最後から二番目の恋 #10 2014.06.20

たような痕があり、警察は女性が無理心中を図ったとみて調べています。

(騒ぎ声)
(典子)ハァ。
うるさいな。
チッ。
よく飽きないな。
あの2人。
もう。

(千明)ハハハ!
(和平)ハハハ!
(和平)フフフ。
フフフ。
うーん。
ふゆみ…。
ふゆみ。
(千明)長倉さん。
起きてください長倉さん。
(和平)うん?
(千明)おはようございます。
(和平)あっ。
おはようございます。
あっ朝…。
朝ですか?
(千明)朝です。
(和平)いや駄目だ。
朝だ。
何かあれですね。
ホントにしちゃいましたね。
(和平)しちゃいました。
ハハハ。
ねえ。
もうあの。
朝なんで早く支度しないと遅刻しますよ。
私も支度しないと。
じゃあどうも。
(真平)おはよう。
お…おはよう。
(真平)あっ。
また二日酔い?いいかげんにしなよ。
ホントに。
ちょっと。
ゆするなゆするな。
ゆするなゆするなゆするな。
真平。
うん?あのさ…。
うん。

(万理子)おはようございます。
あっおはよう。

(えりな)おはよう。
(和平・真平)おはよう。
・ちょっとやめてよ。
何?・
(典子)早く。
・あんたさ気を付けた方がいいよ。
あんた怒るとねスケバンみたいになるから。
(典子)うるさいもう。
(真平)おはよう。
酔っぱらいプリンセス。
ハハハ。
何かすいません。
私のプリンス。
(真平)ハハハ。
こら。
(典子)千明座って。
何?あっどうも。
あっ。
どうも。
ごめんね。
何かまた抱き付いたりしなかった?兄貴。
全然大丈夫。
お互い酔っぱらってるからね。
酔っぱらっちゃったから。
すいません何か。
あら?万理子ちゃんは勉強中かな?
(万理子)はい。
ドラマの歴史について学んでおります。
今はちょうどトレンディードラマについてのところであります。
あああったね。
懐かしい。
偉いじゃん。
(典子)いいから千明。
早く座ってよ。
だから何よ。
(典子)真平。

