≫日本が迎えたワールドカップ第2戦。
グループステージ突破へなんとしても勝利がほしい日本代表。
そして、前半38分。
選手が1人多い、優位な状況でがむしゃらに攻め続けるザックジャパン。
しかし、最後までゴールを割ることができずグループステージ突破へまさに、がけっぷち。
優位に立ちながらもなぜ勝てないのか。
日本が積み上げてきた4年間はなんだったのか。
今夜も、日本サッカー界のレジェンド3人が日本代表の戦いを徹底討論。
そして、日本が強いられる苦しい戦いの連続を世界のレジェンドたちはなんと大会前から予言していた。
≫ビバフットボール!なんでこんなに悔しいんだ!モヤモヤするんだ!すばらしいんだ!フットボール!2014FIFAワールドカップブラジル。
モヤモヤ感がすごいです。
大島さんモヤモヤしていませんか?≫私も朝、ユニホームを着てテレビの前で祈りながら応援していたんですが悔しいですね。
≫綾部さん、日本代表はよく踏ん張ったというべきでしょうか。
≫いろいろ、いいたいことありますし。
ただ悔しいですけどまだ終わったわけではないのでね。
とりあえず頑張ってほしいとしか言いようがないですね、我々サポーターとしては。
≫選手が一番悔しいと思うんですが又吉さんはどうですか?次に向かって吹っ切れてますか?≫まだ、かなり引きずっていますね、僕は。
まだ、切り替えられないです。
≫全然、声が出てないけど大丈夫か?お前。
≫1点が遠いですね。
≫モヤモヤ感はありますけど。
≫そして、あとがない日本代表に言いたいことがあるというご意見番をお招きいたしました。
ご紹介しましょう。
まずは、日本代表の元祖ナンバー10FC岐阜監督のラモスさんよろしくお願いします。
続いて、日本サッカーリーグ時代対戦相手としてラモスさんといろいろあったというフジテレビサッカー解説の清水秀彦さん、お願いします。
≫よろしくお願いします。
≫そしてもうお一方2002年日韓ワールドカップのキャプテンの森岡隆三さんにお越しいただきました。
皆さん、よろしくお願いします。
≫というわけで今日は大島さんと僕らがお三方に質問させていただきますのでよろしくお願いします。
ラモスさん、怒ってますか?≫怒ってます。
≫後ほど伺っていきましょう。
≫ナタールですよ。
俊哉さん、中村アナウンサーよろしくお願いします。
≫ギリシャ戦から10時間がたちました。
こちら、ナタールは午前7時を回ったところです。
藤田さん、なんともすっきりしない朝となりましたね。
≫すっきりしない、すごいモヤモヤした感じがありますね。
試合内容にももどかしさが残ってしまう。
そんな印象でした。
≫モヤっとした気持ちが残っています。
≫カビラですよろしくお願いします。
昨日の試合今までの戦いとちょっと違う。
でもコートジボワール戦よりはぐっと、上がってきてるはずなのにという。
どういう印象ですか?≫そうなんですよ。
ですが、非常にモヤモヤ感。
みんなにハテナマークが残ってしまうような試合でした。
選手ももしかしたらそれを感じてしまったかのように。
そんな思いがあります。
そして、4日後のコロンビア戦に向けて大きく問題点が残ってしまったかなと思います。
≫藤田さんが現場で感じた疑問点とは一体なんなのか日本代表の最新情報と合わせて後ほどたっぷりとお伝えしてまいります。
≫また、よろしくお願いします。
そしてハリーは今夜どこに行っているんでしょうか。
ハリー、お願いします。
≫ハロー、ハロー、私は今戦う日本男児が英気を養う街新橋に来ております。
ファイターたちに熱い2つの質問を聞きたいです。
それがこちら。
まず、日本代表にこれだけは言いたい。
そして、続いてはスタジオにいるラモスさんにこれだけは聞きたい。
皆さんには、モヤモヤ全部解放、出していただきたい。
そして、スタジオにいるラモスさん、心をオープンにして待っていてください!≫だいぶハリーやばいんじゃないですか?いろんなところにロケ行き過ぎちゃって。
≫モヤモヤし過ぎですよね。
≫新橋だとラモスさん世代の人がたくさんいますから言いたい放題言ってくるんじゃないですか。
お酒も入ってそうですし。
≫楽しみですね。
≫受けて立っていただけるということでね。
