生放送のため字幕に誤字が生じることがあります。
ご了承下さい。
日本が再び戦争をする国になるといった誤解があります。
しかしそんなことは断じてあり得ない。
集団的自衛権をめぐる与党協議は佳境を迎えている。
大きな焦点は集団的自衛権の行使を認める条件だ。
他国に対する武力攻撃などにより国民の生命などが根底から覆される恐れがある場合に限定するという。
しかし自衛隊を派遣する場合などの地理的条件などはあいまい。
政府の拡大解釈が懸念されている。
武力行使はいたしません。
戦闘行為にも参加いたしません。
戦争に行くのではないんです。
かつて自衛隊は中東の砂漠へと赴いた。
そこで隊員が見たものとは。
宿営地の中に砲弾を撃ち込まれてコンテナをぶち抜いたんです。
今も心身ともに傷ついた、元隊員がいる。
ドスンと音が聞こえて。
そこから意識を失いました。
あれから10年。
自衛隊の任務は更に危険なものへと変わろうとしている。
せまる閣議決定。
戦場に行った自衛隊の証言です。
今日は与党の協議が大詰めを迎えている集団的自衛権について特集でお伝えします。
10年前自衛隊は復興支援活動としてイラクに派遣されました。
1人も犠牲者を出さずに任務を終えたとされましたが、実は帰国した隊員のうち30人近くが自殺しているのを皆さんご存じでしょうか?あくまで戦闘が行われていない非戦闘地域としていましたがその実態とは。
元自衛隊員が重い口を開きました。
大詰めを迎えている集団的自衛権をめぐる与党協議。
そのなかに元自衛隊員の議員がいます。
自民党佐藤正久参議院議員。
2004年、イラク戦争後の復興支援のため自衛隊が南部サマワの地に派遣されました。
先遣隊長をつとめていた佐藤議員が直面したのは自衛隊への期待と実際にできることのギャップでした。
警護の任務がない。
警護のための武器使用はできないので、ふつうに言えば警備できないんです。
どうしたかというと道案内をします。
実際見た目警護ですよね。
道先案内。
もしも撃たれたら撃ちかえすことができる。
こんなことを本当はさせちゃいけない。
佐藤議員は当時の経験から今こそ安全保障をめぐる新たな法整備が必要だと語ります。
本来、政治というのは、現場に無理を強いたり迷わせてはいけないはずであって、しっかりとした法整備をするのが本来政治の仕事なんですよ。
こうしたなか、イラク・サマワで何があったのか。
元派遣隊員が重い口を開きました。
消せるものならば消したいです。
この記憶は。
現場を監督する立場にあった元陸上自衛官のAさん。
3ヶ月にわたる日々を日記に記していました。
イラクに着いて9日目の夜19時ごろ爆発音、南東方向から火薬のにおい。
宿営地の中に砲弾を撃ち込まれてコンテナの中で寝泊りしていたんですが、コンテナの脇に着弾して跳弾になってコンテナをぶち抜いていったんです。
自衛隊の派遣先は戦闘が行われていない非戦闘地域に限定されました。
自衛隊が派遣される地域は、非戦闘地域でなければならない。
私がどこが非戦闘地域かどこが戦闘地域か、イラク行って調べてもわかりません。
戦場か戦場か戦場じゃないかって言ったらひとことでは?いつでも戦場になりうる、その狭間ですか。
夜寝てもコトッて音がしただけでふっと目が覚めるんですよ。
いつでも使用できる銃を持っていたんでそれがひとつの支えだと思います帰国後、トラウマに悩まされる隊員も少なくなかったと証言します。
帰ってきてから、けっこう壊れちゃったのがいます。
向こうにいた同じ状態が延々と続いて国内は甘い。
なんでもっと緊張感を持たないんだって、なんで常に身の回りに銃と弾薬がないんだ。
それはおかしいだろ、国内なんだから。
安全なんだよ。
いや、銃と弾薬がないとダメだと。
もう、こいつおかしいな。
最終的に退職した者とか。
自分の命を絶たれる方もいたとうかがっていますが。
全部、表には出ないようにはっきりいって隠しました。
いろいろなことがあったのを。
イラクやクウェートなどに派遣された自衛隊員は陸海空あわせておよそ1万人。
防衛省によると21人の隊員が負傷。
帰国後、28人の隊員が自殺しました。
防衛省は自殺者についてイラク派遣との因果関係はわからないとしています。
自殺された方もいらっしゃいますがそれがイラクが原因かって言うと必ずしもそうではない。
イラク派遣される人間っていうのは優秀な隊員が多かった。
帰ってきたらそういう人間はすごく忙しいところに就かれますからそういう面で仕事上の悩みを持った方も多いと聞いていますから。
関西地方の某所。
元航空自衛官の池田頼将さん。
派遣先のクウェートで負傷し後遺症に苦しんでいます。
首と全身の痛さが強烈でした。
顎が斜めに開く状態です。
池田さんが派遣されたのはクウェートの空軍基地。
基地内でアメリカ軍のバスにはねられました。
派遣中のまさかの事故。
池田さんは顎や上半身に後遺症が残りました。
今も口が十分に開かず、流動食の生活を送っています。