(真平)うん?何かね機嫌悪いの。
朝から。
何だよ?
(真平)何?
(典子)真平。
ちょっとそこ座って。
(真平)俺?うるせえなお前。
きんきんきんきん。
(真平)はい千明。
あっありがとう。
うれしい。
(典子)あんたさ。
(真平)うん。
大丈夫なの?
(真平)えっ?千明とどうなのよ?
(真平)「どうなのよ?」ってねえ。
(万理子)あの。
典姉もう少し文法を守って話さないと…。
(典子)うるさい!
(万理子)はい。
何かさ恋人宣言したのはいいけどさホントにちゃんと付き合ってんの?何かそんなふうに全然見えないんだけどさ。
(真平)何それ?大丈夫だよね?どういう意味?だからエッチとかちゃんとしてんのかって聞いてんの!おい!おい。
お前何…。
えりなの前でやめろお前。
(えりな)いまさら気ぃ使わないでください。
気ぃ使うなっつったってね親はね…。
(えりな)続けてください。
どうなのよ?真平。
そういえばないかな。
ねっ?そうだね。
そうだね。
(真平)安心しちゃったっていうかね。
うんそうそう。
何か付き合ってからむしろ何かプラトニックな関係になっちゃったみたい。
そうそうそう。
ねっ?その前はねっ?何言ってんのよ。
老夫婦じゃないんだからさ。
そんなんじゃ駄目なんじゃないの?
(真平)そんなこと言われてもね。
だいたい何であんたが怒ってんの?
(真平)そうだよ。
(典子)えっ?
(万理子)というか典姉があの家にいるからだという噂がちらほらと聞こえてきます。
はあ?
(真平・千明)そうだよそうだよね。
そうだよそう。
いつまでそうしてんだよお前。
どうするつもりなんだよ。
ご迷惑だろ吉野さんに。
お前。
いや。
迷惑ってほどじゃないんですけど。
ほら迷惑じゃないって。
迷惑じゃないとも言ってませんけど。
(万理子)そういうグレーな表現は典姉には避けた方がいいかと思います。
そうでした。
あのねホントの恋人なら誰がいようがどんな状況だろうがするときはするの。
(真平)すいませんね。
さっきからお前何訳の分からないことばっかり言ってんだ。
ぴーぴーぴーぴーぴーぴー。
訳分かんないのはそっちでしょうが。
何がだよ!千明とチューしてたくせに偉そうなこと言わないでよ!あれ?あっ見てた?いや…。
(典子)見てたわよ。
あっそれでか。
朝からねちょっと機嫌悪いみたいなね。
違うんだよ。
違うの。
あれ…あれはさ。
(典子)結構しっとりとしたチューだった。
おいっ!何言ってんだよお前。
そうなの?違う違う違う違う。
違うよ大丈夫。
違う。
ごめんごめん…。
ちょっと待ってね。
真平違うんだって。
あのう。
ちょっと黙って。
えっとね私が説明しますと。
何かこちらあのう勘違いなさってたみたいなんですよ。
か…勘違い?そう。
何か奥さまと私ね。
勘違いしてたんですよね?
(真平)姉さんと!?そ…そうよ。
勘違いしてたのよ。
(典子)何で分かんの?そんなの。
だって何度も名前言ってましたもん。
寝言で。
名前。
名前を?
(真平)へえー。
名前…。
名前?「ふゆみ。
ふゆみ。
ふゆみ」って。
「ちょっとふゆみ」ふゆみ?えっ?
(典子)ふゆみって誰?えっ?
(真平)知らない。
誰…。
誰だろう?誰だ?違うんですか?じゃあ何それ?じゃあ何何何?何?いやふゆみ。
ふゆみ?はい。
(典子)最低。
どこの女よ?いや。
分かんない。
いや。
ホントに私「ふゆみ」って言ったんですか?言いましたよ。
何言ってんですか。
だから私はああ何かちょっとロマンチックな話だなと思ってたのに急降下ですよ。
じゃあ誰なんだ?ふゆみって。
いや。
違う違う違う違う。
分かった。
あれじゃない?この間のキャバクラの。
何言ってんですか。
違いますよ!
(万理子)確かにキャバクラの女性にしては少し地味な名前のような気もいたしますが。
だよな。
だ…だよなとかそういう問題じゃないだろ。
(典子)白状しなさいよ。
誰なのよ?知らない女の名前なんか呼ばないでしょう。
ねえ。
何かあったんじゃないの?そんなこと言われたってさ…。
(えりな)友達のれいちゃんのお母さんふゆみって名前だけど結構美人。
それだ。
「それだ」じゃない。
「それだ」じゃない。
決め付けないで。
「それだ」じゃない。
まったく。
二股かけるわやった女の名前覚えてないわで最悪だね。
「やった女の名前」とかってお前下品な言い方をするんじゃない!だいたいな何度も言うんだが俺は二股はかけていない。
かけていない。
(典子)そう?そうだよ。
(典子)だって結局ずっとキープしてんじゃん。
いやだからそれはさ。
それはね私も思うんですよ。
いや何がですか?結局巻き込まれて困った困ったみたいな顔をしてるけど全然こう結論を出さないのはですねそれがうれしいからですよね?モテてることが。
違う違う。
それはあなたがだって…。
違うって言い切れますか?いえ。
全然私はねそれが悪いとは言ってないですよ。
だって大人だってみんなさみしいんですから。
そりゃあ誰かに好意を持たれたらそりゃ誰だってうれしいですよ。
違いますか?それはまあそう言われてしまえばだって…。
まあ確かにそういうところもあるかもしれないですけど。
おっ。
珍しく負けを認めた。
負けを認めたとかそういうことじゃないでしょう。
(万理子)あのう。
場がごちゃごちゃになったついでに整理をする意味でも言っておきますが。
昨夜もう一つ事件が起きまして。
(典子)えっ?何?
(万理子)はい。
私千明さんに恋をしておりまして告白いたしました。
はあ?
(真平)告白したの?
(万理子)はい。
そして千明さんにありがとうと言って受け止めていただきました。
(真平)マジ?
(えりな)わぁ。
何かクール。
(真平)よかったじゃん万理。
じゃあ俺たちは三角関係?
(万理)三角というか二等辺三角…。
何ぶっちゃけちゃってんの。
(典子)じゃあえっ?二等辺…。
二等辺ってどんなの?
(万理子)奇麗な…。
そんなことより結局ふゆみって誰なんでしょうかね?いやだから。
誰?誰なんだろう?誰?どう?万理子ちゃん。
頑張ってる?はい。
おかげさまで。
というか楽しみです。
ドラマが出来上がるのが。
そう。
『まだ恋は終わらない』とってもいいタイトルですね。
それはありがとうございます。
(万理子)あのう。
私ドラマを見るのなんて久しぶりです。
アニメは時々見るんですが。
(武田)どういうアニメが?あっ。
ちなみに最後に見たドラマって何だった?『西部警察』でしょうか。
『西部警察』って。
(ハルカ)おはようございます。
(一同)おはようございます。
(ハルカ)あっ!何ですか?この人。
カワイイ!あの台本を書いてくれた栗山ハルカ先生。
(ハルカ)栗山ハルカです。
(万理子)はい。
長倉万理子です。
早くちゃんと…。
(ハルカ)何かあれですね。
子供のころから大好きでずっと大切にしてたんだけどかわいがり過ぎてぼろぼろになっちゃってお母さんには捨てろって言われるんだけど捨てられない縫いぐるみみたい。
カワイイ!さすがハルカ先生。
うまいこと言うよね。
(ハルカ)マコちゃん。
マコちゃん?
(ハルカ)ちょっと待ってよ。
マコちゃん。
カワイイ。
(三井)巻き込まないで。
巻き込まないで。
(ハルカ)カワイイよ。
こっち向いてこっち向いて。
チェックしてみんなの部数コピーして。

