…という事だ。
(関口)水金地火木土天海冥って覚えちゃったからさこうすると土天海…ううっ!ってなるんだなぁ。
何で外れちゃったのかい君は。
隊長お茶が入ったから一休みしませんか?は…。
ん?「冥王星」。
何でそんなの持ってるんですか?おまけに眉間にしわ寄ってますよしわ。
取って下さい。
しわ…。
それもいいんだけどさ。
かっきー知らないのね?何をですか?この冥王星っていうのが太陽系の惑星の仲間だったって事をですよ。
ん!?冥王星が惑星の仲間ですか?そう。
隊長が高校生だったころはねこの冥王星も立派な太陽系の惑星の一つに数えられてたのよ。
だから今と違って太陽系の惑星の数は9個って覚えてたの。
へぇ〜8個じゃなくて9個だったんですか。
ええ。
あれっ?だけどこの冥王星が太陽系の惑星から外れたのってそんな昔じゃないよ。
確か2006年ぐらい。
かっきー高校生ぐらいじゃないの?そうかも。
記憶にない?ない。
ちゃんと勉強してた?ほどほどに。
ほどほどなんだろうな〜。
まあいいですけど。
今日のテーマはですね「太陽系の広がりと地球」です。
まずはこの冥王星が太陽系の惑星じゃなくなった時の話から始めます。
ではこの冥王星が太陽系の惑星じゃなくなった時の話なんだけどもその前に今日のキーワードからね。
はいお願いします。
はい。
そして…。
これって冥王星が太陽系の惑星じゃなくなった話とこのキーワードは何か関係があるんですかね?もちろんございますですよ。
これを見て下さいね。
そんな昔じゃないんですね。
そうなのよ。
で冥王星はそれからず〜っと太陽系の第9番目の惑星と考えられてきたんですけども…。
何でかっていうと望遠鏡が立派になったからなんだけどね。
なるほど。
それで…この星なんと冥王星よりもちょっと大きかったんだね。
…とまあこんなふうに冥王星の周りには同じような星が次々と見つかってしまいましてですね「冥王星だけを惑星と呼ぶのはちょっとおかしくね?」…って事になっちゃったんですね。
なるほど。
それでついに…冥王星の発見から76年後の事でした。
そんな事があったんですね。
そうなんですよ。
まあ惑星の仲間からは外れちゃったけど冥王星にはこういうたくさん仲間がいるって事ではある訳ですよ。
それが…冥王星の発見から76年。
観測技術の進歩は冥王星と同じような天体を1,000個以上も見つける事に成功しました。
それらの星は太陽系外縁天体と名付けられました。
冥王星と同じように…実は20世紀の中頃に2人の天文学者がそれぞれに冥王星ぐらいの距離の所に氷の天体がたくさん集まっているという仮説を唱えていました。
この事からこの太陽系外縁天体が存在する領域を2人の名前を取ってエッジワース・カイパーベルトと呼んでいます。
なるほど。
冥王星は太陽系の一番遠い所にある9番目の惑星じゃなくなっちゃったんだけどその辺りには太陽系外縁天体っていうたくさんの天体があるよっていう事なんですね。
そのとおりでございます。
でその惑星よりも更に遠くにある太陽系外縁天体がある辺りつまりさっき出てきたエッジワース・カイパーベルトこれが例の太陽系の果てかと思うでしょ?はい。
違うんですねぇ。
まだまだ果てじゃないんです。
うん?まだ太陽系の果てじゃないんですか?じゃあ一体どこが太陽系の果てなんですかね?あのさヘールボップ彗星とかっていうあの彗星ね。
彗星知ってる?もちろん知ってますよ。
彗星っていうのは氷の塊ですよね。
よくご存じですね。
もちろん。
汚れた雪玉。
はい。
じゃあかっきーその彗星の故郷はどこだか知ってる?彗星の故郷…。
それは彗星がどこからやって来るかって事ですか?そうです。
う〜ん…。
降参。
降参?彗星のほとんどはですねさっきのエッジワース・カイパーベルトよりももっともっとず〜っと遠い所からやって来るのね。
実は…それがどれぐらい遠い所かっていうとこうやって話しててもよく分かんないでしょ。
分かんないです。
いいもの持ってきました。
ジャン!これで見ましょう。
パソコンですか?はいそのとおり。
これで見た方が早えだよ。
よっ。
はいこれ太陽ね。
はい。
ちょっと遠くへ行ってみるよ。
行きますか。
遠くに広げてみますか。
地球が見えてくるよ。
あっおなじみの星たちが。
そろそろきたかな?という事は…。
あっ出てきた。
きたきた。
