大久保!打った!
日本代表。
勝利をつかみ取ることはできませんでした。
悔しいですね。
こんばんは、ニュース7です。
今夜、まずこのニュースからお伝えします。
朝鮮総連中央本部の不動産の売却に、最高裁判所が異例の決定です。
朝鮮総連側の不服申し立てを受けて、売却手続きが妥当だったかどうか、結論が出るまで、いったん、売却手続きを停止する決定を出しました。
北朝鮮の事実上の大使館とされる、中央本部の不動産の売却は、決着するまでさらに時間がかかる見通しとなりました。
東京・千代田区にある、朝鮮総連・在日本朝鮮人総連合会の活動本部。
北朝鮮の在日朝鮮人を結ぶ、事実上の大使館とも呼ばれていますが、その土地と建物は、競売にかけられています。
1回目の入札では、鹿児島市の宗教法人が落札しましたが、代金を納められませんでした。
2回目は、モンゴルの企業が最も高い価格をつけましたが、提出文書に問題があるなどとして、落札者と認められませんでした。
東京地方裁判所は3月、入札をやり直さず、2回目の入札で2番目の価格をつけた、高松市のマルナカホールディングスへの売却を許可。
東京高等裁判所もこれを認めました。
朝鮮総連はこれを不服として、最高裁判所に抗告し、入札をやり直すべきだと主張しています。
こうした中、最高裁第3小法廷の木内道祥裁判長は、不服申し立てへの最高裁の結論が出るまでの間、いったん、売却手続きを停止する決定を、きょうまでに出しました。
朝鮮総連が1億円を供託することを条件としています。
最高裁は、入札をやり直さずに、2番目の価格をつけた企業を、落札者と決めた方法が、妥当だったかどうか、慎重に検討すると見られます。
最高裁の決定について朝鮮総連は、特にコメントすることはありませんとしています。
一方、マルナカホールディングスの代理人を務める弁護士は、まだ情報を確認していないので、コメントできる状況ではないと話しています。
朝鮮総連中央本部の売却を巡る問題。
北朝鮮は、日本政府に対して、裁判所の決定を取り消すよう求めています。
先月行われた日本との政府間協議。
両国が合意した内容には、在日朝鮮人の地位に関連する問題については、誠実に協議していくという文言が入りましたが、ソン・イルホ日朝国交正常化交渉担当大使は、朝鮮総連の問題も含まれるという認識を示しています。
一方、日本政府。
菅官房長官は先月の記者会見で、次のように述べていました。
こうした中での、最高裁判所のきょうの決定。
朝鮮総連中央本部の売却問題は、決着するまでさらに時間がかかる見通しとなりました。
次は集団的自衛権などを巡る与党協議です。
シーレーンでの機雷の掃海活動に関連して、自民党が新たに、集団的自衛権の行使に当たる場合だけでなく、国連決議に基づく集団安全保障措置としての活動にも参加できるようにすべきだと提案しました。
公明党は反発しています。
8日目を迎えたきょうの与党協議で、自民党から新たな提案がありました。
集団的自衛権とは別の、国連決議に基づく、集団安全保障措置です。
集団安全保障措置は、侵略行為などが発生した場合に、国際社会が一致協力して、経済制裁や、武力行使などの措置を取ることです。
密接な関係にある国が武力攻撃を受けた際に、実力で阻止する集団的自衛権とは異なる概念です。
どう違うんでしょうか。
シーレーンでの機雷の掃海活動では、こんなケースが考えられます。
湾岸地域で侵略行為が起こり、日本に向かうタンカーが、機雷の危険にさらされます。
日本政府が自衛隊を派遣して掃海活動を行います。
これは、自国と密接な関係の国を守るための、集団的自衛権の行使に当たります。
その後、国連が侵略行為を行った国への制裁を決議した場合、この時点から、機雷の掃海活動は、国連決議に基づく集団安全保障措置の一環と見なされます。
集団的自衛権の行使として、続けることはできなくなる可能性があります。
歴代政権は、憲法9条の下では、集団安全保障措置に参加して、武力を行使することは許されないとしています。
国連決議に基づく機雷の掃海活動についても、武力行使に当たるとして、参加できないという見解です。
これに対し、自民党はこうした事態が起きれば、国民の生活に深刻な影響を及ぼし、自国の存立に関わるおそれもあるとして、集団的自衛権でない場合でも、参加できるように、集団安全保障措置への参加を閣議決定の文案に盛り込みたいとしています。
提案を受けた公明党は、与党協議のあと、外交・安全保障に関する合同調査会を開きました。
