう私に構わないでください。
(鍵山)よし。
落としの達人富樫。
(稲木)えっ?落とすんですか?
(鍵山)いやいや。
そうじゃなくて。
(富樫)おう。
行ってくる。
(加奈子)来ないで!
(富樫)あんた俺と一緒だ。
俺も死にてえと思ったことあるよ。
俺さ昔貧乏でよバカにされてバカにされて。
バカにされたくなくて不良になってさ学校じゃ誰も俺に寄りつかねえ。
腐ったミカンって言われたよ。
腐ったミカンじゃねえよ!やあ!
(脱臼する音)
(富樫)外れた。
聞いたことあんな。
(鷹野)ぱくってますね。
(稲木)第2シリーズです。
(古雅)えっ!?
(古雅)彼女の心に響いてる。
(富樫)先公に腐ったミカンって言われてさ死のうと思ってたこんな俺でもよ刑事の仲間ができたんだよ。
あんたもさ生きてりゃさいいことあるよきっと。
(一同)おおー!
(鍵山)さすが富樫。
(富樫)さあさ。
さあおいで。
(富樫)さあ。
さあ。
おいで。
何か臭い。
(富樫)えっ!?何か臭い。
やだ。
何か臭い。
(富樫)俺そんなに臭いの?やだ。
何か…。
死にます!
(富樫)ちょっと待て。
ちょっと待てって!スカンクの臭いが裏目に出ることがあるのか?ああー。
前田修一を追い回した日を思い出します。
ぶざまですね。
お前。
これ一番いいスーツなんだよ。
チッ。
穴開けやがって。
フッ。
まだまだ余裕があるじゃないですか。
女々しいやつだな。
お前モテねえな。
うっ!?効かねえな。
(叫び声)
(女性)南無阿弥陀南無阿弥陀。
どうなっちゃうの…。
大丈夫ですよ。
おばあちゃん。
日本の警察は優秀なんですぐに助かります。
(女性)ありがと。
ありがとうね。
もう少しだけ頑張りましょう。
(大村)おい。
またお前か?いえ。
すいません。
私が悪いんです。
ああ。
あのう。
何だ!?お年寄りと子供だけでも解放してあげられませんかね?いえあのう。
こんだけ大人数監視するのも大変かなと思いまして。
うっせえなべらべらと。
お前何か怪しいな?えっ?何者だ?公務員です。
嘘ついてんじゃねえぞ!ホントです。
ホントです。
あのう。
この人人一倍正義感の強い公務員なんです。
(大村)お前何勝手に立ち上がってんだよ?次は殺すって言ったろうが!
(ブレーキ音)
(大村)何だ!・
(運転手)この先検問です。
くそ。
お前ら!少しでもしゃべったり変な動き見せたら殺すからな!
(鍵山)あのう。
そろそろ教えてください。
どうして死のうと思ってるんですか?皆さんには関係ありません。
(鷹野)ほら。
一度会ったらよく友達っていうじゃないですか。
もう僕ら友達っすよね?中身のない説得はやめてください。
(富樫)下がれバカ。
(稲木)分かりました。
(稲木)それでは中身のある説得をしましょう。
(加奈子)えっ?
(稲木)あなたは周囲の情報に触発されて自殺しようとしているだけである可能性があります。
ウェルテル効果というのをご存じでしょうか?自殺報道が増えるだけで自殺者が増えるという現象です。
そこから導きだすにあなたには自己がないといえます。
自分を持てばいいんです。
それでは自分とは何かを問うてみましょう。
