2014FIFAワールドカップ カメルーン×クロアチア 2014.06.19

≫おはようございます。
FIFA・W杯2014、この時間はカメルーン×クロアチアの一戦をお伝えします。
村上さん、グループリーグ2戦目にきましたね。
≫来ましたね、もうここで敗退するチームも出てきますから、緊張感も各国高まってきますし、また見どころ、多くなってきますね≫そして先ほど行われたスペイン×チリの戦いですがなんと2−0でチリが勝利。
というわけで前回王者・スペインの予選敗退が決まりました。
≫ちょっと予想だにしない早い敗退でしたね。
流れの中から1得点も挙げることなくシャビ・アロンソのPKのみですからね、初戦の。
≫最終戦にスペインらしさも見せてほしいですけどね。
さあ、ただ、この後ですよ。
≫カメルーン×クロアチア。
≫この一戦、負けた方はもう敗退してしまいますので、崖っぷちの一戦になると思いますが、≫初戦を落とし、崖っぷちの2チーム。
負ければすべてが終わる。
≫まずは初戦でメキシコに敗れたカメルーン。
彼らには、地球の裏側、日本からも熱い声援が送られている。
2002年W杯。
カメルーン代表のキャンプ地となった大分県中津江村。
以来12年にわたり、続く絆。
そんな中津江の人々の注目は…アフリカを代表するストライカー、エトー。
ケガで万全の状態ではない中、チームの危機を救えるか。
≫対するは開幕戦で地元・ブラジルを追い詰めるも勝ち点を挙げられなかったクロアチア。
後がなくなったチームにこの男が戻ってくる。
絶対的エース、マンジュキッチ。
ヨーロッパ予選で受けた出場停止処分から復帰。
世界トップクラスのストライカーがクロアチアを勝利に導く。
決勝トーナメント進出へ、生き残るのはどっちだ。
≫こちらがグループAの順位表です。
≫負ければ敗退ですからね。
マンジュキッチ選手がいよいよ帰ってきますので、得点にも飢えてると思いますし、エトー選手がどこで見せ場をつくるかというところも注目ですね。
ストライカー対決。
この後、いよいよ生き残りがかけた一戦が始まります。
≫戦いの舞台はブラジル・アマゾンの大都市、アマウス。
アマゾニアアリーナ。
負けた時点で即敗退が決まる両チーム。
エース、エトーがベンチスタート、カメルーン。
≫4年に一度のフットボールの祭典、2014FIFA・W杯ブラジル。
グループAの大一番、カメルーン×クロアチア。
負けた時点で即敗退が決まる両チームの一戦は、舞台はマナウスアマゾニアアリーナ、3万9118人収容です。
初戦も落とし、そしてこの第2戦、まさに決勝戦のような、そんな雰囲気でこの後、90分の戦いが幕を開けます。
天候は雨、気温27度湿度は86%。
いよいよこの舞台に選手たちが向かっていきます。
解説、小倉隆史さん、実況、佐藤文康でお伝えしていきます。
さあ小倉さん、絶対に落とせないという両チームがこの後ピッチに登場してきますね?≫初戦を落としただけにこの一戦にかける思い、強いんじゃないですか。
≫ブラジルとメキシコが引き分けたことによって絶対に落とせないという両チームになりました。
≫立ち上がりから激しい試合展開が予想されるんじゃないですかね。
≫カメルーンは2大会連続7回目、クロアチアは2大会ぶり4回目の出場。
実に久しぶりの決勝トーナメントに向かって両チームが勝ち点を狙いにいきます。
その中でカメルーンは、エースのエトーがベンチスタート、そしてクロアチアはマンジュキッチが戻ってきました。
≫好対照な感じですね。
そういったところでどういった戦い方をしてくるのか、そこを楽しみにしていきたいですね。
≫カメルーンは第1戦のメキシコ戦、1−0で敗れました。
そして、クロアチアは3−1でブラジルに敗れました。
カメルーンもあと一歩に迫った、それからクロアチアはブラジル相手にいい戦いをしましたね?≫スコアは3−1と開いた感じですけれども、内容からすればあわやというような試合展開をクロアチア、見せましたからね。
≫ですから、この第2戦、まさに真価が問われるというその一戦を迎えました。
今日は雨が降っています、マナウス、アマゾニアアリーナ。
高温多湿のこのスタジアムに、この後、選手たちが登場してきますピッチ状態、気候が心配されたスタジアムですが、今のところ、今日は雨ですね。
≫そんなに激しくないようなので、これぐらいだったら大丈夫かなとは思いますけどね。
≫いよいよFIFAアンセムとともにこの後、選手たちが登場してきますカメルーン×クロアチア、ブラジル×メキシコのグループA、どの2チームが決勝トーナメント進出を決めるんでしょうか。
ブラジル×メキシコが抜けた中でさあ、カメルーンとクロアチア、絶対に落とせないその一戦を迎えました。
カメルーンは2大会連続7回目、クロアチア、2大会ぶり4回目の出場。
実にカメルーンは1990年以来、24年ぶりにグループリーグ突破を狙います。
クロアチアは98年以来のグループリーグ突破を狙う、実に久しぶりに決勝トーナメントを狙う両チームの一戦を迎えました。
カメルーン×クロアチア、今両チームの選手たちがこのアマゾニアアリーナに登場しています。
まずは、カメルーン国歌です。
≫1990年にベスト8進出、それ以来のグループリーグ突破を狙うカメルーンです。
≫開催国ブラジルに健闘、ダークホース的な存在、クロアチアタレント集団です。
しかし、負けたらすぐ敗退の危機というそのクロアチアとカメルーンの一戦です。
両チームの選手たちが今がっちりと握手を交わす姿があります。
非常にいい戦いをした、しかし、負けたらすぐ敗退という、小倉さん、何かクロアチアはダークホース的な存在ですが、裏表、まさに紙一重というところで今日の一戦を迎えるわけですね?≫開幕戦がブラジルということで、あの計算はあったと思うんですけど、さすがに負けでスタートというのは、緊張感があるでしょう、この試合は≫カメルーンのスタメンは前回のメキシコメンバーとは2人入れ替えてきました。
エースのエトーはベンチスタート、右のひざを痛めていまして出場できるかなというところなんですが、エトーはベンチスタートのカメルーンです。
レフェリーはポルトガルの審判団です。
2012年のチャンピオンズリーグの決勝も笛を吹いたというプロエンサ。
今日はポルトガルの審判団です。
カメルーンがエンドをとった戦いになりました。
カメルーンのキャプテンはヌクル、クロアチアのキャプテンはベテランのスルナです。
クロアチアのスタメンもご紹介します。
小倉さん、マンジュキッチが戻ってきたこと、それからトップ下に今日はサミールを起用してきました。
≫初戦負けたということで、何か流れを変えてというところがあるかもしれないですけど、でもマンジュキッチが戻ってきたというのはクロアチアにとっては大きいでしょう。
≫まさに第一戦は出場停止でしたから、待ち焦がれていたピッチなんですね。
カメルーンのフィンケ監督、2009年、2010年は浦和レッズを率いました。
ドイツ出身の66歳。
フィンケ監督が率います。
そして、こちらがクロアチアのニコ・コバチ監督、42歳。
昨年の10月からこのチームを率いて、若い監督ですが、非常にいいチームにまとめ上げました。
いよいよカメルーンとクロアチア、グループAの大一番です。
サブのメンバー、特にカメルーンはエトーの状態、昨日も練習に参加しなかったということですが、小倉さん、心配されましたが。
≫絶対的な存在ですから、ここで出られないのはカメルーンにとってはちょっと痛いですよね。
≫両エースが対照的なカメルーンとクロアチア。
しかし、その先発のメンバーに与えられた11人がどんな結果を残し、そして決勝トーナメントにつなげるのでしょうか。
グループAの大一番、カメルーン×クロアチア今、スタートしていきました。
カメルーンが緑、赤、黄色。
