おはようございます。
7時になりました。
一層、緊迫の度合いが増しています。
国際テロ組織アルカイダ系の勢力が、首都からおよそ50キロにまで迫りました。
さらに、隣国シリアとの国境の町を制圧するなど、各地で攻勢を強めています。
厳しい日ざしにさらされるテント。
モスルの郊外に設けられた避難民のキャンプです。
テントの数は日に日に増えてきています。
イラク情勢の緊迫化で、これまでにイラク国内で50万人以上が避難を余儀なくされました。
イラクでは、国際テロ組織アルカイダ系の勢力が、第2の都市モスルを制圧して以降、これまでで最も首都に近づいています。
その距離50キロ。
極めて短期間での進撃でした。
過激派組織が、第2の都市モスルを制圧したのは、およそ1週間前です。
首都バグダッドからは北に350キロ離れていました。
そのモスルで過激派組織は、イラクの治安部隊が置き捨てたアメリカ製の大量の武器を手に入れて勢いづき、南下を始めます。
その後、ティクリット、さらにサマラ近郊まで迫ります。
これに対し政府軍は、ティクリット周辺の過激派組織の拠点などへの空爆を開始。
一方、過激派組織は、すでに制圧したモスルの西にあるタルアファルを制圧しました。
タルアファルは、モスルと過激派組織の活動が活発な隣国シリアを、幹線道路で結ぶ戦略上の要衝で、国境を越えてメンバーや武器などが行き来している拠点です。
過激派組織はその後も首都に向けて進撃を続け、バグダッドの北50キロにある都市バクバまで迫りました。
さらに隣国シリアとの国境の町も制圧するなど、各地で攻勢を強めています。
では、モスルから80キロ離れたアルビルには島崎記者がいます。
島崎さん、まず、そちらの最新の状況を伝えてください。
過激派が制圧したモスルなどから、連日、大勢の市民が避難してきています。
モスルの郊外では、避難民のためのキャンプが作られていまして、およそ1500人がテントに身を寄せています。
国連や国際的なNGOが支援を本格化させましたけれども、キャンプの周辺では、夕方でも気温は40度を超えます。
厳しい環境のもとで、全く帰るメドが立たない状況に、人々は不安を募らせています。
過激派勢力が首都に迫る中で、マリキ政権はどう対応しているんでしょうか。
まずは首都バグダッドの北の戦闘の最前線に、イラク軍や義勇兵を大量に送り込み、過激派勢力を撃退しようとしています。
またバグダッドの防衛を強化して、自爆攻撃をも辞さない過激派勢力が、首都に攻め込んでくるような最悪の事態を避けようとしています。
一方、軍事作戦と並行しまして、マリキ政権は、過激派と同じ宗派である、イスラム教スンニ派の政治勢力との間で、対立の解消を模索するものと見られます。
これはアメリカが軍事的な関与を検討する一方で、シーア派中心のマリキ政権に対しまして、宗派間の融和に向けた取り組みを強く求めているためです。
しかしこのまま戦闘が長引くということになりますと、互いの不信感が一段と強まり、国内の宗派対立は逆に激しくなることも予想されます。
アメリカが関与してもしなくても、マリキ政権にとっては、事態を短期間で沈静化させるのは、極めて難しい状況となっています。
世界有数の産油国、イラク。
情勢の緊迫化は、原油相場にも跳ね返っています。
真っ赤に燃え上がる炎。
イラク最大の製油施設がある北部のベイジでは、過激派組織が治安部隊と激しく衝突しました。
イラク最大級の油田があるキルクークにも迫り、地元の民兵組織が防衛に当たっています。
こうしたイラク情勢の悪化で、ニューヨークやロンドンの原油市場では、原油供給への懸念から急速に値上がりし、原油の先物価格は、今週もおよそ9か月ぶりの高値水準が続いています。
今後、イラクでの混乱が長期化したり、南部の大規模な油田にまで影響が広がったりした場合、原油価格はさらに上昇すると見られています。
イラク戦争のあと、3年前まで軍を駐留させて、イラクの国造りを担ったアメリカ。
今回はどう対応するのか。
アメリカは16日、イラクの隣国で敵対しているイランと会談。
核開発問題以外で交渉を行うのは異例で、両国の共通の脅威である過激派組織への対応に、どこまで協力できるか模索していると見られます。
