Nスタ 2014.06.20

圧倒的に攻めながら0−0の引き分け。
ザックジャパン、決勝トーナメント進出へ残り1戦。
小倉さん、本当にサッカーて点が入らないスポーツなんですね。
こんなに入らなかったスポーツなんですかね。
というぐらい、ことごとく阻止されました。
悔しい。
決勝トーナメント進出に望みをつなぐ引き分けとなりました。
選手たちは、激闘の90分間を振り返って、あることをきっかけに戦いづらくなったと語りました。
前半38分、相手選手がこのプレーで退場。
日本が数的有利に立ったはずだった。
しかし…決勝トーナメント進出へ勝利が求められたザックジャパン。
ザッケローニ監督は不調の香川を大久保に代え、大一番に臨んだ。
前半19分、パスワークから大迫。
惜しくもキーパー正面。
その直後にも。
ボールを支配し連続でチャンスをつくる。
前半38分だった。
ギリシャのカツラニスが2枚目のイエローカードで退場。
ギリシャが1人少なくなり、日本に勝利の追い風が吹くかと思われた。
人数で優位に立ったザックジャパン。
ところが逆にこれが日本を苦しめることになる。
ギリシャがまだ11人だったときは相手ディフェンスの人数が少なくパスを出すスペースがあった。
しかし、10人になったギリシャは攻撃することを極力減らし超守備的な布陣をひいた。
守りを固める相手にザックジャパンは後半23分、途中出場の香川が起点となりチャンスをつくるが、ゴールならずその3分後には…最大の武器である左サイドからギリシャゴールに迫る。
後半32分にはこの位置から大久保。
しかし、強固なギリシャの壁を前に1点が遠いザックジャパン。
そして…相手の超守備的な戦い方に得点を奪えず0−0で引き分け。
決勝トーナメント進出には次のコロンビア戦で勝つことが絶対条件。
相手のギリシャは1人減って10人になったところで、もう試合の形を決めたんですね。
攻守両面あるんですが、攻の部分をパンと外してしまって守だけ、守備だけに特化すればいい状態になったんですね。
ましてやギリシャの特徴は堅守。
さらに堅守になっちゃった。
そうはいってもこっちは11人だしチャンスがあったんじゃないですか、いっぱい?おっしゃるとおりなんですね。
単調にこういった、今のクロスありましたよね。
こういって上げているシーン、このシーンはよかったんです。
どうしてグラウンダーじゃないんですかって。
単調に上げるだけではやっぱり苦しかったですよね。
フリーランニングとか崩すアイデアが欲しかったですね。
単純に上げるだけでは難しかったですね。
コートジボワールの何倍もよかったですけどね。
立ち上がりはすごいよかったんですけどね。
あとちょっと、もう少しと。
プラスもう1人いたらよかったんですよ。
ドリブラーの斎藤学とかまだいましたから、使い切っての部分ならよかったのに。
3人目のカードがあったのにどうして使わなかったのかな。
わかりません。
これを生かしていただきましょう、次です。
ザックジャパン次の相手はコロンビア。
FIFAランキング8位の強敵に勝たなくてはいけません。
日本代表と25日に対戦するコロンビア。
ザックジャパンに2−1で勝ったコートジボワールを相手にその強さを見せつけた。
まずは圧倒的な攻撃力。
後半19分、コーナーキックからロドリゲスの強烈なヘッド。
先制し勢いに乗るとその6分後、カウンターから最後はキンテーロが冷静に決めて追加点を奪う。
そして、守備も堅い。
日本を苦しめたコートジボワールのエース・ドログバを完全にシャットアウト。
コートジボワールを下し、2連勝で決勝トーナメント進出が決定。
攻守に隙のない強敵が日本の前に立ちはだかる。
日本が決勝トーナメントに進出するには、とにかく日本がコロンビアに必ず勝つこととそれからギリシャがコートジボワールに勝つか引き分けてくれることなんですよね。
完全に自力はなくなったということですね。
でもチャンスはないことはない。
コロンビアにとにかく勝ちたいですね。
ただ非常にこの中では強い相手というのは間違いないですね。
突破決まったコロンビアはどういった感じで日本と対戦してくるか。
その隙を狙いたいんですけどね。