(女性)長倉君?長倉君!あっ。
長倉君!ちょっちょっちょっちょっ。
やだ久しぶり。
元気だった?うわー懐かしい。
私よ私。
あれ?忘れちゃった?えっと。
ごめんなさい。
ごめんなさい。
私昔こんな太ってなかったもんね。
分かんないか。
いや。
分からないって…。
ファーストキスの相手でしょうが。
この!ウフフ。
(ふゆみ)ふゆみ。
もう忘れないでよ。
あっ時間。
ごめんごめん。
ちょっと急ぐから。
じゃあまたね。
元気でね。
どうも。
また。
ふゆみ!?「今休憩中です」と。
(一条)今日はべた波だな。

(女性)イッチー。
(一条)うん?
(女性)サンキュー。
ありがとう。
(一条)ああ。
サンキュー。
ああ。
(メールの着信音)
(一条)うん?フフフ。
間違ってる。
カワイイ。
(田所)あー。
あーもう!何やってんだよ。
うるせえなこの野郎。
(田所)いや。
最近スマホに替えたんですけどねメール打つのがなかなか慣れなくて。
こうやって打つんですよ。
あー。
また間違えた。
指が太いのが駄目なんすかね。
そりゃそうだろうお前。
よく考えてみろよ。
その携帯電話は何?スマホ?何の略?
(田所)スマートフォン。
お前には向いてないよ。
真逆だもん。
あー。
だから俺にあかんのかって。
おい!何だようるせえなもう。
めんどくさい。
早く仕事しろ。
お前仕事しろ。
お前太っちょフォンとか作ってもらえよ。
(田所)太っちょじゃない。
筋肉ですよ。
マッスルフォンだっつうの。
鎌倉祭りよろしくお願いいたします。
警備の方は万全を期しますのでお願い申し上げます。
(知美)よろしくお願いいたします。
(館長)よろしくお願いします。
失礼いたします。
ありがとうございました。
(館長)失礼いたします。
(知美)失礼します。
本降りにな…。
本…。
フフッ。
速いね。
どうしたの?
(知美)田所さんとだってあんなふうに言いたいことばんばん言えるのにどうして私とはできないんですか?「できないんですか?」って。
田所のは全然違うじゃない。
(知美)この際ああいうのでもいいんです。
田所さんよりは面白い返しをする自信があります。
自信があるって言われてもさ。
(知美)だってああいうのがしたいんですもん。
(知美)和平さんと千明さんみたいなああいうのがいいの!「いいの!」って。
子供じゃないんだから。
私今母とケンカしてるんですよ。
そうなんだ。
珍しいね。
ながくらで和平さんと千明さんがケンカしてるの見て練習してみようって言って。
お互いに思ってることばんばん言い合ってみようって。
そしたら何かホントに嫌な空気になっちゃってお互い「えっ?そんなこと思ってたの?」みたいな嫌な感じになっちゃって今もう顔も見たくないんです。
あなたのせいです!「あなたのせい」って。
それはごめんなさい。
何ですぐ謝るんですか?千明さんとだったら今んとこ謝んないでしょ!そうかな。

