生字幕放送でお伝えしますこんにちは。
「ゆうどき」です。
金曜日は大阪のスタジオから大阪出身の女優、田丸麻紀さんとお伝えします。
比留木⇒午前中、サッカー、盛り上がりましたね。
見てへんかったくせに。
ちょっと残念な結果でしたね。
いやいや同点ですから、引き分けですから。
勝ち点1はあるので。
見るチャンスはありますからね。
もちろん見ます、応援しますよ。
きょう、まずは「ゆうどきリフレッシュ」です。
「ゆうどき」キャラクターのとらのすけが、関西各地の皆さんと一緒に健康体操を紹介します。
きょうは転倒を予防する体操です。
つまづいたとき、転ばないようにするために、足が出てぐっとふんばれる力というのが必要なんです。
そのために股関節の周りの筋肉を鍛えようという体操です。
いすを使うんです。
どんな体操ですか?とらのすけ!とらのすけ⇒はいはーい!とらのすけです。
ここは大阪市内の天神橋筋商店街や!なんと全長2.6km。
日本一長いアーケード商店街やで!きょうは商店街の元気なお母ちゃんたちと一緒に体操するで!頑張るでー!教えてくれはるんはいすを使ったエクササイズの第一人者、竹尾吉枝先生。
よろしゅうお願いします。
股関節回りの筋肉を鍛えて転倒を予防するウッハッ運動をご紹介します。
いすの前半分に座ってください。
このとき、座骨をいすに突き刺すように座りましょう。
足裏をしっかり床につけましょう。
ひざの角度はほぼ90度になります。
ひじを肩の高さで曲げます。
では手足を閉じましょう。
そして骨盤を倒して背骨全体を丸めます。
手足を開くと同時に骨盤を起こします。
このとき、骨盤をまっすぐ垂直に立てるようにするんやで!こんなふうに背中がそりすぎたらペケ、あかんで!閉じるときに、ウッと声を出します。
開くときに、ハッです。
ハッ。
もう一度。
はい、声を出すとタイミングがとりやすくおなかにも力が入ります。
ウッハッ。
もう一度、ウッハッ。
さあ、ふだんあまり意識しない斜腹筋と股関節回りの筋肉を使いますので、骨盤が安定しふんばる力がつきます。
ウッハッ。
4、5回を1セットとして慣れてきたら最高3セット程度まで行ってください。
無理せんと続けてみてや〜!「ゆうどきリフレッシュ」次回も、お楽しみに。
田丸⇒この運動は腹筋にも効きそうですよね。
比留木⇒確かに手足を動かすことに気がいきそうですが骨盤の動きを意識して正確に行うことが大切だそうです。
詳しいことは、番組終了後、番組のホームページをご覧ください。
きょうのメニューです。
暑い夏を乗り切る京都の涼しいスイーツの特集です。
禅寺のお坊さんが考案した体を冷やす夏野菜を使った精進スイーツや家庭で簡単に作れる抹茶のスイーツをご紹介します。
映画の特殊メークを手がける遠藤慎也さん。
今、義手作りに取り組んでいます。
しわ1本まで表現するこだわり。
義手にぬくもりを吹き込む姿をお伝えします。
そして、きょうも中継が出ています。
田丸さん見てください。
かわいいですね。
奈良といえば鹿が有名です。
現在出産シーズンを迎えています、きょうは世界遺産春日大社の境内にある鹿苑という場所から生まれたばかりの小鹿の様子をお届けします。
番組では皆さんからのご意見をお待ちしています。
5時になりました、ニュースをお伝えします。
ハンセン病の患者を強制的に隔離した国の政策で、差別に苦しみながら亡くなった人たちを追悼する式典が、厚生労働省で行われました。
厚生労働省はハンセン病の元患者への補償を定めた法律が施行された6月22日を、名誉回復と追悼の日と定め、毎年この時期に式典を行っています。
式典には、元患者や遺族など100人余りが出席し、全員で黙とうをささげました。
田村厚生労働大臣はこのように述べ、ふるさとに帰ることなく亡くなった2万6000人余りを追悼しました。
全国13か所の国立のハンセン病の療養所には、今も1800人余りが暮らしていますが、平均年齢は83歳を超え、高齢化が進んでいます。
先月には、入所者で作る協議会の会長を務めていた神美知宏さんと、国の隔離政策の誤りを訴えた裁判の原告団の代表のこだまゆうじさんが相次いで亡くなりました。
療養所の福祉や医療の充実とともに、ハンセン病の歴史をどう伝えていくかが課題となっています。