そして、クロアチアが赤、青、白というユニフォームです。
クロアチアが右から左に攻めていきます。
小倉さん、この試合の注目ですが。
≫少し立ち上がりの入り方に注目していきたいですね。
≫まず立ち上がり、負ければすぐ敗退という両チームですから、先制点非常に大事になってきます。
特に失点をしたくないという思いがあると思いますが、小倉さん。
≫思いますが、まあ、勝ちたいというところでは点を取りに行かなきゃいけないですからね。
そういった意味では前がかりになるときが最初なのか、どこなのかといったところがありますよね。
しかしクロアチアは比較的高い位置からチャンスがあればプレッシャーをかけていくかなという感じですかね。
≫クロアチアはプラニッチが足首のケガから戻ってきて、今大会初めての出場です。
早速ファウルを受けてカメルーンボール。
3番のプラニッチがファウルをしましたが、小倉さん、このプラニッチ、17番のマンジュキッチが今大会初出場なんですね。
≫しっかり仕上げて、しっかり戻ってきてね。
≫最初のプレーでファウルを与えてしまいました。
カメルーン、フリーキックのチャンスを迎えました。
ここはカメルーン、セットプレーのチャンス。
≫ここはお互い集中していきたいところですね。
≫バルセロナでプレーしているソングがボールをセットしました。
ここは立ち上がり、前半2分、チャンスを迎えたカメルーン。
≫ある程度クロアチアがポゼッションとしてボールを回すかなという予想もあったんですが、小倉さん、ここはカメルーンがボールを支配してますね?≫カメルーンも積極的な動きですね、立ち上がりからね。
≫ここはコーナーキックのチャンスを得ました。
カメルーンがいい入りをしている前半の立ち上がり。
13番のシュポ・モティングも逆サイドから入ってきました。
≫やはりカメルーンは身体能力では勝るでしょうから、こういったスペースに走り込んでいって、クロアチアのディフェンス陣も早々激しくいけないですよね。
≫それからアスー・エコトの左足、非常に精度の高いキックを持っています。
ここはファウルをとりました。
精度の高いボールが入ってきましたね。
≫少しファウルになってますけど。
≫17番エムビアのファウルをとって、10番のヘッドはファウルをとられましたが、カメルーンが前半の立ち上がり、チャンスを迎えています。
カメルーンは第1戦のメキシコ戦でややセンターバックの連係に難があったということでかなり修正してきた中4日。
特にブラジルとの開幕戦は、18番のオリッチも非常にきいていましたが、17番のマンジュキッチが第2戦に戻ってきました。
≫初戦のオリッチの気合いの入りようといったらなかったですね。
≫3大会、W杯を経験しているベテランのオリッチですが、左サイドに今日も入っています。
≫ファウルがあって、ペナルティエリアの外か?≫外でしょうね。
≫ここはたまらずファウルを犯してしまいました。
≫でも、これ、まだ始まってすぐですけどわからないもんですね、このW杯というのは。
初戦のカメルーンを見るとどうも攻めあぐねて、自分たちの攻めのパターンがわからないようなシーンがメキシコ戦では目立ったんですが立ち上がりからシンプルですよね。
どんどん前につけていってスペースを使っていく、これはクロアチア、耐え時ですね。
≫さてこの位置からフリーキック、チャンスを迎えたカメルーン。
中で接触がありました。
確かにカメルーンの攻めというと第1戦では、エトーを前線に残してほかの選手は守って、あとはカウンターという形しかありませんでしたね。
≫その後が何もないといって、行き詰まったような状態が多かったんですよね。
≫その中でカメルーンがこの前半の立ち上がり、5分を経過しましたが、チャンスを迎えています。
17番、エムビア、こちらも17番のマンジュキッチ。
エムビアはスペインでプレー。
ここはかなり激しい接触がありましたが。
徹底して低いボールを狙ってきましたアスー・エコト。
かなり激しくやり合っています。
同じ17番のエムビアとマンジュキッチ。
カメルーンが立ち上がりゲームを支配しています。
クロアチアがブラジル相手にあれだけの戦いをしましたので、小倉さん、前評判としてはクロアチアがいいのかなというのもあったわけですが?≫私もそう思っていましたけどね。
ポゼッションはどちらかというとクロアチアが握って進めるのかなと思ったんですが、いやいや、そこはカメルーンもさすがな戦いをしていますね。
≫この辺りを見ると、かなり前線からプレッシャーをかけているんですね、カメルーンも。
≫カメルーンも高い位置からきていますね。
負けたら終わりですから、そういった意味では、両チームとも強いですね。
≫やはりクロアチアはサイドから中に誰がいるのか、マンジュキッチがいるということですね。
なので、今のような、ちょっと高過ぎましたけどあのボールがいったということですね。
≫今日は雨が降っているマナウス。
高温多湿、今日はカメルーンのエトーはベンチスタート。
ひざの状態が非常に心配されますが、昨日はテーピングでグルグル巻きだったということですが今のところ、小倉さん、テーピングはなかったですね?≫どうなんですかね、途中で使うようなことがあるんですかね。
≫カメルーン、昨日は最初の15分間だけ練習を公開しましたが、ただ、その最初のアップにも参加しなかったというサミュエル・エトーです。
≫見たい選手ですけどね、W杯で。
≫その中でカメルーンは、いい入りをして、そして、このクロアチア相手に善戦をしているというカメルーンです。
ここはゴールキックに変わります。
≫10番のアブバカルが先発のカメルーンです。
フォルカー・フィンケ監督、浦和レッズを率いました。
フランス語が堪能ということで、このチームをまとめ上げてきました。
必ずこのカメルーンというのは内部でゴタゴタがあるということがW杯では言われていますが。
≫来る前も、少しゴタゴタしましたけどね。
≫ただ、チームをまとめ上げたカメルーンのフィンケ監督。
ご覧のように4−3−3のシステムをとるカメルーンです。
ボランチの21番、マティプは初めての出場。
そして、1トップ、ちょうど真ん中、3トップの真ん中にアブバカルを置いたカメルーンのスタメンです。
小倉さん、なかなかペースをつかめない中、ロングボールを使ってきましたね?≫つなぐこともできますけど、本当にマンジュキッチが入ったことによってそこの高さを生かしたロングボールからというのも十分できるチームですからね。
バリエーションは多いですよ、クロアチアは。
≫特に前線のマンジュキッチは今シーズン、バイエルンで18点マークしたチームの得点王でした。
そして、中盤の7番のラキティッチ10番のモドリッチは恐らく今大会屈指のダブルボランチ。
その2人、10番のモドリッチにボールが渡りましたがこの2人からどうやってボールが出るかですね。
≫本当にそうですね。
≫クロアチア、ファーストシュートオリッチ先制ゴール。
絶対に落とせない一戦で、クロアチア先制!最後はオリッチでした。
逆サイドからオリッチが走り込んでいました。
恐らくファーストシュートでしょう。
≫起点モドリッチからスルナに。
≫マンジュキッチのところですね。
4番から。
≫落ち着いて見てましたね、逆サイド。
これは、クリアなんですけど、しっかりと体を預けて、マンジュキッチが落とすような形になって、ここのパス落ち着いていましたね、よく通しましたね。
≫逆サイドにオリッチが走り込んでいました。
≫カメルーンとしては痛いですね。
ペースを握っていただけに、一発のサイドの展開からファスートシュートとですか。
≫オリッチの先制ゴール、クロアチア大きな先制点を得ました。
≫理想的な、モドリッチから右サイドのスルナに出て、マンジュキッチ、ペリシッチ、オリッチでした。
