≫ビバ、フットボール!1週間熱狂の夏、続きます。
2014FIFAワールドカップ。
前回、優勝のスペインが姿を消す。
歓喜の雄たけびをあげるのかそれとも絶望のふちに立って黙り込むのか。
第2戦、本当に肝ですね。
≫今日はどんな、まさかが待っているんでしょうね。
まもなくキックオフを迎えるグループDの注目の一戦南米の古豪ウルグアイとサッカーの母国イングランドの生き残りをかけた戦いです。
≫まさにDoorDie。
両チームの初戦どうなるでしょうか。
≫イングランドに関していえばイタリアに負けましたがそんなに悪くなかったと思います。
それと、ウルグアイに関してはディフェンスラインが少し不安定に感じました。
≫これはどうなるんですかね。
このマッチ。
振り返りましょうか。
≫では、そのウルグアイとイングランドそれぞれの初戦を振り返ります。
≫死のグループで白星スタートを切りたいウルグアイは初戦、コスタリカと対戦。
そのウルグアイは前半22分いきなりチャンスをつかみます。
ペナルティーエリア内でルガノが倒されPKを獲得します。
すると、このPKをカヴァーニがきっちりと決めウルグアイが1点リードし前半を折り返します。
ところが、後半に入り試合の流れはコスタリカへ。
9分にキャンベルにゴールを決められ同点とされると…。
更に12分…。
セットプレーからコスタリカに逆転ゴールを許します。
このあと、1点を追加されたウルグアイはまさかの黒星発信。
エース、スアレスの怪我での欠場が響いた形となりました。
グループステージ屈指の好カードとなったイングランド対イタリア。
両者拮抗した試合展開の中ゲームが動いたのは前半35分でした。
ショートコーナーからイタリアのマルキージオに決められイングランド、先制を許します。
しかし、その直後。
スルーパスに抜け出したルーニーからのクロスボールに合わせたのはスターリッジ。
爆発的なスピードを誇る期待の24歳が同点ゴールを決め試合を振り出しに戻します。
ところが、後半5分。
イタリアのバロテッリに決勝ゴールを決められ敗れたイングランド決勝トーナメント進出へ黄色信号がともる結果となりました。
≫改めて、前回大会ベスト4のウルグアイ。
≫PKで先制したのは大体勝つパターンなんですが。
≫勢いがつきますからね。
≫後半に3失点ということで。
ディフェンス、コスタリカは5バック気味になるんですね。
それをやっぱり攻撃のゴール前で工夫とか、アイデアが少しなかったかなという感じがします。
≫それと、ディフェンス陣が崩壊ですよね。
≫非常に強いチームなんですが本当に不安定だという印象がありますね。
≫そしてイングランドなんですがこの初戦。
≫イングランドに関していえば内容はそんなに悪くないと思います。
特に若手のスターリッジとスターリングこの2人、スピードが非常にありますからこのシーンはルーニーのすばらしいアシストもありました。
だから内容は悪くないのでこの試合も次の試合も面白いと思います。
≫データ的に3回あった決定機のうち、すべてにルーニーが絡んでいてこれは、1アシストと。
≫調子はいいと思います。
≫しかし23人中ワールドカップを経験してるのは6人しかいない若いイングランド。
≫でも、やっぱり経験豊富なジェラードもいますし。
だからゲームはうまくコントロールするんじゃないでしょうか。
≫どうなるのか、本当に楽しみですよね。
サッカーの母国敗れるわけにはいきません。
≫ではここでグループDの順位を確認しておきます。
初戦で前評判を覆したコスタリカが首位発進。
そして2位がイタリア3位イングランドと続いて、ウルグアイが最下位となっています。
決勝トーナメント進出へ負けられないウルグアイのタバレス監督。
そしてカヴァーニ選手の前日会見。
そして、イングランドのホジソン監督の先ほど撮れたインタビューをご覧ください。
≫前の戦いのときとスタメンは同じだけれどフォーメーションは変えましたね。
なぜですか。
≫今回はワイドにプレーしようと思いました。
ウェインはトップ下のポジションに戻りました。
前回はピルロがいたのでウェインはポジションを変えました。
なぜですか?≫もちろんピルロに対策をとったんですがウェインがあのポジションが前回一番よかったんです。
でも、今回はウルグアイに対抗するためにトップ下に戻しました。
ただ2列目の3人はお互いにポジションを変えることができます。
ですので90分間柔軟にプレーすると思います。
≫今日はやはり大胆だけれど隙のないプレーが≫その日、イングランドは胸に描かれたエンブレム同様3人の若きライオンたちを荒野に放った。
ダニエル・スターリッジ。
ラヒーム・スターリング。
そしてダニエル・ウェルベック。
あふれ出るエネルギー燃えたぎるパッション。
ピッチで躍動するヤングライオンたちは全世界に衝撃を与えた。
初のワールドカップその憧れの舞台で彼らは一体何を知ったのか。
それは、無情の敗北。
≫今大会、最も注目され最も恐れられる百戦錬磨のハンターたち。
エディンソン・カヴァーニディエゴ・フォルランルイス・スアレス。
意気揚々と臨んだワールドカップ。
ピッチに立った2人とピッチを見つめる男はその先に、何を見た?それは、無情の敗北。
≫ワールドカップという荒野の恐ろしさをいやというほど味わった男たち。
≫ここで立ち止まっては生き残れない。
≫ここで立ち止まるほどやわじゃない。
題して、荒野の6人。
ワールドカップ史に残る激戦が今、始まる。
≫それでは、早速ウルグアイ、イングランド注目のスターティングラインナップご紹介しましょう。
ウルグアイからまいります。
ウルグアイはサンパウロでは実はこれで3回目のマッチになります。
50年大会以来ということになります。
イングランド、まいりましょう。
ワールドカップではウルグアイと対戦して1敗1分けというデータが残っております。
三浦さん、どういうポイントですかね。
勝敗を分けるのは。
≫ウルグアイに関していえばやっぱりスアレスの復帰。
≫でも、1か月ぐらい試合ないんですよね。
≫でも、得点感覚が鋭いですから。
関係ないと思います。
≫プレミアのトップの得点王ですからね。
≫あと、イングランドに関して言えばやっぱりルーニーがワールドカップで初得点。
10試合目でどうだ、という。
点取りそうな雰囲気はありますけどね。
≫期するものが当然あるでしょうね。
ここで敗れるとまさにジ・エンド。
絶望のがけっぷちを見るということになります。
どう予想しますか?期待するところも。
≫予想は、両チームとも攻撃陣が非常にタレントが豊富じゃないですか。
それなので、やっぱりゴール前でのアイデア決定力が勝敗に関係してくるかなと思います。
≫そうすると荒野の6人を擁するウルグアイなのかそれとも若い勢いのあるイングランドなのか。
≫予想したほうがいいですか?≫どうですかね。
≫引き分けじゃなくて両チームとも勝たなければいけない状況ですからね。
≫大会8日目を迎えた2014FIFAワールドカップブラジル大会です。
32チームが8つのグループに分かれて戦うグループリーグも各チーム2試合目を迎えて、すでに前回王者スペインのグループリーグ敗退が決定するなど大きな動きも出てきています。
これからグループD4チーム中3チームがワールドカップ優勝チームという強豪が集まったいわゆる死のグループで生き残りをかけた一戦です。
ウルグアイ対イングランドの一戦をお伝えします。
会場は開幕戦のブラジル対クロアチア戦も行われたサンパウロアリーナです。
ウルグアイは初戦で格下とも思われたコスタリカに3対1と逆転負けを喫しました。
イングランドはイタリアと競り合いながらも2対1で敗れました。
結果、この死の組といわれているグループDは現在1位、コスタリカ2位、イタリア3位、イングランド4位、ウルグアイという順位になっています。
この試合、放送の解説は清水秀彦さんです。
清水さん、よろしくお願いします。
≫よろしくお願いします。
≫明日行われるグループDのもう1試合イタリア対コスタリカの結果を待たなければ何も決まりませんが今日、星を落とせば限りなく決勝トーナメント進出への望みが絶たれるいわゆるサバイバルマッチですね。
≫間違いなく、そうですね。
ですからかなり積極的なゲームになると思います。
≫ともに初戦を落としたもの同士の2戦目になりました。
このグループDは優勝4回のイタリア優勝2回のウルグアイ。
優勝1回のイングランド。
過去のチャンピオンチームが3チームひしめく死のグループとなりましたがグループの中で唯一優勝経験がなかったコスタリカが初戦でウルグアイ相手にアップセットを起こしたことで更に混沌としてきました。
≫3対1という。
ウルグアイというのはどちらかというと堅守速攻型ですから失点ということは少ないというイメージだったんですがね。
≫両チームの選手たちがロッカールームから出てきました。
すでにスタメンが発表されています。
イングランドは初戦のイタリア戦とメンバーそのものは変更がありません。
初戦は左サイドでスタートしたルーニーは今日はトップ下のポジションをとるのではないかと予想されています。
対するウルグアイは初戦から5人を入れ替えてきました。
右サイドバックのマキシ・ペレイラが出場停止。
センターバックのキャプテンのルガノが左ひざの怪我で今日は出られないということもあって5人替わってきたんですが。
なんといっても注目は清水さん、初戦は出番がなかったスアレス。
この2戦目で登場。
≫手術をして1か月ぐらいですか。
ですから、どのくらいできるのかというのはちょっとわかりませんけど。