≫清水さんもお願いします。
普段は、いろいろ言っていただけますから。
≫グループCです。
日本対ギリシャ日本の2戦目。
ナタールです。
ドゥナススタジアムです。
このフォーメーションです。
FIFAの公式大会、2005年コンフェデレーションズカップ大黒のゴールで下している経験がある我らが日本です。
1−0。
勝ちたい勝たねばならない、日本。
香川、ベンチです。
いつもの円陣です。
勝利への念、高まるこの瞬間。
ギリシャのラインナップです。
守りが堅いといわれているんですけれどもコロンビアには3失点しているという。
前半2分です。
大久保、突破していく。
山口のシュート。
ここ、ラモスさんこのチャレンジですよね。
≫最高だったプレー。
大久保のチャレンジ。
そして山口蛍。
これはブロックにあいます。
ここ、キュッと入っていっている。
股を抜く。
≫さすが、大久保ね。
≫そしてこのシュート。
≫いいトラップしてるのにもったいなかったな。
≫前半2分、勢いを感じる日本の攻めです。
7分です。
森岡さん、トラップ通っていたら本当、脅威ですね。
ディフェンダーには。
≫決定的になるシーンでした。
ただ、裏を狙いにいくゴールへ向かっていくぞというそういうプレーは立ち上がりから見えましたね。
≫相手を警戒させるには十分なビッグプレー。
トラップ、惜しいところでした。
ギリシャの堅いディフェンス。
ここから一気にくるかカウンター。
コネ、速いシュート、枠です、これは。
川島、セーブするんですがしっかりいっている、枠に、コネ。
これ、清水さんスペース空いてしまいましたね。
≫そうなんですね。
前と後ろ空いていてボランチのところに大きなスペースができています。
≫追いかけているの本田ですからね。
≫こういうところに若干前がかりだったというのありますがカウンター浴びやすい形ですね。
本田が必死になっていますね。
≫シュートが枠にいきます。
前半10分のシーンでした。
そして、19分。
大迫、シュート。
大久保が落として大迫のシュート。
ボールが収まるんですけどね。
そして、21分です。
大迫、中に入ってシュート。
巻いていればという。
キーパー、カルネジス飛ばせますが…。
ラモスさん。
≫これはすごく気持ちのいいプレーでしたね。
取られたあと、また取り返してシュート、フィニッシュまでいくのはすごいですね。
≫大迫の粘り強いプレーからのシュート。
≫非常によかった。
≫しかしこういうシーンもあります。
ギリシャ、突っ込んでくる。
そして、カツラニスここでファウルです。
いってますね。
スパイクで。
大迫、倒される。
イエローカードこれは当然でしょう。
カツラニス。
この1枚。
覚えておきましょう。
29分です。
ラモスさん。
≫あまり思うようにいかなかったですね。
もうちょっと曲がればよかったですね。
壁を越えたあとに入ると思ったら…。
≫カルネジス、セーブです。
ミトログルーが負傷でケアを受けている間森岡さん、相談をピッチで…。
≫時間があってしゃべれるのはいいんですがこれだけ集まってこんなに話をするというのが何かしっくりきていないのかなと感じましたね。
≫違和感、感じているのかどうなのか。
長友のクロスに大久保。
徹底して右サイドきますね、清水さん。
≫でも、大久保は間に飛び込んで入ってきますよね。
こういうプレーはいいプレーだと思うんですよね。
大きさ関係ありませんからスペースに飛び出しますから。
≫速いクロス、有効ですね。
≫そうですね。
38分。
ここで、カツラニスもう、1枚もらっているぞ。
ここはどうだ…。
長谷部を倒した形。
≫グループC日本対ギリシャ。
退場者を出した、ギリシャ。
しかし、前半40分。
インターセプトからカットされます。
そして、シュート。
森岡さん、危ないですね。
≫そうですね。
ここでクリアしたあとにちょっと止まっている感があるというか。
もう少しこの辺を緊急性を持って動きたいんですが。
≫枠いっています。
≫もうちょっと行くべきでした。
下がっちゃった…。
≫川島、本当にギリギリでした。
左手1本です。
≫ナイスセーブ。
≫前半42分のシーンです。
ラモスさん、ボールは回せているんですけどね。