≫両サイドバックが高い位置にいくとクロアチアいいペースかなという目安にもなる本当に象徴的なシーンでしたね。
モドリッチは、レアル・マドリードでプレーをする選手ですが少し引いて、そして右サイドにボールを展開していきました。
≫今のもたまらずキーパーはタッチラインを割りましたけど、マンジュキッチ、ああやって前から追うことができるというのができるフォワードなんですね。
≫フォワードとしての決定力もありますし、それから守備の部分でも非常に貢献するマンジュキッチです。
先制ゴールが決まっています。
11分にオリッチのゴール。
≫ロングシュートを狙っていきました、マンジュキッチ。
プレーできる日を待ち焦がれていた、この試合は最も重要な一戦、準備はできているんだと話していたマンジュキッチ。
これは先制ゴールのシーンです。
まさに前線の選手の連係で点を取りました、クロアチア。
やはり、この両サイド、ペリシッチとオリッチはリーグでも好調でしたが、小倉さんその好調を維持している感じがありますね。
≫本当ですね。
≫右サイド、ペリシッチ、左サイドに18番のオリッチ。
今日トップ下にサミールが入ってまだそれほどの活躍を見せていませんが、クロアチア、先制ゴールを奪っています。
1つクロアチアの問題点としては、小倉さん、なかなかアフリカ勢との対戦がなくて過去3回ぐらいしかやったことがないそうなんですね。
96年にモロッコ、99年にエジプト、そして、2010年にW杯の直前にマリと親善試合をしましたが、いずれも親善試合で。
ようやくクロアチアのペースになってきたか。
≫クロアチア、速いですね。
≫ですから、アフリカ勢との対戦が少なかったこと、対戦経験がほとんどないことが1つ、今日の試合、どうなるかなということがクロアチア国内でも話されていたことですが。
≫その意味では本当に大きな先制点と言えるんじゃないですか。
柔らかいボールを上げてきました11番のスルナ。
≫疲れているときにやわらかいボールは、カメルーンディフェンダーの身体能力がありますから、ここら辺のクロスは工夫が必要かもしれないですね。
マンジュキッチも、もちろん高さはあるんですが。
≫マンジュキッチがいるから、このボールを上げたんですかね?≫だと思うんですけどね。
もう一度コーナーキックです。
前半10分を過ぎてから完全にクロアチアペースになってきました。
≫完全にクロアチアがペースを握り始めましたね。
≫やはり先制点の重みですよね、余裕が出ましたね。
≫ミドルシュートを狙っていきました。
この選手がセビージャの主将でした、そして2日前にバルセロナへ移籍が発表されたばかりのラキティッチです。
レアル・マドリード、バルセロナ、それから、アトレチコとすべてのチームからオファーがあったということですが、小倉さん、バルセロナを選んだラキティッチ。
それだけ注目されてる選手なんですね?≫いや〜、いい選手ですよ。
≫クロスに対しては飛び込んでくるカメルーンです。
負けたら終わりですから、カメルーンも、1点を先制された、とにかく点を奪いにいきます。
ファウルはありません。
エムビアもスペインのセルージャに所属しています。
縦への推進力は非常にある選手ですが、そのエムビアを今日、右のサイドバックに置いて中盤はマティプ、エノ、ソングを一列前に上げたというカメルーンです。
17番のマンジュキッチ、W杯デビューとなっていますが、ここまではミドルシュート1本です。
特にこのグループAはブラジルとメキシコが引き分けたことによって、また混沌としてきました。
勝ち点4が2チーム、そして現在、勝ち点0がこの両チームです。
≫モドリッチが倒れています。
ブラジル、メキシコが勝ち点4、そしてカメルーン、クロアチアは第1戦を落として、勝ち点0です。
まず負けた時点で両チーム敗退が決まります。
決勝トーナメントに進むためには、2連勝が必要になってくる両チームです。
先ほどの決定的なシーンです。
≫腰で落としてますね。
ちょっと当たらなかったですか。
でも、よくしのぎましたね。
≫モドリッチが鼻から出血しています。
止血作業が行われています。
かなり19番のサミールが下がりながらのプレーになっています。
トップ下に入っているサミールは27歳。
スペインのセビージャ所属、エムビア。
今日は右のサイドバックに入っています。
第1戦から2人メンバーを入れ替えてきたカメルーンです。
≫初戦との違いのカメルーンのよさというのはボールを持ったときに探している状態じゃなくて、仕掛けていっていますよね。
間、間、前へ前へ行って、どんどん仕掛けていって、もちろん自分たちの身体能力がありますから、効果的に生きてきて前にいっている状態ですからね。
この戦い方というか、狙いはいいんじゃないかなと思います。
≫ですから第1戦よりは、かなり自分たちのよさが出ているというカメルーンです。
バルセロナでプレーしている6番のソングです。
そして最終ライン、シュジュ。
さらに、左サイドバックのアスー・エコト、そして、ドイツのマインツで日本の岡崎とプレーしている13番のシュポ・モティング。
あとはカメルーンはエムビアを右のサイドバックに置いて起点になっていますね。
かなり分厚い攻撃を見せているカメルーンです。
カメルーンも1990年以来の決勝トーナメント進出を目指しています。
前回大会は3戦全敗、日本戦からスタートをして3戦勝ちがありませんでした。
そして迎えたブラジル大会、カメルーン。
チャンスを迎えます。
ここはファウルがありました。
ファウルなしかと思われましたが。
≫体が強いですからね、カメルーンは。
≫やはり身体能力では1つ上というカメルーンです。
トップ下に入っているサミールが倒れました。
この選手が注目の7番のラキティッチ。
ラキティッチが少し下がり目、そしてモドリッチが少し前というダブルボランチ。
ここはオフサイドでしょうか。
特にこの組はブラジル、メキシコ、ですから小倉さん、メキシコ、クロアチア、そしてこのカメルーンということで、非常に今大会いいチームが1つ消えなければいけないというこのグループAになりましたね。
開催国のグループは、開催国に楽な印象があるんですが、今大会は違いましたね。
≫比較的、ああ、開催国だからか〜という組になるケースが多いんですけどね。
≫ブラジルもメキシコ相手に結局、0−0のドロー、1勝1分ですから、カメルーンとしても勝ってブラジル戦につなげたい。
クロアチアは、もちろんこの試合に勝ってメキシコとの決戦に持ち込みたいという思いがあるわけですね。
改めて条件ですが、決勝トーナメントに進むためには連勝するのが一番早い条件です。
もしくは、今日引き分けて、第3戦で2点差以上の勝利。
どちらにせよ、小倉さん、今日は引き分けても第3戦は絶対に勝たなければいけない両チームなんですね。
≫そういう意味では、今日、勝っておくということがどちらも、いかに大事かというのはわかっているでしょうね。
だからこその立ち上がりの、お互い前からいくという姿勢を見せたんだと思いますね。
≫こちらが42歳、ニコ・コバチ監督監督です。
2013年10月から指揮をとっています。
監督経験は2013年1月から、U21の代表、その代表を率いて監督経験がありますが10月からはA代表の指揮をとっているというニコ・コバチ監督。
現役引退してすぐに監督になってクロアチアをこれだけのチームに育て上げましたから。
≫選手としての経験もすばらしい経験がありますから、還元していいことじゃないですかね。
≫まさにその求心力でクロアチアを引っ張っているというニコ・コバチ監督42歳。
≫34歳ですか、これだけの運動量と戦う姿勢を見せるというのはチームメイトは勇気づけられますね。
≫本当に攻守においてというところですよね。