その隙を突けたらいいですけども、1位突破をしたいところでそこまで落としてくるのかなという見方もせあると思います。
仕事を抱えた人たちもあの手、この手で画面に見入っていました。
日本×ギリシャの運命のキックオフは午前7時。
仕事や用事があるサポーターやファンにとってそれは時間との戦いでもあった。
東京・品川駅ではスマートフォンやタブレットに釘づけになる通勤客が目立った。
羽田空港では搭乗時間ぎりぎりまで観戦する人たちの姿が。
こちらの兄弟はこれから沖縄旅行に向かう。
東京・丸の内のパブリックビューイングでは途中退席する人の姿も目立った。
これから出勤なんでしょうか、皆さん、カバンを持って、この会場を後にします。
時間が来てしまったということでしょうか。
一方のギリシャ。
キックオフは夜もふけた午前1時。
お酒を片手にじっくりと観戦。
こちらアテネ市内にあるスポーツバーなんですが、スクリーンの前ではなぜか、地元に住むブラジルの方が踊って盛り上げています。
日本でも時間を気にせず社員そろって観戦をした会社がある。
朝食も用意されたこちらのIT関連会社では社内で公認のパブリックビューイングを開催。
さらに…なんと日本が引き分け以上で試合後は休暇になる制度を設けている。
しかし、結果は日本の猛攻もあと一歩及ばず痛恨の引き分け。
一応休めることになったが…後がなくなったザックジャパン。
日本は25日のコロンビア戦に一縷の望みをかける。
ザッケローニ監督は今までになかった日本の攻撃的な部分を引き出してこの4年間戦ってきたわけですからコロンビア戦はそこを存分に出してほしいですね。
望む相手としては申し分ない相手ですから、ぶち当たっていきましょう。
そしてギリシャを応援しましょう、適度に。
これは韓国軍の艦船による射撃訓練の様子です。
場所は島根県の竹島周辺。
日本の領海が含まれる海域での初めての訓練となりましたがその映像がつい先ほど入ってきました。
朝鮮半島東側の海域で今日行われた韓国海軍の訓練。
艦艇から繰り返し発射されるミサイル。
実戦さながらの緊張感漂う操舵室の中をとらえた映像も。
排他的経済水域ではなく日本の領海を含んだ形の訓練は初めてとされ日本政府関係者は、含まれる面積は小さいが、意図がわからないと話している。
今回の訓練海域は島根県竹島の南西部の東西およそ148km、南北およそ55kmの長方形のエリアだがそのごく一部に日本の領海が含まれている。
最近、北朝鮮はキム・ジョンウン第一書記が軍を視察し、潜水艦に搭乗する場面を公開した。
韓国軍関係者は、今回の訓練の目的について北朝鮮の潜水艦に対応するためと説明している。
竹島周辺の訓練を中止すべきとする日本側のたび重なる要請を一顧の価値もないと一蹴した韓国。
領有権をめぐる日韓の溝が改めて浮き彫りになった。
従軍慰安婦について日本側の責任を認め謝罪した1993年のいわゆる河野談話について政府は談話の作成過程の検証を終え、今日、国会に報告しました。
日韓両政府が文言を水面下で調整して談話を作成した経緯を明らかにしています。
今回公表された河野談話作成の経緯によると作成前の事務方レベルの協議で日本側から、韓国政府からのネガティブな反応は避けたいとして強制性等の認識について韓国側とやりとりしたいと述べたのに対し、韓国側からも、種々協力したいとのやりとりがあった。
慰安婦募集に際しても強制性に関する文言調整が最大のポイントで、韓国側は軍の指示を受けた業者が行ったという表現を求めたのに対し、日本側は受け入れず、最終的に要請という表現で決着した。
また、いわゆる強制連行は確認できないという認識に立ち韓国政府の要望についても受け入れられないものは拒否する姿勢で調整に臨んだとしている。
さらに報告書は、民間の基金による償い金や総理の署名入りのお詫びの手紙を受け取った韓国の元慰安婦の数は61人であることを明らかにしている。
談話の作成過程の検証は当時作成に関わった石原信雄元官房副長官が今年2月、衆議院の予算委員会で談話の作成過程で韓国との間で文言のすり合わせがあった可能性を指摘し菅官房長官の指示のもと5人の有識者による検証作業を進めてきた。