≫持たせてるんですよね、わざと。
ただ、横パス、多かったんですね。
もっと縦パス入れるべきだった気がします。
≫ギリシャは全員、自陣に戻っている。
これ、森岡さんやはり意思統一、すごいですね。
≫本当に1人少なくなってよりやることが明確になったという。
だからこそ、このなかなか強固な守備ブロックは崩しにいけなかったですね。
≫チャンスはあるんですがやっぱりブロックされる。
強い…。
そして、カウンターへという意思統一ですよね。
44分です。
カラグーニス、フリーキック。
ヘッド、外れるんですが後ろへそらす。
清水さん≫日本対ギリシャ。
後半です。
0対0そして遠藤が入ってきます。
やっぱりリズムが変えられる男ラモスさん。
≫今の代表で遠藤選手しかいないです。
≫期待するザッケローニ監督。
スコア、0対0。
ゴールがほしい日本。
これ、ビックリしましたね。
≫ちょっと油断ですよね。
こういうシーンを1本作られるだけでもチームには動揺が走ってしまいますから。
≫慎重にいきたいところです。
≫どこかで見たシーンですけども遠藤…。
岡崎、走り込んではいるんですけどね。
いいコントロールしかし誰もいない。
≫どういうイメージだったんですかね…。
≫また遠藤です。
やはり起点になる男。
後ろからチャージ気味なんですが。
≫コートジボワールギリシャ戦と2試合連続で先発出場を果たした山口蛍選手。
今回ワールドカップ初出場の彼を誰よりも喜んでくれている人がいます。
≫山口蛍選手の父、憲一さん。
≫おめでとうございます。
≫ありがとうございます。
≫男でひとつで育ててきた息子が日本代表入り。
お父さん喜びもひとしおのようです。
山口蛍選手がサッカーを始めたのは小学校3年生のとき。
社会人チームでプレーしていたお父さんの影響でした。
サッカーの魅力に取り付かれた蛍少年はサッカー漬けの毎日を送っていきました。
しかし、小学校4年生のとき両親が離婚。
以来、父・憲一さんに男でひとつで育てられました。
≫仕事と子育て。
1人2役をこなさなければならなかった父・憲一さん。
蛍選手にとって思い出の味はお父さんの玉子焼き。
≫ある日、父・憲一さんは子どもたちとの時間を大切にするため大きな決断を下しました。
≫大阪に勤めていましたので大阪に勤めている中でどうしても帰りが遅い朝が早いってなると子どもとの接点がなくなるので。
その接点を取るか、安定した生活をとるかというところで私はそのとき決断したのは、今するべきなのは子どもとの接点を取るべきだと思って会社を辞めたんですけど。
昼間は、その知り合いのところで土木関係の仕事をさせていただいて。
夕方になるとチームで一緒に練習をすると。
夕方、帰ってきてごはん食べて夜は夜で知り合いの水商売の関係のところでアルバイトさせていただいて。
大体夜中2時、3時ぐらいに帰って朝、弁当作ったりとかいう形でやっていました。
≫どんなときでも、下を向くな。
父・憲一さんが身をもって教えてくれた言葉です。
お父さんへ、感謝の気持ちは計り知れません。
≫お父さんへの思いは山口選手のスパイクにもしっかりと刻まれています。
そんな孝行息子がつかんだ夢の舞台。
≫ありがとうございます。
≫そして山口選手は黒髪にある決意を込めてワールドカップに挑んでいます。
≫どんなときでも、下を向かない。
お父さんから学んだ強い心で山口蛍はピッチで戦い続けます。
≫一人ひとりにまたストーリーがあるんですが特に胸を打ちますね。
又吉さん、父と子の絆。
≫お父さんの作る卵焼き、食べたいですね。
おいしそうでしたね。
≫そこかよ、注目するの。
サッカーに関して注目してよ。
≫でも、みんなで代表を作っているということですよね。
≫大島さん、どうでしたか?≫私も父子家庭なんですよ。
なので、父親がこういうふうに活躍することで喜んでくれるのがすごい自分にとって親孝行にもなるし家族の財産や宝物になるのでやっぱり頑張ろうっていう気持ちも芽生えるし、みんながより応援してくれるのもうれしいですし。
日本代表選手は日本代表なだけでない。
1人の選手なんだと今思いました。
≫選手一人ひとりにそういうストーリーがあるわけですね。
第2戦、ギリシャ戦。
いよいよ、終盤戦です。