あら?あら。
あなた私の言ってることが分からないのかな?よくそれで今まで生きてこれましたね?はっ!
(稲木)死んでしまえばいい。
(一同)なっ!?ちょっと待って。
すいません。
今の忘れてください。
(富樫)課長。
もうあれしかねえな。
(鍵山)何だ?
(鷹野)いつものくさい説教っすよ。
(鍵山)くさいって思われてたのか。
(富樫)課長。
いつものくさい感じで頼んだ。
行けほら。
(せきばらい)
(鍵山)テステス。
ご両親はこのことを知っているんですか?
(加奈子)知りません。
私を置いて旅立ちました。
(鍵山)旅立ち?
(鍵山)旅行ですか?しかしどんなに離れていたとしても娘を思わないはずはありません。
(加奈子)こんな不出来な娘のことでも思っててくれるんですか?
(鍵山)当たり前じゃないですか。
ここまで大きくなるまで育てた娘のことを大切に思わないはずはありませんよ。
何も知らないのに偉そうなこと言わないでください。
はい。
何も知りません。
だからご両親に聞きに行きゃいいんです。
そんなの聞けるはずないでしょ。
何言ってるんすか?親にとってはね幾つになってもカワイイ子供なんですよ。
もっともらしいこと言わないでください。
同じ子を持つ親として保証します。
あなたは愛されている。
あなたは必要とされている。
あなたがそこにいる。
それだけでご両親は幸せを感じているんですよ。
嘘じゃありませんよ。
き…聞いてみりゃいいんだ。
(加奈子)じゃあ聞きに行きます。
私も旅立ちます。
(鍵山)えっ?旅立つって死んだってことか!?
(富樫)その旅は片道切符だ。
分かれ。
この野郎。
(加奈子)もう死にます。
(鍵山)すいません!何も知らずにもっともらしいこと言って失礼しました。
もうやめてください。
(鍵山)あなたが死ぬのをやめるまでやめません。
寝たふりしてろ。
(大村)余計なこと言ったら撃つぞ。
お前だ。
立て。
どいてろ!来い。
瞳さん。
(大村)来るな!
(瞳)大丈夫。
(大村)そこどけ!
(瞳)んっ!?
(大村)動くなよ。
動いたら殺すぞ。
お前らも覚えとけ。
検問で怪しい行動や言葉を発したらこの女を殺すぞ!
(バイブレーターの音)んっ…。
(呼び出し音)
(貝塚)お目覚めですか?
(呼び出し音)最低な目覚めだよ。
(貝塚)フフッ。
(アナウンス)留守番電話サービスセンター…。
(貝塚)あれ?息子さんなかなかつながりませんね。
せっかく助けに来させようと思ったのに。
無駄だよ。
あいつには俺を助ける義理はない。
助けに来ますよ。
前田瞳のときだって。
俺はあいつを捨てたろ。
俺が捨てられてもイーブンだ。
また。
そう言ってかばってるんでしょ?なあ?お前が憎いのは俺だろ?早く殺せ。
殺されたい人間を殺してもつまらないんですよ。
あなたには死ぬ以上の苦しみを用意してます。
フフフ。
つまらねえ野郎だな。
修一のときみたいにしたいのか?人が大切なものを傷つけて何が楽しい?はっ。
「ナンセンス」ですね。
ハハッ。
言い方が全然違うよ。
ハハッ。
憎いから大切なものを傷つけたいんですよ。
かわいそうなやつだな。