(看護師)長倉さん。
診察室2番へどうぞ。
(真平)はい。
失礼します。
(門脇)うん。
問題なし。
(真平)ハァー。
(門脇)いやぁ。
俺もほっとしたよ。
ありがとうございます。
(門脇)何で急に検査受ける気になったの?えっ?あああのう。
恋人ができましてね。
(門脇)あら。
(真平)あっ先生。
もしかしたらお先にって感じになっちゃうかもしれませんよ。
(門脇)残念でした。
(真平)うん?
(門脇)検査サボってる間に結婚したよん。
えっ!マジで?いやいや聞いてないし。
(門脇)サボるから悪いんだよん。
(真平)ああそっか。
でどんな人なんですか?
(門脇)ずっとここにいた看護師の。
みゆきさん?
(門脇)うん。
えーっ!だってケンカばっかしてたじゃないっすか。
(門脇)いやいや。
結婚してもおんなじだけどね。
そうっすか。
あっ。
おめでとうございます。
(門脇)いやいやいや。
(ハルカ)殺しときますかこの際。
えっ?
(ハルカ)だから殺しときますかこの際。
この2番手の彼を。
よし。
「殺す」と。
(三井)ああ…。
(ハルカ)やっぱ泣きたいですからね。
この辺りで。
やめとこうよそういうの。
えーっ。
私さ好きじゃないんだそういうの。
(ハルカ)盛り上がると思うんですけどね。
そうしないとなかなかメーンの彼と結ばれないじゃないですか。
ねえ三井さん。
(三井)ああいや。
千明さんの番組ではそういうのないんです。
(ハルカ)えーっ。
(武田)人が死なないんですよ。
(ハルカ)パターンだから?そうじゃなくて好きじゃないから。
(ハルカ)人が死ぬのが?うん。
ドラマでさ病気とか死とかやろうとするとさそれだけになっちゃうじゃん。
(ハルカ)うーん。
重い病気だとさ誰だってつらく見えちゃうし人の死はどうやったって悲しくなっちゃうでしょ。
(ハルカ)うん。
何かそれ以外に描きようがなくなっちゃうっていうかさ。
もちろんあれだよ。
そのう。
死をテーマにしたドラマとかそういうのって過去にはいっぱい名作があるよ。
でもさ私はさいろんな人のいろんな気持ちをドラマにしたいわけ。
だから恋愛ドラマを作ってるわけよ。
恋愛って何かこうおかしいでしょ?恥ずかしいしさみっともないしさ人間っぽいでしょ?うんうん。
悲しいけどさやっぱ何かちょっとおかしいみたいなさ。
滑稽で切なかったりするでしょ。
私はねそういうのが好きなわけよ。
だから私のドラマでは安易に人は殺さないの。
(ハルカ)なるほど。
(飯田・武田)なるほどね。
何が「なるほど」よ。
何年一緒にやってきてると思ってんの?
(武田)ハハハ。
すいません。
(飯田)すいません。
(ハルカ)あれ?どうしたの?
(三井)あらら。
(ハルカ)マコちゃんどうしたの?泣いてるの?
(飯田)万理子さん?
(ハルカ)大丈夫?
(万理子)あっ。
ぬれてます。
あっ何でだ?あっ。
(三井)おなか痛い?
(万理子)おなかすきました。
(三井)おなかすいたって。
何かちょっと…。
(万理子)すみません。
あっ。
ハンカチ。
ありがとうございます。
あっびっくりした。
すいません。
びっくりした。
(秀子)すいません。
お呼び立てして。
いやいや。
ごめんなさい。
ずっと立ってらっしゃった?ごめんなさい。
どうぞお座りください。
どうぞどうぞ。
アハハ。
どうなさったんですか?
(秀子)ええ…。
あっあっ。
あのう。
知美さんと何かあのう言い合いになったとかケンカしたとかそれですか?
(秀子)あっいえ。
知美は関係ないんです。
あの。
今日お話しすることは知美は知らないことですから。
ああそうなんですか。
はい。
(秀子)長倉さん。
はい。
はい。
(秀子)あっ…。
どうしよう。
いや。
「どうしよう」ってあのう。
あのう。
ちょっといいですか?
(秀子)はい。
その今からお話しになろうとしてることっていうのはあのう。
私は直接何か関係あることですかね?
(秀子)いえ。
そうじゃないんで。
それは違います。
はい。
ああよかった。
(秀子)安心してください。
ハハッ。
(秀子)長倉さんあのう。
ええ…。
(秀子)私好きな人ができました。
そうなんですか!
(秀子)いや。
何ていうんですかね。
(秀子)あのう。
私ずっとくすぶってたわけですよ。
私ね。
それであのう。
長倉さんにあのう恋愛っぽいことしたいななんて言ってお願いしてお会いするようになって。
ええまあ。
そんな感じですか…。
(秀子)そうするとですね。
ええ。
(秀子)何ていうんですかね。
あのう。
何でしょう。
(秀子)オーラ?えっ?
(秀子)恋愛の現役のオーラみたいなのが体からこう出るんですね。
ぱって。
で…出ますか?
(秀子)でももともとあのう。
ポテンシャルは低い方じゃないんですけど。
あのう。
それであのう。
何かみんなに最近何か奇麗になったねなんて言われるようになっちゃって。
それで前からね危険な香りがするっていうかそういう感じの人があのうちょっといいなと思う人がいて。
あっ。
年下なんですけど。
ほう。
(秀子)韓流スターみたいでちょっといいなと思ってた人にあのう。
告白されちゃったんですよもう。
うわぁ。
どうしようなんて!あのう。
ちょっと。
ちょっと声が大きい。
(秀子)迷ってないんですけど。
よかったですね。
よかったです。
(秀子)はい。
ホントにありがとうございます。
長倉さんのおかげです。
いえいえ。
そんなお礼言われるようなことは何もしてないですけど。
(秀子)あっあのう。
いえ。
あのう。
彼の写真見ます?いえいえ。
僕は大丈夫です。
(秀子)いや。
すごく見てほしいんだもん。
ほらこれ。
ねっ。
やーん。
すてきでしょホントに。
ああ。
アハハハ。
ありがとうございます。
いや。
まだ何にも言ってませんけど。
まだ何にも言ってないんですけど。
(秀子)ありがとうございました。
いや。
ホント長倉さんには何か私踏み台にしちゃったみたいで申し訳ないなと思ってるんですけど。
「踏み台」?いやいや。
別にあのう。
お役に立てればね。
踏み台とかってんじゃなくて何かお役に立てたんだったらよかったなと思います。
私もほっとしましたよ。
「ほっとした」?そうです…。
いやいやいや。
変な意味じゃないですよ。
(秀子)あっええ。
ホントにありがとうございます。
いえ。
とんでもないです。
(秀子)引き続き知美の方もよろしくお願いします。
あっ!ああいや…。
やだ。
私の息子になっちゃったりして。
やーっ!踏み台って何だよ。
踏み台って。
何でしょう?今のお兄ちゃんは。
ひょっとしたら千明さんのドラマのような展開?そうなると真ちゃんは…。
ついでに紛れ込ませてしまえば私は…。
あっ。
どうもならないかもともと。