香川、大迫と代わって入ります。
ラモスさん、これは相当、期待値、上がりましたね。
≫ちょっと遅かったような気がしましたけどね。
もうちょっと早くから出してもいいと思いました。
≫初戦と全然、表情違いますね。
≫やってやるというのが表情に出ていました。
≫しかしコーナーキックは空振り。
怖いですよね。
本田のクリア。
ソクラティスが突っ込んでくるんですが。
≫人数が少ないの関係ないですからセットプレーは。
これもまた。
ゲカス。
≫危なかった、ナイスセーブ。
≫ゲカス、34歳。
森岡さん、これも本当に川島、ナイスセーブでした。
≫ここでやられたらというところでしたから。
チームに勇気を与えましたね。
指先という形。
カバーリング、外れましたね。
≫遅れて入るけど最後までいったことによって当たったことによってシュートも弱くなりましたね。
≫まだまだコーナーキックが続く。
カラグーニスからクリアされたところをコネ。
ダイレクトで打ってきます。
確かにコーナーキックは本当に要注意。
17分です。
20分です。
フリーキック、クリアです。
カウンターいきたいところ。
香川。
ボールが収まらない。
そして…。
チャンスになるんですがこれが…。
ビッグチャンス。
内田、大久保!ラモスさん。
≫これ、ビッグチャンスだったね。
中の選手予測しなかったもんね。
≫23分です。
≫すばらしかった。
タイミング。
≫ふわりとしたボールオフサイドではありません。
そしてダイレクト、大久保。
イメージはナイジェリア戦ですよね。
≫そうですね、横に揺さぶってディフェンスが揺さぶられて、そこからの決定機だったんですが。
決めたかったですね。
≫左足、打ち上げてしまいます。
≫珍しいですよね。
≫気持ちが入りすぎちゃったな。
香川のボール、やさしい…。
オフサイドではない。
≫すばらしい動きにすばらしいボールでした。
≫ダイレクトです。
カメラが追えないほどのスピードでした。
≫横に動いているとき、少し中の選手がね。
≫頭を抱えてしまうというシーンですが、やはり遠藤。
この男が起点になります。
ゲームメーク。
≫結局、前の選手は人が足りないんですよね。
≫相手のディフェンダー必死ですね。
ギリシャは意思統一、やることが決まっていますからね森岡さん。
≫わかっていてもこれだけきっちり守りきるというのは難しいとは思うですがくるところには勇気を持ってアプローチしました。
≫内田…。
≫でも、よくそこまでね。
読みがすばらしかったね。
普通だったらクリアするのにしないで。
そこがすばらしかった。
≫ボールは一旦香川のヘッドのチャンスもあったんですが、見てみましょう。
飛び込んでくる香川。
ボールがこぼれる、反応する岡崎。
そして、ボールを前に出さざるを得ないところに飛び込んでくる内田。
≫でも今みたいに前に入ってくる選手、香川ですけどこれがこういうチャンスを生んでいるんですよね。
ただ、上げているだけではみんな跳ね返りますから。
≫ちょっと上を蹴ってしまった形ですかね、森岡さん。
≫本当に左サイドの長友選手のクロスから右サイドできているわけですね。
チャンスと思ったら出てくるこういうのがもっと見たかったところですよね。
≫32分です。
大久保のミドルです。
これも、枠は完璧にとらえているんですが。
ラモスさん。
≫すばらしかったですよトラップが、前を向いて。
いいシュートでした。
≫カルネジス、横飛びでした。
これも足元にほしかったというところでしょうか清水さん。
≫こうやって絞っちゃって中守っていますから。
あとはマイナス気味でクロスの工夫なわけですよね。
≫バリエーションでも内田選手ありますからね。
≫もっと中入ってもよかったかもしれない。
≫37分。
これに、誰もいない!グラウンダーのボール。
≫激闘続きます。
後半39分です日本対ギリシャ、0対0。
中は本当に固めていますけどね森岡さん。
≫やはり単調なクロスだときっちりと跳ね返されてしまっていますね。
≫こういうときにラモスさん、どういう打開が?≫やっぱりもっと細かいパス速いボール回しで狙うべきだったんです。
それが彼らの狙いだったんですね。
遊び心が中から、中から入ってペナルティーエリアの中に入るとなかなかファウルがもらえないんです。