(警察官)失礼します。
この周辺で起こった事件の容疑者が逃走しており念のため全車両を点検しています。
ご協力お願いします。
失礼します。
失礼します。
失礼します。
失礼します。
失礼します。
(警察官)失礼します。
失礼します。
失礼します。

(男性)助けてください!
(男性)バスジャックです。
バスジャック犯がいます。
後ろの席です。
一番後ろの席。
(男性)助けて!助けて!助けて!知ってますよ。
バスジャックされてるの。
(一同)えっ?はっ?何言ってんの?ちょっと。
(男性)どういうことだよ?こちらバス車両内。
異常ありません。
(ざわめき)
(警察官)では皆さんご機嫌よう。
(一同)おい!待ってくれ!助けてくれよ!おい!
(大村)うるさい!黙れ。
早くバス出せ。

(貝塚)さすがにやり過ぎましたね。
これからがお楽しみなんですけど。
全然痛くない。
ハハッ。
なぜそこまで俺や警察を恨む?うわー!?ううー!?フフフ。
お前には分からない。
お前には分からない。
うわー!?お前には分からない。
お前には分からない。
お前には!
(加奈子)もういいです。
どうせ私なんて誰からも必要とされてないんです。
(稲木)じゃあ誰にも必要とされていないと思ったきっかけがあるはずですよね?
(加奈子)恥ずかしくて話せません。
両親の期待にも背いたんです。
結婚に関することでしょうか?
(鷹野)ビンゴ!
(古雅)僕も背いてしまっているからね。
(鍵山)ならばお見合いの席を設けさせていただきます。
そのお見合いで30回も断られてきたんです。
(鍵山)ここに75回プロポーズを断られてる男がいます。
(古雅)ちょっと。
彼なんかお薦めですがいかがでしょうか?
(加奈子)タイプじゃありません。
(古雅)えっ!?
(鍵山)んなこと言ってる場合じゃねえだろ!
(稲木)拡声器入ってます。
(鍵山)おお!?一緒にお見合いがうまくいく方法を考えませんか?
(加奈子)私の全部が全部駄目なんです。
(稲木)お見合い中に粗相をしてしまったとか?マナーは一とおり勉強しました。
でも会話が弾みません。
(古雅)うっ!?あっ。
(古雅)自分が行きます。
(稲木)今タイプじゃないって言われたばっかりだろ。
振られ過ぎててちょっとのことではへこたれなくて。
(富樫)バチェラーカッコイイぞ。
(鷹野)初めて尊敬しました。
(古雅)そうかい?
(鷹野)へい!どう?
(警察官)私も尊敬しました。
(古雅)もう一声。
(一同)カッコイイと思います。
やる気スイッチ入りました。
(鷹野)ヒュー!警察内部にも通じてる人間がいる。
(瞳)いったい何者なんだろう?
(おなかの鳴る音)こんなときに。
(瞳)私もおなかすいた。
じゃあさこの事件解決したらこの前誘ってくれたお店行こうよ。
あっ。
俺。
俺おごるから。
いいよ。
うん?いいの?うん。
近づかないで。
(古雅)ご趣味は?えっ?
(古雅)ご趣味は何ですか?
(加奈子)生け花を少々。
(古雅)本当に好きなんですか?
(加奈子)えっ?僕結婚相談所の人からカッコつけるから会話が弾まないと指摘されたことがあるんです。
好きでもないのに趣味はゴルフと言ってました。
本当はアニメを見るのが好きです。
お見合いでは言えません。
僕もアニメ好きです。
お見合いの場では言えません。
何で格好つけるのが駄目なんですか?よく見られたいじゃないですか。
(古雅)僕にもよく分かりません。
でも家族になるにはよい部分ではなく悪い部分を受け入れることが大切だからじゃないんですかね?ではあなたの悪い部分を教えてください。
(加奈子)なぜそんなこと聞くんですか?
(古雅)あなたの悪い部分が僕にとっては好きな部分かもしれないからです。
(加奈子)料理がうまくなれません。
砂糖と塩を間違えます。
(古雅)べたでカワイイじゃないですか。
(加奈子)あなたの悪い部分を教えてください。
(古雅)僕はマザコンです。
時間があると母に元気か電話をします。
(加奈子)優しいじゃないですか。
家族を大切にできる人ってことですよね?
(古雅)今度よければお食事でも行きませんか?私なんかでいいんですか?
(古雅)共感できるんです。
結婚のために頑張り過ぎて空回りしちゃうところが。
苦労体験だけでも話題はつきないと思います。
僕だけのために…。
明日を生きてください。
はい。
(加奈子)あっ。
(古雅)あっ!
(鍵山)えー。
ご覧のとおりバチェラーがハートを撃ち抜いちゃいました。
瞳さん。
(瞳)何?ちょっととっても言いづらいのですが。
何?警察手帳落としちゃった。
はっ!?ちょっと。
あれ見つかったら警察ってバレちゃうじゃん。
ごめんなさい。
もう。
ちょっと。
どう?分かった。
やってみる。
あのう。
(大村)何だ!目的って何なんですか?
(大村)お前には関係ないだろ。
でもこんな大人数引き連れて何しようとしてるのか…。
(大村)何で言わなきゃいけないんだ?ぶっ殺すぞ。
はい。
(大村)おい!
(瞳)あっ。
拾いもの…。
大丈夫大丈夫ですよ。
大丈夫ですよ…。
(大村)おい!なめてんのか!
(銃声)大丈夫?
(瞳)大丈夫。
あっ。
手帳拾った。
(大村)いいかげんにしろよ。
(瞳)すいません…。
(大村)もしもし。
はい。