≫カメルーンもこうやってつないでくるというサッカー、フィンケ監督になってから、そのサッカーを目指していますが。
チョルルカ、ロシアリーグでプレーをしています。
なかなかマンジュキッチにボールが入らないというここまでのクロアチア。
今、中は2対2の状況が生まれていました。
≫フィンケ監督によってポゼッション、パスでつないでいくのはいいんですけど、それこそ初戦はそれを探すことに手一杯になって何となく前の推進力が少なかったんですよね。
先ほどの裏への単調なパスですけど、前にいるのは誰なのかというと身体能力の高い選手がいる。
単調な攻撃って、あんがいクロアチアは嫌がるかもわからないですね。
≫アブバカルにボールを放り込んでくる、その方がセンターバックのロブレン、チョルルカ辺りは嫌かもしれませんね。
≫そこを起点に、そしてもしスペースがあったら裏へとね。
身体能力勝負になると。
≫前半28分を経過、チームの精神的支柱の11番のスルナ。
クロアチアは前回大会は出場しませんでしたが、その経験差が少ないというのが1つ、今大会に向ける不安材料ではあったわけですが。
≫ただ、いいクラブで経験もしてますからね。
≫W杯に出場した経験のあるのが11番のスルナ、そして2006年大会でモドリッチ、18番のオリッチ、そしてゴールキーパーのプレティコサ、あとは初出場というクロアチア。
立ち上がることができません。
≫踏まれてましたからね。
≫左の足、スパイクの辺り踏まれています。
指の骨折などないといいんですが、スルナ。
≫小倉さん、ここまでマンジュキッチになかなかボールが入らないというクロアチアですが?得点シーンはうまくさばいた形で、ワンチャンスものにしましたが、全体的な、カメルーンのシンプルな個人へというシンプルな攻撃の中、少し押され気味になって、前に運べる集中力が消されていますよね。
カメルーンの前からのプレスというのもあるんですけどね。
≫トップ下に19番のサミール、17番のマンジュキッチが1トップというクロアチア。
ここはラインを高くとったカメルーン。
マンジュキッチ、足に当てました。
これがマンジュキッチという男です。
足先で今、よく足を伸ばして当てましたね。
≫本当ですね、当てましたね。
完全に越えるかと思いましたけどね。
≫ラキティッチがもう少し強くという、オリッチに対して要求をしていました。
ブラジルの内陸に位置するマナウスでゲームが行われています。
アマゾン地帯で熱帯雨林気候。
イングランドとイタリアの一戦が行われたこのスタジアムですが、小倉さん、あの試合は70分以降、かなり失速した戦いがありましたよね。
≫つっているような選手も多くいましたけど、消耗戦になるでしょう、これだけ湿度が高いとね。
≫試合前も27度、湿度は86%。
かなり前半から飛ばしている感もあるというカメルーンとクロアチア。
このままのペースでは、なかなかいかないかもしれませんが、ただ、負けられないという思いが強い両チームです。
ソングとラキティッチは小倉さん、来シーズンからは味方同士になりますね。
ソングとラキティッチ、次はバルセロナでプレーする2人です。
ソングが下がって、こうやってゲームを組み立てるカメルーンです。
やはりその中心は右サイド、エムビア。
ゴールキックに変わります。
ここは完全にフリーでしたが小倉さん、ここは低いクロスを狙ってきました。
この選手がクロアチア、マンジュキッチ。
今シーズン、バイエルンで18ゴールをマークしてチームの得点王でした。
あのバイエルン、2年間タイトルを総なめにしたというそのバイエルンの中心選手、マンジュキッチです。
いよいよW杯初登場。
ここまではマンジュキッチ、まだ本来の力は十分出せていないかもしれませんが、ここからマンジュキッチの本領が発揮されるはずです。
マンジュキッチにボールが入らない1つの要因としては小倉さん、19番のサミールがあまり目立っていないという今日トップ下に入っている選手ですね。
≫前の選手のところはどちらかというと、カメルーンが、ソングからさばいて、この間、間で受けられてますよね。
その前の段階でプレッシャーが速いんでミスパスになってるんですよね。
オリッチが粘ってクロスを上げてきました。
このシーンです。
2007年から2010年はリバプールでゲームを下というイタンジュです。
現在はトルコリーグでプレーしています。
先ほどのシーンです。
マンジュキッチのまた1つ守備でいいプレーがありましたね。
≫4番のペリシッチ、後ろから飛び込んできました。
4番のペリシッチ、5番のオリッチ非常に好調なクロアチア。
プレッシャーがかなり高いんでボランチの2人が余裕を持ってボールを持つ場面がなかなかありません。
≫そうすると、なかなかつなぎのところでうまくマンジュキッチ、サミールにくさびを当てるのは難しくなってきますね。
≫負けたら即敗退という両チームです。
グループA、第2戦に入っています昨日、ブラジルとメキシコが引き分けました。
その中でカメルーンとクロアチア、勝ち点3を目指す両チームです。
ドイツのシャルケでプレーしているマティプです。
今日、アンカーの位置に入っているマティプ。
193cmの長身です。
この選手がセンターバックに入るかなという予想もあったんですがボランチの位置に入ってきました。
カメルーンの攻めは、やはり小倉さん、今のところムカンジョ、エムビアを中心にした右サイドになってますが?≫サイドチェンジを含めた、スペースを生かして攻めていきたいという狙いが見えますね。
サミール右足、ゴールキーパーの正面です。
第1戦は20番のコバチッチが起用されたトップ下のポジション。
今日は19番のサミールが起用されています。
ブラジル出身で元U20のブラジル代表。
今、ペリシッチとオリッチがポジションを変えています。
ファウルはありませんでした。
まず立ち上がり、カメルーンがボールを支配しました。
その後はクロアチアペースになってきました。
小倉さん、クロアチアの守備としては今のところ、問題点はそれほどなさそうですか?≫少しね…≫ファウルがあったかどうか。
ソングに一発レッドカード。
≫退場?≫6番のソング、レッドカードで退場。
ボールと関係がないところで。
≫倒したように見えたんですけど、どういうふうに倒したんですかね。
これは、かなり痛い。
≫クロアチア、ペリシッチのドリブル。
ソングがマンジュキッチの背中を右手でたたきました。
一発レッド。
感情を抑え切ることができませんでした。
≫こういったプレーはカメルーン、ちょっと、自分たちのペースを握って、同点に追いつけるのかという展開の中で。
こういったプレーというのはチームに迷惑をかけますよね。
もちろん返るときにマンジュキッチがうまくコースをふさいで行かせないでおこうというようなところがあったんですけれどもそういった駆け引きがありますから、それで感情的な行いをするというのはいけないですけど少し邪魔をしたところで。
≫明らかに右手で背中を叩いているという6番のソング、バルセロナでプレーをしている選手が一発レッド。
これでカメルーンは10人での戦いです。
≫ペースがカメルーンに来ていただけに、本当にもったいないカードになりましたね。
≫前半のまだ41分です。
時間は十分に残っている中、カメルーンは10人になりました。
しかも1点リードされています。
≫水を差したようになりましたね。
≫ここまでは一進一退の攻防になりました。
その中でカメルーン、ソングの一発レッド。
≫でも、カメルーンはここ、切り換えることですね。
10対11で、そのまま負けていくということはないですから。
逆転というケースがありますからね。
≫ある程度カメルーンの戦い方がはっきりするはずですね?しっかりと10人で守備を固めながらということになるんでしょうけど、そんなに引いてないですね。
