(テーマ音楽)「きょうの健康」です。
毎日の食事で健康を目指す「食で健康」。
今回のテーマはこちらです。
夏野菜をしっかりと食べて暑い夏を乗り切りましょう!では教えて下さる方ご紹介します。
まず栄養について教えて下さるのは…そして料理を教えて下さるのは…どうぞよろしくお願いします。
(2人)よろしくお願い致します。
さあ片岡さん今回教えて頂く料理ですがどんな料理でしょうか?今日は夏野菜たっぷりのパスタです。
スパゲッティオルトラーナ。
オルトラーナ…というのは?オルトっていうのは菜園っていう意味なんですね。
ですから菜園風パスタという事です。
菜園から取れた野菜がいっぱいあるという感じですか?農家とか自分ちの庭にこう…野菜作るでしょ?それをオルトっていうんですね。
ですからそこから取ってきたお野菜で作るパスタと。
いいですね。
さあ日笠さんこういった夏野菜ですがいいんですよね?この時期っていうのは。
夏は大量に汗をかいてそして食欲も落ちます。
水分や栄養が足りなくなりますと夏バテとかまた熱中症などになりやすくなる時期なんですね。
こういった時に水分が多くてビタミンCやカロテンそしてカリウムなどのミネラルこういったものを豊富に含んでいる野菜を食べますと水分を補給するだけでなく体の調子を整えてくれる事にも役立ちます。
ですから夏これからその暑い夏を健康的に乗り切るために是非お野菜をたくさんとるように心掛けて頂きたいと思います。
では早速この夏野菜たっぷりの料理を教えて下さい。
お願いします。
よろしくお願いします。
材料こちらですね。
トマトホールですね。
トマトの水煮ですね。
それからたまねぎ。
バジリコにんにくエキストラバージンオイルですね。
この水煮を使って作り方教えて頂きます。
まずは?まずはたまねぎをザク切りにしますね。
2個分ですね。
ドンッと。
ドンッと切っていきますね。
たまねぎを…そんなザックリとでいいんですか?もっと細かく切ると思ったでしょ?もうだって細かくみじん切りにいつもしてますけど。
そうでしょう?それは無駄な労力っていうんですね。
これから炒める事によってトロトロになります。
ですからみじん切りにする必要性がないんですね。
さあ続きまして?これにんにくですね。
にんにくはグッと潰れますね。
こういうふうにね。
これでもういいんですか?これでいいんです。
またみじん切りにすると思ったんでしょう?みじん切りに細かくしていくのかと思ったんですがそうじゃないんですか。
あえてこういうふうに…。
そうです。
粗くっていう事ですね。
さあこれをどうしましょう?これを炒めていきますよ。
たまねぎとにんにくを全部入れちゃいます。
にんにくも一緒でいいです。
オリーブオイルで先にこう…にんにくを炒めるっていうイメージなんですが…。
今回はそれはいらないんですね。
それでオリーブオイルをこの中に。
ここにオリーブオイルを入れる…。
入れます。
ここから火をかけます。
にんにくを炒めてある程度香り出してから入れるような料理の場合は最初に入れなきゃいけない。
でもこれは炒まってる間ににんにくもたまねぎも一体化しちゃいます。
ですからいいんです一緒で。
今日の場合はトマトソースです。
だからあんまり強火にして焦がしちゃうとトマトの赤い色が出なくなります。
ですから弱火にしてトロトロになるまで炒めて頂く。
できるだけ火は弱く…。
弱くて色を焦がさないように。
たまねぎを時々混ぜながら…
あめ色に変わり本当においしそうな香りです
ここまで来るとやはり味も随分変わってるんですか?うまみと甘みが出てきますね。
ですからここまで炒めるとおいしいソースが出来たも同然。
さあ!この中に…いいですか。
ホールトマト。
この中にトマトホールを入れます。
入りました。
この中にバジリコの葉っぱです。
それからお塩です。
これ一つまみ。
それからこしょう。
この辺りの加減はどうすればいいですか?大体自分の感覚で…。
感覚で。
感覚…分かりました。
…で火を強火にして沸騰したらまた弱火にしてコトコトと40分から50分詰めていきます。
ここからまた40分いくんですか?はい。
また40分ですよ。
そうですね。