ただ、このゲームはどうしても落とせないというそういう思いもあると思います。
≫両チームとも清水さん、攻撃陣フォワード陣にストロングポイントを持っている両チームだと思います。
≫まさにそう思います。
その分ウルグアイがディフェンスライン第一戦でも不安定だったのがまた今日、変わっていますよね。
ですから、それがどう出るかだと思います。
≫コスタリカに3失点です。
こちらが今世界で最も恐らく得点力を持っているであろう選手の1人、ルイス・スアレス。
今シーズンもリバプールで33試合で31ゴールをとりました。
ただし、5月の後半に左ひざを怪我して緊急手術。
初戦は出番がありませんでした。
一方、イングランドのルーニー。
ルーニー自体はワールドカップでは得点がありません。
≫不思議なことですね。
≫若い攻撃陣を操る役割というのも非常に期待されています。
≫ジェラード、ルーニーこの辺でしょう。
この辺が若い選手たちをうまく導いていくというところでしょうね。
≫そして初戦では見事なアシストも決めたルーニーですがルーニーそのものにはまだ、このワールドカップ今大会を通しても得点がありません。
大歓声に包まれています。
サンパウロアリーナ。
ウルグアイ、イングランド両チームの選手たちが出てきました。
ともに過去ワールドカップで頂点を見たことのあるもの同士です。
ウルグアイは栄えある第1回ワールドカップのチャンピオンチーム。
それから前回のブラジル開催の1950年大会の優勝チーム。
過去2度の優勝です。
今日はスアレスが先発メンバー。
そして、イングランドは1966年にワールドカップのチャンピオンチームとなっています。
両チームの国歌の演奏です。
♪〜
(国歌演奏中)≫前回大会は4位。
再び世界のトップに肩を並べ始めているウルグアイ。
♪〜
(国歌演奏中)≫前回大会はベスト16。
サッカーの母国の誇りにかけてもこのグループリーグで姿を消すことは許されませんイングランドです。
4チーム中イタリアも含めて3チームがワールドカップ優勝経験チームといういわゆる死のグループとなったグループD。
しかし、初戦でコスタリカがウルグアイにアップセット。
このグループDの行く末は混沌としてきています。
ではスターティングラインナップまずはウルグアイです。
カヴァーニ、ルイス・スアレス。
このツートップは清水さん破壊力十分ですね。
≫そうですね。
≫今日の審判はスペインのセットです。
ジェラードとそしてウルグアイのキャプテンマークはセンターバックアトレチコ・マドリードのゴディンが巻いています。
対するイングランドのスターティングラインナップです。
メンバーそのものは初戦と変わりがありません。
ルーニーがトップ下に今日は戻ると予想されます。
ウェルベックが左に変わって右にスターリング。
ドリブルが魅力です。
そしてトップにスターリッジというメンバーが予想されているイングランド。
ロイ・ホジソン監督が率います。
こちらも、ルーニーが操る若い前線のメンバーたち。
攻撃陣の破壊力が魅力です。
会場はサンパウロアリーナ。
控えのメンバーです。
今日はウルグアイは右サイドバックのマキシ・ペレイラが前節レッドカードで出場停止。
それからキャプテンのルガノが左ひざの負傷で今日は出られないという情報。
一方、イングランドはオックスレイド・チェンバレン6月4日にひざを負傷し今日も恐らく出場はないと思われます。
イブラヒモビッチですね。
残念ながらワールドカップのピッチに立つことはできませんがしかし、そのイブラヒモビッチに勝るとも劣らないアタッカーたちを擁する両チームたち。
この両チームが激突します。
グループステージ生き残りをかけた一戦です。
左にウルグアイ右にイングランド。
今、死のグループD生き残りをかけた戦いのホイッスルが吹かれました。
やはりマルティン・カセレスが右サイドバック。
両チームとも4バックです。
両チームともバックラインは4人、4バック。
立ち上がりの入り方はどういう形だと清水さんは予想されていますか?≫僕は最初から積極的にくると思います。
両チームとも。
先取点ということが非常に大きな比重を占めますから。
こういう大きなゲームでは。
ですから、積極的にいくと思います。
≫特にウルグアイは堅守速攻。
やや引いて守ってカウンターで攻めるという印象が強いチームだと思いますが。
≫でも、今日の場合はどちらかというと前がかりになると思いますけどね。
というのは、先ほども言いましたが最終ラインも2人ほど変わってますしそれほど安定してというイメージはないと思うんです。
ですから、割と高い位置からくると思います。
≫イングランドのロイ・ホジソン監督。
2012年のヨーロッパ選手権の直前に就任しました。
2016年のヨーロッパ選手権までこのチームを任されることが決まっています。
≫思い切って若い選手たちを使っていますよね。
≫今日、ウルグアイキャプテンマークはセンターバックのアトレティコ・マドリードのゴディンがキャプテンマークを巻いています。
イングランドの右サイドバックはグレン・ジョンソン。
バックラインでは唯一のワールドカップ経験メンバー。
≫この選手はクロスボールも上げますし中に入ってシュートも打てますからね。
≫スターリッジでしたがゴールキーパーのムスレラ。
一瞬、手から離れてスターリッジの寄せを受けるかというシーン。
≫ちょっとヒヤッとしましたね。
≫詰めていったスターリッジは初戦のイタリア戦ルーニーからの見事なクロスをフィニッシュに結び付けました。
≫簡単に入れましたが今のは割かし難しいボールでしたね。
≫ウルグアイを率いているタバレス監督。
2006年の2月に就任して8年目。
前回のワールドカップでタバレス体制のもとで4位という結果を残したウルグアイ。
今回はそれ以上の成績が国内の論調で期待されているウルグアイです。
≫選手たちも本当に一番脂ののりきった世代の人が多いですからね。
≫両チームの守備の意識はどうでしょうか。
≫高いですよね。
やっぱりウルグアイのほうもかなり高い位置から出ていますよね。
≫奪っては奪い返すという非常に激しいディフェンス。
なんといってもウルグアイは今日スアレスがスターティングラインナップに名前を連ねてきました。
折り返したボールがケイヒルに当たってラインは割ったでしょうか。
≫割りましたね。
≫コーナーキックです。
ウルグアイがチャンスをつかみます。
左ひざの怪我の影響で初戦出番がなかったスアレスがキッカー。
もう1本か。
ゴールキーパーはジョー・ハート。
≫きましたね。
間を抜けて。
空いてましたね。
≫なんとか手でたたき落としたという形のジョー・ハート。
ホイッスルです。
カヴァーニ、スアレスという強烈なツートップを擁するウルグアイ。
高い位置からきますねウルグアイは。
イングランドを率いているロイ・ホジソン監督。
過去6か国、15チームでクラブチームを率いてきました。
スローインは今日は左サイドではなく右サイドバックで先発するユベントスのカセレス。
≫ちょっとイングランドのほうが当然、ウルグアイが前から来ているものですからなかなか、ボールの入れどころが見つからないですね。
特にジェラードに球が入りませんね。
ジェラードからの展開というのはイングランドの1つの持ち味。
≫先ほどのパスはすばらしかったですね。
≫イングランドボールです。
若い19歳のスターリングもドリブルでの突破力で大きな見どころを見せました。
リバプールの選手。
10代にして今シーズン、2位に躍進したリバプールの大きな軸として活躍しています。
≫本当そうですね。
トリッキーですよね。
≫キッカーは左足の精度は世界屈指のものがあるベインズ。
25歳の司令塔ニコラス・ロデイロ。
ウルグアイではこの14番のロデイロがゲームを展開します。
センターバックは19歳の若いヒメネスそして、3番のゴディンというウルグアイ。
ボールを失ったあとの両チームの反応が早いですね。
ファウルをアピールしていますが。
ハンドをとられました。
ゴディンにイエローカード。
今日はルガノが欠場の分ゴディンが最終ラインの統率者としてまとめていかなければなりません。
今シーズンはヨーロッパでは大きな活躍を見せたアトレティコ・マドリードの守備のリーダーでもあります。
ここはハンドでほぼ正面からフリーキックのチャンスを得ましたイングランド。
≫いい位置ですね。
左右のキッカーがいますからね。
≫ルーニーはまだワールドカップで過去の大会得点がありません。
≫それが本当に驚きですね。
≫これが3大会目のワールドカップ。
通算10試合目。
ルーニーの右足は…。
ルーニーのワールドカップ初ゴールはまだありません。
≫完全に逆をとりましたけどねゴールキーパーね。
≫全く動けませんでした。
ムスレラ。
≫ほんのちょっとですが落ちきらなかったか。
≫現役最多の39ゴールイングランドの歴代5位の数字を残しているルーニー。
あと1点取ればマイケル・オーウェンの40ゴールに並ぶというルーニーですが。
まだワールドカップではこれが3大会目ですが得点がないルーニーです。
初戦は左サイドで先発しましたが今日はトップ下でプレーをしているウェイン・ルーニー。
セカンドトップとして中盤とのつなぎ役更には前線を生かす役割がルーニーに求められていきます。
もちろん得点のシーンも期待されています。
前半10分が経過して清水さんの目には両チームの立ち上がりどうご覧になっていますか。
≫どちらかというとウルグアイのほうが積極的にゲームを進めているなと。
ちょっとイングランドが受けていますね、今のところ。
ただ、まだ始まったばかりなので徐々に変わってくると思います。