林農林水産大臣は、きょう開かれた、政府の農業政策を決める関係閣僚の会合で、農協改革の焦点となっている、JA全中・全国農業協同組合中央会の組織を見直すため、関連する法案をことし中にまとめる方針を明らかにしました。
政府はきょう、総理大臣官邸で、農林水産業・地域の活力創造本部の会合を開き、法律に基づいて、JA全中が農協に経営指導などを行う中央会制度について、一定期間を経て、新たな制度に移行することなどを盛り込んだ農協改革の計画を示しました。
そして林農林水産大臣が、新たな制度に移行するため、現行のまま存続することはない。
可能なかぎり、早期に移行できるよう、最大限努力したいと述べ、JA全中を早い段階で新たな組織に移行させたいという認識を示しました。
その上で林大臣は、農協改革に関連する法案を来年の通常国会に提出するため、ことし中に法案の具体的な内容をまとめる方針を明らかにしました。
政府は来週、改めて会合を開き、きょう示された計画を正式に決定することにしています。
今入ったニュースです。
朝鮮総連・在日本朝鮮人総連合会の中央本部の建物と土地について、最高裁判所は、朝鮮総連が行っている、不服申し立ての結論が出るまで、高松市の企業に売却する手続きを、いったん停止する異例の決定を出しました。
最高裁は、売却を認めた地裁と高裁の決定が妥当かどうか慎重に検討するものと見られ、これにより、中央本部の不動産の売却は、決着するまでさらに時間がかかる見通しとなりました。
繰り返しお伝えします。
朝鮮総連・在日本朝鮮人総連合会の中央本部の建物と土地について、最高裁判所は、朝鮮総連が行っている不服申し立ての結論が出るまで、高松市の企業に売却する手続きをいったん停止する異例の決定を出しました。
最高裁は、売却を認めた地裁と高裁の決定が妥当かどうか、慎重に検討するものと見られ、これにより、中央本部の不動産の売却は、決着するまでさらに時間がかかる見通しとなりました。
次です。
パソコンのソフトウエアの更新を行っていないことによる、ウイルス感染の被害が急速に広がっていますが、この更新の通知を装った偽の画面がネット上に出回っていることが分かりました。
この画面をクリックすると、新たなウイルス感染を招くおそれがあり、セキュリティー会社が十分な注意を呼びかけています。
この偽のソフトウエアの更新通知が表示されるようになっていたのは、動画配信サイト、ニコニコ動画です。
運営会社などによりますと、きのう午前0時から午前8時ごろにかけて、動画を閲覧すると、ソフトウエアの更新を呼びかける偽の通知が、画面の中央に表示されるようになっていたということです。
この通知をクリックすると、フラッシュプレーヤーと呼ばれる、ソフトウエアの更新ページに誘導されますが、この画面は本物そっくりに作られた偽のページで、指示に従ってクリックすると、コンピューターウイルスに感染するよう仕組まれていたということです。
ウイルスに感染すると、パソコンの設定情報などが外部に送信され、さまざまなプログラムがインストールされるということで、セキュリティー会社が十分な注意を呼びかけています。
この偽のソフトウエアの更新通知は、広告の配信システムを通じて表示されていたということで、配信した東京の広告会社、マイクロアドは、利用者の皆様にご心配をおかけし、おわび申し上げます。
事態を深刻に受け止め、調査を徹底したいと話しています。
日米両政府は、アメリカ軍普天間基地の移設先として、沖縄県の名護市辺野古に代替施設の建設を進めるため、アメリカ軍基地キャンプ・シュワブの沿岸部に、560万平方メートル余りの区域を新たに設定し、船舶などの立ち入りを常時禁止することで合意しました。
これは、日米両政府がきょう、外務・防衛の担当者による日米合同委員会を開いて合意したものです。
それによりますと、アメリカ軍普天間基地の移設先として、名護市辺野古に代替施設を建設するため、アメリカ軍基地キャンプ・シュワブの沿岸部に、およそ561万8000平方メートルの区域を新たに設定し、工事関係以外の船舶などの立ち入りを常時禁止するとしています。
政府は近く、この区域の設定を閣議決定する方針で、代替工事の建設を着実に進めていきたいとしています。
科学や芸術の発展に貢献した人に贈られることしの京都賞に、身近な植物を使った草木染めで知られる染織家で人間国宝の志村ふくみさんなど3人が選ばれました。
京都賞は京都の稲盛財団が、科学や芸術の発展に貢献した人に贈る、国際的な賞です。
