(英治)花子さん。
(はな)はい…。
よかったら今夜歓迎会やり直しませんか?
(三田)逢い引きか。
生まれて初めての逢い引きのお誘いに心拍数が上がるはなでしたが…。
(醍醐)はなさん。
今日村岡さんと歓迎会やり直すんですって?え…。
三田さんから聞いたの。
私もご一緒してよろしくって?ええ!もちろん。
本当に?うん!・「これからはじまる」・「あなたの物語」・「ずっと長く道は続くよ」・「虹色の雨降り注げば」・「空は高鳴る」・「眩しい笑顔の奥に」・「悲しい音がする」・「寄りそって今があって」・「こんなにも愛おしい」・「手を繋げば温かいこと」・「嫌いになれば一人になってくこと」・「ひとつひとつがあなたになる」・「道は続くよ」ちょっと早く来過ぎたわね。
あのねはなさん。
私好きになっちゃったみたいなの。
えっ?よく当たる占い師さんに見てもらったの。
それによると私の運命の人は以前から知っていて最近急に身近になった男性なんですって。
それならあの方しかいないわ。
あの方って?村岡英治さんよ。
てっ!村岡印刷さん!?ごめんなさい…。
新しい雑誌の打ち合わせで最近会う機会が増えたし村岡さんなら編集者の仕事にも理解があるし結婚したらとてもうまくいくと思うの。
そんな先の事まで考えてるの…。
はなさん!応援して下さるわよね?え…ああ…。
(ドアベル)
(女給)いらっしゃいませ。
(かよ)いらっしゃいませ。
どうも。
ゆうべは姉が失礼しました。
いえ。
今日は弟を連れてきました。
兄さんが会わせたい女性って…。
初めまして。
お目にかかれてうれしいです。
てっ!?「てっ」?やめてくれちゃ…。
「やめてくれちゃ」?なんて不思議な響きだ…。
アメージング!かよさんすいません。
驚かれたでしょう?弟はイギリスから帰国したばかりでいろいろ変なんです。
かよさんとおっしゃるんですか?はあ…。
郁弥。
お前に会わせたいのはかよさんのお姉さんの方だよ。
ん?
(ため息)あっ姉たちもう来てますよ。
村岡さんごきげんよう。
醍醐さんも来られてたんですね。
ご迷惑でしたか?いえいえ大勢の方が楽しいですよ。
何だ。
初めから逢い引きじゃなかったみたいですね。
私の両親もしばらくロンドンにいたんですよ。
へえ〜。
郁弥さんは留学でロンドンへ?はい。
最新の印刷術を勉強しに。
英語は少しはしゃべれるようになったのか?まあね!英語が堪能で翻訳の才能はすばらしいと。
そうなんだよ。
彼女の翻訳はバカが読んでも分かる。
またバカって…。
兄さんは褒めてるつもりでもその言い方じゃ誤解されるよ。
村岡さんって本当に面白い方ですわ。
あっお二人とも村岡さんでややこしいですわね。
英治さんとお呼びしてもよろしくて?どうぞ。
てっ…。
お姉やんが英語しゃべってるの初めて聞きました。
弟を連れてきたかいがありました。
ずっと英語から離れていたと伺ったので思い出してほしくて。
えっ。
英治さんってお優しいのね。
お姉やん。
英語もっとこぴっとしゃべってくれちゃ。
ああ…。
「こぴっと」。
なんてミステリアスなんだ!あっかよさん。
今7時27分ですがお仕事は何時ごろ終わりますか?はっ?
(英治)弟はロンドンで買ってきたあの腕時計が自慢なんです。
お仕事が終わったらどこかで会えませんか?
