(観客)お〜!
(近藤)低いな!
(二宮)縮図がおかしいよ!
人の体が壊れ始めていた
手の施しようもなく恐ろしいことが世界中で広がっていた
今から20年ほど前ある高校生の身にもそれは突然襲い掛かった
新学期が始まって間もない5月のこと
高校生活は順調そのもの
勉強にも部活にも積極的に取り組み気持ちは充実していた
(一同)おす!23。
おす!
(一同)30。
おす!31。
おす!
ある日の帰り道
(生徒)おっ…。
(A)おう。
部活の後仲間たちと過ごすいつもの楽しいひととき
(生徒たち)おう。
しかしこの日はそれが悪夢に変わった
(A)ああ。
(生徒)お…おい。
(生徒たち)おい。
どうした?おい!どうしたんだ?おい!大丈夫か?
突然呼吸困難に陥り
(生徒たち)おい。
しっかりしろ!
手足がけいれんし始めた
(生徒)救急車。
救急車を呼んでください!
(医師)聞こえますか?
病院に運びこまれたとき彼はほとんど呼吸ができない状態で意識を失っていた
(看護師)先生。
何とか…
しかし…
体中に赤いあざのような湿疹が現れた
そして…
彼は帰らぬ人となった
同じころアメリカ西海岸のカリフォルニア州で
造園業を営んでいたローレンスにもそれは突然襲い掛かった
・
(男性)ローレンス。
(ローレンス)ああ。
(男性)気を付けろよ。
(せき)
(男性)おい。
ローレンス。
おい。
突如呼吸困難に陥ったローレンス
(男性)ローレンス!
彼の体には日本の高校生と同じような異変が現れていた
病院に運びこまれたローレンスは幸運にも命を取り留めた
日本の高校生やアメリカのローレンスのようなケースは…
今こうした…
彼らの体に起こったのは現代人を悩ますある症状とまったく同じものだった
それは…
(くしゃみ)
花粉症
実は男子高生Aさんやアメリカのローレンスに襲い掛かっていたのは…
高校生Aさんの場合チョコレートに強いアレルギー反応を起こしたことが判明した
それまではチョコレートを普通に食べていたが特に問題は起こらなかったという
花粉症があるとき突然始まるようにチョコレートアレルギーは突如発症したのだ
一方アメリカのローレンスは猫の毛に対して激しいアレルギー症状を起こしていた
そして彼の場合も強いアレルギーは突然始まった
日本アレルギー協会によると現代社会には花粉症やぜんそくをはじめ様々なアレルギーがあり患者は増加しているという
原因ははっきりしていないが一般的には免疫に何らかのエラーが起こり本来無害なものを攻撃することで起こるとされている
だがそんなアレルギーに対し大胆な仮説を立て驚くべき実験を行った人物がいた
イギリスのデヴィッド・プリチャード博士
彼は人間をあるものに感染させる実験を行った
それは…
実験に使われたのは腸に寄生するコウチュウと呼ばれる虫だった
卵や幼虫のときは20分の1mmほどの大きさだが人間の腸の中で1cmほどにまで成長する
現在世界でおよそ13億人が感染しているといわれアフリカや南米など…
衛生環境の整った先進国ではほぼ見られなくなったコウチュウだがそれをなぜわざわざ感染させたのか?