一方、ホワイトハウスは、オバマ大統領が18日に、アメリカ議会の上下両院の与野党の幹部と会談し、イラク情勢を巡って意見を交わすことを明らかにしました。
野党・共和党の中からは、2011年にオバマ大統領がイラクからアメリカ軍を完全に撤退させたことを批判する意見が出ているほか、過激派組織に対し、無人機による軍事的な行動に踏み切るよう求める声もあることも踏まえ、イラクの政府軍への支援策などについて協議するものと見られます。
次です。
集団的自衛権の行使容認を巡り、今の国会の会期中に、政府が憲法解釈を変更する閣議決定を行うのは困難な情勢です。
政府・自民党は、いつまでも合意を先延ばしすることはできないとして、公明党の理解も得て、遅くとも来月上旬までの閣議決定を目指したいとしています。
政府はきのうの与党協議で、集団的自衛権の行使容認のために憲法解釈を変更する閣議決定の文案の概要を示しましたが、公明党は、まだ党内で議論していないとして、具体的な議論は、あさってに予定されている次回の協議以降に持ち越されました。
安倍総理大臣が目指す、今月22日までの今の国会の会期中に閣議決定を行うことは困難な情勢です。
これを受けて政府・自民党は、いつまでも協議を続け、合意を先延ばしすることはできないとして、一定の期限を区切りたい考えで、自民党の石破幹事長はきのう、公明党の井上幹事長にこうした意向を伝えました。
政府・自民党としては、遅くとも安倍総理大臣がオーストラリアなどへの訪問に出発する来月上旬までの閣議決定を目指したい考えです。
また、閣議決定の文案の柱となっている、高村副総裁が示した新たな自衛権発動の3要件について、文言の一部修正を含めて柔軟に対応することで、公明党の理解を得たいとしています。
これに対し、公明党執行部の一部には、結論の先送りを図っていると受け止められるのは、自民党との信頼関係を揺るがしかねないとして、来月5日に予定されている党の全国代表者会議の前までには、結論を出すべきだという意見があります。
その一方で、きのうの公明党の会合でも、新たな3要件の修正を求める意見が相次ぐなど、党内の反発は根強く、現時点では具体的な日程を協議する段階にないという声も出ていて、期限を区切ることを巡って、自民、公明両党間で駆け引きが繰り広げられることも予想されます。
次は、北朝鮮が拉致被害者などの全面的な調査を行う特別調査委員会についてです。
政府は近く、北朝鮮から、組織やメンバーなどが示されると見ていて、あらゆる機関を対象に調査を行う、強い権限や能力を備えているかなどを、慎重に見極めることにしています。
先月の日本と北朝鮮の政府間協議で、北朝鮮側は拉致被害者を含む日本人行方不明者の全面的な調査を行うと約束し、3週間程度で、特別の権限を与えられた特別調査委員会を立ち上げるとしています。
政府は、今週で協議から3週間となることから、近く北朝鮮から委員会の組織やメンバーなどが示されると見ていて、改めて政府間協議の場で説明を受けることも含め、北朝鮮側と調整しています。
そして具体的な調査が始まったことが確認されれば、日本が独自に行っている人の往来の規制など、3項目の制裁措置の解除を同時に行う方向で検討しています。
ただ政府は、北朝鮮側は過去の調査が不十分だった理由として、拉致問題には特殊な機関が関わっているので調査が難しいと、言い訳してきた経緯があるとしていて、北朝鮮側から説明を受ける際に、組織の実効性を詳しく分析する方針です。
具体的には、北朝鮮国内のあらゆる機関を対象に調査を行う強い権限や能力を備えているかや、北朝鮮の秘密警察に当たる国家安全保衛部の責任者がメンバーに加わるなど、キム・ジョンウン第1書記の直属の組織になっているかなどを、慎重に見極めることにしています。
次は、福岡県筑後市でリサイクルショップの経営者夫婦が、従業員の男性を殺害したとして逮捕された事件です。
夫婦の周辺で行方不明になっている複数の人について、夫が調べに対して、数人の遺体を実家の庭にいったん埋めたあと、川に遺棄したと供述していることが、警察への取材で分かりました。
警察は、行方不明からかなりの時間がたっていることなどから、慎重に関連を捜査することにしています。
福岡県筑後市のリサイクルショップ経営、中尾伸也容疑者と、妻の知佐容疑者は、10年前の平成16年、店で働いていた日高崇さんに暴行を加えて殺害したとして、殺人の疑いで逮捕されました。
