番組ホームページではこれまでに放送した「未来への芽」の動画を配信中。
(テーマ音楽)古代ローマの時代から交通の要衝として栄えた街。
かの有名な恋物語の舞台にもなりました。
イタリア北部のベローナ南北の道と東西の道が交差する場所にあり古くから栄えてきました。
巨大な円形闘技場は古代ローマ時代のものです。
この高い塔は12世紀都市国家として繁栄していた頃に建てられました。
塔が立つエルベ広場は時代ごとにさまざまな文化が花開いたベローナの街を象徴する空間です。
こちらの壁のフレスコ画は16世紀ベネチアの支配下にあった時代に描かれました。
そんなベローナの街で観光客が殺到する場所があります。
入り口の壁ははり紙でいっぱい。
何やらメッセージが書かれてますね。
どの紙にもハートのマーク。
実はここは通称ジュリエットの家。
悲恋の物語「ロミオとジュリエット」の舞台といわれているのです。
皆さんジュリエット像の胸を触っています。
「こうするとすてきな恋に巡り合える」という言い伝えがあるんだとか。
ベローナはなぜ悲恋の物語の舞台となったのでしょうか。
建築家のサンドロ・アベザーニさんと共に街の歴史をたどりましょう。
(アベザーニ)これはカステルベッキオという城さいです。
城だけでなく橋までもが要さい化されています。
完全に防御を固めるためです。
当時イタリアでは中小の都市国家が2つの勢力に分かれ激しく戦っていました。
十字架で示すローマ教皇庁の陣営には赤いシール。
もう一つ皇帝がトップにいた神聖ローマ帝国の陣営には青いシールをはります。
ベローナはというと…アベザーニさん赤と青の両方のシールをつけました。
ベローナでは教皇派と皇帝派2つの勢力が併存していました。
ベローナは街道が交差する十字路にありどちらの勢力もここを通らなければなりませんでした。
街にはそれぞれの陣営につく家があらわれ対立し合っていたのです。
ベローナの街を見渡すと壁が王冠のような形をしている建物が幾つもあります。
これはその家が神聖ローマ帝国の皇帝派である証しでした。
ベローナの街でロミオの家のモデルとされている建物です。
壁の上の部分は…王冠の形つまり皇帝派です。
対するジュリエットの家は教皇派だったといわれています。
悲しい恋の物語はさまざまな人と文化が行き交う街ベローナだからこそ生まれたドラマだったんですね。
2014/06/18(水) 11:25〜11:30
NHK総合1・神戸
シリーズ世界遺産100「ベローナ市街〜イタリア〜」[字]
ロミオとジュリエットの舞台 ▽文化遺産 【語り】松平定知 【テーマ音楽】久石譲
詳細情報
番組内容
ロミオとジュリエットの舞台 ▽文化遺産 【語り】松平定知 【テーマ音楽】久石譲
出演者
【語り】松平定知
音楽
【テーマ音楽】久石譲
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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