(水月)これが…初代火影?
(水月)忍の神と謳われた柱間の本物か。
(扉間)また大蛇丸とかいう忍か。
(柱間)どういうことだ?
(ヒルゼン)我々を封印していた屍鬼封尽の術。
おそらくそれを解いたのでしょう。
そしてその後穢土転生を。
(ミナト)まさかあの封印術を解くなんて。
大蛇丸さんどうやって?
(大蛇丸)私をみくびりすぎよミナト。
うずまき一族の封印術今はなき一族の跡地や散らばってしまった文献をずっと研究してたのよ。
術を失ってからね。
初代様どうやら我々はこの世に再びよみがえったようです。
ヌッ!貴様は誰ぞ?あ…えぇ。
四代目火影です。
ほぉ四代目とな!そうかうむ。
里も安定しておるようだな。
あの安定しているかどうかは私もよくわかりません。
なんせ私は三代目より先に死んで封印されてましたから。
ぬ!そうであったか。
猿飛と一緒に封印されたのとは別件でか?はい。
別の事件で…。
して五代目は誰ぞ?お孫様の綱手姫ですよ。
綱か…。
今里は大丈夫ぞ?ななにか心配でも?初孫だったんで果てしなく甘やかした。
しまいには俺の賭け事まで覚えてそれはもう…。
(2人)ガハハッ。
《忍の神想像してたのと少し違うな。
なんか…う〜ん》また穢土転生の術か。
わしの作った術をこうやすやすと。
それほど難しい術ではありませんよ。
ただ作るべき術ではなかった。
二代目あなたのしてきた政策や作った術が後々厄介なことになってばかりでしてね。
今回も。
貴様また木ノ葉を襲う気か?わしの命と引きかえにしてまでお前の術を奪ったというのに。
なんたることじゃ!今度は師であったわしまで穢土転生して木ノ葉に仇なす気じゃな。
はぁいつの世も戦いか。
確かにあまりいい術とは言えぬな。
扉間よだからあのとき俺が言ったように…。
兄者は少し黙っていろ。
わしはこの若僧と話している。
しかしだの…。
黙れ!《忍の神貫禄ねえ〜》勘違いしないでください。
私はもうそんなことをする気はありませんよ。
だから人格も縛ったりしてないでしょう?今日は少し事情がありましてね彼のたっての希望で話し合いの場を設けたまでです。
(サスケ)俺はうちはサスケ。
あんたたち火影に聞きたいことがある。
サスケか。
うちはの者かなるほど。
悪党につくだけはある。
扉間そういう言い方はよせと言ったはずだぞ。
兄者は甘いのだ!俺のことはいい。
三代目イタチになぜあんなことを?もう知っておるようじゃな。
イタチはうちは一族の復讐として俺が殺した。
その後トビとダンゾウから本当のことを聞いた。
そして俺は木ノ葉への復讐へと走った。
だが…だがあんたの口から聞いておきたい。
イタチの…イタチのすべてを。
そうなったか。
同胞を殺めさせたうえ逆賊の濡れ衣を着せ更には暁どもを一人で監視させていた。
イタチは小さき頃から誰も気にとめぬ先人たちからの教えや印に気づき一人でかつての忍や里の起こりを感じ取る繊細な子であった。
そのせいかイタチは一族という縛りにとらわれることなく忍の先里の先について考えることができいつもそれら将来を危惧していた。
7歳にしてまるで火影のような考えを持つ少年じゃった。
わしらはイタチ一人にすべてを任せイタチはそれを任務として完璧に果たした。
同胞を皆抹殺し反乱を止めそれにつながる戦争を一人で食い止め暁にスパイとして入り込んでまで里を守った。
わしにお前を里で守ることを条件に出してな。
やはりそうか。
(扉間)うちはの呪われた運命というやつよ。
壊滅状態だとはな。
クーデターまで企てるに至ったか。
いずれそのようなことになるとふんでおった。
マダラの意志を持つ反乱分子もくすぶっていたからな。
(大蛇丸)そううちはを追い込んだのは二代目。
あなたの作ったうちは警務部に端を発してるとも言えるわ。
なんだと?犯罪者を取り締まる側は時として嫌われ者になりやすい。
更にそういう組織は権限が強い分思い上がる。
犯罪者を監視させる名目で警務部を牢獄と同じ場所に作りうちはの家族を露骨に里の隅に追いやった。
あれがマダラ分子を助長させたのよ。
(柱間)扉間。
あれほどうちはをないがしろにしてはならぬと念を押しておいただろう。
うちはにこそ出来る役職を与え次のマダラが出てきたとしてもすぐに対処できるよう考えた結果だ。
兄者も知っているだろう。
やつらうちはは悪に憑かれた一族だ。
(大蛇丸)まるでマダラはトラウマのようですね。
そんなにうちはが怖いと。
(扉間)若僧が。
お前はマダラを知らぬ。
二代目火影あんたに聞く。
うちは一族とは何だ?何を知ってる。
ふう。
うちは一族と我ら千手一族は長きにわたり戦い続けた歴史がある。
元来その二つの一族は敵どうしだった。
そこは知っている。
悪に憑かれた一族とはどういう意味だ?