弁護士によりますと、夫の中尾容疑者は、殺すつもりはなかったと殺意を否認しているということです。
これまでの調べによりますと、日高さんの遺体は、夫の中尾容疑者の実家の庭に遺棄されたと見られ、骨の一部が見つかっています。
夫婦の周辺では、ほかにも従業員や小さな子どもを含む親族など、複数の人が行方不明になっていますが、このうち数人について、中尾容疑者は、すでに死亡し、遺体を実家の庭に埋めたと供述していることが、警察への取材で分かりました。
その上で、その後、庭を掘り返して、骨は近くの川に遺棄したと供述しているということです。
警察は、実家の庭や川で採取した試料などを詳しく分析するとともに、いずれも行方不明からかなりの時間がたっていることなどから、慎重に関連を捜査することにしています。
スポーツ、西堀アナウンサーです。
おはようございます。
ワールドカップは6日目に入りました。
さあまずは、第2戦のギリシャ戦を2日後に控えた日本代表の最新情報です。
試合会場へ移動する前に、キャンプ地、イトゥで最後の練習をしました。
この日の練習も、報道陣に公開されたのは冒頭の15分間だけ。
初戦は相手の攻撃に押され、運動量が落ちたことが課題として残りました。
日本代表が目指す攻撃的なサッカーには、コンディションを高めることが必要となります。
負ければ1次リーグ敗退の可能性があるギリシャ戦。
日本代表がこの4年間積み上げてきた攻撃的なサッカーの真価が試されます。
日本代表、初戦は先制点を取ったことで、逆に守りを意識し過ぎたのが、敗因の一つとなりました。
高い位置でプレッシャーをかけられず、持ち味とする素早い攻撃につなげられませんでした。
ギリシャ戦で鍵を握るのは、やはり本田選手です。
日本代表が目指す攻撃的なサッカー。
その中心にいる本田選手は、窮地に追い込まれた今も、悲観することはないと、前だけを向いていました。
本田選手は第2戦でも、自分が攻撃を引っ張って、ゴールを奪うことに自信を持っています。
第2戦の相手、ギリシャの中心選手は、1メートル92センチの長身フォワード、サマラス選手。
日本を上回る高さを生かした攻撃をどう封じるか、そしてギリシャが得意とする堅い守りをどう突き崩すかがポイントとなります。
次のギリシャ戦は、初戦で敗れた悔しさを力に変えて、日本代表がもう一度、自分たちのサッカーを取り戻す戦いとなります。
本田選手の表情を見ますと、何かふっきれたような感じもありましたね。
窮地に追い込まれたときというのは、切り替えや開き直りも必要なんでしょうね。
日本代表の攻撃的なサッカーをぜひ見せてほしいと思います。
その日本の第2戦が行われる、ブラジル北東部のナタルには、日本人サポーターが到着し始めています。
今回のワールドカップに合わせて、先月開港したばかりのナタルの空港。
日本人のサポーターたちが、初戦が行われたレシフェやサンパウロから、次々と到着し始めています。
一方、空港には、日本大使館が臨時の相談窓口を設けていて、滞在の際の注意点などをまとめたチラシを配っていました。
では、大会6日目、先ほど行われた試合について、ここからはお伝えしていきます。
まずグループAは、ほかのグループに先駆けて、第2戦が始まりました。
初戦で勝ったブラジルとメキシコ、ともに勝ち点3を挙げていますが、この2チームが対戦しました。
勝てば1次リーグ突破に大きく近づきます。
エース、ネイマールを中心に、初戦で3得点のブラジル。
メキシコは1点を守り切って競り勝ちました。
前半はブラジルのペース。
26分、ゴール前のネイマールへ。
ネイマールだ、ヘディング!
ゴールキーパーのオチョアが、いい反応を見せました。
さらに44分、ネイマールのフリーキック。
前に落とした。
こぼれている。
シュート!
ここも、オチョアに防がれます。
後半にもフリーキックを得たブラジル。
ネイマール、狙ってきた。
ネイマールのシュートは僅かに枠を外れます。
このあともオチョアがブラジルの前に立ちはだかります。
23分。
ネイマールのこのシュート。
メキシコのオチョア、これで3回目のきょう、スーパーセーブです。
さらに41分。
近いサイド、入ってきた!よく防いだ!
間に合いますよ。
こぼれている、これも防いだ!