(英治)郁弥!ここはそういうカフェーじゃないのでお店の外でお客様と逢い引きはしません。
ほかにご注文は?あ…いえ…。
なければ失礼します。
そうだ。
本持ってきたんだろ?うん。
わあ…。
すてき!ロンドンの書店で書棚を見ていると端から端まで全部日本に持って帰りたくなるんですよ。
こんなに美しい本が並んでるなんて…。
「ThePrinceandthePauper」。
あの…読んでもいいですか?もちろんです。
(郁弥)本気に入りましたか?あっええ!差し上げますよ。
とんでもない!こんな高価な物。
正直僕の英語力では歯が立たないんです。
あなたのような人に持っててもらった方が本も喜びます。
そうよはなさん!ありがとうございます。
あの…どなたかこの単語分かりますか?はなさんが分からないんじゃ分かる訳ないわね…。
確かに…。
気になる…。
帰ります。
(英治)えっ?皆さんはどうぞそのまま気にせず。
ごめんなさい!ごきげんよう!えっ?あっ…。
はなさんは昔から分からない英語の単語があるとああなるんです。
きっと英語の辞書を引きに帰ったずら。
perplexity…perplexity…。
perplexity…。
perplexity…perplexity…。
あった!当惑混乱難問か〜!おはようございます!おはよう。
おはよう。
編集長。
新しい雑誌の企画募集してましたよね?
(梶原)何か面白いものでもあった?はい。
これです。
英文じゃないかこれ。
それを日本語に訳して連載にしたらどうでしょうか?翻訳物か。
はい。
私に翻訳させて下さい!えっ?
(三田)日本にいい小説家が大勢いるのにわざわざ海外のものを取り上げる事もないでしょう。
そうだな…。
でしたら私が翻訳したものを読んでから判断なさって下さい。
まあすてきな本!編集長。
私その本読んでみたいです。
日本語で読めたらいいのにな〜。
編集長!やらせて下さい!お願いします!分かった。
そこまで言うなら。
はい!ありがとうございます!はなさん!
(小声で)醍醐さんありがとう。
頑張って。
ええ。
(はなが英文を読む声)
(かよ)う…うん…。
宇田川先生。
もう一度だけお話を聞いて頂けませんか?
(宇田川)あなたの顔見たくないって言ってるでしょ。
そうおっしゃらず。
私でできる事なら何でもしますから。
お願いします。
戻りました。
はなさん。
どうだった?・安東君出て。
はい。
・もしもし聡文堂でございます。
・
(電話交換手)福岡からお電話です。
おつなぎします。
はい。
・
(蓮子)そちらに安東はなさんはいらっしゃいますか?え…安東は私ですがどちら様でしょうか?もしもしはなちゃん?私よ。
ごきげんよう!てっ!蓮様!?ごきげんよう。
さようなら。
2014/06/18(水) 12:45〜13:00
NHK総合1・神戸
連続テレビ小説 花子とアン(69)「銀座のカフェーで会いましょう」[解][字][デ][再]
英治(鈴木亮平)と“人生初の逢引き”を約束したはな(吉高由里子)。ところが話を聞いた醍醐(高梨臨)から自分も行っていいかと聞かれ、はなは思わずうなずいてしまう…
詳細情報
番組内容
英治(鈴木亮平)と約束し、“人生初のあい引き”にそわそわするはな(吉高由里子)。ところが話を聞いた醍醐(高梨臨)から自分も行っていいかと聞かれ、その勢いにはなはうなずいてしまう。カフェーで醍醐から英治への恋心を打ち明けられ、返答に困るはな。そこへ英治が弟の郁弥(町田啓太)を連れてくる。英治に郁弥を紹介されたはなは、そもそも“あい引き”でなかったことに肩透かしを食らうが、郁弥は一冊の本を取り出し…
出演者
【出演】吉高由里子,仲間由紀恵,黒木華,高梨臨,鈴木亮平,藤本隆宏,町田啓太,山田真歩,中原丈雄,【語り】美輪明宏
原作・脚本
【原案】村岡恵理,【脚本】中園ミホ
音楽
【音楽】梶浦由記
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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日本語(解説)
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