たった40分ですよ。
何か40分が少し短く感じてきました。
そうでしょう。
日笠さんトマトですがこれも体にいいんですよね?トマトには…また疲労回復効果のあるクエン酸。
それから強力な抗酸化作用で知られるリコペンも含まれていますので夏バテ予防にはよい食材です。
疲労回復っていうのはこの夏バテの時期っていうのは?是非とって頂くと…。
ピッタリですね。
片岡さんここから40分煮込むという事でこの間にどうしましょう?これから野菜を切って炒めていきましょう。
こちらが材料。
パプリカズッキーニなど夏野菜がたっぷりです
さあじゃあ切っていきましょうか。
ピーマンからいきますね。
切り方は何かコツとかってあるんですか?あんまりないですね。
大体1cmくらいの大きさに。
大体ですね。
大体切っていくと…。
大きさも性格によって違うんですね。
片岡さんは性格…?僕は性格はいい加減ですから適当ですね。
ほかの材料も同じ大きさに切りそろえます。
こうする事で見た目が美しくなるだけではなく火が均等に入るのだそうです
じゃあこれを炒めていきますね。
この中にオリーブオイルを入れます。
…でにんにく。
たかの爪をほんの少しですね。
パラッとしちゃいますね。
オイルが冷たいとこから入れて下さい。
にんにくとたかの爪ね。
にんにくを入れる時にオイルが熱くなってるとにんにくパッと焦げちゃうんです。
そうすると周りは焦げてるんですけど中に火が通ってない状態。
そうすると今度はにんにくのうまみが出ないんですね。
そうしたらこのベーコンを。
まずベーコンなんですね。
ベーコンも入れたらゆっくり炒めていきます。
そうしたらこの中に野菜を加えていきます。
何か「ザ夏野菜」っていう感じの色ですね。
カラフルでいいですね。
…でここにお塩。
それからこしょうをします。
これで炒める時間はどのくらいですか?これで20分ぐらい。
今やってるだけで油が回ってきましたよね。
日笠さんこれから本格的に暑い時期になりますが食事の面ではどういう事を気を付けたらいいですか?ポイントは2つあります。
1つ目ですが…夏になりますと冷たいものばっかり選んでしまうかと思うんですが冷たいものを食べたり飲んだりを続けていると胃腸の働きが弱まって食欲不振になり下痢を起こしてそういった事が夏バテにつながってしまうという事になります。
ですから温かいものを選んで食べるようにされるといいかと思います。
今回パスタですが温かいのでピッタリですねこれね。
そして2つ目は何ですか?2つ目は…代謝を助けるといいますと?体にせっかく取り込んだ栄養も代謝できなければエネルギー源にはなりませんよね。
ですから野菜というものには代謝を助けてくれるビタミンやミネラルが豊富に含まれています。
ですので今日本日のパスタはこのようにたくさんお野菜が含まれてますので是非ご家庭でも工夫をされてたくさん野菜をとるようにして頂きたいと思います。
さあ片岡さん食欲がない時に何か工夫ってされてる事ありますか?ですから僕はとうがらし。
ちょっと辛みを足す事によって食欲が出るってよく言うじゃないですか。
それからトマトをよく食べるんですよね。
どうしてかって言うとちょっと程よい酸味があるんですね。
酸味をとる事によってまた食欲が出る。
それからやっぱり見た目が夏野菜っていろんな色があるじゃないですか。
それで見てすごく刺激をされて食欲が出る事もあると思うんですね。
まさにピッタリですね。
そうですね。
野菜を20分ほど炒めたら白ワインを加えて更に20分ほど弱火で煮詰めます
片岡さんパスタとかスパゲッティっていろいろ言いますが違いはあるんですか?ありますよ。
太さとか形によって全然違います。
こちらの方にすごく細い…。
細いですね。
カッペリーニですね。
カッペリーニ。
それからこちらフェデリーニ。
それからこちらにスパゲッティ。
スパゲッティ。
全部私スパゲッティって呼んでましたけど。
大体総称してみんなスパゲッティって言いますけどね。
本当はじゃあこれがスパゲッティっていう事なんですか?そうですね。
そして…?こちらがペンネですね。
ペンの形先が似てるのでペンネっていいますね。