(鷹野)何か始まりそうな予感しますね。
(富樫)仕事中に愛を見つけちまうとは。
(稲木)俺のデータにもない展開だ。
(鍵山)恋は予測不可能ってことだな。
(一同)ヒュー!・
(業者)すいません。
刑事課に宅配便です。
(鍵山)はーい。
(鍵山)俺宛てか。
誰からだろ?
(鷹野)どうしたんすか?
(富樫)何すかこれ?
(稲木)開けてよろしいですか?
(電子音)
(アナウンス)離れないでください。
これは半径50cm以内の人間の動きを感知し離れれば爆発する爆弾です。
(一同)爆弾!?まさか!?貝塚!?
(アナウンス)また大きな声を感知した場合も爆発します。
マジかよ!
(一同)シーッ。
(鍵山)おい。
助けを呼ばなきゃまずいぞ。
(鷹野)今日に限って誰も来ないんすね。
(富樫)何でうちは爆弾ばっか届くんだよ?
(稲木)ちょっと待ってください。
これ本当に爆弾ですかね?
(一同)うん?うん?まあ確かに。
(鍵山)いたずらかもな?あっ。
刑事あるあるだ。
俺ドラマで見たことあるぞ。
勇気ある人は50cm以上離れてみましょうか。
(一同)ん…。
(鷹野)って信じてるじゃないですか。
一応な。
(富樫)大声出せねえから助け呼びに行くしかねえぞ。
でも離れちゃまずいんじゃないですか?
(稲木)あっ。
50cm以内の距離を保てばいいんじゃないですか?じゃあ爆弾を持ったまま動きゃいいのか?でもよ動かしたらどかんといっちまうんじゃねえか?よし。
試しにちょっと移動してみっか?
(鷹野)どっち?
(鍵山)勝どき方面だ。
(富樫)勝どき。
あっち。
(稲木)あっちですね。
(鍵山)いいか?同時にだぞ。
(一同)はい。
せーの。
おい!動けよ。
(富樫)課長こそ。
次は行くぞ。
(鷹野)ちょっと待ってください。
何だ?
(鷹野)心の準備が。
一番ビビってんじゃねえかよ。
(鍵山)シッ。
行くぞ。
(一同)せーの。
(鍵山)よーし。
この距離を保てば爆発しない。
少しずつ移動するぞ。
(一同)はい。
(鍵山)勝どき方面だ。
(稲木)あっちですね?
(鍵山)掛け声は1・2だ。
(一同)1・2ね。
OKっす。
せーの。
1・2。
勝どき。
1・2。
勝どき。
1・2…。
(男性)次あいつが来たとき俺が飛び掛かるからお前は拳銃を奪ってくれ。
(男性)分かった。
(男性)やられる前にやろう。
あのう。
やめといた方がいいと思いますよ。
拳銃持ってますし。
(男性)今やんなきゃこっちがやられちまう。
(男性)君も協力してくれ。
いや。
でもやっぱり警察を待った方が…。
(大村)何こそこそしゃべってんだ?またお前か。
(男性)うおー!拳銃奪え!
(銃声)
(男性)うわ!?
(銃声)
(悲鳴)
(瞳)ちょっと!大丈夫ですか?動くな!バス止めて。
皆さん逃げてください。
早く!急いで!
(瞳)早く出てください。
出て。
運転手さんも逃げて。
(運転手)逃げられません。
えっ!?そいつの爆弾のスイッチは俺が持ってる。
銃を返せ。
出たよ。
瞳さん。
ごめん!バス出して!
(運転手)あっはい。

(一同)1・2。
勝どき。
1・2。
勝どき。
1…。
(鍵山)方向転換か方向転換。
(稲木)数寄屋橋方面です。
(一同)よし。
分かった。
OKです。
はい。
せーの。
1・2。
数寄屋橋。
1・2。
数寄屋橋。
(大村)目隠ししろ。
えっ?余計なこと聞くな!理由はもうすぐ分かる。
(一同)1・2。
佃島。
1・2…。
いやぁもう!加奈子さん最高!バチェラー卒業っすかね?
(一同)シーッ。
シーッ。
助けて。
バチェラー助けて。
(古雅)どうしたんすか?何だこれ?
(3人)うわー!?
(・『ハッピーバースデートゥユー』)
(古雅)誕生日でしたよね?
(一同)ジェントルの野郎!あのう。
目隠しは?目隠し取ってもいいですか?いいですね?取ります。
取りますよじゃあ。
はい取ります。
はい。
(バイブレーターの音)もしもし。
久しぶりだね。
佐原夏輝君。
誰だ?忘れちゃったかな?君のお父さんに世話になった者ですよ。
貝塚。
(貝塚)フフッ。
余興は気に入ってもらえたかな?余興?
(貝塚)バスの反対側に行ってみて。
・翔太!翔太!
(翔太)お父さん!
(大村)大丈夫か?ごめんな。
ごめんな。
待たせて。
(翔太)怖かったよ。
(大村)もう大丈夫だ。
もう大丈夫だ。
(貝塚)バスジャック犯は頑張ってくれました。
子供のためにね。
要求は子供の解放。
(貝塚)まあそんなところです。
凶悪犯を上手に演じてもらえました。
ちなみに検問でバスに入ってきた警官は僕の友人。
運転手も言うことをよく聞いてくれました。
それにしても親というのは子供のためには何でもするんですね。
(貝塚)さあ君のお父さん島尾明村の命は君の行動に懸かっています。
電話をつないだままコスモ遊園地に来てください。
今君がいる倉庫はコスモ遊園地の近くです。
2分与えましょう。
君の足なら全速力で走れば間に合いますよ。
中央オープンテラスで待っています。
2分を超えた場合君のお父さんの命がどうなるかお分かりですよね?それでは。
用意スタート。
(貝塚)ハハハ。
危険と知りながら助けに来るなんて一緒に死ぬのも親子愛なんですかね?楽しませてくれることを期待してますよ。
親子バディ。
すいません。
通ります!
(貝塚)フフフ。
ハハハ。
すいません通ります。
警察です。