この中で出席者からは、与党協議では、新たな自衛権発動の3要件を中心に議論しているのに、自民党が唐突に議論の土俵を変え、集団安全保障措置を提案するのは理解できないといった批判が出されました。
総理自身が湾岸戦争や、イラク戦争のような戦闘に参加するようなことは、これからも決してありませんと、おっしゃってるわけですから、それがもう大前提なわけです。
今、与党協議で、また、わが党内においても、議論をしているのは自衛の措置の限界について議論をしているわけで、集団安全保障について議論をしているわけじゃない。
一方、国会は、あさっての会期末を前にきょう、事実上の閉会日を迎えました。
福島県内への中間貯蔵施設の建設を巡り、最後は金めでしょ、などと発言し、きのう、参議院に問責決議案が提出された石原環境大臣。
きょう午前、衆議院環境委員会が開かれましたが、与党側が、問責決議案の結論が出るまでは、質疑を行うべきではないと主張し、委員会は休憩に。
そして民主党など野党7党は、石原大臣に対する不信任決議案を、衆議院に共同提出。
また参議院議院運営委員会では、特定秘密保護法の運用に、国会が関与する仕組みを盛り込んだ、国会法改正案の質疑が行われました。
この改正案を巡り、与党側は夕方、議論は尽くされたとして、質疑を打ち切る動議を提出。
採決の結果、自民、公明両党の賛成多数で可決されました。
こうした中で開かれた衆議院本会議。
石原大臣に対する不信任決議案は。
不信任決議案は否決されました。
自民、公明両党などの反対多数で否決されました。
では、政治部の門脇記者に聞きます。
門脇さん、国会は今も行われているようですが、今、どんな状況なんでしょうか。
現在、参議院本会議が開かれ、つい先ほど、石原大臣に対する問責決議案が、自民、公明両党の反対多数で否決されました。
このあと、残されている特定秘密保護法の運用に、国会が関与する仕組みとして、衆参両院それぞれに、常設の情報監視審査会を設けるなどとした国会法の改正案など、18の法案の採決などが行われて、国会は事実上、閉会します。
この国会では、予算が3年ぶりに3月中、年度内に成立しました。
政府提出法案の成立率は最終的には96%に達する見通しです。
90%を超えるのは、平成19年、第1次安倍内閣のときの通常国会以来7年ぶりです。
このため、自民党の1強多弱で、この国会は与党ペースで進んだという指摘も出ています。
一方ですね、焦点の集団的自衛権を巡る与党協議ですが、今後はどのようになる見通しでしょうか?
安倍総理大臣は、今の国会の会期中に、集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈の変更を閣議決定することに、強い意欲を示してきました。
ただ、公明党内の慎重論が根強く、安倍総理大臣はきのう、公明党の山口代表と会談し、国会の閉会後も与党協議を続け、合意を目指すことで一致しました。
政府・自民党は、遅くとも来月上旬までに閣議決定を目指したい考えで、自民党側は閣議決定の柱となる、新たな自衛権発動の3要件の修正などには、柔軟な姿勢で応じる考えを公明党側に伝えています。
しかし、きょうの与党協議でも、シーレーンでの国際的な機雷の掃海活動への参加や、集団安全保障を巡って、自民党と公明党の考え方の違いが浮き彫りになっています。
公明党内からは、毎日でも党内で議論したほうがいいという声が出ており、来週にかけて与党協議が大詰めを迎える中、集中的な議論が交わされる見通しです。
次です。
政府は、いわゆる従軍慰安婦の問題を巡り、謝罪と反省を示した、平成5年の河野官房長官談話の作成過程などを、有識者が検討した結果を公表し、談話の作成にあたって、韓国側と事前に綿密に調整していたことを明らかにしました。
菅官房長官は記者会見で、検討結果は作成過程の事実関係を取りまとめたもので、河野談話を見直さないという政府の方針に、変わりはないという考えを示しました。
検討チームの座長を務める、元検事総長の但木敬一氏は、記者会見して、内容を公表しました。
いわゆる従軍慰安婦を巡る問題で、謝罪と反省を示した平成5年の河野官房長官談話。
この談話の検証が行われるきっかけになったのはことし2月。
衆議院予算委員会で、当時、作成に関わった石原元官房副長官が、談話の作成過程で、韓国側と意見のすり合わせというものは、当然行われたということは推定されると発言したことなどを受けて行われました。