きょう、3つの部門のことしの受賞者が発表されました。
このうち、思想・芸術部門では、身近な植物を使った草木染めで知られ、京都を拠点に活動している染織家で人間国宝の志村ふくみさんが選ばれました。
志村さんは、天然の染料で糸を染め上げて、さまざまな色彩を生み出し、かつてはふだん着とされてきたつむぎ織りの着物を、芸術作品にまで高めたと評価されました。
このほか、先端技術部門では、失われた体の組織や機能をよみがえらせる再生医療の実用化の道を切り開いた、アメリカ・マサチューセッツ工科大学のロバート・サミュエル・ランガー博士。
また基礎科学部門は、宇宙誕生のメカニズムを解き明かす超弦理論の研究を進め、数学と物理学の発展にも大きな功績を残した、アメリカ・プリンストン高等研究所のエドワード・ウィッテン博士が選ばれました。
比留木⇒時刻は5時10分になりました。
再び「ゆうどき」です。
まずはこちらからです。
「週末中継さきのり」きょうは奈良からの中継です。
中嶋さん!中嶋⇒きょうの奈良市内、日中とても暑くて日ざしも強かったんですよ。
汗が止まらないような一日だったんですがそんな暑さを吹き飛ばすかわいらしい映像をお届けします。
ことし生まれたばかりのかわいらしい子鹿たちです。
かわいい。
奈良市の奈良公園には現在、国の天然記念物に指定されている鹿が1400頭います。
そのうちのおよそ200頭が出産前後の時期を迎えていて、こちらの施設では雌の鹿を保護しています。
ことしは、これまでに90頭の子鹿が誕生しました。
今後も続々と産まれる予定です。
予定ではことし1年間でおよそ200頭の子鹿が生まれるということです。
ここは世界遺産、春日大社の参道の脇に建てられた奈良市の鹿の保護施設、鹿苑です。
85年ほど前に作られました。
鹿は春日大社の神の使いとして古くから人々に大切にされてきました。
人が手をかけない野生に近い状態で暮らしています。
ただ5月から7月の出産時期になると、雌の鹿は非常に攻撃的になって、人やほかの鹿に危害を与えるため、出産の時期だけこの施設に保護しています。
以前は出産の様子や子鹿の公開をしていませんでしたが市民からの生まれたての子鹿を見たいという声と、ふだん見られない姿を知ってもらうことで鹿への理解を深めてほしいという思いが合致したことから4年前に公開を始めました。
先ほど見ていただいたエリアには生まれて2週間ほどの子鹿がいたんですがこの柵の奥には生まれたばかりの子鹿がいるんです。
田丸さん、比留木さん実はですねきょうの午後2時24分ごろ「ゆうどき」中継班実は出産の様子に立ち会うことができました。
すごい。
これが鹿の出産の様子です。
生まれた。
感動的な瞬間でしたよ。
このように生まれた直後の子鹿の体をお母さん鹿が優しく優しくなめているんです。
僅か30分ほどで、このあと子鹿ちゃん立ったんです。
お母さんのお乳を飲んで育ち2週間ほどすると元気に歩き回るようになります。
この施設では出産時期が終わる7月まで親子の保護を行いそこから一斉に奈良公園に放ちます。
さて、こちらの柵の中には今から出産を迎えるという妊娠中の母鹿がたくさんいます。
いっぱいいます。
分かりますか?ちょっとだけ、横におなかが膨らんでいるんです。
分かりますか?分かります。
分かります。
このあと出産予定だということです。
鹿は木陰や茂みなど、目立たないところで出産をします。
鹿苑のように自然の環境に近い場所で、そして外から敵が侵入しない環境を作ることで安心してお産ができるということです心遣いはこれだけではありません。
餌にもあるんです。
一般的に芝や葉っぱ、そして奈良公園にお越しの方、しかせんべい覚えがありますよね、これらを食べているんですがここではお母さん鹿に栄養をとってもらおうと特別な餌があるんですが、栄養満点のものなんです。
どんぐりを食べることで母乳の出がよくなるということです。
どんぐりなんですけれども実は全国の小学生やボランティアの方が集めたもので年間4トンものどんぐりが届きます。
足元にあるものだけで30キロあります。
子鹿に元気に育ってほしいという思いが込められています。
ここではどんぐりの餌やり体験ができます。
元気な赤ちゃんを生んでくださいね。
どうぞどうぞ。
取り合っている。
元気元気。
大好物なんですね。