グレン・ジョンソン中盤のヘンダーソン更にはジェラード攻撃的なポジションでスターリッジという今シーズン2位と躍進したリバプールのメンバーが先発の中に5人いるという現在のイングランド代表です。
そのリバプールの中で絶対エースとして君臨しているのがウルグアイのスアレスですからスアレスは、よくこのイングランドのメンバーをわかっているはずですね。
18年ぶりのリーグ優勝を決めた最終節のバルサ戦では同点ヘッドを見せたゴディン。
ヘディングの強さというのが武器のディフェンダーでもあります。
ゴールラインを割りました。
まだスアレスに絶対的なシュートシーンというのはまだありません。
この選手の得点力は本当に大きなものが期待されます。
今シーズン、リバプールでは33試合あって31ゴールですから。
≫いろんな形で点が取れますから。
フリーキックも蹴れますし。
点を取る形がどれというのがない。
どこからでも取れますからね。
≫ウルグアイのチェックは激しいものがあります。
≫ここは絶対にフリーにしちゃいけないそういう選手ですからね。
≫ルーニーにボールが入るといわゆるアンカーのポジションのリオスがかみついてきます。
≫ただ、今日トップ下に持ってきたのはやっぱり、トップに近いところでプレーしてほしいんだと思います。
点を取りたいですからね。
≫初戦は左サイドで先発していたルーニー。
長いボールを蹴ってきましたがここはオフサイドフラッグが上がっています。
ウルグアイの絶対的主砲スアレス。
5月22日に左ひざに痛みを訴えて緊急の内視鏡手術を行って以降ワールドカップの出場すら危ぶまれていましたが初戦欠場、そして今日ようやく出番を得ました。
≫プレッシャー、早いですね。
≫ウルグアイのプレッシャーが厳しい中…。
7番はクリスティアン・ロドリゲス。
左のインサイドハーフに入っています。
シュートにきた!枠はとらえませんでしたクリスティアン・ロドリゲス。
アトレティコ・マドリード所属のクリスティアン・ロドリゲス。
この選手の左足のミドルシュートの威力というのもウルグアイの魅力の1つ。
≫いいシュートでしたね。
ちょっと浮いてしまいましたが。
少しアウトにかけて蹴ろうとしてますけどね。
≫前回大会では南米予選で4試合の出場停止を受けてワールドカップ本大会には出場できなかったという悔しさを持っているクリスティアン・ロドリゲス。
これがワールドカップ初出場。
≫先ほども言いましたがジェラードに球がなかなか入らない。
どちらかというとスアレスがトップに張る状態にしてカヴァーニがちょっと下がったようなところでスタートしてるんですね。
ですからカヴァーニにいけない状態を作らせてますね。
その辺は駆け引きですからね。
ですから、なかなかジェラードがフリーでボールを受けられないと。
≫やはりジェラードとルーニー、この2人がイングランドの展開の中心ということになりますか。
≫間違いなくそれは考えていると思います。
≫しかし、スアレスとカヴァーニがいまやや段差をつけてポジショニングしていることによってその下の位置にいるカヴァーニをジェラードが少し気にしなければいけない状態です。
シュートにいきましたが体を預けていったアルヴァロ・ペレイラ。
初戦は出番がなかったアルヴァロ・ペレイラ。
初戦得点を取ったスターリッジの左足のシュートをブロックしました。
コーナーキック、イングランド。
初戦落としたもの同士のマッチアップ。
この試合を取らなければもし勝ち点を積み上げることができなければ限りなく決勝トーナメント進出への望みが遠のいてしまいます。
絶対にほしい一戦。
≫守備の組織をきちっと作ってしまえば攻め手が見つからなくなるんですね。
ですから、どちらかというと中盤の争いの中でどちらがそのボールをとれるかどうか。
そこから速い攻撃という形になってますね。
≫先ほどウルグアイは入り口が見つからなくて下げてロングボールという形をとりました。
初戦の動きを見ればウルグアイの選手も必ずスターリングをマークしてくるはずです。
センターバックのヒメネスとスターリング。
これは19歳同士のマッチアップです。
特にイングランドは清水さん今大会は非常に若いメンバーを招集して。
23人中17人がワールドカップ初経験になります。
≫ですからホジソン監督は思い切ってそういう若返りというか新しいチームを作っていこうという形だと思うんですね。
≫その中で中軸になる選手がスティーヴン・ジェラード。
≫非常に正確ですしパスだけではなくてゴール前にも現れますからねジェラードは。
≫ミドルシュートも強力ではありますが。
中盤の選手として持っていなければならないものを兼ね備えているというそういうタイプの選手ですね。
≫先発のボランチのコンビもリバプールのヘンダーソンもホジソン監督はチョイスしているというのはクラブでのコミュニケーションのよさを買っているということですか。
≫間違いなくそうですね。
先ほどいったように若い選手が非常に多いということもありますからね。
そういう意味ではリバプールの選手が多いというのはそういうところもあると思います。
≫主導権は清水さんどちらが握っていますか?≫どちらかというとウルグアイだと思います。
ただ、ウルグアイも決定的なチャンスという部分では少ないですけどね、まだ。
≫両チームとも決定的なチャンスはまだ迎えていません。
絶対的な主砲、スアレスです。
昨シーズンはプレミアリーグリバプールでほぼ1試合に1得点を取った。
≫すごい得点率ですよね。
≫得点王をとりました。
かつては、オランダリーグのアヤックスでも得点王をとっていますから。
プレミアでも、そしてオランダでも得点王をとっていると。
そしてツートップの一角のカヴァーニは現在はパリ・サンジェルマンでプレーをしています。
ヨーロッパの主要リーグで得点王になっている選手がウルグアイのツートップです。
これはオフサイド。
スアレスです。
スアレスの体のキレはどうですか?≫100%ではないかもしれませんがただ、ボールが入ったときのボールを落としたりする動きは全然、問題ないですね。
≫ウルグアイも中盤からあと1列、前に攻め込むためのもうワンアクション。
スローインはイングランド。
≫これは探りあいということでもないんでしょうけど。
お互いがお互いのいいところを消しあうようなゲーム展開ですね。
≫アレヴァロ・リオスのルーニーに対するマークが厳しい。
≫ここはつぶさないとというのはわかっていますしね。
≫スターリング、ファウルをとられました。
ウルグアイボールです。
ウルグアイの最終ラインは右のサイドバックのマキシ・ペレイラが出場停止。
キャプテンのルガノが左ひざの怪我ということがあってファウルを受けたアルヴァロ・ペレイラとセンターバックの若いヒメネスが今日はスターティングメンバーです。
セットプレー、ウルグアイ。
ファーサイドのボールをキーパー、よく押さえた。
ゴールキーパーはジョー・ハートです。
昨シーズンリーグでの出来は一時期、不振もささやかれてちょっとパフォーマンスに不安の声も上がることもあったジョー・ハートですが。
≫代わったりもしましたしね。
≫プレミアの後半戦からまた調子を戻してきてマンチェスター・シティーの優勝に貢献しました。
≫基本的に手数をかけないでどんどん入れていってますよね。
≫カヴァーニ!ケイヒルが懸命に体を寄せていきました。
ロデイロ、カヴァーニのライン。
ウルグアイはロデイロから効果的なパスが何本も出てくる強みがあります。
≫簡単にアーリークロス気味に入れてスルーパスという。
≫カヴァーニのシュート。
ウルグアイが少し攻め手を色濃くしてきています。
ちょっとでもスペースがあるとカヴァーニは仕事をしてきます。
新天地パリ・サンジェルマンでも今シーズンは30試合で16ゴールをあげました。
先ほどイブラヒモビッチも見ていましたね。
僚友の見つめる中でのプレーです。
≫ジェラード、そしてルーニーに入らないですよね。
ですからルーニー、引いてきちゃいますね。
ボールを受けに。
≫ウェルベックがえぐってきた。
≫速いですよね。
≫スピードを生かして若いセンターバックの2人は完全に振り切られました。
スピード自慢のウェルベックマンチェスター・ユナイテッド。
言ってみれば、香川のポジション的にライバル的な存在でもあるウェルベック。
≫トップもできますし。
≫ウェルベックそして若い19歳のスターリング。
ウェルベックも若いプレーヤーです。
≫この3人、前は若いですから。
≫そしてスターリッジも24歳。
この20代前半の若いプレーヤーたちをセカンドトップのルーニーが操る形のイングランド。
スターリッジに戻そうというボールでした。
≫これはファウルでしたね。
ああいうワンツーのような形ってスピードを上げさせたら若い3人は速いですし。
面白いですけどね。
なかなかそういう場面作らせてもらえませんよね。
≫スピード勝負となるとウルグアイのバックラインは少し分が悪いというようなところでしょうか。
≫そう思います。
≫またいいポジションでフリーキックのチャンスイングランド。
ヘッドはジャギエルカセンターバックのプレーヤー。
イングランドのチャンスは続きそう。
ベインズですがゴンサレスのディフェンス。
そのままタッチラインを割ってしまいました。
少しウルグアイに押し込まれたシーンもあったイングランド。
ここはチャンスをつかみ始めている。
右の中盤のアルヴァロ・ゴンサレスは20番のプレーヤーですウルグアイ。
≫基本的にはマンツーマンでついてきますね。
≫倒した!再三再四、イングランドはいいポジションでフリーキックのチャンスを得ています。
≫これも先に触っていますからね。