手が震えて字も書けない状態になってます、今。
隊員たちが抱えるリスクについて、事前にこんな説明を受けていました。
派遣の地についてイラク・クウェートに一歩足を踏みいれば石ころに、つまづいても公務災害だから、安心してくださいと。
しかし国からの補償が適用されたのは事故から1年近く経ってから。
おもうように動けない池田さんは徐々に追い詰められていったと感じています。
帰国後、障がい者認定を受けその後自衛隊を依願退職しました。
集団的自衛権に賛成ですか、反対ですか?大反対です。
それはなんでですか?僕みたいな第二第三の被害者を出してほしくない。
この若者のように自衛隊が武力行使を目的として湾岸戦争やイラク戦争での戦闘に参加するようなことはこれからも決してありません。
かつて、官房副長官補として自衛隊のイラク派遣から撤収までの指揮をとった柳澤協二さんですもしかしたら死ぬかもしれないというそういう意味ではいちばん戦争による犠牲というものをすごく身近に感じていた時期。
政治家の方々に聞くと、いや1人けがしたら内閣がつぶれるんじゃないか。
集団的自衛権をもってやってたら、もう100人以上死んでるだろうね。
安倍政権の集団的自衛権の議論に、強い疑念を抱いています。
どれだけの覚悟を政治がもつ、どれだけの責任を負ってやるかという、そういうところがまったく見えないまま非常にテクニカルなここまでいけば憲法解釈しなければとバナナの叩き売りみたいな、そういう一生懸命さがそうとしているそういう議論のやり方は、ものすごく抵抗がある。
政治家だけでなく、議論を見守る私たちも覚悟が問われています。
イラク派遣は、武力行使ではなく復興支援が目的だったというのを忘れてしまうほど生々しい証言でした。
このイラクの自衛隊派遣については政治的な総括がほとんどされていない状況の中で今回更に一歩踏み出そうとしています。
与党内でもどういう条件でなら送り出せるのかという、そういう議論に集中していて実際にリスクを背負っていく自衛隊員が現場でどういったリスクを負うのか、そういった部分にも向き合う必要があるのではないかと、きょうの「NEWSアンサー」は10年前、イラクへ派遣された元自衛隊員の証言をもとに集団的自衛権を考える緊急特集をお伝えしています。
つづいてはこちらです。
容疑者の実家の庭から新たに別の人の骨が見つかりました。
日高さんの骨の一部が見つかった、あちらの中尾容疑者の実家の庭で別の人物の骨が見つかっていたことが新たにわかりました。
福岡県筑後市のリサイクルショップの経営者中尾伸也容疑者と、妻の知佐容疑者が従業員の日高聡さんを殺害したとして、逮捕された事件で、夫の伸也容疑者の実家の庭から別の人の骨が見つかったことが警察の調べで新たにわかりました。
これまでの警察の捜索で伸也容疑者の実家の庭や周辺から、複数の人の骨が見つかっていてDNA鑑定の結果一部は日高さんのものと判明しましたが、一致しない別の人の骨も含まれていた。
伸也容疑者と知佐容疑者の周辺では、日高さんを含めた数人の行方がわからなくなっていてみつかった骨の身元の特定を急ぐとともに、事件との関連を慎重に調べています。
1セントの切手が年月を経て、驚きの金額になりました。
ニューヨークで17日、競売競売にかけられた1セント切手がこれまでで最高額となるおよそ9億7000万円で落札されましたこの1セント切手は南米にある現在のガイアナがイギリス領だったころに1枚だけ製作されたもので、1873年に少年が発見してから世界中の収集家などの手に渡っていました。
75歳が運転する車で、大事故となりました。
きょう午前、北海道旭川市の交差点で無職の長岡弥生容疑者75歳が運転するRV車と乗用車が衝突。
そのはずみで乗用車が通学中の高校生を巻き込み、近くの電柱にめり込みました。
この事故で自転車に乗っていた3人が死亡しました。
警察は長岡容疑者を自動車運転処罰法違反の疑いで現行犯逮捕しました。
野党が追及を強めています。
石原環境大臣が原発事故に伴う中間貯蔵施設の建設をめぐり最後は金目でしょと発言した問題で野党各党の幹部が今日相次いで会談し、問責決議案と不信任決議案の提出を検討する方針で一致しました。
明日以降国会で発言の真意を質したうえで、提出するかどうか最終判断します。
石原大臣の発言に対し野党は被害者の気持ちを踏みにじるものだとして問題視しています。
拉致被害者の再調査をめぐり新たな動きです。
近く、日朝政府間協議を開催することになっております。
北朝鮮側から、特別調査委員会の組織構成、責任者等に関する説明を受ける予定です。
菅官房長官は先ほど、日本と北朝鮮の政府間協議で拉致被害者など対象とする特別調査委員会の責任者などについて北朝鮮側から説明を受けることを明らかにしました。
2014/06/18(水) 16:52〜17:13
テレビ大阪1
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