これはね国立天文台の「Mitaka」っていうソフトなんだけどもね。
へぇ〜「Mitaka」。
パソコンさえあれば誰でも国立天文台のホームページからダウンロードできてこうやって宇宙の広がりを楽しめちゃうんですね。
じゃあ私もおうちのパソコンで見れるって事ですよね。
とんでもない古いパソコンでなければね。
更に遠くに行ってみましょうか。
はい出てきたよ。
前にやった…あっ小惑星帯覚えてますよ。
火星と木星の軌道の間を回る無数の小さな天体ですよね。
そのとおり。
よく覚えてましたね。
で更に広げていきましょう。
出てきた天王星海王星冥王星ね。
そしてここら辺が冥王星の仲間の天体が集まってるとこだわね。
まさかこれがうわさのエッジワース・カイパーベルトですか?よくよどみなく言えましたねぇ。
そのとおりでございます。
でもねこれが太陽系の果てじゃないんだね。
もっと遠いんですよ。
ほれほれほれほれ。
まだまだまだまだ。
すごいすごい。
まだまだ…。
おっきたよ。
あっあっ。
何か忙しくなってきましたね。
あ〜。
しかも何か丸くなってきましたねぇ。
言われてみればそうですね。
これが彗星のふるさとで太陽系の果て。
オールトの雲といいます。
この太陽系の果てつまりオールトの雲を見ましたね。
という事で最後のキーワードを隊長どうぞ。
最後のキーワードはこちらです。
我々の住んでるこの地球は「母なる地球」とか「母なる惑星」とかっていいますわね。
はい。
それはこの巨大なオールトの雲の中つまり太陽系の中探しても我々みたいに生物のいる星っちゅうのは地球以外にないと考えられてるからですね。
なるほど。
じゃあこのオールトの雲の外つまり太陽系以外には地球みたいな星があって人間みたいな生物が住んでると思う?それっていわゆる知的生命体ってやつですか?いわゆるそれでございます。
え〜っどうなんだろう。
うん…。
まっ考えても分からない時は私調べに行ってきます。
じゃあ!という事で垣内隊員やって来たのはまたまた…
(ノック)
(田村)どうぞ。
(田村)どうぞ。
こんにちは。
地球調べ隊の垣内彩未です。
よろしくお願いします。
迎えてくれたのは太陽系以外の惑星の研究をしている…先生質問なんですけどこのオールトの雲の外側には私たち人間みたいな生物はいるんですかね?それはとても面白いけど難しい質問ですね。
垣内さんどう思いますか?えっ…。
いたら面白いなぁとは思いますけどでもいないんじゃないかなって思ってたりもします。
太陽系の外にはオールトの雲の外なんですけれども別の恒星があってその周りにもし惑星があってそれが地球のような惑星であればひょっとしたらそこに生命がいるかもしれないですよね。
実はですねそういう惑星はたくさん見つかってきています。
そうなんですね。
今では我々太陽系の中には8個しかないんですけれども太陽系の外の太陽のような恒星の周りを回っている惑星は有力な候補も含めると3,000個も見つかってるんですよ。
3,000個!そんなにあるんですか?そういう惑星を見つけるのはなかなか難しいんですけれどもようやく最近そういう惑星を直接画像に撮れるようになってきたんですね。
あっ何かウニみたいだ。
これはグリーゼ758という太陽に似た恒星。
注目してほしいのはここ。
これは太陽系の外側にある…2009年すばる望遠鏡が撮影に成功しました。
じゃあ…海があるあるいは大気があるっていう事ですね。
それをどうやって調べるかという事ができるといい訳です。
それは一つは色です。
地球は青いでも木星は青い色ではない。
それに対して色を調べる事はできると思うんです。
スペクトル…虹を取ってやる事ができればそこに生命の元になるような水があったり酸素があったりあるいは関係するガスですねそういうものがあるかどうかを調べる事ができれば地球のような惑星かどうかという事が分かってくる訳です。
そのスペクトルっていうのは何で調べるんですか?実はそれは天文観測なんですけれども。
この画像のような巨大な木星を調べる場合は8mの望遠鏡でできるんですけれどももう少し地球のような小さな惑星を調べたい時はもうちょっと新しい望遠鏡が必要になります。
それはもしかしたら聞いた事があるかもしれない。
それがですね国立天文台が約10年後に完成を目指している望遠鏡があります。
それはハワイに出来るやつですよね?