そこはカメルーンらしさもあるかもわからないですね。
≫10番のアブバカル1人を残すかなという、そんな戦い方でもありません。
8番のムカンジョも前の方に位置をしています。
≫ただ、そこのところはクロアチアのここら辺のボールの慌てないつなぎというのは、さすがというところがありますけどね。
≫前からプレッシャーをかけにいくカメルーンです。
非常にモドリッチとラキティッチがフリーでプレーする時間帯が少なかったここまでですが、ようやく少しフリーでプレーする場面が増えるかもしれません。
≫増えるでしょうね、必然的に。
≫そうすると、やはりクロアチアペースになってきます。
クロアチアはこのまま勝って、そして第3戦のメキシコにも勝つというのが決勝トーナメント進出の条件です。
両チームともそうですが引き分けた瞬間に第3戦は2点差以上で勝利しなければいけないという、その状況が生まれます。
≫1点差ですと、まだまだわかりません。
≫本当わからないですよ。
一発返せる力はカメルーン、個々にはありますからね。
中にボールを送ってチャンスを迎えたカメルーンでした。
≫いいと思うんですよね、サイドからつなぎで崩してコンビネーションというよりシンプルに。
≫アディショナルタイムに入りました。
前半45分を経過しています。
1分の追加タイムがあります。
小倉さん、後半もこのような戦いが予想されますね?≫無理をしないですよね。
リスクをかけていく必要はないですよね。
≫シュートを狙ってきました10番のアブバカル。
≫これでいいと思いますよ。
完全に崩してというよりも、思い切ってシュート、いいんじゃないですかね。
≫ムカンジョのカウンターから最後は10番のアブバカル。
右足のシュートを狙っていきました。
ここで前半が終了しています。
2014FIFA・W杯ブラジルグループA、カメルーン×クロアチア。
クロアチア1点リードで前半を折り返します。
さて小倉さん、この前半の印象ですが?≫カメルーンペースが多かっただけに、ちょっとソングのレッドカードが痛かったかなと。
ただ、先制点のとり方はさすがでした、クロアチア。
≫負けたら敗退という両チーム、≫前半終えて1−0でクロアチアがリードしています。
≫かなり両チーム、負けたら終わりですから熱くなってますよね。
≫おもしろい試合ですね。
≫おもしろいですよ。
≫熱くなり過ぎて、カメルーンの選手がガンッていきましたから。
≫前半のハイライトをご覧ください。
≫オリッチ先制ゴール。
絶対に落とせない一戦でクロアチア先制。
≫世界最大にして最高の祭典、2014FIFA・W杯ブラジルグループA、カメルーン×クロアチア、前半1−0とクロアチアがリードしています。
後半も元日本代表、小倉隆史さんの解説、実況、佐藤文康でお伝えをしていきます。
カメルーンは10人でこの後半の舞台に立ちます。
改めて小倉さん、4年に1度のフットボールの祭典、トップ選手でもあれだけのレッドカードを出されてしまう、感情のコントロールが難しいなという、この日のためにかけてきた、それだけ難しいのかなという印象もありますが。
≫ということなんですかね。
ちょっといただけないですけどもね。
せっかく、1点は取られはしましたが、序盤のペースも含めて、点とられた後も徐々に持ち直して、ちょっとカメルーン、1点返すかなというにおいが漂ってきていたところだけに本当にもったいなかったですけども。
ただ、ハーフタイムを挟んでクロアチアの方はプランとしては変わらないと思うんですけど、カメルーンがどういった形で、まずは1点返さなきゃいけないですからね。
そこを見ていきたいですね。
≫その先制ゴール、クロアチアは前半11分に生まれました。
オリッチのゴールです。
この右からのクロス、マンジュキッチの起点、つぶれてそして、ペリシッチから最後は18番のオリッチの先制ゴールでした。
≫要はサイドからのクロス、誰を狙ってるかというと、マンジュキッチをきっちり狙ってるんですね。
クリアがここしかできないところへペリシッチへ、よく見ていましたしそこにオリッチ、さすが走り込んでいるかという展開でしたけども。
≫カメルーンが選手をかえてきます。
5番のヌンクが準備をしています。
ヌンクは第一戦でも右のサイドバック、後半の開始から起用されましたが、この辺り、17番のエムビア辺りを上げるのかあるいはどういう作戦で来るのか。
交代選手が1つ注目されます。
5番のヌンク、サイドバック、センターバックができるという選手を起用してきました。
14番のシュジュを下げて、5番のヌンクを起用してきました。
これは小倉さん、そのままセンターバックに入るのかどうかというところですね。
≫1−0で勝たなければいけない試合のときに単純に攻撃の枚数を減らすということはやりにくい状況ですからね。
≫エトーと抱き合って、そして鼓舞されて今ピッチに立ちました5番のヌンクです。
クロアチアの方は交代はなさそうです。
今度は右にカメルーン、左にクロアチア。
いよいよ後半45分がスタートしようとしています。
グループA、現在ブラジルとメキシコが2戦終わって勝ち点4、この両チームは勝ち点0負けた瞬間に即敗退が決まる両チームです。
後半のスタート。
≫後半の立ち上がり、やはりクロアチアは無理をせず、失点をせずという戦いが求められます。
その中でどこでスイッチを入れていくか。
≫ここはチャンスを迎えました。
スペインのヘタフェでプレーをしています、19番のサミール。
元U20のブラジル代表。
国籍変更でクロアチアの国籍を選んでサミール、この舞台に立っています≫うまく隙を突いた形のスローインからのプレーでしたけどね。
≫まず後半の立ち上がり、チャンスを迎えましたクロアチア。
両チームのゲームプランですが、小倉さん。
≫まず、1つこれですよね。
少々遠い位置からでもパワーがありますから。
今回のブラズーカというボールも伸びるような球筋があるので、ディフェンスの高さから見ても、前からも行かずに、カウンターという流れにカメルーンはなるでしょうね。
一方のクロアチアはポゼッションを上げながら、今の一発でというのはもちろんあるんですけれども、攻め急ぐ必要はないんです。
しっかりとボールを回していきながらチャンスがあればというような展開になっていくでしょうね。
≫今見るとカメルーンは21番のマティプが最終ラインに入っています。
2点目が入りました、クロアチア!今度は4番のペリシッチ。
これは大きな2点目!決勝トーナメント進出に向かって、クロアチア。
まさに1人で決め切りました。
≫本当ですね、長い距離走りましたよ。
キーパーからなんですよね。
上がっちゃったところを…、自分で行って3タッチ目でしたか。
≫中にマンジュキッチがいました。
しかし、自分で4番のペリシッチは狙っていきました。
≫蹴る前に1回見てるんですよ。
そこでマンジュキッチがいるといったときにキーパーにフェイクかけてるんですね。
≫目でフェイントをしたということですね。
これは大きな2点目が入りました、クロアチア。
2−0になりました。
後半の立ち上がりに取ったという本当に大きな2点目。
カメルーンはある程度守りながらという1点を狙いに行く、引き分けでも決勝トーナメント進出の可能性も残りましたから、小倉さん、そういうゲームプランだったとフィンケ監督は思いますが。
≫まずはしっかりとディフェンスからといったところで、ゴールキックになったんで競らせてそのこぼれ球という狙いはできたというところで低いボールでインターセプトれたのが痛かったですね。
その後、そのまま展開が読めたところで2点目というのは大きいですね。
≫ペリシッチのゴールが後半の3分に決まっています。
カメルーンは最終ラインに21番のマティプが入って、3番のヌクルとセンターバックのコンビ。