やはり、リーチもあるし速いですよね。
≫高さ、そしてスピードのあるウェルベック。
≫イングランドのほうこういうボックスの近くのフリーキックを生かしたいでしょうね。
≫今日何本もいいポジションからのフリーキックを得ているイングランド。
初戦を落としている両チーム同士のマッチアップ。
展開的には先制点がほしいはず。
≫シュート性の球を入れて飛び込んでいっても面白いですね。
≫ファーサイドだがポスト!≫ルーニー…。
≫あとわずか!≫前でうまく釣ってルーニーが裏をとったんですが。
≫やわらかめのボールを遠いサイドに送り込んできたジェラード。
スターリッジも飛び込んできた。
イングランドが迫力あるプレーを見せ始めています。
先ほどのシーン。
これはルーニーあとわずかというところ。
≫前でうまく釣ったんですけどね。
ルーニーがスッと裏側に逃げて。
ボールとしては最高のボールでしたけどね。
≫ワールドカップはこの試合で通算10試合目になるルーニーですがまだ得点はありません。
≫そういうのを聞くと今みたいなのはね入らないというのも…。
≫初戦でスターリッジに見事な一時、同点ゴールのアシストはしましたが。
期待されるのはやはり得点の部分。
少し両チームの選手たちも熱くなり始めています。
スアレスとジェラードリバプールでともに戦う2人ですが。
そして、スターリングもリバプールの躍進に貢献している若いプレーヤーです。
急成長のドリブラー。
今度はウルグアイ。
≫お互い、激しいですからね。
ファウルの数はどんどん増えますからね。
≫かなりセットプレーの本数は増えています。
セレッソ大阪でも活躍するフォルランが初戦はスタメンでしたが今日はベンチからのスタート。
場合によってはカヴァーニスアレス、フォルランというスリートップという変更も考えられます。
≫間違いなく点がほしくなればそういうことは十分にやってきますね。
≫このまま均衡を破られなければフォルランの後半の出番ということも十分に考えられるウルグアイです。
今日はルーニーのつぶし役として活躍するリオス。
≫ルーニー番ですね。
リオスは。
≫ホイッスルが鳴りました。
まだ両チーム得点はありません。
初戦、格下かと思われたコスタリカの前にアップセットを落とされたウルグアイ。
≫甘く見たわけじゃないでしょうが初戦でしたからね。
ですからスアレスも温存という形をとったんだと思うんですよね。
≫前回大会が4位。
ただ、南米予選は清水さん大陸間プレーオフを制してのギリギリの出場だったんですね。
≫本当にそうなんです。
そういう意味でもチーム作りの意味では決して南アフリカのワールドカップからうまくいったかというとそうではないと思います。
≫南米予選はギリギリの自動出動圏内に届かない5位で。
アジア5位のヨルダンとの大陸間プレーオフを経て全チームの中で32番目、一番最後にワールドカップ出場権を勝ち取ったのがウルグアイです。
≫開催国のブラジルが出てませんからね。
≫ですからブラジルがもし予選を戦っていたらひょっとしたら出場できていなかったこともありえます。
≫本当、そうですね。
≫ただ前回ワールドカップのあと2011年の南米選手権コパ・アメリカを制して国内の世論では…。
スターリッジ打ってきました。
≫久しぶりのシュート。
あとは中盤のつぶし合いですからね基本的には。
≫今のシュートの選択はよかったでしょうか。
≫シュート自体はよくなかったですけどラインを前に上げさせたりして裏をとるためには必要だと思います。
≫バックアップメンバーのウオーミングアップの様子もとらえていますがスターリッジは初戦でゴールを決めてリーグ戦では活躍しましたがまだ国際舞台では未知の部分も多かった中で初戦ゴールをとったのはイングランドにとっては非常に大きかったと思いますが。
≫大きいです。
それはスターリングのドリブルも通用することがはっきりわかりましたしね。
≫イタリアを翻弄する部分もあったスターリング。
今日は右サイドでプレー。
カヴァーニも前線だけではなく相当、戻って守備に奔走します。
≫カヴァーニも攻めるだけの選手じゃないですよね。
≫両チームの第2戦にかけるサバイバルマッチの思いが交錯します。
≫1つ1つのボール際のところの激しさ。
すごいものがありますね。
ちょっと引いていくしか今のところ方法がないですね。
ルーニーにしてもジェラードにしても。
ジェラードにはカヴァーニがいきますし。
アレヴァロ・リオスがしっかりルーニーを見ていますし。
≫スアレスだ!先制点、ウルグアイ!初戦欠場のスアレス!これが、これがウルグアイが誇る世界最高峰のフィニッシャーの力です!≫やはり、カヴァーニからのボールで息、ぴったりですね。
カヴァーニは左サイド得意なんですがしかし、うまくスアレスは裏を抜けていくところを見ていましたよね。
パスを出すところはそんなに大きく空いていたわけじゃないですよ。
さすがの決定力ですよね。
今日、初めてのシュートですね。
多分。
≫ロデイロもよく体のバランスを崩しながら出しました。
≫この間を見ているんですよね。
≫難しい体勢だったと思いますが…。
≫シュートの体勢も難しいですしキーパーの動きというか本当によくわかっていますよね。
強くないですけど隅の隅ですよね。
≫すでにウルグアイ歴代通算得点記録を更新中のスアレス。
これが代表通算40ゴール目。
その40ゴール目がこの試合の先制点。
グループD死のグループの生き残りをかけた第2戦のマッチアップの先制点はやはり、スアレスから生まれました。
≫本当にさすがの決定力という…。
絶対見逃しませんね、やはり。
これでイングランドも出なければしょうがないのでより積極的になりますね。
≫選手に勇気を更に与えるスアレスの先制点。
スターリッジの左足!ゴールキーパーのムスレラ見事に防ぎました!≫やっぱりルーニーが前を向いてボールを持てば出てきますね。
速いですしいいシュートですけどね。
≫スアレスが決めればスターリッジが打つ。
リバプールで無敵のツートップを誇った2人のアタッカーの打ち合いです。
イングランドのコーナーキック。
追いかける展開に変わったイングランド。
まだ前半の恐らくアディショナルタイムを含めても5分ほど残されているかと思われます。
これはゴールラインを割っています。
≫触りましたね。
≫先制点を奪われたイングランドの逆襲です。
スターリングの一瞬のスピードは見どころがあります。
≫しかしセットプレーが非常に多くなってますね。
完全にイングランドが点取りに出ていますからね。
≫出るしかないイングランド。
そしてキッカーを変えてきましたイングランド。
ルーニーが中に入ります。
先ほど、ファーサイドであと一歩のヘディングのシーンもあったルーニー。
先制点のあとはイングランドの逆襲を受けています。
こうなるとウルグアイの本来のスタイルである堅守速攻というそのスタイルが鮮明になってきます。
≫やっぱり点を取ったあとラインが下がりましたから。
10m以上下がっていると思います。
≫先制点のシーンです。
≫引っかかったかなと思いましたが高さといいギリギリでした。
スアレス、よく見てドンピシャのボールですからね。
≫かなり下がりながらのプレーですからね。
体幹の強さも要求されるヘディングだったと思います。
大会前に左ひざを負傷して手術という今大会の出場も懸念されたスアレスですが生き残りをかけた2戦目で先発の座に戻ってきて見事に結果を残したスアレス。
カヴァーニからスアレスというプレーでした。
≫ですから、これで若干、いつものような形にだんだん戻ってきますからウルグアイのほうは。
ですから、イングランドがある程度ボールを保持できると思います。
ですから、最後の崩しですよね。
本当にスターリング、ウェルベックのスピードを生かすためにサイドを使った攻撃になってくると思いますね。
≫初戦、競り負けましたがイタリアを相手にスピード自慢の若いアタッカーたちがドリブルでの仕掛けてくる。
効果的に見せてくるシーンも数多く見られました。
前半の残り時間少ないうちに追いつけるかイングランド。
ここで星を落とせばサッカーの母国が決勝トーナメントに進めないというそんな状況も懸念されます。
≫イングランドはウルグアイのラインが下がってきましたし非常にブロックを作りますからこれを、どうこじ開けるか。
≫このまま前半を待ったとしてもスタートはこういう形で入ってくることが予想されますかね。
≫そうでしょうね。
ウルグアイも追加点を取るということは念頭にはあると思いますがカウンターでとるというようなイメージに変わってきますからね。
そのほうが戦い方としては、ウルグアイは得意なわけですからね。
≫少し引いて守ってカウンターでシンプルに縦に速いサッカーを展開するのがウルグアイ。
≫そこにスアレスカヴァーニという選手がいるわけですからね。
≫先制点を決めてタバレス監督も思わず大きな雄たけびをあげていました。
我々は8年間ほぼ同じメンバーで戦っている選手はお互いのことをよく知ってプレーできていると選手間同士のコミュニケーションに絶対の自信があるウルグアイです。
ここで前半終了のホイッスルが鳴り響きました。
死のグループともいわれているグループD生き残りをかけた両チームにとっての第2戦。
ウルグアイ対イングランド前半を終わって、1対0ウルグアイがリード。
このスアレスが得点。
清水さん、前半はどうでしたか。
≫ウルグアイ、この試合をとろうという意気込みというのが出ていたと思います。
非常にセットプレーも≫2014FIFAワールドカップブラジル。
死の組グループDウルグアイ、イングランド。
ハイライトまいりましょうか。