一方、河野談話の検証に反発していた韓国政府は今のところ反応を示していません。
この一連の動きを当時の関係者はどう見ているのかその思いを取材しました。
93年7月の河野談話発表直前に行われた元慰安婦の女性たちへの聞き取り調査。
当時、ヤン・スンイムさんは聞き取りに応じるよう説得するなど調査に協力した。
この調査について韓国政府は初めは否定的だったとヤンさんは言う。
自分たちが日本政府に協力したことで売国行為と非難されたこともあったとも振り返る。
パク・クネ大統領が日韓関係の基礎と表現する河野談話。
外交面で冷え込んだ関係が続く中改めて、今注目される、この談話についてヤンさんはこう述べた。
あれから20年あまり。
韓国から伝わってくる反応には変化がないように見える。
一方、韓国側が日本に法的責任を要求してきたことについて違う意見の元慰安婦の人もいると主張する大学教授もいる。
こうした意見には応援や非難のコメントも多く寄せられているといい、こうした声が韓国の世論にどのような影響を今後与えるのかも注目される。
安倍政権は今回この報告書の中で河野談話がつくられた外交交渉の経緯を暴露したわけなんです。
問題はこれが国際社会にどう映るかというところなんですけれども、1つの可能性として考えられるのが、ああ日韓両政府は話し合って既に政治決着していたんだねと認識を改めることが考えられるわけです。
これが安倍総理の狙いだと思います。
逆に今さら従軍慰安婦の証言の信ぴょう性に疑いを差し挟むなんて女性の人権意識に欠けていると見られるおそれもあるわけなんです。
こうなると失うものは大きいと思います。
あさってが会期末の通常国会は今日で事実上、閉幕します。
安倍政権が目指した集団的自衛権の行使を認める閣議決定は先送りとなりましたがまた1つ新たな問題が生じました。
事実上の会期末を迎えた今日の国会では原発事故に伴う中間貯蔵施設建設について最後は金目でしょなどと発言した石原環境大臣への不信任決議案が採決されたが、自民・公明の反対で否決された。
参議院本会議でも石原大臣への問責決議案は否決される見通しで巨大与党を前に野党側の無力さがあらわになった形。
こうした中、自民・公明が閣議決定を先送りした集団的自衛権の行使容認をめぐり新たな問題が発生した。
安倍総理は先月、国連決議に基づいて編成された多国籍軍が行う武力行使に自衛隊が参加することはないという考えを示した。
しかし、今日の与党協議で自民党の高村副総裁は…安倍政権がこだわるシーレーン=海上交通路での機雷の掃海活動では自衛隊が国連の多国籍軍に参加することになる可能性がある。
総理の会見との矛盾を解消するため自民党は突然、多国籍軍の活動でも戦闘行為そのものでなければ自民党が示した武力行使の新たな3要件に含まれ、許されると説明した。
公明党のある幹部は、急にはまとめられないと不快感をあらわにしたが、自民党は政府側に24日の協議の場に公明党の意見も踏まえた閣議決定の最終的な文案を提示するよう求めるなど協議のスピードを落とす考えはないよう。
国会から中継。
1月から始まった国会が終わるわけですけれども振り返ってみて成果というとどんなことが挙げられますか?1つは経済だと思いますね。
消費税を4月に上げたわけですけれども、株価も持ち直しています。
そしてもう1つは北朝鮮、拉致問題が動き始めています。
こちらをご覧いただきたいんですけれども、安倍総理は北朝鮮にはずっと対話と圧力で臨むと言ってきたわけですけれども、実際のところは、比重は圧力にかけて、とにかく制裁をかけ続けるという方法で北朝鮮を追い詰めて拉致被害者らの再調査で合意しました。
ところで竹内さん、圧力をかけて物事を前に進めるというやり方なんですが、最近の国内でも同じようなことが起きていると思いませんか?集団的自衛権の議論が非常に似ていますよね。
そうですよね、政府・自民党ですけれども、この連立を離脱したくない公明党に対して様々なプレッシャーをかけて集団的自衛権の行使を認めさせて閣議決定に持ち込もうとしてきた面があります。
そして総理が外遊に出発する来月6日よりも閣議決定にこぎつけたい考えなんですけれども、与党協議は煮詰まるどころかむしろ次々とほころびや疑問点が出ている状況なんですね。