右サイドに5番のヌンクが入ってエムビアを1列前に上げた布陣になっています。
クロアチアのエース・マンジュキッチ、1対1を決め切ることができません。
完全に抜け出しました、小倉さん。
決定力があるというマンジュキッチですが。
≫ファーストコントロールが、少し自分の体の中心に行き過ぎたんで思い切って打てなかったんですね。
それで外に持ち運んだ分、シュートコースなくなりましたね。
ここの時点で真ん中にきちゃったんで、外に運ぼうとして、後ろのディフェンスも追いついて。
≫いよいよこの舞台に立ったクロアチアのエース・マンジュキッチですが、決め切ることはできませんでした。
≫クロアチアとしても、次にこのまま行ったところでメキシコとの直接対決を考えると、点は取っておきたいですからね。
≫クロアチアはこのままもしカメルーンに勝ってもどうしてもメキシコには勝たなければいけないという状況が生まれます。
メキシコがブラジルと引き分けましたので、引き分けでは第3戦、突破できないというクロアチア。
5番のヌンクのボレーシュート。
≫そうなんですよね、クロアチアは勝つしかないですね。
≫引き分けではいけないというね。
ですから、とにかくメキシコに勝つために少しでもいい状態でてこの第2戦を終えて、それからマンジュキッチの状態も上げてというね。
≫そのためには選手交代をしたところでの勝ちの試合の収め方が重要になってきますね。
先ほどのボレーもそうですけど、一発がある分、安易に交代して休ませるという考えも怖いですからね。
≫もちろんクロアチアはカメルーンに勝つことが必要ですが、小倉さん、メキシコとこの後対戦するわけですが、メキシコの方が中1日多いという休みになるわけですね。
ですから、ある程度力も温存したいというクロアチアの思いもあるかもしれません。
≫そういう意味ではオリッチであったり、点を取ったところを休ませてっていうのは頭にあるかもしれないですね。
≫ムカンジョが先ほどから何度も仕掛けています。
≫4番のペリシッチが独走、自分で決め切った2点目です。
≫何気ないですけど、タッチ目でインターセプトのところから大きく出して、2タッチ目も絶妙なところに置いてとね。
リーチある選手のドリブルという感じがします、タッチは少ないですけど。
≫この2人は両サイド、どちらもできるという形ですね。
後半スタートからペリシッチが左サイド、右に18番のオリッチを置いています。
13番のシュポ・モティング、日本の岡崎とドイツのマインツでプレーしています。
カメルーンも前回大会と同じように3戦全敗ではいけないというシーンを迎えています。
≫久しぶりに7番のラキティッチが上がってきましたね。
初めてかもしれませんが。
3点目を狙いにいきます。
クロアチアは今日、何点取ってもとにかく3戦目のメキシコには勝たなければいけないという状況です。
≫もう一度コーナーキックのチャンスを得ます。
クロアチア、チャンスを迎える。
≫ここは飛び込んでいきました。
ここもオリッチが飛び込んでいきました。
≫もう1つ、10番のモドリッチはなかなか目立っていませんが、第1戦でケガをして、調整の期間ではほとんど練習ができませんでした。
その辺りも影響があるかもしれませんが…。
チャンスを迎えたクロアチア。
モドリッチの正確な縦パス、4番のペリシッチ、倒れました。
ここはチャンスを迎えるクロアチア。
≫いい位置ですね。
≫ここは11番のスルナ辺りもすばらしいボールを持っていますが。
ラキティッチ、モドリッチ、誰が蹴ってくるか。
ゴール正面です。
今大会のダークホースと言われていますクロアチア。
タレント軍団、ここまで2−0とリード。
10人のカメルーンを相手。
バニシングスプレーで線が引かれて。
やはりスルナが行きそうですかね。
ベテランキャプテンのスルナ、32年。
やはり上を狙ってきましたが、浮いてしまいました。
≫越していくには少し近過ぎましたかね。
≫11番のキャプテンのスルナが狙っていきました。
とにかくクロアチア、決勝トーナメント進出を目指しています。
第1戦のブラジル戦に敗れてそしてカメルーンとの一戦、2−0としっかりとリードを奪っています。
いいボールが入ってきましたね。
≫フリーランニングですね、オリッチのね。
≫右足の甲の辺りを傷めてそのスパイクとソックスの間にスポンジを入れて今日は出場しているという10番のモドリッチ。
左足でシュートを狙ってきました。
やはり右足のキックのときに少し痛みが走るという話も聞いています。
≫すばらしい動き方ですが、最後のタッチが。
≫少し大きかったですか。
≫3番のプラニッチが中に入ってきました。
≫カメルーン、苦しいですけどね。
なんとかここは我慢ですね。
≫アマゾンの大都市、このマナウスでゲームが行われています。
非常に苦しい時間帯を迎えています。
ついにエースが目覚めた、マンジュキッチ。
クロアチア、大きな大きな3点目はエースのマンジュキッチ。
≫来ましたね。
≫ついに出ました、小倉さん。
≫出ましたね。
≫得意の高さ、ヘディングシュートこのコーナーから中に入っていってマンジュキッチ。
≫フリーにしてしまっては、この人は飛び込んできますよ。
≫ドイツ、ブンデスリーガ・バイエルンで活躍するこのストライカー、マンジュキッチ初めてのW杯この初戦で見事に結果を残しました。
3点目が入りました。
これは大きな3点目。
≫まだ終わってないですけど、次のメキシコ戦があるだけにエースが取る、これはチームにとっても大きいことですからね。
≫まずはエースがW杯デビュー戦です。
その中で得点を奪いました、3−0一方、カメルーンのエース、左側、エトーはやはりピッチに立てないのか。
≫立てないんでしょうかね、この時間にいけないということはそういうことでしょうね。
≫10人のカメルーン相手、しっかりと後半2点を奪いましたクロアチア。
最終戦はメキシコ、メキシコを上回るためには引き分けではいけません。
勝たなければいけないという状況。
もしクロアチアとメキシコが引き分けますと、ブラジルが負けますと並ぶ可能性もあるんですが、ブラジルがカメルーンに負けるということは想定しづらいですから、やはりクロアチアは最終戦のメキシコに勝つしかないということが必要になってきますよね。
≫メキシコは勝ちか引き分けでいいんですね。
クロアチアが引き分けでいける条件としましては、得失点差でブラジルが負けて、さらに得失点差で上回る必要があるということですからなかなか考えづらいということが言えますよね。
ですから、クロアチアは最終戦は絶対に勝ち点3が必要となってきますが、ただ、その中でチーム状態を上げて3戦目に向かえそうなこのクロアチア。
≫次の試合も含めてですけれども、どんなことが起きるかわからないですから。
リーグ戦というのはとれるときにとっておいた方がいいというのが絶対のセオリーですね。
でも、カメルーンにもね、まず1点取ってもらいたいですけどね。
≫4番のペリシッチの運動量は見事です。
ついにマンジュキッチのゴールが決まったクロアチア、エースのゴール。
≫やはりワンプレー、ワンプレー、個々の能力で攻めてくるというカメルーンです。
後はクロアチアがセンターバックの2人がイエローカードを第1戦でもらっているんですね。
その辺りが1つ、後半の残り時間でカードをもらわずにというところが1つ。
≫絶対でしょうね、その指示は出ていると思うんですけどね。
ハーフタイムの時点で出ているんじゃないかと思いますけどね。
≫クロアチアは22番のエドゥアルドが出てきました。
かつてアーセナル時代に大ケガをしてそして戻ってきたという22番のエドゥアルド。
16歳までブラジルで育ったというエドゥアルドが準備をしています。
前線の選手、いろいろな選手を試しながらというニコ・コバチ監督。