ワールドカップではウルグアイには勝てていないイングランドなんですが10分、ルーニーのフリーキック。
ビッグチャンスです。
≫惜しいですね。
ボール2つ分ぐらいですね。
≫ワールドカップ初ゴールは持ち越しです。
そしてウルグアイ15分ですアルヴァロ・ゴンサレス。
クリスティアン・ロドリゲス!ダイレクトです。
クリアミスを拾ったあとのこのシュート。
枠をとらえることはできません。
そして31分フリーキック。
ルーニー!角ですよね。
≫入らないですね。
≫そして、このゴールシーン。
39分。
カヴァーニ、やわらかいボールスアレス!ゴール!ウルグアイ、先制。
なんて、やわらかいんですか。
≫カヴァーニのパスもすばらしいですよね。
多分、スアレスは1回しかないチャンスをものにしましたよね。
≫強烈な決定率です。
南米予選の得点王ここで光ります。
でも、左ひざの怪我そして手術。
帰ってきて、試合勘というのはあるんですけれどもやっぱり決めてきますね。
≫ちょっとコンディションあまりよくないのかなとやっぱり、1回のチャンスを確実に決める辺りはさすがストライカーですね。
≫ただしウルグアイ先の試合では3失点しています。
≫サンパウロアリーナを舞台に行われているグループD生き残りをかけた両チームにとっての第2戦。
ウルグアイ対イングランド前半はスアレスのゴールで1対0、ウルグアイリードでこれから後半を迎えます。
明日、行われるグループDのもう1試合イタリア対コスタリカの結果を待たなければ今日の試合が終わった時点ではまだ何も確定はしないんです。
現実的には今日、星を落とせば決勝トーナメント進出の望みは、ほぼ限りなくゼロになってきます。
イタリアが3連勝して勝ち点9で1勝2敗で3チームが並ぶことも考えられるわけですが。
現実的には非常に厳しいものがある。
その中で、1点を追いかける白、イングランド。
水色、ウルグアイ。
後半のスタートです。
1点を追いかけるイングランド。
画面左に変わります。
両チーム、この後半メンバー交代はないという情報が放送席に入ってきました。
ルーニーは後半も中央でプレーしています。
スターリングは右。
≫いかにスターリングとウェルベックに前を向いてボールを渡せるかというところだと思うんですよ。
前半のジェラードが1本だけスターリングに出した。
ああいうボールが出るかどうか。
スピードに乗せるようなボールが出るかどうかでだいぶ、違うと思うんですね。
≫速さ勝負のマッチアップに持ち込めば勝機があるというような雰囲気はやはり感じましたので。
≫それと、急造でやっていますから。
今日のウルグアイのディフェンスラインは。
≫前半はカヴァーニからスアレスというラインでウルグアイは先制点を取りました。
1点を追いかける形に変わったロイ・ホジソン監督率いるイングランド。
1点のリードを保って後半の45分を迎えるタバレス監督率いるウルグアイ。
ウルグアイはフォルランも含めてバックアップメンバーのウオーミングアップが始まってきています。
≫スピードのあるスターリング。
≫ただ自分のゴールのほうに向いてボールを受けるとなかなか特徴が出ませんから前を向いてボールを持たせてあげることが一番イングランドにとってはいいことだと思うんですね。
≫そのためにはイングランドには何が必要ですか?≫ジェラードのところだと思います。
まずは。
攻めさせていますから今のところうまくルーニーもジェラードも引いてボールをもらうようなイメージになってますからね。
≫左サイドバックに入っているここサンパウロでプレーをしているアルヴァロ・ペレイラ。
その前はインテルでプレーしていて長友との定位置争いも演じていた選手。
長友との定位置争いに敗れてブラジルのサンパウロに渡りました。
ここはグレン・ジョンソンに当たったでしょうか。
後半の立ち上がりです。
少し頭をかすめたようです。
前半の先制点を挙げたスアレス。
起用に応えて見事な結果を残しました。
≫いってましたね。
≫そのままゴールを狙っていったかのような。
≫前半にも1本ありましたけどね。
≫ジョー・ハートがかろうじて両手で叩き落としました。
イングランドにとってはあわや追加点を許すかというシーン。
≫インスイングで前空けちゃってますからね。
イングランドは。
あそこに1枚普通は立てるんですけど立ってないのであそこ、狙ってますね。
そういう部分もやはり、ちゃんとスカウティングして狙いどころを決めていますね。
≫左足のシュートにきたアルヴァロ・ゴンサレス。
≫ジェラードですよね。
≫最後、懸命に守りました。
闘将、キャプテンがチームを鼓舞していきます。
代表これが113試合目のスティーヴン・ジェラード。
ゴンサレスのシュートをキャプテン、ジェラードが身を投げ出してディフェンスに入りました。
後半の立ち上がりです。
ウルグアイがチャンスをつかんでいます。
自分でシュートにいった!カヴァーニ。
≫少し力が入りましたね。
完全にフリーでした。
≫スアレス2点目はなりませんでしたが。
ウルグアイが後半の立ち上がりチャンスをつかんでいます。
これは先ほどスアレスが蹴ったコーナーキック。
このワールドカップではゴールラインテクノロジーが起用されていますがゴールラインは割っていません。
考えれば前回大会のドイツ戦のランパードのあの幻のゴールから恐らく、このゴールラインテクノロジーの話が大きく動き出したと思いますが。
≫完全に入ってましたからねあれは。
≫そのランパードは今大会ベンチから出番を待っています。
ランパードにしろジェラードにしろ代表100キャップ以上を数えるメンバーが軸としてはいますがその周りは若いメンバーでこのワールドカップを戦っているイングランド。
カヴァーニ!キーパー、触った!絶体絶命のピンチをしのぎましたイングランド。
≫ここ、粘りましたね。
そのあとも速いですね。
カヴァーニ。
これは触ってないですね。
これ。
インにかけたかったと思うんですがそのまま当たってしまいました。
≫カヴァーニの右足による2点目はなりませんでした。
詰めていた分、コースはなかったかもしれませんが絶体絶命のピンチをなんとかイングランドがしのぎました。
1点を追いかけているのがイングランド。
この後半の立ち上がりチャンスをつかんでいるのはウルグアイです。
≫彼はルーニー番ですからねリオスは。
≫中盤のリーダー格でもあるアレヴァロ・リオス。
≫前半も言いましたがルーニーもそうですしジェラードはカヴァーニがいますしカヴァーニが攻めてしまいますから出て行ったらもう、ジェラードは触らないとしょうがないですから。
特徴を消していますよね完全に今のところ。
≫ルーニー、今のは完全にフリーでしたからね。
≫どうしてもこのワールドカップは点を挙げることができないイングランドの絶対エースウェイン・ルーニー。
守った、ムスレラ。
≫本当に、いいところにこぼれたんですが完全にフリーですよね。
ほぼ正面に近いところでしたが。
≫あのプレーでもゴールを奪うことができませんウェイン・ルーニー。
今度はイングランドの猛攻か。
まだ差は1点しかありません。
≫ニアサイド走りこんできたのはウェルベック。
ゴールキーパーのムスレラと交錯をしました。
主審のスペインのベラスコさんが両チームの選手に声をかけています。
まだムスレラ立ち上がることができていません。
1つ、イングランドはチャンスを作りました。
≫上げたボールディフェンスラインとゴールキーパーの間ですけどもね。
いいボールですよね。
ラインをちょっと下げたといってもほんの少しの隙間を狙って上げたボールですからね。
スピードのある選手なので飛び込むほうがやりやすいですし。
≫ルーニー、ジェラードという軸もありますが今大会から左サイドバックのレギュラーを張っているレイトン・ベインズも左サイドのチャンスメークのストロングポイントでもあります。
アシュリー・コールからついに定位置を奪取したレイトン・ベインズですが。
そして先ほどルーニーのシーン。
≫ルーニーはチャンスを絶対に見逃さないと思いますけどね。
縁がないというか前半のヘディングもそうでしたが。
≫今シーズン、クラブは不調に終わったマンチェスター・ユナイテッドで29試合で17ゴール。
孤軍奮闘ぶりは見せました。
初戦、スターリッジの一時同点ゴールをアシストする見事なラストパスは供給しましたが自身のゴールはまだありませんウェイン・ルーニー。
ルーニーなのかそれとも、今大会からこのイングランドの攻撃陣を任されているスターリング、スターリッジウェルベックという若いメンバーなのか。
イブラヒモビッチもスタンドで見つめているというこのイングランド、ウルグアイ戦。
フランスリーグでは得点王をとったイブラヒモビッチが見つめる中、プレミアリーグでスアレスが得点王をとってスアレスがこの試合の先制点。
かなり激しくなってきた試合の展開です。
両チームの対戦はこれが11度目。
ウルグアイの4勝イングランドの3勝。
引き分けが3つという状況で今日の対戦を迎えています。
直近の対戦は2006年の3月の試合。
このときはイングランドがウルグアイに対して2対1で勝っています。
ワールドカップでは過去2試合対戦があって振り返って54年のスイス大会の準々決勝ウルグアイ勝利。
66年のイングランド大会の開幕戦のカードがイングランド対ウルグアイでそのときは0対0スコアレスドローでした。
いずれにしろ久しぶりの両チームのマッチアップ。
イングランドボール。
センターバックはジャギエルカとケイヒル。
この両センターバックもワールドカップ初出場。
≫ここからジェラードを経由したいんですがそこを押さえられてるので。