≫これ、パワープレーという状況になっていますよね清水さん。
≫時間もそうですし吉田も上げていますし。
これをどう使うかです。
真ん中で使うのではなく逆サイドに置いておいてそこをまずターゲットにしてそれを作って前にいくとか。
そういう変化が必要ですね。
ど真ん中に入れてさあやりなさいといわれても単純なボールでは、大きい人は相手のセンターバックも大きいですから。
≫ビッグチャンスではありました。
ギリシャも守っているばかりではありません。
こういうところをえぐってくるシュート。
倒される、岡崎。
しかし、このシーン。
ヒヤッとします。
≫人数はいたのでもっと中からサポートとかがきていればここまで打たれないんですけど。
≫決定的なシーンです。
フリーキックのビッグチャンス。
カルネジス、ほえます。
得点を期待するサポーターの皆さん。
遠藤、枠にはいっている。
カルネジス、阻みます。
一気に、期待高まったところですが吉田、キーパーチャージをとられるというシーンです。
≫キーパー、よかったですね。
≫セービングをほとんどしっかりと外にはじいて。
セカンドチャンスを作らせなかったですね。
≫すばらしいキーパーだったけど。
≫動いてないもんね、最後。
≫ぎりぎりまでボールの弾道を見据えてこのセービング。
巻いて入ってくるが…。
≫行きすぎちゃった、キーパー狙いすぎちゃった。
≫フリーキックの名手つい南アフリカのデンマーク戦を思い出してしまうんですが。
もう、時間がない。
時間がない日本。
ギリシャのサポーターはゲームプランはこういうことですよね森岡さん。
≫10人ですからね。
≫アディショナルタイム。
つなぐことができない日本です。
前へ、前へ。
しかしスローインはギリシャ。
どんどん、ときは過ぎていく。
焦燥感漂う…。
サントス監督、指示を出します。
ギリシャがボールを持てば日本のチャンスがなくなる。
しかし、ここでチャンス。
中へ入れるが、届きません…。
ラモスさん。
≫岡崎の動きも遅かったし最後、本田のミスもあったんだけど、もっとここは全員が前で仕掛けないといけなかった。
もったいなかったね。
ラストワンプレーだったから。
これはもったいないな…。
≫アディショナルタイムに入っています。
もう、祈りのポーズです。
もう時間がない。
0対0。
突っ込んでくる。
≫見せてほしかったですねなんか、もっと。
≫パワープレーのプランとしては吉田が対角にとって折り返したところを周りの選手が詰めるのはよかったのでこれを続けるのかと思ったんですけど。
≫次のプレーは…。
≫キーパーの守備範囲ですね。
その辺は、やはりパワープレーし慣れていないというかそこにプランがチームとしてなかったのかなと思いました。
だったら最後まで貫くのか。
パワープレーならもう少ししっかりプランをもってやってほしかったですね。
≫もう、スクランブル状態ですね清水さん。
≫間違いないですね。
今言われたようにある角度がついたらどんどん入れていくしか方法がないわけです。
フォーメーションを崩しちゃってますから。
なるべくボックスの中でスクランブル状態を作る。
そこで何が起きるか。
ファウルが起きたりとか。
いろいろなことで、ボールを拾っていく。
それしか方法ないです。
≫ラモスさんもったいないですか。
この横パス。
≫もったいないですね。
≫ファウルを取られます吉田選手。
≫シュートを打たそうというボールですから。
跳ね返っちゃうんです。
≫ギリシャのサポーターは大喜びでしょう。
≫これは喜びますね。
10人で、あの時間まで戦えるというのは。
≫もう時間がない。
ギリシャボール。
ときは、刻まれていく。
≫よくこのタイミングでまだここでも勝ち点3を狙っているという。
≫それがすごいですよ。
≫その意思の表れですから。
それは本当にすごいです。
また、ひとチャンスありますから。
≫ちゃんとゴール前に3人きているからね、ギリシャ。
≫3人が攻めてるのすごいよね。
≫戻る意識もね。
≫ここで、笛です。
0対0。
日本、勝てません。
勝たなくてはならない試合勝てません。
この表情。
ラモスさん、このモヤモヤ感。
≫テレビの前で言葉失いましたね。