(ドアの開く音)・やめろ!押すなって!やだよ。

(典子)いいから。
千明いないんだもん。
おう。
万理子。
万理子。
俺と代われ。
俺と代われ。
痛え。
(典子)一人で行きたくないのよ。
押すな!お前押すなって!やめろ。
万理子。
俺と代われ!
(典子)早く。
まあこれは私には関係のない方の展開でしょうか。
で何?帰るの?小豆島。
(祥子)まあ一応ね。
「あんた忙しいんだから帰ってこなくていいから」「でも一応言っとくけどお父さん来週手術」みたいなね。
(啓子)逆にそれって嫌だって言えないよね。
(祥子)で帰ったら帰ったでさ「ああ大丈夫大丈夫」「もう年寄りだけでも大丈夫だから」みたいなでもちょっと寂しそうってそれって作戦でしょ?
(啓子)ちょっと被害妄想入ってんじゃないの?今。
(祥子)そうかもしれないけど。
確かにさ罪悪感はあるわけよ。
フフフ。
でも私も全然帰ってないな。
うちは元気だからいいんだけどさ。
(啓子)それはそうとさ生命保険の受取人ってさ親?親。
だって他にいないじゃん。
私も。
でもさ親だってさ受け取っても複雑だよね。
親がさ先に死ぬ可能性が高いわけでしょ?寿命的に。
そしたらどうなるんだろう?それ。
(啓子)寄付でもしちゃう?どっか。
いやいやいや。
ああ。
じゃあさお互いを受取人にして私が死んだら2人が好きなことに使うっていうのはどう?それいいね。
面白い。
(祥子)いいじゃん。
でもちょっとスリリングだねそれね。
うんそう。
(啓子)あっでもさ。
最後に残った1人はどうなるわけ?だ…だからどうなんの?
(従業員たち)・「タンティアウグリーアーテータンティアウグリーアーテー」
(従業員たち)23歳おめでとう。
(女性)ありがとう。
(啓子)おめでとうございます。
(祥子)おめでとうございます。
実はさ。
(祥子・啓子)うん?私今自分のところに来ると思ってドキドキしちゃったんだけど。
(祥子)えーっ。
やんないわよ。
そんなサプライズ。
だよね。
(啓子)この年になって。
だよね。
しかし23だって。
半分だよ半分。
(祥子)半分か。
ねえ。
でもああいう若いときはさサプライズもうれしかったけど今全然別にうれしくないよね。
(祥子)去年さ職場でサプライズやられちゃってさ。
(3人)うわーっ。
きつい。
私なんか職場でサプライズなんかやったら殺すって言ってあるからね。
(啓子)うわぁ。
(祥子)怖い。
(啓子)殺されちゃう。
だってやじゃん。
(啓子)とは言いつつも1日早いんですが。
あらっ。
(啓子)イヒヒ。
おめでとう。
何かすいません。
(祥子)私もはい。
何かすいません。
(祥子)いいえ。
(啓子)タンティアウグリーアーテー。
(祥子)アーテー。
グラッツェグラッツェ。
(啓子)・「タンティアウグリー」
(典子)で何?
(広行)悪いな急に。
(典子)別に大丈夫だけど。
(広行)すいませんお兄さん。
いいえ。
(広行)ちゃんと話をした方がいいんだろうなって思ってさ。
ねっ。
和平さん。
遅過ぎるぐらいですよ。
(広行)すいません。
何の話?「何の話?」って。
(広行)あっうん。
色々すまなかった。
申し訳ない。
(典子)別に謝ってもらってもね。
(広行)いや。
ホント申し訳ない。
帰ってこいとかそういうんだったらお断りだからね私。
お前さ話を区切るなよ。
ちゃんと聞きなさい。
広行さんがせっかく頭下げてんだから。
(広行)帰ってきてほしいとか全然そういうんじゃないんだ。
はっ?あっそう。
うん?そっちか。
いいよ。
別れよう。
おい。
お前何言ってんだよ。
翔は自分で決めるって言ってる。
(典子)何?もう話してるわけ?最低。
ハァー。
そうですか。
分かりました。
もういいです。
ちょっとお前。
落ち着きなさい。
落ち着きなさい。
私今本気で好きな人いるから。
何言いだすんだよ。
お前…。
うるさいな。
ちょっと黙っててよ。
「うるさいな」とは何だ。
お前が来てくれって言うから一緒に来たんだろうが。
お前なだいたいな…。
(広行)ちょっと黙っててもらっていいですかね。
はあ?何ですか?えっ?じゃあ私がいない方がいいんですね?スムーズに話が進むんですね?じゃあ私帰りますよ。
帰…。
痛。
いって…。
そうなんだ。
いるんだ好きな人。
いるわよ。
何うれしそうな顔してんのよ?別に君が憎いわけじゃないからさ。
君が幸せならうれしいよ。
(典子)何よそれ?奇麗事言わないでよ。
冗談じゃない。
何でだよ?悪いけど私はそうは思わないから。
別れた人の幸せなんてこれっぽっちも願いません。
何だよそれ?もうそういうのはさ…。
そういうのは何よ?
(広行)まあいいよ。
地獄に落ちろって感じだよ。
後悔するわよ。
その年で一人になっちゃってさ。
じじいのくせに。
私といたときより不幸になることを強く望みます私は。
この流れでちょっと言いにくいんだけど。
実は俺も好きな人ができたんだ。
これがさ…。
(典子・和平)何だそれ!
(広行)な…何だよ!?自分だって今好きな人がいるって言っただろうが。
自分のはいいけど相手のは許せないのよ。
それが女房ってもんなのよ!ちょっと静かに…。
そんなことも分かんないのか!このバカ男!典子。
静かにしろ。
おい典子!
(広行)ちょっ。
痛い!?いったい!?痛い。
(広行)ねえ。
ねえって。
ねえって何ですか?分かりませんよ。
僕には分からない。
分かりたくもない。
そうだよね。
後悔しないんですか?しますよきっと。
絶対します後悔。
いや…。
楽しい思い出もありましたしね。
後悔します。
じゃあ何であなた?したいんですよ後悔。
何にもないよりその方がいいんだ。