≫それは苦肉の策で動かすということですか。
≫そうなってしまいます。
ですから最終ラインから蹴らなければしょうがなくなってしまうということだと思います。
≫ただルーニーに自由はもちろん与えたくないと。
≫もちろん、そこもつぶしにかかっていますからね。
≫キーパーの手前でワンバウンドするようなラストパスを出しましたジョーダン・ヘンダーソン。
≫ちょっと前すぎたですよね。
≫リバプールでの好調を買われて代表入りした中盤のダイナモでもあるジョーダン・ヘンダーソン。
≫ウェルベックのところからだったら面白かったですよね。
≫一気にスアレスへのボールを出したヒメネスです。
この人にボールがくると何かが起こりそうな予感がしますけどね。
≫やっぱり動き方はいいと思います。
オフサイドにはかけられませんしそれほど大柄ではないですが体も強いですから。
≫181cmというデータのルイス・スアレス。
ただ、圧倒的な得点力を誇っています。
これがスターリングの魅力。
エリアの中で倒れました。
あの辺りがスターリングの1つの魅力ですがその前のプレージェラードが少し前の位置で。
この試合、なかなかなかったボールでした。
≫ああいうふうになってくるっていうことが今の逆転への一番の近道かもしれませんね。
もしかしたらね。
≫ウルグアイのアルヴァロ・ペレイラが倒れています。
≫気を失っているような感じですよね。
≫反応がない感じがします。
口元は少し動いているのでコミュニケーションは取れているようです。
左のひざが…。
≫頭に入っているんですね。
≫直撃してしまいました。
左サイドのアルヴァロ・ペレイラ。
≫脳振とうというか…。
≫若いスターリングとのマッチアップで少し脳振とう気味になってしまっているかもしれません。
ただ、スターリング2人かわりにかかりましたね。
≫前を向いたら本当に強いですよね。
17歳でリバプールのトップチーム入りを果たして19歳で今シーズン主力に定着してリバプールは2位という今シーズン。
優勝が狙えるところではあります。
交代はしないよとまだやれるよというふうにペレイラはチームドクターの指示に対してまだピッチに立つんだという思いを色濃く表に出しています。
≫頭ですからね。
ドクターは危険だと判断したんでしょうけど。
≫イングランドはゲームメークができるプレーヤーをスタンバイさせているようです。
ちょっとはがれないものですからもう1枚入れたいんでしょうね。
ジェラードやルーニーのところここに、なかなかいい球が入らないのでなかなかリズムがとれませんね。
≫バークリーが入るならばトップ下辺りに入ってゲームを動かす展開力を持つプレーヤーでもありますね。
≫もう1枚ほしいですね。
ディフェンスラインで持っていてジェラードに入れたいんですけど今カヴァーニが見ているのでなかなか入らないんですよね。
≫ペレイラはピッチの中に戻ってきています。
先ほど倒れていたアルヴァロ・ペレイラ。
プレーを続けています。
バックラインはマキシミリアーノ・ペレイラが出場停止。
ルガノが怪我ということがあってアルヴァロ・ペレイラと若いヒメネスがコンビを組んでいます。
長いボールジェラードが前に出てきました。
後半に入ってジェラードが高いポジションに少しずつ顔を覗かせてきています。
≫やはり疲れていますから引いてボールをもらえないという判断ですよね。
引いてバックラインから受けてあげてさばいてまた持ちたいというのがもらえないですからね。
≫いってみれば新生代イングランドというメンバーが多い中で、かつての黄金世代のジェラードが後半に前めのポジションをとってきています。
メンバー交代はスターリングに代わってのメンバー交代です。
両チームを通して、これが初めてのメンバーチェンジです。
ロス・バークリー。
まだ二十歳ですが今シーズン、エバートンで才能を開花させた選手。
ルーニー、ニアサイド。
しっかりとムスレラがボールを押さえた。
点を取りにいかなければなりませんイングランド。
スターリッジ、ルーニーというコンビネーションは非常にいいといわれていますが。
≫ルーニーがいって下がってからのほうがいいと思います。
正直に入れちゃったですね。
すこしインにかけてあげればというところでした。
≫そして代わって入ってきたバークリーが中央でプレーしてますか。
≫右に入っていますね。
スターリングと同じポジションにとりあえず入っていると。
これもルーニーのマークがきついのでルーニーとスターリッジが縦になっちゃっているようなところだと思いますよ。
なんとか、このディフェンスのマークから逃れたいというのがあると思いますね。
≫ポジション的には最前線にスターリッジが構えていて左にウェルベックルーニーは中央セカンドトップで右に代わって入ってきたロス・バークリーがそのまま、スターリングのポジションでプレーする形。
少しずつ中盤のジェラードが高い位置をとってきていると。
≫疲れてきているのでどうしても…。
≫ウルグアイもメンバーチェンジのようです。
スタンバイさせています。
ロデイロに代えてストゥアニでしょうか。
イングランドに続いてウルグアイもメンバーチェンジを行ってきました。
攻撃的な位置でプレーメーカーの役割だったロデイロに代わってクリスティアン・ストゥアニが入ってきました。
これで両チーム1人ずつメンバー交代を行いました。
得点は1対0前半、スアレスが挙げた1点。
まだ状況は変わっていません。
クリスティアン・ロドリゲスが左足を痛めています。
ジェラードでしょうか。
≫ジェラードのタックルですね。
≫ジェラードに対してイエローカードが出されました。
イエローカードはこの試合、両チーム通してこれが1枚目です。
≫足にいっていますからね。
≫ジェラードのタックル。
クリスティアン・ロドリゲスへのファウル。
≫かなりイライラしてると思いますジェラードも。
思いどおりにいきませんから。
ボールもなかなか触れませんし。
≫イエローカードは先ほどウルグアイゴディンももらっています。
両チーム通して1枚ずつです。
カヴァーニ走りこむことができません。
≫キーパーを見ていたと思います。
キーパーが出かかっていたので狙ったと思いますよ。
その辺、抜け目ないですね。
今、カヴァーニついていきますよね。
ジェラードに、絶対ボールを入れさせないように。
カヴァーニがいないときはスアレスもどちらかというと必ずそちらのコースを切っています。
≫ウルグアイは先ほど入ってきたストゥアニは右に張り出しているでしょうか。
≫守備を固めて機を見てカウンターを狙うウルグアイとそして攻め込んでいくイングランドという構図になってきています。
≫見てわかるとおりラインの設定はウルグアイは下がってきていますからね。
普通ならここまでラインを下げながらプレーしていくと危ないんですが慣れているんですよね。
イングランド。
≫いわゆる堅守速攻というスタイルをタバレス監督は8年間積み上げてきました。
≫ボックス近辺というよりボックスの中までラインを下げますからね。
≫ウルグアイボール。
守って、そして一瞬の隙をうかがうウルグアイ。
リードしているのは前半スアレスのゴールによって1点を挙げたウルグアイです。
≫南米のチーム特有のこのくらいの時間から時間を使いますからね。
≫イングランドは2人目の交代。
ウェルベックに代えてララーナ。
今シーズン8位と躍進をしたサウサンプトン。
そこで大きく進化した入れてきました。
このララーナをウェルベックと同じポジションで使うでしょうか。
アレヴァロ・リオスとルーニーが交錯してしまいました。
かなりルーニーもストレスを感じているでしょうか。
≫感じていると思います。
今、本当に攻撃はなしですよね。
とにかく、つぶすという役割の中で。
しかし、本当にそういう部分では自分の役割をこなしてます。
≫フィニッシュチャンスのコーナーキック。
そして、あと少しというシュートもありました。
≫今、ちょっと中に人がいなかったですね。
≫ポゼッションはイングランド、62とウルグアイ38と大きく数字の差は開いてきましたがこれはウルグアイがそれだけ頑張っていることになりますね。
パスの数も倍近く開いています。
≫これで時間がどんどん減ってくるのでイングランドのほうはリスクを冒して出ますから。
逆に言うと変な言い方ですがそれを待っているみたいなウルグアイのほうにはありますよ。
≫守備のブロックを作って網を張ってボールを刈り取ってシンプルに縦へというそして追加点という意味ではウルグアイも…。
≫そういうイメージだと思います。
前にはそういう役者もいますからね。
≫ウルグアイはまだメンバー交代は1人しかしていません。
スターリッジが空けたスペースをルーニーがうかがおうとしています。
イングランドボール。
スターリッジ、左足のシュート。
得意の左足ですがややボールに迫力がありませんでした。
≫しかし可能性を感じさせますよね。
こうやって囲まれた中でターンしながらかわしてシュート。
インにかけて本当は遠いサイドを狙ったと思うんですが。
これがありますからね。
ウルグアイには一発が。
そこからスアレスという。
≫非常にシンプルに前に攻めてくるウルグアイ。
≫パスじゃなくてクリアボールを。
どうしても前にかかっているのでクリアボールでという部分もありますからね。
≫ルーニー!ついに生まれたウェイン・ルーニーワールドカップ初ゴール!そのゴールは試合を振り出しに戻す同点弾!≫今のはスターリッジらがうまかったですね。
あそこで非常に不利な体勢だったんですがね。
≫こんなところでは終われないサッカーの母国イングランドの誇りです。