公表された検討結果によりますと、談話が発表される前日までの間、外務省と韓国大使館、韓国の日本大使館と、韓国外務部との間で、集中的に文言を巡るやり取りが行われたとしています。
そして慰安所の設置に関する軍の関与や、慰安婦募集に際しての強制性などが、主な論点だったとしています。
具体的には、韓国側は、軍の指図という表現を求めてきたが、日本側は受け入れず、最終的には、慰安所の設置については、軍当局の要請で、また募集については、軍の要請を受けた業者が、これに当たったとの表現で決着をみたとしています。
また、おわびと反省については、日本側が提示した原案に対し、韓国側が、おわびの文言に反省の気持ちを追加するよう要望し、日本側が受け入れたとしています。
そして、慰安婦募集に際しての強制性について、どのような表現や文言で織り込むかが、韓国側とのやり取りの核心だったとして、最終的に、総じて本人たちの意思に反してという文言で決着したとしています。
韓国側からは日本に対し、金銭的な補償は求めない方針であるという説明があったとしています。
その上で、日本側は当時の宮沢総理大臣、韓国側はキム・ヨンサム大統領まで文案を上げて、最終了解を取ったとしています。
次はサッカーのワールドカップブラジル大会。
日本はギリシャと引き分けました。
1次リーグ突破は厳しくなりましたが、望みはつなぎました。
平日の朝のキックオフ。
出社時間を早めて、会社ぐるみで応援しました。
ニッポン、ニッポン!
勝って、勝ち点3を目指す日本。
前半19分、大久保から大迫へ。
前半38分。
ギリシャの選手が2枚目のイエローカードで退場。
さらにボール支配率を高めます。
前半23分、決定的なチャンスが。
大久保!
後半23分です。
合わせきれませんでした。
決めきれない日本。
岡崎、打てるか?打った!外、外です。
終了間際にフリーキックのチャンス。
シュートは16本。
ギリシャの倍近い数でした。
ここで試合終了!スコアレスドロー!
守りを崩せず、0対0で引き分け。
勝ち点は1でした。
あー!
悔しい結果にも、日本のサポーターは、あの行動を忘れませんでした。
試合後のごみ拾いです。
その輪は、ブラジル人にも広がりました。
グループCでは、コロンビアが決勝トーナメント進出を決め、残りは1枠。
日本は第3戦でコロンビアに勝つのが最低条件です。
ただ、コートジボワールがギリシャに勝つと、日本は1次リーグ敗退。
コートジボワールが引き分け、日本がコロンビアに2点差以上で勝てば、決勝トーナメント進出が確実になります。
ギリシャがコートジボワールに勝つと、日本とギリシャで、得失点差の勝負になります。
勝たなければならない相手、コロンビアは世界ランキング8位。
強力な攻撃陣が特徴で、司令塔のロドリゲス選手は、2試合連続でゴールを挙げています。
コロンビア戦は、日本時間の25日午前5時、キックオフです。
この土日は、西日本の太平洋側を中心に、雨量が多くなる見込みです。
北上する前線の影響で、九州では、あすからあさってにかけて、局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあります。
土砂災害や低い土地の浸水などに十分な注意が必要です。
鹿児島市内の今の様子です。
激しく雨が降っています。
先ほどから雨が強くなってきました。
西から延びる前線の影響で、九州南部や奄美地方には、発達した雨雲がかかり始めています。
午後5時までの1時間には、鹿児島県の十島村中之島で、33.5ミリの激しい雨が降りました。
前線は、あすには西日本の南岸に北上し、活動が活発になる見込みです。
九州では今夜遅くから雷を伴って激しい雨が降り、あす未明からは、南部を中心に局地的に、1時間に50ミリから70ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。
あす夕方までに降る雨の量は、いずれも多い所で、九州南部で200ミリ、九州北部で120ミリと予想されています。
その後も前線が停滞するため、あさってにかけて、九州など西日本の太平洋側を中心に、雨量が多くなる見込みです。
気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水などに十分注意するとともに、落雷や突風にも注意するよう呼びかけています。
イスラム過激派組織と政府軍との間で、激しい戦闘が続いているイラク。