ここで、このようにどんぐりを食べたあと、お母さん鹿たち待っている赤ちゃんのもとへ戻っていくということです。
ここでお話を伺います。
鹿の出産を見守って15年になります、石川さんです。
石川⇒こんにちは。
鹿の出産や子育てを見守る中で大切にされていることはどんなことですか?出産をスムーズにするために、できるだけストレスのかからない状態にしてあげています。
出産前後とてもデリケートですもんね。
そしてこのように、出産を見守って、育っていく姿を見た子鹿たちが離れるときはどういう思いですか?そうですね公園で、すくすくと育ってほしいと思っています。
ありがとうございました。
このように、かわいらしい子鹿の様子を見られるのはこの時期だけです。
今月30日まで鹿苑で見られます。
来てみてはいかがでしょうか。
奈良市の鹿苑にお越しください。
中継でした。
かわいらしいですね。
子鹿ね。
お母さんたちも、まだ餌をくれると思っていましたね。
どんぐりを食べるんですね。
どうですか?まもなくお母さんになる田丸さんとしては。
出産シーンは本当に、ただただ感動という感じでした。
じんとくるものがありますね。
ぜひ皆さんも、見に行ってはいかがでしょうか。
以上「週末中継さきのり」でした。
京都に古くから伝わる伝統のスイーツ。
そこには、夏の暑さを和らげるさまざまな知恵と工夫があります。
そんなスイーツを探して京都にやってきたのは金曜日のグルメ担当女優の飯島順子さん。
そうなんです。
夏の京都の定番といえば、抹茶!老舗和菓子店ではこの時期になると抹茶のスイーツ作りで忙しくなるんですが、その訳は?食べて涼しい抹茶のスイーツ。
京都の料理研究家に作り方を教えていただきます。
さらに、お寺の住職が考案した精進料理のスイーツ。
ここにも暑さを和らげる工夫がありました。
暑い夏をクールに乗り切る京都のスイーツ。
たっぷりご紹介します。
いろんなスイーツが出てくるみたいですね。
田丸さんはお好きですよね。
もちろん大好きです。
でもスイーツって、京都のスイーツは抹茶のイメージがありますよね。
それが夏の暑さを和らげるんですか。
探ってきていただいたのは女優の飯島順子さんです。
飯島⇒よろしくお願いします。
グルメ担当と言われていましたね。
ありがとうございます。
私も本当に、京都のスイーツが大好きなんですけれどもとにかく京都の夏の暑さは半端じゃないですよね。
だからということで、昔から暑さを和らげるために家の造りとか浴衣を着て涼むとかいろんな工夫がされているんですけれどもそれが実はスイーツにもあるということなのでまずは伝統の和菓子から探ってまいりました。
古くから和菓子作りが盛んに行われてきた古都・京都。
訪ねたのは創業200年を超える老舗の和菓子店です。
いらっしゃいませ。
お店の8代目、吉村良和さんです。
まず、夏の和菓子作りのポイントを聞いてみました。
目で見て涼しい和菓子ありました!わあ、かわいい。
こちらは夏祭りの金魚すくいをイメージした和菓子。
田丸⇒おもしろいですね。
こちらは清流を泳ぐ、あゆ。
青葉がすがすがしいでしょ?寒天でできているんですが江戸時代から続く伝統の和菓子なんです。
さらに見せていただいたのはお店に代々伝わるお菓子のレシピです。
わあ、これすごい古いものですね。
この中に秘伝の和菓子があるといいます。
ここに今回、氷餅っていう。
氷餅?比留木⇒氷ですか。
でも江戸時代は氷はまだ作れないですよね、夏に。
氷餅、見せていただきました。
こちらです。
田丸⇒これは氷じゃないですよね。
ところが食べてみると氷の意味が分かるんです。
音をよーく聞いてください!田丸⇒すごい、氷をかんでいるような。
聞こえます?シャリシャリって。
まるで氷をかみ砕くような食感と音がするんです。
夏に氷が手に入らない時代にこれで涼しさを感じていたんだそうです。
京都の人、すごいですね。
こういうので涼を感じるという感覚っていうのが昔からあるっていうのが。
目で見て、舌で味わいさらに音を聞く。
五感で涼しさを感じるのが京都の和菓子なんです。
さらに注目してほしいのはこちらの深〜い緑色の抹茶。
これにも夏を涼しく過ごす秘密があるんです。
抹茶は、鎌倉時代に活躍した栄西禅師によって広められたといわれています。
抹茶には熱冷ましの効能があると考えられ当時は漢方薬としても重宝されたんです。