≫このドリブルもよかったですし。
≫このラストパス。
ようやく沈めてみせましたウェイン・ルーニーです。
清水さん、これでわからなくなりました。
≫本当そうですね。
≫待望の1点がエースの足から生まれました。
試合は振り出し、1対1。
≫まだ15分ありますからね。
≫まだたっぷり試合は残されています。
前半にウルグアイのスアレスが。
そしてこの後半ついに待望のゴールがエース、ルーニーその足から生まれました。
≫当然、イングランドのほうが積極的な選手交代でそれが、やはり、功を奏したというところもあると思います。
≫そしてルーニーが挙げた得点というのは一気にまたムードを変えるでしょうね。
グレン・ジョンソンの突破から1つ同点の機会が生み出されました。
倒れたがホイッスルはありません。
まだ時間はたっぷり残されています。
≫ですから、ウルグアイはこれで引いて守ることはできませんからね。
≫6万2575人が詰め掛けているというサンパウロアリーナ。
詰めていったのはララーナ。
≫そういう意味じゃララーナとか非常によく動きますからね。
≫一気にイングランドが勝ち越しのチャンスをつかみ始めています。
≫本当にルーニーの得点で一気にムードも上がってきましたしね。
≫チームの足を動かしますね。
ウルグアイは2人目のメンバー交代を用意しています。
ディフェンスの選手フシレを用意しています。
≫得点のシーンですが股間から出た分だけタックルで、とれたと思ったんでしょう。
ですから止まってしまいましたね、一瞬。
≫ウェイン・ルーニーは代表通算40ゴール目。
マイケル・オーウェンにこれで並びました。
あと9点でボビー・チャールトン49ゴール。
これは射程圏内です。
試合は振り出しに戻っています。
このグループ死のグループの生き残りをかけた両チームの第2戦です。
≫速くなりましたね。
一気にテンポが上がったという。
この時間帯、本当に一番しんどい時間帯ですけどねここからが勝負ですね。
≫スターリッジは後半途中から右サイドにずっと張り出してきています。
≫ララーナが入ったのでまたポジションチェンジしながらそういう意味じゃボール触ってキープ力もありますし突破力もあるので。
≫中盤のゴンサレスが下がってフシレが入ってきました。
4番のプレーヤー。
ウルグアイです。
ウルグアイも2人目のメンバー交代。
両チームともあと1人ずつというメンバー交代の枠になりました。
ディフェンスの選手を入れたウルグアイです。
あと、ウルグアイにはフォルランという切り札がありますが。
≫ですから、そこのカードを切るのかどうかというのはありますよね。
≫左サイドバックのアルヴァロ・ペレイラを1列上げて代わって入ってきたフシレを左サイドバックに入れているウルグアイ。
ファーサイドからクリスティアン・ロドリゲスが詰めていました。
残りは10分です。
生き残りをかけた10分です。
先ほどは直接ニアサイドを抜けてゴールを割ろうかというボールを蹴りこんだスアレス。
スアレスからのボールカヴァーニが中央で待っていました。
アルヴァロ・ペレイラスアレスそしてカヴァーニというライン。
コスタリカ戦ではPKで1点を挙げているスアレスと並ぶエースのカヴァーニ。
必死の形相のジャギエルカ。
ユベントスでプレーをしている22番のマルティン・カセレスです。
ウルグアイ。
残りの時間帯清水さん、両チームにとって何が大事になりますか。
≫これ単純に言えば集中力という話なんですけどね。
ですから、行ったり来たりになっていますからね。
今、とにかく中盤でミスを犯したほうがやられてしまいますよねこのあと。
≫先制点を挙げたウルグアイ。
追いついたイングランド。
今シーズン、プレミア最少失点27のチェルシーのバックラインを支えてきたケイヒルです。
キャプテンのジェラードが声を飛ばしています。
これが代表113試合目。
イングランドでは代表通算第3位のキャップ数。
2位がベッカムの115決勝トーナメントに進出すればベッカムの数字にも並んでくるジェラードです。
ここはゴールキーパームスレラが出てきました。
スアレスだ!勝ち越し、ウルグアイ!絶対エースの2点目!≫キーパーからのボールですよ。
そこからカヴァーニがヘディングしていってすらしてそれを狙っていてというところです。
ですけど、それでもゴールにしてしまうんですね。
≫あまりに、あまりにすさまじい破壊力です。
貴重な貴重な勝ち越し弾!あっという間です。
≫カヴァーニが競ってオフサイドないんですね、これね。
≫たったこれだけでゴールをこじ開けました。
ウルグアイのスアレス。
すさまじい決定力ですね清水さん。
≫そうなんですね。
後半、シュートはこれだけかもしれないですよね。
≫そして、そのウルグアイの特徴が非常によく出たシンプルなパターンだったと思いますが。
≫そうなんです。
パスがうんぬんじゃなくてかかったときにあれで点を取っちゃう。
2人でね。
それを本当に簡単にそれをしてしまう。
一時も、一瞬も気が抜けないというね。
≫初戦ではピッチに立つことができずに敗戦を見つめるしかなかった悔しさを爆発させるようなスアレスの得点。
ルーニーがボールを持ったところウルグアイの選手たちが一気に囲んでいきます。
≫ルーニーが左に出てるんですね。
途中からね。
≫アディショナルタイムを含め5分ほどになるでしょうか。
残り時間です。
≫一瞬出ていたように見えたんですけどね。
≫オフサイドなく飛び出したスアレス。
そして、この数少ないシュートチャンスを見事に得点に結びつける決定力。
大会前に左ひざを負傷して出場さえ危ぶまれていたスアレスですが今大会、ワールドカップで初登場のこの第2戦で2得点を挙げました。
少し左足がつっているようなそぶりを見せていますが…。
ブーイングを上げているのはイングランドサポーターです。
≫時間は絶対使いますよね。
≫これも試合です。
ゲームメークしていきます。
今シーズンのプレミアリーグでは年間MVP。
選手間投票と記者選考のダブルを受賞しました。
33試合で31ゴールを奪っていった今シーズンのリバプールでの活躍。
そして、このワールドカップのピッチでも2得点。
決めなければならない人が決めてさあ、ウルグアイが1点勝ち越し。
しかし、イングランドもこのフリーキックのチャンス。
≫ここはいいところです。
≫スターリッジ、ラストパスはゴールキーパーのムスレラ。
このボールをグレン・ジョンソンが奪い返しましたがタッチラインを割ったという判定。
結果、カヴァーニはこの試合に関してはゴールはありませんがスアレスの得点を生み出す見事なプレーを見せています。
≫それとやはり、ディフェンスの部分ですごく頑張ってますよ。
≫そしてスアレスはベンチに下がりました。
これでウルグアイはメンバーチェンジ終了。
3人の枠を使い切りました。
ディフェンダーのコアテスを入れてこの1点を、あとは守り抜きますウルグアイ。
動き出しからの勝ち越しゴール。
今日、2得点。
≫躊躇なく振り切ってますねシュートを。
≫ウルグアイボール。
イングランドも最後の交代。
リッキー・ランバートを入れてきました。
188cmでパワープレーができるプレーヤーです。
≫中盤を減らしていますからね。
≫両チーム、3人のメンバー交代を完了させました。
ラストチャンスにかけるイングランド。
たたき上げ、遅咲きのストライカー188cmサウサンプトンのリッキー・ランバートを入れてきたイングランド。
勝利の時を待つウルグアイサポーター。
前回大会4位と躍進してそのときの主力がほぼ残った形で今大会を迎えていてそれ以上の結果を待ち望んでいるウルグアイサポーターです。
≫完全に守ることだけを考えていますね、ウルグアイ。
カヴァーニを残して全員引いてますね。
≫スアレスの2ゴールで先制ゴールと勝ち越し弾。
リードしているのはウルグアイ。
コンディション的にはフルコンディションではなかったと思いますが。
≫ないと思いますよ。
ぶっつけでゲームになると違いますからね。
ただ、やっぱり得点能力だとか肝心なところではその感覚というのがちゃんと生きてるんですねやはり。
≫ウルグアイが勝ち上がっていければ今大会、得点王の位置に非常に近いところにいるプレーヤーでもありますスアレス。
リッキー・ランバート32歳ですが去年、史上3番目に遅い31歳で代表デビューを飾ったプレーヤーです。
ホジソン監督、時計をちらりと見ました。
タバレス監督、ウルグアイはこの表情。
≫ランバートも当然、中央でプレーしたほうがいいわけですね。
サイドに流れるよりも。
そのために入っているわけですから。
≫つまりジェラードが長いボールを使ってきましたが狙いはそういうことですよね。
≫そういうことですね。
とにかくスクランブルを作ってそのボールで勝負していくという。
≫ランバートの頭に当ててこぼれたところを仕掛けようという。
≫入れろ、入れろと言っていると思うんです。
角度をつけたら入れたほうがいいと思います。
≫ジェラードのシュートはちょっとヒットしなかった。
あとは時間との戦いです両チーム。
このグループDの生き残りをかけた戦い。
今日、星を落とせば限りなく決勝トーナメント進出の望みが遠のいていく一戦です。
サバイバルマッチを制するのはスアレスの2ゴールによってリードを奪っているウルグアイなのか。
それともイングランドがこの最後の最後に奇跡を起こすのか。
勝ち点1を分ければ状況は変わってきますからね。
≫全然、違いますね。
角度をつけて入れていったほうがいいですね。
≫競り合って落としたところにスクランブルをかけたいイングランド。
コーナーキックです。
≫ハートが上がってきました。