(扉間)千手一族が術ではなく愛情を力としているのに対しうちは一族は術の力を第一とした考えがあった。
だが本当は違うのだ。
うちはほど愛情に深い一族はいない。
だからこそうちははそれを封印してきた。
どういうことだ?いったんうちは一族の者が愛情を知ると今まで縛りつけてきた情の解放とでもいうのか千手をも超える愛の力というものに目覚めてしまう。
ならオーケーじゃん?千手ともうまくいくでしょ。
その強い愛の力ってので。
ところがこれが厄介なのだ。
強すぎる愛情は暴走する可能性を秘めていた。
愛を知ったうちはの者がその強い愛情を失ったときより強い憎しみに取って代わり人が変わってしまう。
わしはそれを何度も見てきた。
そしてそれにはある特別な症状が出るのだ。
症状?
(扉間)うちはの者が大きな愛の喪失や自分自身の失意にもがき苦しむとき脳内に特殊なチャクラが吹き出し視神経に反応して眼に変化が現れる。
それが心を写す瞳写輪眼と言われるものだ。
(扉間)写輪眼は心の力と同調し個人を急速に強くさせる。
心の憎しみの力とともに。
うちはには確かに繊細な者が多く強い情に目覚めた者はほぼ闇にとらわれ悪に落ちる。
闇が深くなればなるほど瞳力も増し手がつけられなくなる。
マダラのようにな。
マダラは弟思いの男だった。
貴様の兄以上だろうぞ。
(扉間)わしはうちはの力を里のために貢献できるように形を整え導いたつもりだ。
だが里のために自滅したのだとしたらそれもしかたのないこと。
やつらも木ノ葉の里の役に立ったということだ。
(柱間)扉間!そういう言い方はよさぬか!話を聞いているのは純粋なうちはの子供だ。
(扉間)大事なのは里だ。
里が要よ。
兄者もそれはわかっていよう。
気にしない。
純粋でもなければ子供でもない。
《基本巴ではない。
万華鏡写輪眼か》初代火影あんたに聞く。
里とは何だ?忍とはそもそも何なんだ?里忍とは何ぞ?か。
イタチは兄は木ノ葉に利用されたにもかかわらず命がけで里を守り木ノ葉の忍であることに誇りを抱いて逝った。
同胞を殺してまで己が死んでまで守ろうとする里とはいったい何だ?こんな状況を作り上げた忍それをよしとする忍とは何なんだ?あんたの言葉を聞いて本当のことを知ってから自分で答えを出したい。
木ノ葉に復讐をするのかそれとも…。
大蛇丸。
何?あんたは木ノ葉を一度潰そうとした。
初めは気まぐれだと言ったあんたの言葉を信じたが今は違うとわかる。
本当はなんだったんだ?
(扉間)木ノ葉への復讐だと?うちはの悪に憑かれた小僧が。
ここでわしが!二代目様。
扉間。
《か…貫禄ハンパねえ!!》指をおろせ。
(扉間)わかった…そうチャクラを荒立てるな兄者。
ハハハハハ!いやすまんすまん。
ホッ…。
すごいですね。
《相変わらずですの柱間様》フン…。
(柱間)しかしよい兄を持ったなサスケとやら。
俺以上の忍ぞ!里について話してやってもよいがちと長くなるぞ。
(大蛇丸)できれば早急にこの子の聞きたいことを話してあげてください。
あまり時間もないので。
時間がない?今は戦争中です。
うちはマダラが復活しこの世の忍を消すつもりのようです。
いつの世も戦いか…。
確かにここから2時の方向…。
何やら強いチャクラを感じる。
《ミナト:これはナルトと九尾のチャクラそうか…。
やったんだなナルト!そして一緒に戦っている今も!》ウソではないようだな確かにマダラのチャクラを感じる。
ならわしらは戦場へ向かう。
あなた方は私の穢土転生の術の管理下にありその行動は制限される。
戦場へ向かいたいなら話を済ませてからです。
話はあとじゃ!マダラが復活したと聞いて事の重大さがわかっておるのか!?私はこの子に付きます。
サスケ君が納得しなければあなたたちを使ってここ木ノ葉を潰すことになりかねませんよ。
このタイミングで。
ぬぬぬ…こんな術!