実はコウチュウ感染者の多い地域では花粉症などのアレルギーが見られないという研究報告が何例も挙がっていたのだ
そこでプリチャード博士はアレルギーの原因について次のような仮説を立てた
しかし社会が清潔になっていく中でそれはどんどん駆除されていった
すると今まで…
そこで…
過剰に反応している
それがアレルギーの原因ではないかと
つまり寄生虫がいなくなったことが免疫のエラーを引き起こしているというのだ
寄生虫を体内に入れ免疫に本来の敵を与えればアレルギー反応は治まるはず
それを証明するため博士はコウチュウの感染実験を行った
まずは…
博士と仲間の研究者たちが体を張って確認した
10匹25匹50匹100匹とコウチュウの幼虫を入れた液体を作成
それをガーゼに染み込ませて…
すると…
コウチュウの幼虫は自然の状態では土の中にいて主にはだしで歩いている人の皮膚から体内に入りこむ
血流に乗って心臓から肺へと運ばれ喉へ移動
そこから消化管に入って腸に定着する
だがそもそもコウチュウなどの…
最先端の寄生虫研究に詳しい専門家はこう述べる
(宮平)その量によって。
感染の量によって病態の出方が異なってきます。
少数感染であれば無自覚無症状のまま長期間寄生虫と共存して生活しているという方々がたくさんいると思います。
大量感染の場合は病態がどうしても出てきてしまいますのでそれはしっかりと治療しなければいけないということになります。
プリチャード博士の事前実験の結果体調を崩さなかったのは10匹以下のコウチュウに感染した研究者たちだった
そこで10匹までが副作用のない安全な数だと決定された
そしていよいよ一般の人たちへの実験が行われた
症状の変化を調査
しかし…
花粉症とぜんそくの症状にはっきりとした改善は見られなかった
実は博士が調査した開発途上地域の人たちは平均で23匹ものコウチュウに感染していた
しかし副作用のリスクは否定できない
(たけし)芳しい結果ではなかったプリチャード博士の実験。
しかし寄生虫をアレルギー治療に利用するという型破りなアイデアは後に大きな注目を浴びます。
そして研究の枠を超え思わぬ余波を生むことになるのです。
冒頭で紹介したアメリカの造園士ローレンス
猫の毛に対して激しいアレルギー反応を起こした彼は一命を取り留めたがその後ひどいぜんそくに苦しみ花粉症にも悩まされるようになっていた
そんな彼は治療法を探し求めるうちプリチャード博士の感染実験を知り強い興味を抱く
そして彼が向かった先は博士の元ではなくコウチュウが多く潜んでいるアフリカだった
そこでローレンスが取った驚きの行動とは?
アフリカでローレンスが取った驚きの行動
それは…
何と…
するとカリフォルニアに戻った後
ぜんそくの発作は治まってしまったという
猫の毛も花粉も平気になったというのだ
そしてアレルギーから解放されたローレンスは思いがけない行動に出る
アフリカで感染したコウチュウをおなかの中で繁殖させ始めたのである
そして…
アレルギー症状で苦しむ人たちに向けインターネットでコウチュウを売り出すことにしたのだ
これがアレルギー疾患で苦しむ人たちの間で話題となりマスメディアも注目
ローレンスは脚光を浴びるようになっていった
・
(チャイム)
そんなとき…
(ローレンス)あっ。
ああ。
アメリカ食品医薬品局。
それは…
(ローレンス)えっ?そんな。
アレルギーを抑える目的の寄生虫は薬品と見なされたのだ
販売を続ければ罰金だけでなく逮捕される可能性もある
ローレンスは何もかもを捨ててアメリカから逃げ出していた
だが彼の寄生虫販売をきっかけにして法律の目をかいくぐるように無認可の寄生虫販売が広まっていった
そしてこうしたアンダーグラウンドの寄生虫販売の様子を注意深く見詰めている男性がいた
深刻なアレルギーを抱えていたその男性はやがて寄生虫の闇ディーラーと取引
安全な基準を超える数の寄生虫に感染した
われわれはその男性に接触
(剛力)はい。
寄生虫をアレルギー治療に利用するというお話なんですが。
まあここまで見ていかがですか?皆さん。
(設楽)あんなん食べててさ急にあれで亡くなっちゃったんでしょ?
(剛力)そうです。
(日村)昨日まで食べれてたものが下手すりゃあしたには駄目になってる可能性があるってことでしょ?