もったいないですね。
4年間、なんだったんだろうなと。
まだまだ、望みはありますが悔しい。
≫諦めるには、まだしかし早い。
サムライブルーです。
≫なぜ、1点も取ることができなかったのか試合後、選手たちがそれぞれの思いを語りました。
≫それをまだ、違う形でゴールを破るというアイデアが今日は欠けていたというふうに思います。
≫相手が10人で僕たちが主導権握る、ボール回す時間は多くなりましたけど。
≫ラストパスなのか最後のシュートなのか。
ちょっとわからないですね。
≫10人になって相手があれだけ引いてブロックを作った中でどう崩すのは出てきた課題かなと思いますけど。
今日の相手は高さもありましたし。
≫サイドからクロスが多く上がっていたんですけど中の枚数がちょっと足りないかなというのは後ろから見てて思ってましたし。
ほとんど僕らがボールポゼッションをできていた中で後ろ1人削って中にクロス上げるとき入っていってもいいじゃないかなと僕も個人的に思っていたのでそういう意図も監督にあったと思いますしチャンスをそこで作れなかったのは残念です。
≫こういう大舞台だからこそ決めて、チームが勝利できるために貢献しなきゃいけなかったと思うので、今日に関しては本当に、自分の責任だと思うし。
≫試合内容はよくなっていると思いますし。
ただ、あとは前の選手が決めるかという試合だったのですごく責任は感じています。
≫自分も動きがよかったので何かはできると思っていましたしもっともっとそこに入れるべきだったなと思っています。
≫数的優位を生かせなかったことについては…。
≫相手が1人少なくなってからのほうが試合が難しくなってしまったという部分では難しいですね。
≫逆に引かれてやりづらくなったというのが正直あって。
ただ、その引かれた中でもチャンスはあったし。
それを決めきれなかったのは自分たちの責任だし。
チーム全体の責任だと思います。
≫しかし落ち込んでいる暇はありません。
≫前向いて、最後できるだけ点取って勝てば、チャンスあると思うので。
≫最後も、もちろんやっぱり自分たちのサッカーにもこだわりながら最後、結果にも常にこだわっていきたいです。
≫相手のことより自分たちのことをしっかりと整理して…。
≫努力が報われなくても本当に自分たちがやってきたことをおいて、勝ちに全力で行くだけだと思います。
≫自分たちに必要なのはとにかくコロンビア戦勝ち点3を目指して戦いに行くことだけだと思っているので。
より攻撃的にいったんですけどギリシャの堅い守備を破ることはできなかったですけど。
≫このギリシャ戦が行われましたナタールです。
藤田さん、日本代表次のコロンビア戦に向けてどこを修正していくべきでしょうか。
≫まず、コンディション面でベストにもっていってほしい。
そのあとに試合中に感じていた違和感というのを1つずつ解消して臨んでほしいですね。
≫試合中に感じた違和感というのは具体的には?≫日本代表の最大の持ち味だったパスマークからの崩し。
これが少し影を潜めてシンプルなクロスに徹してしまったんですね。
≫その点に関しては本田選手をはじめ選手たちも話していましたね。
≫それから、これまでかたくなに拒んでいたパワープレーというのを最後、使ってしまった。
≫吉田選手がずっと前線に張っていたパワープレー。
≫最後、これみんなが思っていることだと思いますが交代枠が1つ残っているにもかかわらずこれを使い切ることのなかったというところで選手もここを感じているんじゃないですかね。
≫そういった違和感をコロンビア戦までに修正しなければならないと。
≫その日本代表今から2時間後にナタールを出発してキャンプ地イトゥに戻ります。
午後からコロンビア戦に向けて練習を開始する予定です。
藤田さん、日本代表にひと言お願いします。
≫とにかく勝ってほしい。
僕たちはその勝利を信じてこれからも応援したいと思います。
頑張ってほしい。
≫以上、ブラジル・ナタールからお伝えしました。
≫日本中を落胆させたコートジボワール戦。
不完全燃焼に終わったギリシャ戦。
グループステージ突破へ崖っぷちに立たされたザックジャパン。
この緊急事態を過去に予言していた男たちがいた。
これは、今から2年前。
