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都議会やじ問題 自民都議が発言認める
6月23日 14時20分

都議会やじ問題 自民都議が発言認める
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東京都議会で女性議員が質問を行った際、「早く結婚したほうがいいんじゃないか」とやじが飛び、批判が高まっている問題で、自民党は記者会見を開き、大田区選出の鈴木章浩議員が問題となっているやじについて発言を認めたことを明らかにし、謝罪しました。

今月18日に開かれた東京都議会で、みんなの党の塩村文夏議員が質問を行った際、「早く結婚したほうが、いいんじゃないか」などとやじが飛んだ問題で、議席からやじが聞こえたと指摘された自民党は、所属する議員への聞き取り調査を進めてきました。
この問題で、自民党の吉原修幹事長は23日、記者会見を開き、自民党の会派に所属する大田区選出の鈴木章浩議員(51)が「早く結婚したほうがいいんじゃないか」というやじについては、発言を認めたことを明らかにしました。
そのうえで、鈴木議員から「責任を取って会派を離脱したい」と申し出を受けたことを明らかにし、「事の重大性を深く受け止め、その場で受理した」と述べました。
吉原幹事長によりますと、鈴木議員は「都民、国民に深くおわびしたい」と話しているということです。
吉原幹事長は「わが会派から人の尊厳に関わる不規則発言が出たことを心からおわび申し上げたい」と謝罪しました。
鈴木議員は平成19年に初当選し、現在3期目で今月20日に各社の取材に応じた際には「私ではない」などとやじを飛ばしたことを否定していました。

市民からは厳しい声も

市民からは厳しい批判の声が上がっています。
このうち、20代の女性は「もし、私があんなことを言われたら、とても悲しくなる。やじを飛ばした人には即刻、謝罪してもらいたい」と話していました。
70代の女性は「女性として憤りを感じる。私たちは選挙で1票を投ずることしかできないので、こうした発言した人をやめさせることができる仕組みがあればいいと思う」と話していました。
20代の男性は「人権侵害もいいところで、ありえない発言だと思う。日本は礼儀正しさなど海外から尊敬されていた部分もあると思うが、今回の発言で日本は差別がまかり通る国だという印象になってしまったのではないか。発言した人には、即刻謝罪してほしい」と話していました。

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