そういう事なんですか。
これリガトーニですね。
それからファルファッレ。
ファルファッレってどういう意味なんですか?ちょうちょですね。
ちょうちょ。
それぞれどれがどの種類に合うっていうのはあるんですか?あります。
こういう冷たいパスタにはこういう細めが合いますね。
それからこういうパスタは魚介が合う。
太めになってきたらカルボナーラとかクリームを使ったようなソースに合います。
パスタっていうのは全部の事をいうんですか?総称してパスタっていう訳ですね。
さあいろいろお伺いしたところでそろそろソースはいかがでしょうか?ソースはもう出来てるはずです。
あっもう出来てますね。
これをこっちへ持ってきて最後の仕上げしましょうか。
裏ごしします。
ここからもう一手間裏ごしするんですね。
いいですか。
グッと入れちゃいます。
おたまの曲線部分を使ってこうやるとすぐこせていきます。
はいトマトソースが出来上がりました。
おいしそうでしょう?おいしそうですね。
こんな感じですね。
パスタをゆでていきましょう。
今日入れたパスタは?これは。
これはフェデリーニといって4分ちょっとのゆで加減です。
この間にソースを仕上げていきますね。
トマトソースを加えます。
分量も見ながらっていう感じなんですね。
少し野菜がはっきり見えるぐらいなんですか。
パスタの具合はいかがでしょうか?いいですか。
ちょっと硬いかなと思うくらいでこっちに合わせていきます。
もう火を止めます。
それでパルメザンチーズ。
じゃあこれを盛りつけていきますね。
少しねじりながら真ん中に。
パルメザンチーズをちょっとかける。
それでパセリをこう…。
これで完成です。
おいしそうですね。
夏野菜たっぷりのスパゲッティオルトラーナ完成です。
では早速頂きましょう!
では頂きましょう!頂きます。
どうぞ。
とても濃厚で何かお野菜がたくさん染み込んでくるというような感じでおいしいです。
本当たまねぎの…甘さ。
野菜のうまみがたくさん出てるでしょ?すごく出てますね。
やっぱり時間かけた分はしっかり出るんですね味に。
ピリッってやはり辛みが少し入っていたりとかするところで食欲がちょっと一口食べたら更にまた食べたくなるようなイメージがありますので。
このトマトソースですがいろいろ使えるんですよね。
これは一回作っておくと肉や魚それから前菜卵料理何でも使えちゃうんですね。
だから本当に万能のソースです。
日笠さん夏を乗り切るためのポイントたくさんありましたね。
はい今日ですね。
ひどい夏バテにならないために水分をしっかりととって胃腸にやさしい温かい食事を食べるように心掛けて頂きたいと思います。
そして野菜も含めて食事から栄養素を満遍なくとり夏を乗り切って頂きたいと思います。
皆さんも野菜をたっぷりとって夏を乗り切って下さい。
日笠さん片岡さんどうもありがとうございました。
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
2014/06/19(木) 20:30〜20:45
NHKEテレ1大阪
きょうの健康 食で健康「夏野菜たっぷりパスタ」[解][字]
夏バテ予防のために、暑くなる季節にお勧めの胃腸にやさしい温かいパスタを紹介。栄養素を代謝してくれるビタミン・ミネラルが豊富な夏野菜・トマトソースをたっぷり使う。
詳細情報
番組内容
夏は汗をかきやすく、食欲が低下しがち。体内の水分・栄養が不足すると夏バテ、ひどい場合は熱中症を招くおそれも。夏バテ防止の食事のポイントは、胃腸にやさしい温かいものを食べたり、栄養素をしっかり代謝できるように夏野菜などから「ビタミンやミネラル」をたくさんとること。時間はかかるが簡単でいろいろな料理に活用できるトマトソースを利用した、これからの暑くなる季節にお勧めな「夏野菜たっぷりパスタ」をご紹介。
出演者
【講師】女子栄養大学専任講師…日笠志津,イタリア料理店オーナーシェフ…片岡護,【キャスター】古賀一
ジャンル :
情報/ワイドショー – 健康・医療
福祉 – 高齢者
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