ブラジルは枠に行ったシュート8本をことごとく阻まれ、無得点。
第2戦は引き分けに終わりました。
観客席、真っ黄色で、圧倒的な声援の中でも、1点を取るのって、難しいんですね、なかなか。
そしてメキシコのキーパー、オチョア選手、もう覚えましたよ。
すごいですね。
好セーブを連発した、ブラジルに得点を許さなかったメキシコのゴールキーパー、オチョア選手なんですが、地元で戦うブラジル相手に、非常に厳しい試合だった。
引き分けたことはメキシコにとって大きな一歩となったと、開催国ブラジルを相手に、勝ち点1を挙げた試合を、このように振り返っていました。
両チーム引き分けのため、勝ち点1を加えて、順位はご覧のようになりました。
ブラジル、メキシコは共に最終戦で、決勝トーナメント進出を目指すことになります。
さあでは、続いては初戦を迎えたグループHです。
3大会ぶりの出場となるベルギーと、前回大会は無得点だったアルジェリアが対戦しました。
ヨーロッパ予選は無敗のベルギー。
アルジェリアは初めての1次リーグ突破を目指します。
前半23分のアルジェリア。
フェグリが倒され、ペナルティーキックを得ます。
みずから決めました。
アルジェリアにとっては28年ぶりのゴールで先制します。
後半のベルギー、身長1メートル94センチのフェライニを投入し、打開を図ります。
クロスボールが来て、フェライニが待っている!
フェライニにボールを集め、ゴールに迫ります。
投入から5分後、そのフェライニへ。
フェライニ決めた、追いついた!
選手起用が的中し、ベルギーが追いつきます。
さらに10分後。
カウンターに入る、アザールがいいボールの受け方をした、右から1人、メルテンスも待っている。
どちらを使うか?キーパーと1対1!勝ち越しました、ベルギー、逆転!
決めたのは途中出場のメルテンスでした。
積極的な采配に選手が応えたベルギー。
3大会ぶりの勝利を手にしました。
フェライニ選手は、髪形入れると2メーター超すらしいですね。
そうですね。
このほか、グループHのもう1試合、ロシア対韓国の試合、このあと行われまして、出場全32チームが、初戦は戦いを終えることになります。
ここまでワールドカップについてお伝えしました。
では次です。
ヒマラヤの王国ブータン。
きのう、農業の近代化に貢献したある日本人の功績を紹介する資料館がオープンしました。
経済成長よりも、国民が幸せと感じる度合い、幸福度を重視する政策を取ってきたブータン。
親日の国としても知られています。
そのブータンで、日本がODA・政府開発援助を始めて50年になることを記念して、資料館がオープンしました。
日本人農業指導者、西岡京治さんの功績を紹介しています。
西岡さんが赴任した当時、ブータンは食糧難に苦しんでいました。
西岡さんは、山間部の厳しい環境でも育つように品種改良を重ね、農業の機械化にも取り組み、食糧の増産に大きな成果を上げました。
資料館には、西岡さんがブータンで亡くなるまでの間に残した膨大な資料や、日本から取り寄せた農業機械などが展示されています。
その功績をたたえ、外国人では唯一、ブータン国王から最も優れた人という称号も贈られました。
西岡さんの指導を、5年にわたって受けた、チェテム・ワンチェンさんです。
今は農家の人たちの指導に当たっています。
当時、文字の読めない人が多かったブータン。
どうやって肥料の作り方などを教えればよいのか、悩むチェテムさんに、西岡さんは絵を使うようにアドバイスしたといいます。
常に農家の人たちのことを考えていたという西岡さん。
その思いは、ブータンの人々にしっかりと根づいています。
さて続いては、いよいよ、この力が必要になってきそうです。
6年後に東京で開かれるオリンピック・パラリンピック。
2020年、国は海外からの旅行者の数を、今の2倍に増やそうという計画を打ち出しています。
子どもからお年寄りまで、英語を学ぼうという機運が高まっています。
確かにこのところ、日本を訪れる外国の方、増えていますが、さあ皆さん、道を尋ねられたら、とっさに英語で答えられますでしょうか?