VTRにもありましたけれども、自衛隊が国連の多国籍軍に参加できるようにしようという案が自民党から出されました。
また自衛隊の活動範囲を広げようという話なんですけれども、狙いは何かあるんですか?やはり安倍政権がとにかくこだわっている機雷を取り除く活動、これをとにかく確実にやれるようにしたいということなんでしょうけれども、総理大臣が記者会見で言ったことをやらないと言ったことを自民党が一部ならできるんだとひっくり返すようなものでものすごい話だと思うんですね。
従業員を暴力で支配し外部との連絡も遮断していました。
福岡県筑後市の夫婦による元従業員殺人事件で夫婦が、住み込みで働いていた別の元従業員を軟禁状態に置き、外部との連絡を遮断していたことが新たにわかった。
この男性について、中尾伸也容疑者は暴行して死なせ、遺体を実家の庭に埋めた、機械で骨を砕いたと供述していて、供述どおり、男性の骨の一部が見つかっている。
夫婦の周りではほかにも親族2人が行方不明となっている。
カネボウ化粧品は、美白化粧品を使って肌がまだらに白くなる白斑の被害者のうち症状が重いと判断したおよそ4000人に対し、1人当たり数十万円の一時金を支払う方針を決めた。
一時金の内容は、慰謝料と会社などを休んだことによって減った収入を補う、一日当たり数千円の休業補償で、治療が長期化している被害者の負担を軽減するためとのこと。
こちらのレバ刺しなんですけれども、実は牛ではなく、豚なんです。
牛の生レバーの提供が法律で禁止されてから代わりにこの豚の生レバーを提供している店もあります。
しかし今後、それも食べられなくなりそうなんです。
厚生労働省は今日、豚の肉や内臓を生で提供することを法律に禁止する方針を固める方針です。
こちらの焼き鳥店で鶏と並んで人気を集めているのは、豚のレバ刺し。
レバ刺し目当ての客が詰めかけて売り切れになることも、しばしば。
本当に申し訳ございませんでした。
富山県の焼き肉店で5人が死亡した食中毒事件をきっかけに牛の生レバーの提供が禁じられて、およそ2年。
牛の代わりに豚の生レバーを出す店が増え、再び厚生労働省が動いた。
今日、有識者の調査会では豚の肉や内臓を生で提供することを法的に禁止すべきとの方針で話し合わせた。
豚の生食を禁止する最大の理由は、豚が持つE型肝炎ウイルス。
2004年には豚の内臓を食べた男性がE型肝炎に感染し、死亡している。
E型肝炎ウイルスは、豚肉の内部にも存在するため加熱しなければ、殺菌できない。
ただ、E型肝炎に感染しても軽い症状で済む場合もある。
5年間、豚のレバ刺しを提供してきた店では、これまでに健康被害などは出ていないと言う。
日本の食文化の専門家には食の法規制を心配する意見もある。
厚生労働省は、鶏刺しや馬刺しは食中毒のリスクが低いとして規制しない方針だが、今、流行のこの料理については生食をしないように指導を徹底するとしている。
野生の鳥や獣の肉を使ったジビエ料理。
消費者の中には、こうした声もあるがジビエ料理の普及を目指す団体は一定の規制は必要だと言う。
調査会の議論をもとに、厚労省はできるだけ早くまず豚の生食提供を禁止する2014/06/20(金) 17:40〜18:15
MBS毎日放送
Nスタ[字]

取材経験豊富な記者・竹内明とTBSアナウンサー・加藤シルビアらがお届けする大型報道番組。ニュースを速く、深く伝えると共に「Nトク」ではホットな話題を徹底取材!

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番組内容
きょうのニュースを速く深くわかりやすく。徹底取材したVTRに加え、今さら人に聞けないニュースのポイントもわかりやすく解説。政治・経済・事件はもちろん、身近なニュースや生活情報もお伝えします。「Nトク」では全国各地で起きているホットな出来事を徹底的に掘り下げます。
出演者
【キャスター】
竹内明(TBS記者)
【出演】
加藤シルビア(TBSアナウンサー)
藤森祥平(TBSアナウンサー)

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