ある国で、フジテレビが独自に行ったインタビューです。
元ブラジル代表キャプテンドゥンガは知っていた。
≫今大会の2試合を振り返ってみても勝負を仕掛けるロングパスは少なく日本の武器である細かいパス回しではミスばかり。
ドゥンガさんの言うとおり日本代表は集中しているようで全く集中していないのです。
元日本代表監督トルシエは知っていた。
≫コートジボワール戦で自陣の左サイドをぼろぼろに崩された日本。
選手たちは、自分の役割やフォーメーションにこだわるあまり混乱状態。
もし、臨機応変に対応する能力があれば再び主導権を取り戻すこともできたはず。
ちなみに、トルシエさんは12年前ドゥンガさんは実に19年前にこのようなことを感じていたとのこと。
5大会連続でワールドカップに出場している日本ですがまだまだ問題点は山積みのようです。
≫というわけでここから討論会を始めていきたいと思います。
皆さん、よろしくお願いします。
ちょっと森岡さん大先輩お二人がいてやりづらいという話をしてましたがお願いします、討論のほう。
ちなみに2002年にともに戦ったトルシエさんのお言葉、森岡さんはどう受け止められましたか?≫そのあとに、責任感が強すぎてプレーがのびのびできないようなことというのは今大会を見ていると多少感じるところはありますね。
最後、あとは遊び心というかアイデアというものもそういうところは要因はあるのかもしれない。
≫まじめさが逆効果になっているという。
≫もちろんいいところもあるんですが最後の最後のところそういうところが出てしまったかもしれません。
≫そして、ラモスさん。
闘将ドゥンガさんがちょっと集中しろと。
単純なことのように思えるんですがいかがですか?≫今でも、僕日本にずっといるけど結構、今でも感じますよ。
集中していない選手が多いんです。
集中力、すぐ切れる。
本当に国立競技場の芝生の上でミスパスする選手がいるなんて。
有り得ない。
集中していないです。
集中していればそんなミスをするはずがない。
≫皆さんにもレジェンドたちに負けないくらい厳しい意見をぶつけ合っていただきたいと思います。
≫こちらの討論には名門・北陽高校サッカー部で全国大会への出場経験もある又吉さんにも加わっていただきます。
お願いいたします。
≫ちょっと並びがおかしないですか?≫又吉さん、いつになく顔色が悪いですが大丈夫ですか。
あなたも一応この番組でもサッカー番組を2年やらせていただいているんですから。
そこはガンガン討論していってくださいよ。
≫顔色がジャケットの色に近づいてきたんですけど。
≫青ざめてますよ。
≫しっかり討論してください。
≫では最初のテーマにまいります。
コートジボワール戦に逆転負けを喫し退場者を出したギリシャにはスコアレスドローでしたがこの2戦の日本代表の戦いを見て結果を出せない要因はどこにあるのでしょうか。
問題点をズバッと挙げてください。
≫日本代表、2戦未勝利の要因は。
それでは一斉にフリップ、オープン。
≫いろいろ伺っていきましょうか。
清水さん対応力ということなんですが。
≫サッカーというのは当然いろいろなことが起きます。
今日の試合だったら、やはり相手が10人になってしまった。
いろんなシチュエーションが出てくる。
そのときそれに対応する力。
それは、選手が決めていかなければいけません。
1回1回ベンチから監督がどうのこうのじゃなくてそれを感じとって実行していく。
ですからそういう部分で物足りなさが非常にあると。
ですから、10人の相手にどうしていくのかと。
遊び心だとかアイデアという言い方をしました。
それを統一していかないといけないです。
その部分がちょっとないなというか。
残念だと思いました。
≫続いてラモスさんお願いします。
戦う姿勢ですね。
これは?≫2試合を見ていると、その姿勢が伝わってこないね。
特に2試合目のときにみんながコメント見ていると今度は最後の試合にしたいと。
勝てないと悪いとか言っていながら最初からそういう姿勢がなかった。
逆に、相手は10人になったあとに、明確に本当に、引き分けでも体張って最後まで、諦めないプレーしていたけど日本はボールを回しているだけで真剣に本当に勝ちたいという選手が足りなかった気がします。