(典子)まだか。
千明。
そうだな。
大丈夫か?全然。
あした楽しみだね。
うん。
お兄ちゃん。
ああーよしよしよし。
典子よしよしよし…。
よしよしよし…。
何だよもう!んっ!やっぱお兄ちゃんじゃないや。
おやすみ。
あったかくして寝ろ。
うん。

(ドアの開く音)・ただいま。
おかえり。
どうだった?典姉。
分からなーい。
問題は解決の方向には向いていないというか最悪かもな。
(真平)あらら。
(万理子)最悪だと見せ掛けて実はフェイクという場合もありますので要注意です。
何だよそれ?あっすみません。
ドラマについてここのところ勉強しているものですから。
人生はなテレビドラマのようにはいかないんだよ。
(万理子)ああ。
一見深みのあるお言葉。
一見とは何だ?一見とは。
(万理子)こりゃ失敬。
(真平)ヘヘッ。
っだよ。
おおー。
さすがに。
(真平)うん?気合が入っておりますな。
真平君これ。
まあね。
あっ。
ケーキは俺が用意すっから兄貴はろうそく頼むよ。
ろうそく頼むよって使いっ走りじゃないか。
まあいいじゃん。
お願い。
まあろうそくは俺に任しとけ。
ありがとう。
ねえ?えりな。
何か吉野さんにプレゼント考えた?ちょっと考えて。
こういうのいいんじゃないかと思うんだけど。
ねえねえ。
ちょっと聞いて。
「あのう千明さんの顔を描いてみたんですけどもらっていただけませんか?」ってどう?
(えりな)うわ!?だっさ。
何?ださい?うわ!?寒い。
寒いの?寒いの!おー寒い!寒い大変だ!体をあっためなければ。
(えりな)調子に乗り過ぎです。
やめてよもう!いって!?いって!?痛いよそんな。
ごーんなんてやんないでよ。
ねえ?見て。
こんな感じでいいかな?
(真平)おっ!いいじゃん。
上手上手。
もう千明さん。
うちの家族になっちゃえばいいのにね。
(真平)そうだね。
ありがとう。
千明喜ぶぜこれ。
(真平)おっ。
うわ。
(知美)あっ。
(真平)あっ!
(知美)どうも。
(真平)何?買うかどうか迷ってんの?カリッコリー。
カリッコリー?
(真平)知らないの?これはカリフラワーの仲間で味はちょっとブロッコリーに近いかな。
あのねグラタンにするとね…。
(知美)私結構保守的なんで。
(真平)ああー。
珍しいのとか嫌いなんだ。
子供だね。
(知美)はあ?私が言ってる保守的っていうのはね男性像についての保守的です。
(真平)はあ?
(知美)男がね食べ物のことでぐだぐだぐだぐだ言うの嫌いなの。
黙って出されたもん食べろっつうの。
男と野菜の話なんかしたくないわけ!
(真平)何だよそれ?人が親切に教えてあげてんのにさ。
だいたいさ文句言われないで食べられるようなもの作れんの?自信がないからそういうこと言ってんじゃないの?はあ?私の料理食べたこともないくせに何言ってるわけ?だいたい何なの?むさ苦しい。
クマみたいだね。
クマって呼んでもいいですか?
(真平)クマ!?
(知美)クマクマ!
(真平)ふざけんなよ!この座敷わらし。
あったまきた!
(真平)座敷わらし!疲れたねぇ。
(万理子)いいえ。
私は全然。
そうなの?
(万理子)はい。
楽しいですしあと長いこと体力を温存してたからでしょうか?ああ。
すり減ってないタイヤみたいなもんだね。
(万理子)はい。
いくらでも走れます。
私のはもうつるっつる。
(警報音)
(万理子)はっ!?ピッ!?・
(真平)ねえねえねえ!
(典子)はっ?
(真平)今テレビ局出たって。
(典子)よかったじゃん早くてね。
(真平)典姉すげえじゃん。
(典子)すごいでしょ。
ちょっと手伝ってよ。
(真平)うん。
持ってっつってんじゃん。
自分でできるでしょ。
できることを人に頼まないの。
自分でできるけどもっとちゃっちゃやりたいじゃん。
ほら。
こっちだけ長くなっちゃった。
分かりました。
(万理子)ちょっ。
ちょっと。
ちっちっ。
じゃあね。
お疲れ。
(万理子)「じゃあね」じゃないんです。
千明さんちょっと。
ちょっとちょっと。
何何?うちにちょっと寄っていきませんか。
何何?あのですねちょっと待ってください。
危ない。
ちょっと千明さん。
千明さんちょっと。
危ないついでにこちらをちょっとお願いいたします。
だから何よ?あのう千明さん。
一歩上がっていただけますか?何にも見えないんですけど。