夏を涼しく過ごす抹茶のスイーツ。
家庭で楽しむ方法を教えていただこうと専門家を訪ねました。
きょうはよろしくお願いします。
おいでやすでございます。
料理研究家の小宮真由さん。
さまざまな抹茶のスイーツを考案している方です。
きょうは抹茶を使った納涼スイーツを作っていただけるということなんですけれども。
今回、教えていただいたのはこちらの2品。
抹茶のババロアと京都が発祥といわれる抹茶パフェです。
パフェの材料はこちら。
抹茶のスポンジケーキと寒天それにアイスクリームや旬の果物、びわなどです。
まずは抹茶のスポンジケーキ作りから。
まず、泡立てた卵にグラニュー糖を入れさらに7分ほど泡立てます。
ここに、ふるいにかけた抹茶と小麦粉を入れ軽く混ぜ合わせます。
最後に牛乳と溶かしバター。
いい香りが。
すごくミルクとバターのいい感じですね。
型に入れ、170度のオーブンで30分、焼き上げます。
スポンジケーキや寒天をバランスよく盛りつけるとパフェの完成です。
出来ました!スイーツを自分で作るのは実は初めてでした。
はあ、頑張ったかいがある。
おいしい!ということで、スタジオに抹茶のババロアをお持ちしました。
いただきます。
でも、おいしいのを食べるだけではなく、ちゃんと作って食べられたんですね。
頑張りました。
初スイーツ作り。
お酒のあては作るんですけれども。
抹茶の渋みがスイーツになるのがいいですね。
これで、しかもさらっと食べられるだけではなくこれで体のほてりをおさめるという効果が、抹茶にあるんですね。
抹茶は風味を生かすというのがとても難しい食材だそうで和菓子作りに使うときには熟練の職人の技が必要になってくるんだそうですけど洋菓子で使うとバターや牛乳、脂肪分と合わせることによって抹茶の風味を引き立たせる効果があるそうです。
私でもおいしく作ることができたということなんですね。
あと氷餅。
めっちゃ気になります。
なりますよね。
お持ちしました。
ありがとうございます。
こんな感じなんだ。
どうぞ、そのままお召し上がりください。
表面、硬いですよね。
シャリシャリしてる。
確かに、すっと爽やかな気持ちになりますね。
味は分かります。
温度で冷たいので、体を冷ましたりも分かりますけれど音でというのはすごいですね。
思ってもみなかった。
音の効果もあるんだなということでこのお菓子は、もともと江戸時代末期に考えられて作った当時は、大ヒット商品だったそうです。
よう考えるな。
冷蔵庫のない時代夏、氷を食べるような気持ちでこのお菓子を食べるのが粋で、すてきですね。
涼しさを感じる、なかなかの工夫まだまだあるということなので京都のスイーツは奥深いんです。
今度は伝統的な料理から生み出された新しいスイーツをご紹介します。
ここは室町時代に建立された禅宗のお寺・妙心寺です。
失礼します。
御用の方は鐘を鳴らしてください。
はーい。
すみません、お忙しいところ。
住職の西川玄房さん。
実は、この方精進料理の達人。
20年前から料理教室も開いていらっしゃいます。
精進料理とは仏の教えに基づいて肉や魚を一切使わず野菜や海藻だけを使った料理のこと。
その料理法を生かして西川さんが考案したのが…。
こちら!精進料理のスイーツ。
名付けて、精進スイーツです。
これ、何でできているか分かりますか?田丸⇒何だろう。
比留木⇒メロン?実はこちらが材料なんです。
そうなんです。
にがうりや、きゅうりしそなどの夏野菜です。
どれも体を冷やす効果があるものばかりです。
これをスイーツにするとこうなるんです。
早速いただこうと思ったんですがそう簡単にはいきませんでした。
西川さんは精進料理を作るのも修行とおっしゃいます。
まず最初、何を作りましょう?そういうことで、まずにがうりの皮をすりおろします。
そこに牛乳と蜂蜜を加えます。
これで、何となくスイーツらしくなってきたんですが。
最後に、ちょっとだけ。
精進料理ですから。
和風ですんで。
これを冷凍庫に2時間入れて凍らせます。
その間に、もう1品。
きゅうりと、しそを使ったスイーツです。
スライスしたきゅうりとしそをなんと、合わせ酢に漬け込みます。
精進料理の酢の物です、はい。
あと食べてから文句言ってください。
この酢の物を甘い寒天の中にぎゅっと押し込むとスイーツになるというんですね。
あとどのぐらいで?なんと、出来上がりを待つ間に庭のお掃除です。