ことばに詰まって、ふんふん、ふん!ってなっちゃうかもしれませんね。
アクションでね。
英語といいますと、中学、高校と勉強してきましたが、話すことって、教わってないんですよね。
そうなんですよ。
そういう方、多いと思うんですよね。
ちょっとこちらをご覧ください。
英語の力には、聞く、話す、読む、書くがありますが、日本の学校では、この読む、書くを重視した教育が行われてきました。
そうした中で国は、この話すと聞くに力を入れて、実践的な英語が身につく教育に転換しようとしているんです。
千葉県の公立高校です。
実践的な英語を身につけるため、去年から全国すべての高校で、英語の授業は原則、英語で行われるようになっています。
生徒は積極的に英語で話すことが求められます。
2年生の三上菜々子さんです。
将来は海外で医療関係の仕事をしたいと考えています。
ところが、授業が始まる前の朝7時半。
日本語で英文法の補習が毎日のように行われています。
その理由の一つは、大学入試です。
大手通信教育会社の調査では、一般入試の英語は、読むと書くが合わせて98%を占めています。
一方で、聞く力を問うものは2%。
話す力に至っては0%と、授業とは大きな差があるのです。
来年度、大学入試を控えている三上さんも、欠かさず補習に出席しています。
英語の授業と大学入試のギャップ。
国は話す力を問う入試に転換しようと、検討を始めています。
鍵とされているのは、外部試験の活用です。
話す力を測るには、一人一人の発音や、内容を評価しなければなりません。
しかし大学によっては、受験生が数万人に上るところもあり、自力でそうした試験を行うのは難しいのが実情です。
そこで、すでにノウハウを持つ、外部の団体の試験を活用しようというのです。
その試験の成績を大学に提出することで合否を判定。
複数回受けられるようにして、生徒のチャンスを増やすことが検討されています。
国の議論に先駆けて、早くも来年から、外部試験を活用しようという動きが広がっています。
英検を運営する団体では、大学入試向けの試験をことし新たに始めることにしています。
50年間培ってきた面接方式を生かして、生の会話で話す力を測るといいます。
今月、東京で開かれた説明会には、高校生や教員200人が参加。
上智大学などが導入を検討していることもあって、希望者が殺到しました。
一方、高校生向けの英語テストを普及させてきたベネッセも、新たな試験を開発。
営業マンが全国の大学を回って、入試での活用を働きかけています。
この日訪れたのは、青山学院大学です。
この会社の試験の特徴は、コンピューターを使って英語の解答を録音し、国内外のネイティブスピーカーが評価することです。
この大学では、来年新設する学部の推薦入試で、この試験を導入することを決めました。
都市部の大学を中心に検討が進む外部試験の活用。
地方の高校からは、戸惑いの声も上がっています。
新潟県の公立高校です。
ここでは英語教育に力を入れています。
話す力を測る入試は歓迎していますが、先生たちは、地方の高校生が不利になるのではないかと、心配しています。
外部試験は入試とは別に受験料が必要で、受験会場は都市部に集中しているからです。
国際社会で通用する英語を身につけようと、変化を迫られる大学入試。
教育現場からは、期待と不安が寄せられています。
世の中に出てからも役立つという、実践的な英語を身につけるという視点で大学入試の在り方を考えてほしいですよね。
本当にそうですね。
文部科学省の有識者会議では、聞く、話す、読む、書くの4つの力を測る入試に変えていこうと、ことしの夏をメドに意見をまとめることにしています。
さて、私たちが服を買うときに試着をしますよね。
その試着が大きく変わろうとしています。
インターネット通販で洋服を買う人が増える中、ファッションブランドでは、自分たちの商品を選んでもらおうと、さまざまな試着のアイデアで客を引きつけようとしています。
きのう、東京・池袋で開かれた大手ファッションブランドのイベント。
お披露目されたのが、バーチャル試着室です。
モニター画面の前に立って、好きな服を選ぶだけで、試着を楽しむことができます。
最新の3D技術が使われていて、動きに合わせた、すその揺れも表現します。
人通りの多い僅かなスペースにも設置でき、気に入った商品を、その場ですぐにインターネット注文できる機能もついています。
試着して選ぶ楽しさと、ネット通販の手軽さを兼ね備えた新たな形を提案しています。
こうした取り組みの背景になっているのが、ネット通販の急成長です。
この大手ネット通販会社では、ことし3月、朝注文した服が夜届く即日配送のサービスを始めました。
ユーザーが投稿したコーディネートを紹介するアプリも好評で、商品取り扱い高は、およそ1000億円と、5年前の5倍に増えています。
勢いに乗るネット通販に対抗しようと、店舗側も思い切った手段に打って出ました。
東京・渋谷のチェーン店が新たに考えたのは、試着したまま外出できるサービスです。
名前と連絡先を店に伝えれば、シャツやスカートなど3点まで、試着したまま、外に出かけることができます。