(万理子)さらに一歩。
・何にも見えないんだけど。
(真平)シーッ。
(万理子)よくぞここまで…。
何それ?
(万理子)はい千明さん。
ここでちょっと。
このまま待っていてください。
何よ?だから。
(万理子)千明さん。
あのう目隠し取っていただいても構いません。
いいのね?
(万理子)はい。
そこで取ってください。
いいのね?誕生日おめでとう!
(典子)おめでとう!ちょっと。
何これ?もうやめてよ。
やだ。
(真平)千明。
おめでとう。
ありがとう。
46歳の誕生日おめでとうございます。
あのう。
そんなに大きな声で具体的に「46歳の」って言わなくてもいいと思うんですけど。
何ですか?別にケンカする気はないですけど。
そんな大きな声で言わなくてもいいんじゃないんですか?こういうことはね大きい声で言った方がいいんです。
あっそうですか。
(典子)うちはさ誕生日だけは盛大にやるんだよね。
親早くに死んじゃったからさ他のうちに負けないようにってお兄ちゃんが。
(真平)それに俺のこともあるからさ。
ほら。
また1年無事に年を取れましたって意味で。
うん。
でもさ私も46だからこういうの恥ずかしいっていうか。
まあまあ。
座って座って。
避けて生きてきたっていうか。
(真平)今日は主役ですから。
はいどうぞ。
お待たせをいたしました。
真平特製バースデーケーキです。
あのう。
ろうそくちゃんと46本あるんですね。
ええ。
これあのう私の担当なんですけどね。
あれでしょ。
下のケーキが見えないでしょ。
どこ食べたらいいんだろみたいな感じになっちゃって。
何か今あのう太いの4本と細いの6本とか何か数字で46とかカワイイのあるじゃないですか。
ありましたありました。
何でこんなに46本も。
悪意を感じてしまうんですけど。
えっ?何でですか?「何でですか?」って。
何かこんなふうにお祝いしていただいてるところ申し訳ないんですけど女心ってあるじゃないですか。
年を取るたびにねろうそくが増えていく感じ?ちょっとへこむわけですよ。
23とかだと奇麗にすっきりいいバランスで並ぶじゃないですか。
46だとこのざまですよ。
何かもっとこうデリカシーのあることっていうか。
デリカシーのないこの並び方…。
それっておかしいですよ。
はっ?何で恥ずかしいんですか?何でってだから言ってんじゃないですか。
誕生日にはお祝いすることが2つあるんです。
はっ?一つはもちろんあなたがこの世に誕生してきたこと。
もう一つは今あなたが元気で生きてること。
だからもうそんなお誕生日やるようなめでたい年じゃないんですとか誕生日が来るのが嫌なんですっていう人がいますけどあれ絶対におかしいんです。
むしろ逆で年を取れば取るほどめでたいことなんです。
素晴らしいことなんです。
23歳の誕生日より46歳の誕生日の方が倍。
いや。
それ以上に素晴らしいことでめでたいことだって思いません?胸張ってくださいよ。
あなたらしくもない。
だいたいこのろうそくの数はこれまであなたが頑張ってきた証しなんです。
あなたこんなにたくさん頑張ってきたんですよ。
それを10年を太い1本でなんてそんな大ざっぱなことはできません。
それが長倉家の誕生日です。
何か悔しいけど…。
はい?悔しいけど今日のところは負けを認めますよ。
フフフ。
そうですか。
何で笑ってんですか!
(えりな)早く消そう。
(真平)ヤベッ。
溶けてるよ。
短くなっちゃって。
(真平)ヤバい!千明早く消して。
(典子)千明早く早く。
(真平)早く消してよ!1人じゃ無理だからみんなでみんなで…。
(真平)みんなでみんなで。
(一同)せーの!
(典子・真平)おめでとう!46だ!文句あるか!
(典子)イェーイ!51の誕生日のとき楽しみにしててくださいね。
私がろうそく用意しますから。
51本きっちり。
お願いします。
はい。
(真平)食べれるかな?これ。
(典子)どろどろじゃん。
ろうそく。
ろうそく取って。
(真平)載っかっちゃってるろうが。
ろうそく取れば…。
(真平)後から載せればよかった?ほらほら。
そんな…。
(典子)焦げてる焦げてるじゃん。
こうやって本人が片付けるっていうのもまたね。
そう。
わが家のルール。
ヘヘヘ。
面白いよね。
兄貴が決めたんだ。
全部。
ホント。
はい。
千明。
うん?あらためておめでとう。
ありがとう。
近年まれに見るすてきなお誕生日でした。
何かさ。
うん。
真平が言い出しっぺなんだって?万理子ちゃんが言ってた。
彼氏ですから。
ああそうですね。
ありがとう。
洗っちゃうね。
うん。
でもよかった。
うん?いいよね。
誕生日って。
そうなんだね。
私何かさこういう感覚忘れてたかも。
あのさ。
うん。
何かごめんね。
何が?俺駄目だよね。
彼氏として。
何言ってんの?あっいや。
ずっと天使やってたってこともあんのかもしれないけど何かさ考え過ぎちゃうんだよね俺。
兄貴と千明みたいにもっとこう言い合えればいいんだけどさ。
硬いっていうかぎこちないっていうか。
何かこうちょっとしっくりこないんだよね。
あっ。
千明もさ俺に気を使ってるとこあるでしょ。
俺を傷つけないみたいなさ。
いやいやいやいや。
それってやっぱり病気のことがあるから?えっ…。
大丈夫大丈夫。
正直に言って。
うん。
そういうふうに考えないようにはしてるけど。
うーん。
まったくないとは言えないかなって感じかな。
そっか。
そうだよね。
うん。
俺さ。
うん。
検査行ったんだ。
嘘!?問題なし。
ホント!?ああ。
最初に千明に言おうと思ってさ。
まだ誰にも言ってないよ。
ホント!ありがとう。
わあー!よかったよかった。
よかったね。
何何?ありがと。
よかった。
よかったよ。
(知美)あっ。
(真平)ああ!結構です!
(真平)まだ何も言ってないだろ。
あっ。
もしよろしかったらどうぞ。
(女性)恐れ入ります。
ありがとうございます。
こちらこそ。
あっ。
これはこれは。
46歳の吉野さんどうも。
これはこれは。
50歳の長倉さん。
先日はどうもありがとうございました。
どういたしまして。
いかがですか?46歳のご気分は。
そうきますか?やりますか?今日も。
いえいえ。
電車の中なので。
そうですよね。
何ですか?いやいや。
私たち顔合わせると言い合いになるじゃないですか。
そうですね。
部下の大橋知美がそういう言い合いがしたいって言うんですよ。
何なんですかねあれ?ムカついて言い合ってるだけなのに。
ホントですよね。
ええ。
でも真平君も同じこと言ってました。
そうですか?はい。
でもこんな感じで一緒にいたら疲れちゃいますよね。
体重20kgぐらい落ちるでしょうね。
エネルギー使いますもんね。
ええ。
ダイエットにはいいでしょうけど。
ねえ。
何かあれですね。
私少し控えますね。
こういう何ていうんでしょうね。
すいませんねいつも。
いやいや。
あの私も控えます。
調子に乗ってました。
ええ。
反省します。
少し。
そうですね。
あっ。
うん?あっ。
ファンキーですね。
ファンキーですね。