これも精進料理をいただくために必要な修行なんです。
枯れた花を拾い集めるなど汗だくになりながら小一時間修行させていただきました。
じゃあ出来上がったようですので持ってきましたから、どうぞゆっくり召し上がってください。
わあ、ありがとうございます。
まずは、にがうりで作ったシャーベットから。
いただきます。
あ、にがうりの匂いするよ。
ん?冷たい。
甘いんですけどあとでにがうりの苦さが、ちょっとくるっていう。
今、この辺がすーっとするんですよ。
本当に一瞬にここが冷えました。
続いてきゅうりの酢の物のスイーツ。
黒蜜をかけていただきました。
それで一気にスイーツになるんだね。
田丸⇒精進スイーツ気になりますよね。
どうなんだろう。
どうなんですか?おいしいとおっしゃっていたけど。
おいしいです、にがうりのシャーベットは本当に飲んだ瞬間にすーっとのどの辺りが爽やかになります。
甘さもあるんですけど苦さがまたあとから来ることによって。
ちゃんとスイーツになっているんですね。
なりました。
たことかを入れたら、酢の物になってしまいますね。
寒天自体が甘くできています。
わりと酢も甘酢に近いもので仕上げているのでスイーツです。
新しいな。
さっぱりした感じになります。
しそが入っているのでグリーンスムージーとかはやっていて、野菜のとり方をいろいろ工夫されていてアイデアとしておもしろいですね。
先ほどの精進スイーツ出てはこなかったんですけれどもご用意しました。
宇治金時万願寺です。
万願寺ですか?あらら、なかなかスイーツには使われませんね。
万願寺とうがらしですか?それです。
蒸した万願寺とうがらしに砂糖で甘くした、くずと小豆で作りました。
混ぜていただいて食べていただいたら。
田丸⇒でもスイーツになっている。
なりますよね。
うんうん。
万願寺の存在感も結構ありますよね。
万願寺さんは顔の近くにいます。
顔のすぐ横で、近いという感じ。
主張があります。
小豆と、ほんのり優しい甘みでちゃんとスイーツの世界観が。
ただ焼いて、かつお節だけではなくて、こういう食べ方もあるということで、これまた見た目に涼しいですよね。
このアイデアはすごいです。
なかなか思いつきませんよね。
暑い中、京都の取材どうでしたか。
京都の取材、作るほうも食べるほうも本当に風流というか時間がゆったりと流れているといいますかだから、暑い夏こういった工夫で楽しく乗り切るというかそういうことも大切なんだなということを教えてもらいました。
きょうはどうもありがとうございました。
続いては義手や義足に関する新たな取り組みの話題、石田鮎美リポーターです。
石田⇒けがなどで体の一部を失った人たちのための義手や義足なんですが、最近は機能が向上しているということなんですが、使っている人の中には人の目が気になるという人も少なくないんです。
そんな悩みを解消したいと行動を起こしたのがこの方。
大阪出身の遠藤慎也さんです。
遠藤さんは特殊メークのアーティストとして、アメリカで修業を積み、数々の映画などに携わってきた方なんです。
義手を作りに来ている人がいました。
義手作りに、初めに行うのが反対の手の型をとること。
手がけるのは遠藤慎也さん、31歳です。
これまで、耳や指など体のさまざまな部分を作ってきました。
こちらは、親指と人さし指。
つけてしまえばほかの指とほとんど区別がつきません。
田丸⇒分からない。
遠藤さん、実は映画の世界で活躍する特殊メークのアーティストです。
シリコンや特殊な塗料を使っておおかみ男やゾンビなどのメークを手がけてきました。
そんな遠藤さんが失われた体の一部を作るようになったのは去年。
知り合いから義手を見せてもらったときに違和感を持ったことがきっかけでした。
この日、遠藤さんに新たな依頼がありました。
頼まれたのは左手につける義手。
依頼者は兵庫県に住む29歳の男性。
20歳のときに事故で左手の指をなくしました。
以前、作った義手は人の目が気になるといいます。
義手作りが始まりました。
まず、右手の型をとりそれを見ながら粘土で左手を作っていきます。
ヒデ一本一本、しわを彫り血管や毛穴も再現。
型を作るだけで丸一日かかります。
この型をもとにシリコンで義手を作ります。
遠藤さんがいちばんこだわるのは色づけ。
塗料を霧状にして吹きつけていきます。