対応が注目されていたアメリカは、最大で300人の軍事顧問を派遣して、イラク軍の訓練に当たらせるなどとする支援策を発表しました。
激しい戦闘が続くイラク。
治安当局などによりますと、北部のタルアファルでは、イスラム教スンニ派の過激派組織が、空港の大部分を占拠して立てこもっているほか、首都バグダッドから北に120キロのサマラでは、過激派組織が近郊の村を新たに占拠。
これに対し政府軍は、各地の奪還に向けて、大規模な軍事作戦の準備を進めているということです。
対応が注目されていたアメリカ。
オバマ大統領は19日、声明を発表し、イラク政府への支援策を明らかにしました。
また、イラクに戦闘部隊を送る考えはないとしながらも、今後の情勢によっては、限定的な軍事行動を取ることもありうるという考えを示しました。
オバマ大統領が派遣を表明した軍事顧問。
主に軍の精鋭部隊である特殊部隊で構成されます。
アメリカはこれまでも、各国に軍事顧問を派遣していて、その国の軍を支援するため、部隊の訓練を指揮したり、作戦計画や戦略を助言したりしています。
今回は、イラク軍の中枢に軍事顧問を送ることで、戦闘作戦に助言をしていくとともに、今後、アメリカが空爆などの軍事行動を取らざるをえない事態になったときに備えて、過激派組織の動きなどの情報収集を強化すると見られます。
一方、軍事顧問の派遣では、かつて苦い経験があります。
ベトナム戦争でアメリカは、当時の南ベトナム政府軍への支援を理由に、当初、数百人の軍事顧問を派遣しましたが、その後、人数が膨れ上がって、軍事介入へとつながり、泥沼の戦争へと突入しました。
今回のイラク派遣について、アメリカ議会下院の民主党トップ、ペロシ院内総務は、特殊部隊による軍事顧問の派遣は、人数が増える傾向があるので、慎重になるべきだと述べ、警戒感を示しています。
イラクの人たちはアメリカの支援策についてどう見ているのか。
戦闘を逃れて避難してきた人たちは。
アメリカ政府は、今後、イラクへの支援策を実施するとともに、ケリー国務長官を、今週末から中東諸国などに派遣する予定で、事態打開を外交的にも探ることにしています。
大手ビールメーカーのサッポロホールディングスは、酒税が低い第3のビールとして発売した商品が、酒税の高い商品に当たる可能性があるとして、酒税の追加分を自主的に納めることを正式に発表しました。
サッポロホールディングスは、去年6月に発売した、サッポロ極ZEROにビール系飲料の中で最も低い税率を適用しましたが、国税当局から、税率が妥当か確認するために情報提供を求められ、先月、この商品の製造を取りやめました。
サッポロは酒税の申告を修正して、追加でおよそ116億円を、自主的に納付することを決めました。
ビール各社は今回の問題をきっかけに商品の成分や製造方法の確認に慎重な対応を迫られそうです。
プロ野球の速報です。
ソフトバンクは3回、柳田のタイムリー2ベースなど、打者11人の攻撃で7点を挙げました。
気象情報は岡村さんです。
こんばんは。
九州にかかり始めているこちらの雲、梅雨前線に伴う発達した雨雲です。
あすは西日本中心に、そして、あさって日曜日は東日本まで、広く雨となりまして、特に九州では激しい雨、非常に激しい雨が長く降り続くおそれがあります。
今回は梅雨前線の接近で、雨が降るということなんですね?
そうなんです。
きょうは梅雨前線、南西諸島付近にありましたが、あす土曜日は九州南部まで北上します。
ここに大雨を降らせるような、非常に湿った空気も流れ込みまして、九州ではあす、局地的に1時間に50ミリから70ミリの非常に激しい雨が降りそうです。
さらに、あさって日曜日にかけて、前線や湿った空気が関東南岸まで進みます。
このために、日曜日は関東から九州まで広く雨となりまして、特に低気圧周辺、九州は大雨が長く降り続きそうですし、伊豆諸島などでも、日曜日は激しい雷雨のおそれがあります。
土砂災害などに厳重に警戒をしてください。
では、あすの予報を見ていきます。
2014/06/20(金) 19:00〜19:30
NHK総合1・神戸
NHKニュース7[二][字]
▽会期末 集団的自衛権で自公は ▽W杯1次突破に望み 【キャスター】武田真一,【サブキャスター】上條倫子,【気象キャスター】岡村真美子
詳細情報
出演者
【キャスター】武田真一,【サブキャスター】上條倫子,【気象キャスター】岡村真美子
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