こちらの女性たちも、上下とも商品を身に着け、店外に出ることにしました。
目指した先は、ほかの店。
実際に街を歩いて、着心地を確認できるうえ、ほかの店の商品を見ながらコーディネートも選べます。
この試着サービス、今月いっぱい、試験的に行い、ほかの店にも導入するか、検討することにしています。
ネット通販が拡大を続ける中、客のニーズを取り込むための競争が加速しています。
この試着していた服って、どうなるんですかね。
気になりますよね。
試着した服はマネキンなどに着せて、売り物にはしないということなんです。
まあ売り物にはならないんですが、それでも店では、この取り組みで実際にお客さんが増えるメリットのほうが大きいと考えているということです。
進化していますよね。
ここまで、大きく変わる試着についてお伝えしました。
次です。
政府は、新たな成長戦略の一環として、自動車の走行情報や修理の履歴など、車に関するビッグデータの活用を進めています。
その具体策を取りまとめ、2020年までの実用化を目指すことになりました。
自動車に関するビッグデータは、車の位置情報を集めて、災害の際の避難誘導などに役立てられていますが、政府は、成長戦略の一環として、新たな活用方法を検討し、その具体策を取りまとめました。
それによりますと、アクセルやブレーキの踏み具合などのデータをもとに、安全運転をすれば自動車保険の保険料を安くする、安全運転促進保険を新たに導入するとしています。
また国が保有する車検のデータと、民間の整備工場での点検や修理の記録を一元化し、故障しにくく、安全性の高い新車の開発につなげるほか、中古車の過去の修理や、事故などの履歴をたどれるトレーサビリティー制度も新たに設ける方針です。
その一方で、こうしたビッグデータは個人情報にもつながることから、政府は、情報の取り扱いに関するガイドラインを作ることにしています。
政府は、こうした具体策をきょう公表することにしていて、自動車メーカーなどの関連企業と連携し、2020年までの実用化を目指すことにしています。
続いて気象情報です。
東京・渋谷、けさはどんな様子でしょうか。
渡辺さん。
けさの渋谷の気温は23度と高めなんですが、このあと、ほとんど気温、上がらない見込みです。
ですから、きのうよりも涼しくなる所が多くなりそうなんですね。
きのうはもう、ムシムシと暑かったですからね、ちょっときょうはほっとできるかもしれません。
さあ、そして上空は曇り空ですね。
このあと雨の範囲がだんだんと広がっていきます。
今後の雨の見通しなど含めて、詳しくお伝えします。
まずは天気図からご覧ください。
九州付近には今、2つの低気圧があり、一つはきょう未明に台風から変わった温帯低気圧です。
今、西日本中心に雨が降っていて、特に奄美では、昼前まで激しい雨にご注意ください。
そしてこの低気圧は、このあと東へ進んで、雨の範囲も東へ移ります。
特に低気圧が近づく伊豆諸島は、強い風や高波にも注意してください。
では今後の雨の見通しです。
動かして見ていきましょう。
このあと沖縄や、西日本から東海の太平洋側も濃い青の表示で、ところどころ、本降りとなりそうです。
ただ、今夜には雨のピーク、越えてくる所が多くなりそうです。
それではきょうの全国の予報です。
けさお伝えしているニュースです。
激しい戦闘が首都に迫り、緊迫しています。
イラクでは、アルカイダの流れをくむイスラム過激派組織が、制圧した第2の都市モスルを拠点に南下していて、首都バグダッドの北およそ50キロまで迫っています。
過激派組織は、隣国シリアとモスルを結ぶ要衝の町タルアファルを支配下に置いたのに続いて、17日には西部の国境の町カイムも制圧しました。
これに対して政府軍は、タルアファルなどの奪還を目指して、陸と空から攻撃を続け、各地で激しい戦闘が続いています。
2014/06/18(水) 07:00〜07:45
NHK総合1・神戸
NHKニュース おはよう日本[字]
▽戦闘激化するイラク情勢、現地からの生中継で。▽サッカーW杯、2戦目に向けた日本、最新の動きをたっぷりと。▽「英語ぺらぺらになれる?」新たな英語教育・現場の模索
詳細情報
番組内容
▽戦闘激化するイラク情勢、現地からの生中継で。▽サッカーW杯、2戦目に向けた日本。選手・サポーターの最新の動きをたっぷりと。▽「英語を話せる日本人に!」グローバル人材を育てようと、日本の英語教育が変わろうとしています。「読み・書き」偏重を見直し「話す・聞く」もバランスよく教えようというのです。大きく変わる学校の姿と大学受験のあり方をリポートで。※check!エンタメはお休みします。ご了承ください。
出演者
【キャスター】阿部渉,鈴木奈穂子,【スポーツキャスター】西堀裕美,【気象キャスター】渡辺蘭
ジャンル :
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スポーツ – スポーツニュース
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