アブバカル、浮いてしまいました。
最後は右足のシュート。
≫エムビアですよね、ちょっと前半使い過ぎましたかね。
≫セットプレーからマンジュキッチのゴールが生まれましたが、連係という部分では小倉さん、マンジュキッチとオリッチ、それからペリシッチ辺りはいかがでしょうか?≫フリーランニングで引き出すような動きで3人ともできますしね。
≫18番のオリッチを下げて22番のエドゥアルド。
これはもう小倉さん、3戦目を見据えた交代ですか?≫お疲れさんというところでしょうね。
いや〜、よく走りましたよ。
≫先制ゴールのオリッチ。
≫貴重な先制点でしたね。
≫34歳、開幕戦でも左からクロスを上げてそしてマルセロのオウンゴールを呼び込んだオリッチです。
大きなケガをして、そして、いよいよ復帰した、エドゥアルド。
現在はウクライナのシャフタールでプレーしています。
カメルーンのロングシュートがありました。
≫いいところ、いいコースに行きましたが、わずかに上です。
≫思い切ってインステップを振り抜いていくとすごい弾道いきそうですけどね。
カメルーンもウェボが準備をしています。
10番のアブバカルを下げてそしてトップを変えてくるカメルーンです。
32歳ベテランのウェボ、最前線に入っていきました。
何といっても前半40分にソング、中心選手を一発レッドカードで欠きましたカメルーンです。
前回大会もかなり内部でごたごたがあって3戦全敗で終わりましたが、今回もカメルーンから出発のときに、金銭問題といいますか、選手が受け取る分配金の問題で1日出発が遅れました。
それから第1戦の前には2日前に現地に入る予定だったんですが、飛行機の座席をめぐってもめて、そして、1日遅れて前日に入ったというのもあったそうですが。
≫何かもったいないですよね。
ポテンシャルのあるチームだけに1つまとまって、うまくいけば、もっと魅力的なサッカーができるような気がするんですけどね。
≫場内はウェーブが起こっています。
ここで選手の交代。
20番のコバチッチが準備をしています。
トップ下の19番・サミールを下げて、開幕戦で先発しました20番のコバチッチ。
ここはトップ下を変えてきます。
ブラジル出身のサミールを下げて、そして、イタリア・インテル、長友のチームメイト、10番を背負う20歳のコバチッチが今ピッチに入っていきました。
小倉さん、今大会注目の若手の1人ですね?≫本当ですね。
≫非常にドリブルが得意のコバチッチです。
本来であればコバチッチを先発から起用して、機能してほしいなというのがニコ・コバチ監督の思いだと思いますが。
クロアチア国内では、ラキティッチを一枚上げて使った方がいいんではないかという論争もあるそうです。
4点目が決まりました、オフサイドはありません。
マンジュキッチ、今日、2ゴール。
決定的な4点目。
コバチッチから、エドゥアルド。
そしてオフサイドはありませんでした、この左サイド、1人、選手が残っていました。
≫ギリギリでしたけどね。
≫こぼれ球、マンジュキッチが押し込んで2点目。
第2戦、初めて登場したマンジュキッチ。
かなり大差がつきました、4−0。
今のラインを上げることができなかったこの辺りもこれだけの点差がついてしまって集中力を欠いた部分だと思いますが。
≫まさにそうだったと思いますね。
少しタッチを割ったような感じがありましたけどね。
≫マンジュキッチも得点王に向かっては、ミュラーがハットトリックのスタートを切りました。
ドイツのミュラーですが。
これはいいスタートになりましたね。
≫1試合、少ないですからね、マンジュキッチももう1点という思いがあると思いますよ。
ストライカーですから。
≫カメルーンは選手交代3人目、20番のサリが準備しています。
13番のシュポ・モティングを下げます。
フランス2部リーグのランセでプレーしています。
非常に若いときからカメルーン代表に招集されて現在21歳。
そのサリが入りました。
小倉さん、これだけの大差がつきましたが残り15分の両チームの使い方ですが、まずクロアチア、まだまだ攻めてそしてできるだけ得点を奪いにいく形になっていますが。
≫そんな形ですね。
≫力ありますね。
≫シュートを狙っていきました。
≫カメルーンの運動量が減ってきました。
≫足、止まってますよね。
ボールの周りの選手だけが動いているような。
よくボールウォッチャーというかね。
≫高温多湿のマナウスで行われています。
イングランドとイタリアの一戦も70分以降にガクっと足が止まった両チームの姿がありました。
今日は雨、今は雨はやんでいますが気温27度、湿度は86%。
あとはクロアチアは、第3戦のメキシコに向かって力を温存しながら、ここは勝利に向かうというクロアチア。
オーレコールが起こっています。
小倉さん、改めて開幕戦のブラジル戦、健闘しました。
やはりダークホース的な存在だということを印象づけますか?≫代わった選手も含めておもしろい存在だなというのはこのゲームを見てわかりますよね。
≫前半から8番のムカンジョのドリブル突破が非常に目立っていますが。
≫どんどん仕掛けていくのはすばらしいと思いますが、1人だけじゃ、なかなかいけないですよね。
≫そして前半から走ってきました。
特に貴重な2点目をマークした4番のペリシッチを下げます。
16番のレビッチが出てきます。
≫相手のミスからでしたけど、しっかり走りきって決めた2点目。
ここでガクッときましたもんね。
≫第1戦、第2戦ともに大活躍のペリシッチ。
そして、20歳のレビッチが起用されます。
開幕戦でも残り12分の場面で起用されました。
カメルーンがセットプレーのチャンスを迎えています。
負けたらすぐ敗退が決まるという今日のゲーム。
カメルーンはこのまま敗れますとグループリーグ敗退が決まります。
17番のエムビア、スペインのセビージャでプレーをしてします。
カメルーンも第1戦とは別の顔を見せたいんだと選手たちは意気込んでいましたが、やはりソングの退場もあって、10人での戦い、前半は1−0としのぎましたが後半に3得点を奪われています。
≫ケガがあったモドリッチを90分間出場させるということは小倉さん、ケガの状態はそれほど心配じゃなさそうですね。
≫ということでしょうね。
≫昨日チームに合流したというモドリッチですが、ニコ・コバチ監督、そしてこちらがカメルーンのフィンケ監督ですが、ニコ・コバチ監督はモドリッチ、ラキティッチをそのままピッチに残して90分出場させるという采配をしました。
もちろん18番のオリッチ、4番のペリシッチは交代しましたが、ある程度温存の形が強い、第3戦に向かう、既に気持ちは向かっているかもしれませんが、クロアチア、ここは4−0とリードを奪っています。
≫もうカメルーンはプレッシャーをかけることができません。
≫クロアチアもボールを回してチャンスがあれば…ぐらいの気持ちでしょうからね。
≫このクロスが正確さを欠いています。
その前にオフサイドがありました。
16歳までブラジルで育ったエドゥアルド。
31歳のフォワード。
これが4点目のシーンです。
エドゥアルドの左足のシュートから。
17番のエムビアが…。
≫そこをわかって、しっかりとマンジュキッチ、そこにポジショニングとってるんですよね。
大丈夫だというのがしっかり見えてね。
≫オフサイドでないことを確認してからガッツポーズをしたマンジュキッチです。
ここはキャプテンのスルナがここまで上がってきました。
このスルナという選手も小倉さん、本当に右サイドで、運動量もありますし、キャプテンシーの強い選手ですね。
≫攻撃的にクロアチアがいたら、サイドバックの選手だとは思わない位置にいつもいますからね。
11番もつけていますし、本当に攻撃的で精力的に動く選手ですよね。
≫2006年ドイツ大会、今カットした選手ですが、日本戦にも出場したスルナ。