(薫)えっ!?
(弓削)龍仁湖の死体の身元が分かったぞ。
ホントですか!?2014/06/20(金) 14:57〜15:53
関西テレビ1
最後から二番目の恋 #10[再][字]

勢いとは言えキスをしてしまった千明と和平。その波紋なのか運命なのか、真平と知美にも新たな展開が…。千明の46歳の誕生日と共に、それぞれの恋が交錯する!

詳細情報
番組内容
 再び2人で懲りずに深酒をする吉野千明(小泉今日子)と長倉和平(中井貴一)。酔っぱらう2人の顔はいつしか至近距離、そして今度は本当にキスをしてしまう。その瞬間を目撃してしまった典子(飯島直子)。翌朝、千明は目を覚ますと和平とキスしたことを覚えていた。複雑な気持ちになる千明、その横では和平が寝言で女性の名前を言っていた。
番組内容2
 カフェ「ながくら」では和平、真平(坂口憲二)、万理子(内田有紀)、えりな(白本彩奈)が朝食をとっていた。そこへ千明と一緒にやってきた典子は、和平ら家族の前で千明と真平にちゃんと付き合っているのかと聞き、ついには爆弾発言をしてしまう。嫌そうにする真平。さらに万理子は、千明に恋をしていて、告白した“もう1つの事件”をみんなの前で話すのだった。
出演者
小泉今日子 
中井貴一 
坂口憲二 
内田有紀 
渡辺真起子 
森口博子 
浅野和之 
飯島直子

ほか
原作・脚本
【脚本】
岡田惠和
監督・演出
【プロデュース】
若松央樹 
浅野澄美(FCC)

【演出】
宮本理江子
音楽
平沢敦士

【主題歌】
浜崎あゆみ『how beautiful you are』(avex trax)
制作
フジテレビドラマ制作センター

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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