(田村)TMTという望遠鏡で30mの口径があるんですね。
そんなに!?すばる望遠鏡よりもはるかに大きいですよね。
すばる望遠鏡よりも口径が大きくてたくさんの光を集めて小さなものを見分ける事ができる。
そうすると第二の地球が別の恒星の周りにあるかどうかっていうのを直接に調べる事ができるかもしれないんですね。
もし第二の地球が見つかればそこには私たちのような知的生命体がいるかもしれません。
またよろしくお願いします。
(縣)よろしくお願いします。
オールトの雲なんて聞いた事のないものが出てまいりましたが。
それで一応これが太陽系の一番端っこといってますけどこれ決定ですか?太陽系の広がり…太陽系はどこまでかっていう定義は実はいろんな考え方がありましてね。
太陽の磁場の及ぶ範囲っていう考え方をする人もいるんですが一般的には今日お話ししたようにですね太陽の周りを回ってる天体これは太陽系のみんな家族である仲間であると考えると一番遠くからやって来る我々の家族は彗星なんですよね。
で彗星…一番遠くからやって来る天体たちが一番たくさんいる範囲場所というのがオールトの雲といって太陽系をぐるっと取り囲んでいる領域という事なんですね。
なるほどね。
つまりねオールトの雲の外にもう一個惑星見っけちゃったとかないんですね?もう。
それはね大きなものは見つかるか分からないけど。
要は冥王星でさえ1930年に見つかった訳でしょ。
で1992年になったらもっとたくさん冥王星より外側にも天体がどんどん見つかってる訳ですからこれからもどんどん太陽系の一番果ての方には天体が見つかってくと思うんですが木星とか土星のような大きな天体が見つかる事はまあ難しいだろうなないだろうなっていうのが一般的な今の予測ですね。
でオールトの雲の外。
オールトの雲っていうのはですね大体太陽地球間の距離の6万倍ぐらいの範囲ひと言でいうと1光年ぐらいの広がりの範囲なんですよ。
光でも1年かかっちゃうような。
僕らの太陽系一番外側のオールトの雲よりもちょっと外側に行くとお隣の恒星になる訳です。
近いですねそういうふうに考えると。
一番近い恒星はケンタウルス座という星座のα星という星なんです。
ここまで4年ちょっとですからもうお隣ですね。
ですからねオールトの雲の外にも小さいなり何なりまたあったまたあったってやっているうちに隣の恒星の惑星っていうか集団に重なっちゃったとかいう事はありえないとは限らないでしょ。
ありえます。
なぜかっていうとごく最近にケンタウルス座α星の周りを回ってる惑星がついに見えるようになった見つかったんですよ。
そうするとそこにももしかしたら彗星がいてオールトの雲みたいな構造してるかもしれないでしょ。
そうすると私たちの太陽系の外側そういう所からも天体がもしかしたらやって来るって事がある条件がそろえばありえる訳なんですよ。
そうなんですか。
それなしじゃないんだわ。
もう私が高校生だった時隣の恒星たちと重なるなんてのは考えもしない事でしたね。
隊長は知的生命体がいたら会いたいですか?もちろんですよ。
え〜っ。
会いたくないの?私絶対会いたくない。
絶対だと!?何で?怖いから。
あっ怖いから。
じゃあ怖くなかったら一転するの?だって普通に考えて下さい。
地球以外の星にいる自分達と同じような感じの人たち急に来たら怖くないですか?まあね。
何って…。
戦いとか起きたら嫌ですもん。
基本いたらやっぱりその心配する人多いけどさ。
何か日本の女性たちはその宇宙人がゆるキャラだった瞬間に途端に態度が変わりそうな気がするけど。
かわいい〜!って。
今度大歓迎になるようなさ。
何か犬みたいなかわいい感じだったらいいです。
あっそう。
2014/06/18(水) 14:40〜15:00
NHKEテレ1大阪
NHK高校講座 地学基礎「太陽系の広がりと地球」[字]
「地球」は私たちにとってかけがえのない存在です。その地球を、「宇宙の中の1つの星」「地球という物体」「地球の歴史」そして「環境」という視点から学んでいきます。
詳細情報
番組内容
かつて、冥王星をはじめとする太陽系外縁天体が太陽系の果てというイメージが持たれていました。しかし近年、その外側のオールトの雲まで太陽系が広がっていることが知られるようになりました。知的生命体の存在できそうな星は太陽系内にはありません。天文学者の関心は、太陽系外の恒星を回る太陽系外惑星に集まりつつあります。【出演】関口知宏・垣内彩未、【講師】懸秀彦
出演者
【出演】国立天文台准教授…縣秀彦,【司会】関口知宏,垣内彩未,【語り】市川展丈
ジャンル :
趣味/教育 – 中学生・高校生
趣味/教育 – 大学生・受験
趣味/教育 – 生涯教育・資格
映像 : 480i(525i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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