(設楽)俺もそういうのあるよ。
(日村)あっそう。
(設楽)30歳ぐらいから生のエビ食べるとべろがかゆくなる感じで。
(設楽)今もう生のエビ食べないことにして。
甲殻類アレルギーとかよくいうから。
でもエビとかカニはそれまで大好きだから味は覚えてるわけ。
だから食べたいから。
(設楽)火が通ると。
(日村)火が通ると大丈夫。
(福田)生が駄目なんですね。
(設楽)俺花粉症もあるし。
(鹿沼)あと金属アレルギーとか。
(設楽)ああ。
金属アレルギーもそうだね。
(鹿沼)すごいかゆくなって。
次の日何か赤いぽつぽつができてる。
(日村)できちゃうんだ。
(鹿沼)はい。
(福田)メロン。
(日村)メロンアレルギー?
(設楽)フルーツ駄目っていう人。
(福田)私のお父さんはメロン食べると耳の中がかゆくなるって。
(日村)そういう人いる。
耳の中かゆくなる人いるいる。
(福田)メロンお父さん好きだから食べるんですけど。
(福田)ずっとその後綿棒でこうやって。
(日村)かゆいんだ。
(福田)かゆいから。
(剛力)日本アレルギー協会にお聞きしたのですが。
アレルギー症状を引き起こす意外なものの例としてこんなものがありました。
(設楽)意外なもの?
(剛力)はい。
まず1つ目が日光。
(一同)ああ。
これ聞く。
聞いたことある。
(剛力)日光。
紫外線に当たることで発症する。
(日村)これは大変だね。
(設楽)これは大変だよ。
紫外線ってもうね。
(剛力)はい。
続いて寒冷。
(日村)寒冷。
(剛力)体温よりも低い外気や水物に触れることで発症。
(設楽)こんなのさ普通にして過ごしたら分かんないよね?何でだろう?
(剛力)私これ実はなります。
お風呂上がりとかに体全身がかゆくなって赤くなるんですよ。
(日村)あっそう。
(設楽)でもこれは珍しいけど大変なやつばっかりだね。
(剛力)そうですね。
日常的にあるものですからね。
そんな中…。
(設楽)寄生虫。
(剛力)寄生虫の種類世界中に何種類いるのかという。
(設楽)寄生虫ってどうなんだろう?分かんないね。
(福田)すごいたくさんいそう。
(設楽)何かいっぱいいそう。
(日村)すんげえいそう。
(剛力)実はいまだに…。
(設楽)やっぱりね。
(剛力)はい。
ちなみに人間に寄生する種類は約200種類といわれているそうです。
(設楽)人間に寄生するのは200種類。
(剛力)さあこの後いよいよアンダーグラウンドの寄生虫ディーラーと接触した男に取材を試みます。
(剛力)続きをご覧ください。
アンダーグラウンドの寄生虫ディーラーと接触
安全な基準を超える数のコウチュウに感染した男性がアメリカにいた
(スタッフ)ハイ。
(モイセズ)ハイ。
モイセズさんは長年体の異変に苦しめられていた
11歳で髪の毛が抜け始め…
体内の免疫が毛根付近の細胞を体に害を及ぼす敵と勘違いして攻撃するため次々と毛が抜け落ちてしまうという
免疫が敵を間違えるアレルギー症状と診断された
モイセズさんは現在科学ジャーナリストとして『ニューヨーク・タイムズ・マガジン』など名だたるメディアに記事を発表している
そんな彼は常にアレルギーという謎めいた存在に引き付けられていた
そして4年前に結婚して子供を授かったとき自分の子供もアレルギーに苦しむ可能性があると考えそれを克服する方法を真剣に調べ始めたという
(モイセズ)アレルギーに関する8,500本の研究論文を読みあさり資料のデータベースを作りました。
さらにモイセズさんは南米の原始的な生活をしている部族を実際に訪ね寄生虫に感染している人たちにはアレルギーが見られないことを自分の目で確かめた
そして寄生虫に感染してみようと決断した
モイセズさんはインターネットを通じて…
待ち合わせ場所はカリフォルニア州南部のサンディエゴ
アメリカ国内で体の治療を目的として寄生虫に感染させることは違法に当たる
そのため寄生虫ディーラーはモイセズさんをメキシコのティフアナに連れ出した
寄生虫に感染する手順はイギリスのプリチャード博士が実験を行ったのと同じやり方だった
この後寄生虫ディーラーが恐ろしい一言を口にする
寄生虫ディーラーが発した恐ろしい一言
(モイセズ)えっ?30匹!?