≫ゴールキーパーも上がってきたイングランド。
全員で攻めていく。
ヘッドをジャギエルカが見せますが得点を奪うことはできません。
≫これを見ても本当にこのゲームの重要性がわかりますよね。
≫この一戦をとらなければこの先の道が断たれる一戦。
あるいは勝利を確信しているかウルグアイベンチ。
今日、フォルランは出番はありません。
ここで試合終了!生き残ったのはウルグアイ!≫スアレスですね。
≫スアレスの2ゴールの前にサッカーの母国の誇りは散りました。
死のグループ、グループD。
初戦を落とした両チームのマッチアップは2対1、復活したエーススアレスの2ゴールでウルグアイがイングランドを下しました。
清水さん、すさまじい試合になりましたが…。
≫しかし勝負を決めたのは、やっぱり点を取る人がいるかいないか。
スアレスの決定力に尽きちゃうと思います。
ゲーム内容自体はウルグアイが押していたように思いますけども。
ただ、やはり最後のところですね。
手術して最初のゲームというかそれで、これですから。
≫左ひざの手術をしたのが5月の22日。
ワールドカップメンバーもどうかという声も上がっていましたスアレス。
≫それでも、それを周りの人間はそう言うでしょうけどゲームでちゃんと証明してみせるわけですから得点で。
≫その懸念の声をこの試合で払拭したルイス・スアレス。
この選手たちの表情がこの勝敗の意味を物語っています。
もちろん、まだ明日のイタリア、コスタリカ戦が終わるまでは、すべてが決まったわけではありませんが。
しかし、この一戦を制して生き残ったのは前回大会4位のウルグアイ。
≫ただ、イングランドも若いメンバーですから将来性というかメンバー交代をしながらチャンスを広げていきましたしね。
≫そして、なんといってもルーニーの得点がね。
≫そうですね。
これから、ルーニーがある程度中心になると思いますけどね。
しかし、逆に言うと今日はジェラードルーニーを消しにかかったウルグアイのディフェンス。
そこに、このスアレスという点取り屋がいたというね。
決して華麗なパス回しで点を取ったわけじゃないですけどカヴァーニとの強烈なツートップ。
これが2点生んじゃっているわけですからね。
≫取るべき形でしっかり取った。
そして、そのフィニッシュだけじゃなくてしっかりルーニージェラードを見たディフェンスでありアレヴァロ・リオスのディフェンスであり≫ですから、そういうものがこのゲームの中にはありましたよね。
≫前回大会は4位。
過去2度の優勝のウルグアイ。
62%と38%というボールポゼッションですが。
≫これで勝つわけですからね。
≫カヴァーニのインタビューです。
≫すばらしい試合になったと思います。
≫勝利に見合う試合だったと思いますか?≫私たちは完璧な仕事をしたと思います。
チーム全員が試合のスタートから全力を尽くして戦いましたありがとうございました。
≫おめでとうございます。
どんな気持ちですか。
≫とてもうれしいです。
皆さんに感謝したいです。
非常に苦しい試合でしたが勝利を獲得できたということが重要です。
次のイタリア戦に向けて気持ちを整えていきたいです。
この勝利を私は夢見ていました。
私はこの瞬間を今までのつらいことを思い出すととてもうれしく思います。
今はそれを楽しみたいです。
≫清水さん、スアレスの涙がどれほどの試合かをすべて物語っていますね。
≫イングランド相手ですからね。
怪我から復帰したわけですからすばらしいですね。
≫スアレスの2ゴールでウルグアイがイングランドを下しています。
≫ウルグアイ、勝利でベスト16進出へ大きく前進。
そしてイングランドを絶望のふちに立たせたという状況なんですが試合ハイライト、まいりましょう。
これまでウルグアイには勝ってないイングランドですがジェラードのフリーキックルーニー!前半31分ビッグチャンスでしたね三浦さん。
≫あと少しですね。
≫そして39分。
カヴァーニにボールが渡ってこのボールに、このスアレス。
≫すごいですね。
カヴァーニのパスもやわらかいですね。
≫このボールです。
しかし、下がりながらも完璧なポジショニング。
キーパーをよく見ています。
ウルグアイ先制。
そして、ルーニーのスルーパスにスターリッジ。
これはキーパーに阻まれます。
ここですよね。
≫いいスルーパスでした。
≫ビッグチャンス。
そしてウルグアイ。
カヴァーニ!これは、それていくような形。
≫決定的ですね。
≫触ったかどうかというようなシーン後半7分のシーンでした。
そしてイングランド、9分。
ベインズからルーニー。
ビッグチャンス。
ゴールキーパー正面。
ワールドカップゴールがなかなかこじ開けられないルーニーです。
そして30分グレン・ジョンソンサイドバックの選手が上がってこのボールにルーニー!ワールドカップデビューゴール!10試合目にしてゴールです。
≫予測勝ちですね。
≫反応できませんでした。
そしてキーパーのフィードに触ったのはジェラードかスアレスにこぼれて決定的!ルイス・スアレスなんとワールドカップ7試合目で5ゴール。
なんという決定力でしょうか。
≫キャプテン、お気持ちはどうですか。
≫サッカーで最高の瞬間を今過ごしていると思います。
いつもどおりの試合をしました。
これは1人が成し遂げた勝利ではなく全員が努力した結果だと思います。
≫ウルグアイの従来の戦い方で勝つことができました。
≫これは決勝戦に近い試合だったと思います。
≫難しい試合でしたか?≫はい。
ですが、今日はなんとしても勝利を目指さなければいけない気持ちで臨みました。
≫ありがとうございました。
≫キャプテン、涙ぐんでいますよ。
スアレス選手もね。
≫7試合で5得点。
すごい決定力ですね。
≫やっぱりひざの怪我があって手術があった。
ほぼ1か月試合がないにもかかわらずこうやって決定する。
それは涙を流しますよね。
≫しかもイングランドに勝ったということもかなり大きいですよね。
≫絶望のふちに立つというイングランドなんですがしかし、これがまた皮肉にもジェラードが触ったという形で三浦さん。
≫ジェラード、今のはしょうがないですね。
競ったのはカヴァーニなので。
≫身長差がありますから競らざるを得ないというようなところなんですが。
これは試合、まだ絶望のふちなんですよね。
イングランドは。
≫そうです。
ただ、まだ可能性は残されてはいるんですけど。
≫敗退決定ということではなく例えばイタリアがそのまま3連勝となると数字上はまだ可能性は残る。
≫あるんですが現在のグループDの順位表はご覧のようになっています。
コスタリカ、イタリアウルグアイ現在の最下位はイングランドですがこの第2戦のもう1試合イタリア対コスタリカは明日、キックオフを迎えます。
この試合如何でということになりますね。
≫本当にグループ・オブ・デスという。
本当に厳しい状況ですが。
あとはもうとにかくベストを尽くして勝利を目指すしかないイングランドですね。
≫イングランドは自分たちでとにかくコスタリカに大量得点するしかないですよね。
≫58年大会以来ベスト16進出がこれ、ないとなると1958年ぶりとなりますが。
これは、しかしただウルグアイのやっぱり粘っこいディフェンスからの決定力ですね。
≫スアレス、恐るべしですよ。
あとディフェンスもやっぱりコスタリカ戦をうまく修正していますよね。
粘り強い組織的な守備をしてます。
≫コスタリカ戦はPKで先制しながらも3失点で落とすというまさにアップセット。
ほぼコスタリカもジャイアントキリングといってもおかしくなかったですがしっかり締めてきましたね。
まさに堅守速攻というところですがルーニーの10試合目にしてワールドカップ初ゴール。
これで勢いづくかと思えたんですがイングランド…。
でも、まだ終わっていないということで。
≫まだルーニーがまた爆発して大量得点を奪ったら望みがつながるかもしれません。
≫グループDまさに、グループ・オブ・デス。
DoorDieなのか。
まさに、もつれ込む展開になるのか。
特に明日のイタリア戦が注目となりますね。
その結果いかんではどうなるかですが。
2014/06/20(金) 03:30〜06:10
関西テレビ1
2014 FIFA ワールドカップ ブラジル ウルグアイ×イングランド[字][SS][デ]
(最大延長6時20分まで)
混戦模様のグループDのウルグアイとイングランド強豪同士が激突。負ければ予選敗退が決まる激戦確実の注目の一戦!
詳細情報
番組内容
連日熱戦展開中の〈2014 FIFA ワールドカップ ブラジル〉。今夜はグループD〈ウルグアイVSイングランド〉の一戦をお届けする。
ジェラード、ルーニーらを擁し優勝を狙うサッカーの母国イングランドだが、初戦のイタリア戦は惜敗。苦しいスタートとなった。1966年以来の優勝を果たすにはもう負けられない…。
一方、南米の古豪ウルグアイもなんとコスタリカ戦にまさかの敗戦。こちらもあとがない。
番組内容2
フォルラン、カヴァーニら自慢の攻撃陣がゴールを量産できるか!?
死のグループ注目の対決をサンパウロアリーナより生中継でお届けする!
(*選手は6月3日現在)
出演者
【解説】
清水秀彦
【実況】
森昭一郎(フジテレビアナウンサー)
【スタジオ】
ジョン・カビラ
本田朋子
三浦淳寛
ほか
スタッフ
【チーフプロデューサー】
松岡正修
【プロデューサー】
太田光史
【チーフディレクター】
尾崎雄介
【制作】
フジテレビスポーツ局
ジャンル :
スポーツ – サッカー
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