10色以上もの塗料を使って手のぬくもりを表現していくんです。
仕上げに細い針を使って指の毛を植えていきます。
型どりから1か月半。
義手が完成しました。
こんにちは。
お久しぶりです。
よろしくお願いします。
早速、依頼者に試してもらいます。
つなぎ目の違和感は腕時計をすることでなくなるといいます。
うれしいですね。
田丸⇒すごい、本当にリアルで。
VTRの方もおっしゃっていましたが、温度を感じるようなそんな義手に仕上がっているなと思って。
気持ちから変わりますよね。
比留木⇒リアルなだけじゃなくてその人の行動も変えられるというのはパワーを持っているなと思いますね。
これは遠藤さんお一人でされているんですか?遠藤さんは映画などの特殊メークの仕事も忙しいそうですが義手を受け取った方が喜んでくれる姿を見て、やりがいを感じているということで映画の仕事を少し減らして、これからは義手を作る時間を増やしていきたいとおっしゃっていました。
これからの活躍に期待したいですね。
石田リポーターに伝えてもらいました。
桜島を望む鹿児島市。
その一角に、遠く離れた奄美群島から移り住んだ人が数多く暮らす町があります。
島の伝統を守りながら支え合って暮らす人々。
お魚もらいました。
リトル奄美と呼ばれる町を訪ねました。
続いては鹿児島からの話題です。
鹿児島放送局の三輪洋雄アナウンサーです。
三輪⇒よろしくお願いします。
今回、私が訪ねましたのは鹿児島市にある三和町という地域です。
鹿児島市の一角にある町です。
この地域というのは実は450km離れた奄美群島の出身者が数多く暮らしている地域なんです。
奄美群島は戦後8年間アメリカ軍の統治下に置かれまして、そこで島の出身者が戻ることができなくなりました。
そこで集まって暮らし始めたのが三和町ということなんです。
島の香りが漂う三和町を旅してきました。
昔ながらの町並みが残る三和町。
人口およそ2000人。
その6割が奄美群島出身の人たちです。
町を歩くと島の文化や暮らしを感じます。
あ、お肉屋さんです。
島みそ、島ピーナツ島のものを置いてるんですね。
こんにちは。
豚の耳や豚足そして、やぎの肉。
どれも島の料理に欠かせない食材です。
こちらは島みそと豚肉を炒めた豚みそです。
これは豚のどの部分なんですか?ぷるっぷる!コラーゲンいっぱいですよ。
もっと味が濃くてしつこいかと思ったけどとてもあっさりしてる。
町を歩いていると、何やら音が。
失礼します、こんにちは。
地元の女性たちが機を織る音でした。
奄美大島を代表する高級織物大島紬です。
織り上がった布地を染めるのではなくてあらかじめ染めた糸を一本一本、織り合わせることで繊細な模様を描いていきます。
細かい柄ですね。
ですよね。
何年ぐらい織ってらっしゃるんですか?かつては家々で織っていましたが今は集まって作業しています。
島の人がここに住み始めたのは戦後まもないころ。
奄美群島が、アメリカ軍の統治下に置かれたため帰れなくなった人たちが集まったのが始まりです。
昭和28年に返還されたあとも島から多くの人々が移り住んでいます。
こんにちは、すいません。
失礼します。
そのお一人、山田晴彌さんです。
仕事を求めこの町にやってきた当初知り合いもいなかったといいます。
妻のシヅエさんと2人で働いてきた山田さん。
困ったことがあると島出身の人たちで助け合ってきたといいます。
人と人とを結びつける、結いの心。
その精神は今でも何気ない日常の中に残っています。
お隣さんへのおすそ分けもその1つ。
こんにちは、あら。
すいません、突然。
あら、ありがとう。
こうやっておすそ分けのやり取りがある。
そうそうそう。
田丸⇒すてきなコミュニケーション。
島で暮らしたことがない孫の世代が増えてきた三和町。
それでも町の公民館には集まって楽しむ人の姿が絶えることがありません。
この日は三味線クラブの練習日。
互いに教え合って腕を磨いてきました。
練習のあとはお楽しみです。
手作りの島の味を皆さんが持ち寄ります。
乾杯。
ふるさとの味に会話も弾みます。
宴の最後は、島の踊りです。
遊びに来ていた小学生たちも自然と踊りの輪の中に入っていました。
♪〜比留木⇒手つきもいいじゃないですか。
今も地域の子どもたちが来てくれていいですね。
助け合いながら暮らす島の心をいつまでも伝えていきたい。