実験で安全性が確認されているのは10匹まで
健康に影響が出てもおかしくない数である
さらに…
(男性)いいな?
先にも説明したように通常コウチュウは皮膚から体内に入りこみ血流に乗って心臓から肺へと運ばれ喉へと移動
そのとき喉に違和感を感じせきが出るというのだが唾を吐き出すとコウチュウまで吐き出すことになってしまうという
こうして30匹のコウチュウに感染
体外に放出することなく1週間が経過した
すると…
そして感染から1カ月がたったころ
(モイセズ)右の眉毛が生えてきたんです。
ほとんど見えないくらいの薄い毛でしたが確かに生えてきました。
(モイセズ)続いて左側にもです。
10代のときに失った毛がうっすらとだが再び生えてきたのだという
さらにはっきりとした変化が
(キャロル)一番の変化は夫の花粉症が治ってしまったことです。
私の花粉症がひどかったときも夫は平気でした。
見事アレルギーを克服と思われたのだが
寄生虫に慣れていない先進国の人が突然コウチュウに感染したときの反応には個人差がある
モイセズさんの場合副作用が強く寄生虫による効果も限られたものだった可能性があった
彼の体は感染する前の状態に戻り始めている
しかし寄生虫がアレルギーに何らかの作用を及ぼすことを身をもって体験できたことが収穫だったという
モイセズさんは寄生虫に感染した体験と8,500本にも及ぶ論文の情報を『寄生虫なき病』と題した書物にまとめ発表
現代社会に対する問題提起を行った
急速に発展してきた社会は寄生虫や細菌などを病の元凶として排除してきた
しかし皮肉にもそれはアレルギーという現代の病を生んでしまったのかもしれない
(日村)日本にもいるの?
(剛力)コウチュウは…。
(設楽)確認されていない?
(剛力)確認されていないそうです。
そうなんだ。
(設楽)ギョウチュウ検査やったね。
(福田)やりました。
(日村)やったやった。
(設楽)ギョウチュウもそうか。
(日村)ギョウチュウがまさに。
(剛力)ギョウチュウ検査が…。
(設楽)別にいいんだけど何かさみしいね。
やってた世代としては。
廃止って何で?
(剛力)あのですね衛生環境がどんどんよくなったことで寄生虫感染率が1%を切っている。
(日村)ああ。
そういうこと。
(剛力)検査は省略可能という判断。
(設楽)どんどんそういう環境奇麗になってるんだね。
いなくなっちゃってるんだ。
(日村)そういうことか。
(剛力)それに関して興味深いデータがあります。
こちらをご覧ください。
(設楽)1960年がピークで10年かけて下になってる。
これがあれなんじゃない?虫なんじゃない?ギョウチュウだとか寄生虫。
(日村)寄生虫か。
(剛力)はい。
そうです。
これ日本のデータなんですが赤は寄生虫感染率の推移です。
一方相反するように右上がりになっているグラフはアレルギー患者の割合
(設楽)これは因果関係あるでしょ。
このグラフ見ると。
(福田)ありそう。
(日村)60年から急激に。
12〜13年でしょ。
あの下がり方。
(剛力)60年から70年にかけて高度経済成長とともに衛生環境が劇的に改善されて寄生虫の感染率は激減していると。
因果関係が解明されてるわけではないんですが花粉症が日本で初めて報告されたのが1964年。
(設楽)あの辺だ。
(剛力)寄生虫感染率が低下した時期に広まりだしたそうです。
(日村)でもあんま聞かなかったもんね。
それでも。
60年代俺生まれてないからあれだけど。
アレルギー協会も原因は多々あれど寄生虫の可能性も否定できないとおっしゃっていたそうなんです。
(日村)できないよ。
(設楽)ホントもうちょっと研究したら…。
(日村)いつか来るかもね。
(鹿沼)来てほしいです。
(日村)来てほしいですね。
(剛力)続いては最愛の人が変わり果てた姿になっても愛を貫いた一人の女性です。
こちらをご覧ください。
いつも周囲を笑わせる陽気でハンサムな彼と美人でしっかり者の彼女
高校時代に芽生えたその愛は永遠に続くはずだった
そのときまでは
もし最愛の人が変わり果てた姿となったときそれでも…
2年前の5月。
アメリカアイオワ州
この地で介護福祉士をしていたダニエル・ケリーに一本の電話が
それはダニエルの…
数カ月前から…
地面には何も見えず金属探知機は危険信号を発していなかった
(踏む音)
だが…
(テイラー)あっ!?