(貝塚)こちらです。
(貝塚)どうぞ。
座って。
(貝塚)いいリアクションだね。
君は僕の思うとおりに動いてくれるよね。
人質や前田瞳の解放。
何より自分だけがバスに残るという選択。
自己犠牲からなる事件解決への筋道。
うーん。
素晴らしい。
全部予測できたよ。
手に取るように分かった。
実際こうして君は僕のシナリオどおりにここにいる。
フフフ。
さあ君には最後の選択をしてもらおう。
最後の選択?ここからはシナリオがない。
もちろん君に断る権利もないよ。
これを見て。
はい。
続いてはこちら。
(貝塚)この観覧車には時限爆弾が仕掛けてあります。
このスイッチを押せばこの遊園地にいるみんなが犠牲になる。
(忍)うん!あれ乗りたい。
(功太)観覧車いいじゃん。

(貝塚)もし君が爆弾を止めに行ったら僕はこの足で島尾明村のとどめを刺しに行く。
さあ父親一人の命とここにいる数千人の命。
どっちを選ぶ?
(貝塚)息子としての使命か?刑事としての使命か?さあどっち?
(貝塚)フフッ。
フフフ。
ハハハ!2014/06/17(火) 21:00〜21:54
関西テレビ1
ビター・ブラッド〜最悪で最強の親子刑事〜 #10[字]

「絶体絶命!!」
佐藤健 渡部篤郎 忽那汐里 及川光博 高橋克実ほか

詳細情報
番組内容
 研修を終えて、東京行きのバスに乗っていた佐原夏輝(佐藤健)と前田瞳(忽那汐里)。すると、乗客のひとり、大村国男(東根作寿英)が立ち上がり、夏輝に拳銃を突きつける。大村は、悲鳴をあげる乗客たちを怒鳴りつけて黙らせた。
 同じころ、島尾明村(渡部篤郎)は警視庁人事一課の木暮竜也(西村雅彦)に呼び出されて喫茶店へ来ていた。木暮は、明村に警視庁捜査一課への栄転の話が出ていることを話し、翌日、
番組内容2
人事課へ来るように告げる。木暮と別れ、上機嫌で歩いていた明村だが、背後から鼻歌が聞こえ振り向くとそこには…。
 出動要請を受け、ビルの屋上へやってきた鍵山謙介(高橋克実)、稲木俊文(吹越満)、古雅久志(田中哲司)、富樫薫(皆川猿時)、鷹野浩次(KEIJI)。屋上では、飛び降りようとする本田加奈子(平岩紙)を滑川(古川雄輝)と竹田(敦士)が説得していた。しかし、まったく耳を貸そうとしない加奈子に、
番組内容3
鍵山班が説得に乗り出す。
 一方、バスジャックされた車中では、逃げ出そうとした乗客のひとりが足を撃たれた。怯える乗客を見た夏輝は、老人と子どもだけでも解放して欲しいと願い出るが聞き入れてもらえず…。
出演者
佐藤健 
渡部篤郎 

忽那汐里
 ・ 
吹越満 
田中哲司 
皆川猿時 
KEIJI(EXILE)
 ・ 
広瀬すず 
草村礼子
 ・ 
及川光博
 ・ 
高橋克実 

ほか
スタッフ
【原作】
雫井脩介「ビター・ブラッド」(幻冬舎文庫) 

【脚本】
小山正太 
小峯裕之 

【プロデュース】
中野利幸 

【演出】
金井紘 
谷村政樹 
長瀬国博(FILM) 

【主題歌】
Mayday「Do You Ever Shine?」(A−Sketch) 

【制作】
フジテレビドラマ制作部

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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