ハットトリックに向かってマンジュキッチ。
今のボールにも入っていきましたが、マンジュキッチ、クロアチアの1トップです。
ここはスルーパスを狙ってきました。
小倉さん、パスかというところは、やはりシュートでもよかったという場面でしょうか?≫スペースがもうなかったですしね。
出し手が先にここだぞと言うんじゃなくて、受け手が先に動いて初めて成立する距離感ですからね。
≫マンジュキッチが今、手前サイドで給水をして、ようやくピッチに戻っていく姿が見えますが。
≫いい仕事すると思いますよ。
ファウルがありました。
≫ファウルですか、うまくとったように見えましたけどね。
≫今、手前で給水をして、ひざに手をついてから、ピッチに戻ってきました。
相当きついんでしょうね。
クロアチアは中5日、マンジュキッチはこの試合に満を持してピッチに登場していますが、そのマンジュキッチでもひざに手を置くという場面があります。
高温多湿のこのマナウス。
決定的場面を迎えましたが、やはり、個を見ると、小倉さん、能力は高いですね?≫ありますよ。
サイドからの仕掛けというのは、クロアチアは嫌がってますもんね。
しっかりパスをしていますけどね、もう1つ、我を出すプレーも必要ですね。
グループAはブラジルとメキシコが勝ち点4、そしてクロアチアが今日、この試合を勝ちますと勝ち点3に伸ばします。
小倉さん、3戦目で1位通過がどのチームかというところと、それから、メキシコとクロアチア、どちらが抜けるかというところ。
ブラジルとカメルーンが最終戦なんですね。
≫カメルーンはこのままだと敗退が決まったというモチベーションを考えると、相手はブラジル、ちょっと厳しいかなという感じがしますね。
≫相当疲れてますね。
でも、守備のところはしっかりいるんですね。
でもこういうところがマンジュキッチらしいと思うんですよね。
フォア・ザ・チームのプレーができるんですよね。
≫攻めに出る精神力はちょっともうありませんが、ただ、フォア・ザ・チームで守備の部分で頑張るという17番のマンジュキッチ。
腰に手を置いたり、ひざに手を置いたり、マンジュキッチは疲れ切った状態ですが。
あとはカメルーンがグループリーグ敗退が決まった後、ブラジルとどういうモチベーションで戦っていくのか。
≫中途半端でしたね。
≫もう一回、戻ろうとしたんですか?≫恐らく最後はそういう判断だったと思うんですが、その前に直接ループでっていう考えもあったんじゃないですかね。
≫長い距離を走ってきました。
≫もう1回、持とうとしたんですね≫ちょっと浮かせて抜いてからシュートを打とうとしましたが、ラキティッチ。
2日前にバルセロナへ移籍が決定して、チームから発表されました。
≫惜しかったですね。
≫20番のサリが倒れています。
イエローカードが出ています、後半の44分。
どのシーンでしょうかね、小倉さん≫ほんとですね。
22番のクロアチア、エドゥアルドにイエローカードが出ました。
サリがボールを奪ったところ、後ろから足をかけてしまったというエドゥアルド。
カメルーン、アスー・エコトの左からのクロスは第1戦のメキシコ戦ではかなりあったんですが、今日はほとんどありませんでしたね。
≫こういうことがあるのがカメルーンです。
大会前には、エトー派閥とさらにはソング派閥とがあるということがチーム内ではかなりあるそうですが。
≫どのチームもありますよね。
≫試合中にも今、2番のアスー・エコトと8番のムカンジョ、言い争う場面がありました。
なかなか1つになれないというのがカメルーンというチームですが今日もそれを露呈してしまいました。
一発レッドカードもありました。
後半のアディショナルタイムに入っています。
言い争うことはあると思いますが、小倉さん、こうやって頭突きをするまでというのはね。
≫ちょっと信じられないですけどね。
≫もちろん要求することは悪いことではありませんが、なかなか1つになれないカメルーン。
≫戦う相手を間違っていますね。
≫アディショナルタイム1分が経過しています。
クロアチア、勝利が濃厚になってきました。
小倉さん、クロアチアはこのままメキシコ戦に向かっていい形で迎えそうですか。
≫ホントですね。
エースのマンジュキッチが2点取ったというのは何より大きいんじゃないですかね。
やっぱりストライカーというのは、得点取ってこそノってきますから。
≫セットプレーから1点、それから最後はこぼれ球を押し込んだマンジュキッチ。
3点目、4点目、エースが決めたクロアチア。
ここは冷静にボールを回す。
ここでホイッスル。
グループAの大一番、カメルーン×クロアチア。
クロアチア圧勝。
4得点のゴールラッシュ。
決勝トーナメント進出に向かって大きな勝ち点3を得ました。
そしてカメルーンは、この時点でグループリーグ敗退が決定しています。
小倉さん、今日の試合の印象ですが≫もちろんクロアチアは、らしい戦い方、そしてエースのマンジュキッチ、さすがだなという得点が見られたんですけれども、もったいないなという印象が強いですね。
≫やはり、いいゲームだっただけに前半の40分のソングの一発レッドカード。
≫それまでが、得点は取られましたけれどもカメルーンの時間が多かった、可能性があるチームなだけに、この点差をつくようなチームの対決じゃなかったなというのが印象ですね。
≫グループAは決勝トーナメント進出に向かってブラジル、メキシコ、クロアチアの争いになりました。
クロアチア、カメルーンを4−0で破っています。
≫ギリシャ戦が行われるナタールのドゥナススタジアム前です。
日中は今日は快晴でしたが先ほどから突然の強い雨に襲われています。
今も気温は26度ありまして、初戦のレシフェよりかなり蒸し暑い気候になっています。
それでは練習前の長友選手のコメントからお聞きください。
長友選手、自分たちは北京オリンピックなど、挫折をはい上がってここまで来た、苦しめば苦しむほど力を発揮できる、自信がぶれることはないときっぱり話をしていました。
初戦で長友選手の左サイドをやられた件についても香川選手と相当話をしたようで、香川選手が思いどおりにプレーができるように明日は全力でサポートしたい、エース復活が勝利の1つのカギになると考えているようです。
≫気合いがかなり入ってますからもちろん負けたら後がないわけですから、日本も。
≫運命のギリシャ戦までもうあと24時間を切っているんですよね。
村上さんは、どんなところに期待をしたいですか?≫W杯川柳、今日の一句はこちらです。
2014/06/19(木) 06:40〜09:00
MBS毎日放送
2014FIFAワールドカップ カメルーン×クロアチア[字][デ]

グループA決勝トーナメント進出を占う一戦!お騒がせ軍団vs東欧のブラジル(延長あり)▽小倉隆史 佐藤文康 村上信五 枡田絵理奈

詳細情報
お知らせ
【会場】
ブラジル・マナウス・アマゾーニアアリーナ
番組内容
前回南アフリカ大会ではダークホースと謳われながら内紛によりチームはガタガタとなりグループリーグ敗退となったアフリカの雄カメルーン。元浦和レッズのフィンケ監督を迎え前回大会の雪辱なるか?一方独バイエルンのエースストライカー、マンジュキッチにスペインのレアルマドリードで司令塔を担うモドリッチとスターを揃えるクロアチア。98年大会3位のプレーヤーだったニコ・コバチ監督が虎視眈々と上位進出を狙う!
出演者
【解説】
小倉隆史(元日本代表)
【実況】
佐藤文康(TBSアナウンサー)

【司会】
村上信五(関ジャニ∞)
枡田絵理奈(TBSアナウンサー)

ジャンル :
スポーツ – サッカー
福祉 – 文字(字幕)

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