(踏む音)
(テイラー)あっ!?
巧妙に隠されたその地雷は…
仲間が助けに入ろうとしたそのとき…
何とテイラーは自分の大ケガも顧みず仲間を気遣ったのだ。
だが…
地雷はテイラーの両足と両腕までも吹き飛ばしていた
恋人が両手両足を失ったという知らせ
彼女はショックと不安で心が押しつぶされそうだった
とにかく気が合った2人は大親友になった
そして高校に進学すると…
(ダニエル)うん。
恋に落ちた
その後2人はデートを重ね…
(ダニエル)何?
彼はこの日のために内緒で自宅のガレージを飾りつけ2人だけのレストランをつくっていた
彼女を喜ばせるためのサプライズだった
(テイラー)メリークリスマス。
(ダニエル)メリークリスマス。
2人は何をするにも一緒
家族ぐるみで仲良くなっていった
世界各地を移動する任務だった
一方のダニエルは…
(ダニエル)うーん。
4年にも及ぶ離れ離れの生活もあと2カ月
そんな矢先…
(踏む音)
テイラーはアフガニスタンで事故に遭ったのだ
すぐにでも彼の元に飛んでいきたい
しかし今はドイツの集中治療室の中
(叫び声)
詳しい状況も分からない中ただ待つしかない
それはダニエルにとって…
一瞬で打ち砕かれた幸せな未来。
ダニエルがテイラーと再会するまでの3日間。
彼女を最も苦しめたのは手足を失った彼を愛し続けられるのかという疑問でした。
そして答えの出ないままついにその日はやって来たのです。
ダニエルはワシントンの病院に搬送されたテイラーの元に駆け付けた
そこで…
駆け付けた病院で…
何とか一命は取り留めたものの両足を失い右手は手首から下を。
左手は肘から下を失った変わり果てたテイラーの姿だった
3日間四肢を失ったテイラーへの愛を保てるかどうか悩み続けたダニエルは…
(ダニエル)けど…。
テイラーを前と変わらずいとしく思う自分がいた
ただ一つダニエルが恐れていたことがあった
それは四肢を失った彼が生きることに絶望してしまうこと
数週間後様々な薬の影響が抜け意識がはっきりしてきたテイラーが直面したのは…
一人では水を飲みたくても飲めない
普通にできていたことが何一つできなくなっている現実だった
奇跡的に…
だがそれが余計に悲惨な現実を感じさせた
(テイラー)でも…。
(テイラー)ダニエル。
でも…。
2人のリハビリの日々が始まった
ダニエルは仕事を辞めテイラーのいる病院に泊まり込み理学療法傷のケア人工装具について学びながら過ごした
テイラーのリハビリに付き合うために
そして彼の心に寄り添うために
共に苦しみ共に喜びながら小さなことを一つ一つクリアしていく
ダニエルの両親も2人が交際を続けることに反対することはなかったという
入院から1カ月で義手をつけたテイラーは2カ月後には義足を装着し歩行訓練を始めた
短い義足に慣れ痛みに耐えながらも昔と同じ身長になる義足で歩くことにチャレンジした
そして事故からわずか3カ月後にはテイラーは義足をつけ街に出掛けた
でも…。
そして事故から4カ月後には…
何とテイラーはダニエルとダンスが踊れるまでに回復
義手と義足を操り少しずつ自分でできることも増えてきた
そして…
事故によって環境が変わっても一緒にいることが何よりも楽しく何よりも幸せ
あらためてそう感じるようになった2人
(鹿沼)いいなぁ。
すてき。
本当の愛ですよね。
何か。
どんな姿を見ても前以上に思いやれるっていうのが。
こういう人に出会えるのって。
だからホントに幸せになってもらいたいなって思うしホント大切にしてもらいたいと思います。