(扉間)大蛇丸とやらお前何か勘違いをしておる。
前回よりも穢土転生の術の精度を上げてしまったことがあだとなったな。
わしらが本来の力に近いままこの世に転生された今回…。
貴様ごときの穢土転生に縛られるわしではないわ!そもそもこの術を考案したのはこのわしよ。
兄者こうなっては致し方ないぞわしは動く!猿飛かなりの忍を育てたものだ。
忍の神に褒めていただいて光栄です。
ハハハハハ!俺の細胞を取り込み縛る力を上げておるのよ。
扉間お前少し勘が鈍っておるぞ。
《扉間:こやつ…よくよく感知してみれば体のほとんどが兄者の細胞ではないか》さて…。
《この人は違う…。
初代火影柱間…。
私の縛りをほどきいつでも私を…。
気を抜かぬようにしなければ》大蛇丸とやら心配するな。
その子を縛っているわだかまりを解いてやるほうを先としようぞ。
(柱間)うちはの子が俺の話を聞きどう選択するかはわからぬがこの子を今無視すればのち必ず次のマダラとなろうぞ。
それでは戦争が終わり勝ったとしても意味がないのう。
(扉間)ハァ〜兄者の好きにせい。
さてではどこから話すべきかのう。
そうよの…。
(柱間)まず里と忍について語るには…。
木木龍の術
(柱間)うちはと千手についてからだのう。
木木人の術。
獣の難をくらう木榜排の術か。
ん!?《尾獣に須佐能乎を鎧として着させるとはのう。
マダラめ考えよる》
(柱間)もうぬしの太刀筋は読める。
木皆布袋の術!くっ!《このままでは陸がむちゃくちゃになる。
海辺に移動したほうがいい》
(マダラ)逃がさん!うっ!これでもうつかむのは無理だぞ。
(マダラ)どうする?《口寄せ五重羅生門!》《これで…》《軌道は変えられたか》向こうの陸まで。
柱間…お前と本気でやるのは久しいからな。
昔とは違うのがわかったろ。
(柱間)今までのことを俺たちの努力を無駄にするのか?マダラ。
俺とお前が戦ったところで何も生まれん。
この戦いは里と忍を傷つけるだけだ。
俺たちの兄弟を仲間を侮辱するだけだぞ!お前に俺の…。
俺はお前を殺したくない。
それは俺をいつでも殺せるってことか?違う俺たちは友だと…。
俺はもう届いたのさ!
(咆哮)しかたない…仙法。
《木真数千手!》いくぞマダラ!来い!柱間!うぉ〜!うぉ〜!
旬の野菜が大好きな豆助
2014/06/19(木) 19:30〜19:58
テレビ大阪1
NARUTO疾風伝「全てを知る者たち」[字][デ]
死してなお里を守ろうとしたイタチの気持ちとは。そして一族とは。里とは、忍とは。全てを知るために木ノ葉隠れの里に帰ってきたサスケの前に今、四人の火影が復活した!
詳細情報
番組内容
九尾の人柱力であるナルトを狙う“暁”と、ナルトを守るためそれを迎え撃つ忍連合との間で始まった激闘の第四次忍界大戦。
大戦が始まってから初めての夜明けを迎えた時——ついに仮面の男・うちはマダラ自らが動き出した。マダラの目的はキラービーとナルトの中に存在する二つの尾獣。マダラがこれらを手に入れた時、全ての人間を幻術にかけ操る事のできる“月の眼計画”が実行されてしまうのだ。
データ放送
番組を見て、ナルトのチャクラを貯めると術が発動するよ!
リモコン<d>ボタンを押して参加するってばよ!!
出演者
【[声]】
うずまきナルト:竹内順子、うちはサスケ:杉山紀彰、春野サクラ:中村千絵、はたけカカシ:井上和彦、ヤマト:小山力也、サイ:日野聡、我愛羅:石田彰ほか
原作脚本
【原作】岸本斉史(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
【シリーズ構成】武上純希
【脚本】彦久保雅博
監督・演出
【監督】伊達勇登
音楽
【OP】
「紅蓮」
歌:DOES
【ED】
「FLAME」
歌:DISH//
制作
【製作】テレビ東京、ぴえろ
ホームページ
http://ani.tv/naruto/
ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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