そんな人々の思いに触れた旅でした。
田丸⇒町の一角に、そこだけに奄美の文化が今も息づいていて戦後70年たった今でも皆さんで協力しながら、とても楽しく住んでいらっしゃるなというのを、感じました。
人間関係の近さと言うのを感じる町で、道ですれ違いますとあいさつをして会話が始まってそこにさらに人が加わって話の輪が広がる。
地域、コミュニティーの結束が強いなと感じました。
あとは女性陣が豚みそのところでコラーゲン、コラーゲンと言っていました。
お肉屋さんの自家製の豚みそです。
ぜひ召し上がってください。
豚が大きいよね。
あごの周りのお肉です。
これは何でもあいますね。
白いごはんかな?飯島⇒焼酎。
奄美の皆さんは黒糖焼酎を召し上がります。
家族はお酒、子どもはごはんで。
子どもたちも一緒になって踊っていてかわいらしかったですね。
食文化も踊りもしっかりと受け継がれていて進学や就職で出る方もいるんですが、また三和町がいいと戻ってくる方もいるそうです。
ちょっと行ってみたい気持ちになりましたね。
鹿児島放送局の三輪アナウンサーでした。
比留木⇒やっぱり涼しげですね。
かわいいですね。
あらら。
すくおうとしてるな。
金魚すくいですか、とらのすけも。
野性はどこにいったのかなという感じですけどね。
皆さんからのメッセージです。
子鹿の中継について埼玉県40代の女性からです。
鹿苑での子鹿の公開の放送は週末で疲れがたまっていた心身を大いに癒やしてくれました。
子鹿の公開は6月だけで奈良に行くことができず残念だったので「ゆうどき」で見られてよかったです。
そしてスイーツについてもきています。
京都の夏のスイーツ、涼しそうでおいしそうですね。
川崎市30代の主婦からです。
私もまねてみたくなりました。
レシピがホームページに載っていますので、ぜひそちらもご覧ください。
飯島さんへのメッセージです。
埼玉県40代の女性からです。
いつもおいしいものばかり食べてずるいわと思っていましたが金曜の「ゆうどき」のグルメ担当だったとは、それならしかたがない、許しましょう。
飯島⇒ありがとうございます。
今回は手作りしたりお寺のお掃除をしたり大変よくできました。
目でも涼を感じる京都のスイーツの数々とてもきれいでおいしそうでしたねと、メッセージをいただきました。
よかった。
これからも何らかの修行とか何らかのハードルを設けてグルメ担当をしていただいてと思っています。
きょうは京都の涼しいスイーツをご紹介しましたが、鹿児島とかはどうですか?三輪⇒鹿児島は白くまかき氷にフルーツを載せて食べます。
おいしいよね。
涼しいよね。
強い日ざしもあの一口で。
抹茶をかけて緑のクマにするというのはどうですか。
石田⇒冷やしあめは夏祭りで飲みますよね。
しょうががぴりっと利いておいしいですよね。
懐かしさを含めて涼しくなりますね。
来週月曜日の内容です。
「発酵漫遊記」は、愛媛の麦みそ。
麦100%で造ったみそは魚との相性が抜群!地元に伝わる絶品料理を味わいます。
おいしいわ!小泉さんオリジナルの麦みそレシピも見逃せませんよ。
2014/06/20(金) 16:55〜18:00
NHK総合1・神戸
ゆうどき 暑い夏は京都のスイーツで!老舗に伝わる“涼しくなる菓子”[字]
暑い夏は京都のスイーツで!老舗に伝わる“涼しくなる菓子”や禅寺が考案した“精進スイーツ”を紹介▽子鹿の公園デビュー▽旅・鹿児島▽特殊メイクで義手を作る▽健康体操
詳細情報
番組内容
暑い夏は京都のスイーツがおすすめ!老舗に江戸時代から伝わる“涼しくなる抹茶菓子”や、禅寺が考案した夏野菜を使った“精進スイーツ”など。家庭での作り方もたっぷりご紹介します!▽奈良公園から中継・この春生まれた子鹿たちの“公園デビュー”▽行ってみたい・鹿児島市の“リトル奄美”▽ハリウッドで活躍する特殊メイクアーティストが義手作りに挑む!こだわりは“ぬくもり”▽転倒予防に!股関節周辺の筋肉を鍛える体操
出演者
【キャスター】女優…田丸麻紀,比留木剛史
おしらせ
<中断>5:00−5:10 [字]ニュース
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – グルメ・料理
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:30466(0×7702)