お互いを。
(剛力)あのう。
2012年の8月30日にテイラーとダニエルは友人の結婚式のために2人の地元であるアイオワ州に帰ったそうなんですが空港に降り立つとそこには2人をよく知る地元の人々やサイトやニュースを見て2人の話に感動した人々が沿道に整列し2人を歓迎したそうなんです。
これが実際の映像です。
(設楽)パレードしてる。
(日村)そうなんだ。
(設楽)こういう悲しい出来事あったけど一生懸命前向きに生きるって他の人の心も動かすんだろうね。
すごいね。
(日村)これはすごいよね。
(設楽)みんな逆に言うと勇気もらったりもしてるってこと。
(日村)ホントだね。
(剛力)最後に現在の2人に密着しました。
こちらをご覧ください。
今ダニエルとテイラーはどうしているのだろうか?
テイラーは2年にわたる病院でのリハビリ生活を終了したばかり
地元アイオワ州に戻り2人で新生活を始めていた
2人にとって籍を入れるかどうかはあまり重要ではないそうだ
常識では考えられない出来事アンビリバボー。
あなたの身に起こるのはあしたかもしれません。
2014/06/19(木) 19:57〜20:54
関西テレビ1
奇跡体験!アンビリバボー[字]
【突然最愛の恋人が両手両足を失ったら…】
地雷の悲劇!必死のリハビリ!献身的支えに全米感動!▽寄生虫がアレルギーに効く!?禁断(秘)実験に挑んだ男
詳細情報
番組内容
身近に潜む“アレルギー”という恐怖を取り上げる。今から20年前、日本の男子高校生がチョコドーナツを食べて死亡した。同じころカリフォルニア州で造園業を営むローレンスさんが作業中、呼吸困難に陥った。二人に共通していたのは、いわゆる“アレルギー症状”。アレルギー症状とは、そばや小麦などの食べ物、花粉、ダニなど鼻や気管支から入るもの、金属やうるしなど皮膚に触れ発症するものなど。共通して言えるのは
番組内容2
“異物に対して体が敏感に反応している”こと。イギリスのプリチャード博士は鉤虫(こうちゅう)という寄生虫がアレルギー症状を抑えるのに役立っていると仮説を立てた。そのアイデアに共感し、体の中で寄生虫を繁殖させ、それを売り出したのがあのローレンスさんだった。そして様々なアレルギー症状を抱えた科学ジャーナリストのモイセズさんは安全の基準を超える寄生虫に感染、『寄生虫なき病』という本にまとめようとする。
番組内容3
寄生虫とアレルギー症状に因果関係はあるのか!?
“あなたは、最愛の人が変わり果てた姿になってしまっても愛を貫くことができますか?”2012年ダニエル・ケリーの元に一本の電話が入る。軍人である恋人、テイラー・モリスが戦場で事故に遭ったという知らせだった。テイラーは地雷を踏み、一命は取り留めたものの両手両足を失ってしまった。一瞬で崩れ去った二人の幸せな未来…、果たしてダニエルとテイラーはどうなるのか?
出演者
【ストーリーテラー】
ビートたけし
【スタジオメンバー】
剛力彩芽
設楽統(バナナマン)
日村勇紀(バナナマン)
【スタジオゲスト】
鹿沼憂妃
福田彩乃
スタッフ
【プロデューサー】
角井英之(イースト・エンタテインメント)
【演出】
藤村和憲(イースト・エンタテインメント)
【編成企画】
田中孝明
【制作】
フジテレビ
【制作著作】
イースト・エンタテインメント
ジャンル :
バラエティ – その他
バラエティ – クイズ
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