≫日本とギリシャ戦にいたってはギリシャのほうが勝ちたい気持ちが上回っていたと。
≫全員、上でした。
気持ちが。
≫口だけになってしまったんじゃないかと。
≫この前の試合でどこが悪いかわかっているのに自分たちで改善すればよかったのにそれ、できていない気がします。
≫そして、森岡さん迫力不足ということですがこちらは?≫やはり、初戦コートジボワール戦の立ち上がりからですがどうも、選手のコメントにありましたけど自分たちの戦い方ができないというところを含めて、なぜあれだけボールを奪いにいくという姿勢がなかなか見られなかったのかなと。
それはチームとして個人的にはいろんな気持ちがあったと思うんですよ。
戦う気持ちももしかしたら持っているかもしれなかったですが整理されていないからかチームとしてのボールを奪う迫力というかそういうところが最後まで見られなかったなと。
今日のゲームに関しては少しはありましたけどただ、ボールのひと転がりポジションを集中する変えるとかそこぐらいまで集中して。
ラモスさんおっしゃりましたけどそういう強い気持ちを持ってもっともっと攻撃的な守備を。
そこが売りだったと思うので見たかったですけどね。
≫素人の意見ですが迫力不足とか戦う姿勢ってこれは、なぜこういう大舞台で、このためにやってきてそれが出ないというのは緊張とか、そういうことがいろいろ重なってこうなってしまうということですか?ここにきて戦う姿勢が弱いっていうのは。
≫やはり、それはあると思うんですけど。
ただ個人スポーツじゃないですから。
チームはベンチもスタッフも含めてのものですから日本の1つのチームとしてもっともっと失点したあと、鼓舞するところももっと見たかったんですが。
≫そして、又吉は躍動感ということで、これは?≫皆さんの言っていることと共通すると思うんですがコートジボワール戦から普段の日本のみんながフルパワーで100%ぐらいの力で動き回ってという雰囲気が、あまり見ていて伝わってこないというか。
そういうときのほうが本来、アイデアとかもいっぱい生まれるんですよね。
それぞれがこうしてみよう。
そして2人、3人と攻撃の人数が増えていったりとかそれが、あまりないんじゃないかなと。
≫部活とかやっていると高校とかで覇気がないぞ、お前らって言われたりしましたけど。
≫負けてたり怒られたりするときって普段以上にアイデアがなくなったりするじゃないですか。
≫そういう部分が少なかったと。
≫では続いてのテーマは何よりも重要なこちらです。
決勝トーナメント進出へわずかとはいえ望みをつないだ日本代表。
グループステージ最終戦コロンビア相手に求められるのはもちろん、勝利です。
≫すべてが決まる、第3戦。
見せてほしい日本のサッカーとは。
一斉にフリップ、オープン。
≫伺っていきましょう。
清水さん、お願いします。
≫又吉さんがいいことを言ったけど日本の特徴は前から追ったりそのボールを引っ掛けて連動しながら攻めていく。
単純に言えば相手の運動量を完全に圧倒して、それで相手をばてさせるぐらいのそして、それをゴールに結びつけるという。
ですから、次はだめでもいいからこれをやってほしい。
≫そして、ラモスさん日の丸の誇りということですが。
≫清水さんが言ったように日の丸の重みがみんな、わかってるはずです。
これはやっぱり戦術とかどうこうじゃなくて一人ひとりが自分たちの持っているものをここで、出し切れないと終わってしまう。
これでいいのかなと。
一応、国を代表している人たちだからぜひ、これを日の丸の誇りを忘れずに試合に臨んでほしい。
そのひと言だけです。
あとみんながやればできるんだもん。
力持っているんだもん。
なんで今回の大会が力を出し切れないのか。
環境が悪いとかいろいろ言われているけど4年間やってるんだもん。
1回、原点に戻ってまず、日の丸の誇りを持って試合してほしいです。
監督を無視しろ。
≫最後、ピリッと怖いこと、きましたけど。
森岡さん、ボールへの執着心ということですが。
≫本当にシンプルなところですがうまさだけで、打開できるほど勝ち点3取れるほど簡単じゃないですよね。
勝利を手繰り寄せる彩というかそういうものをボールへの執着心。
球際の意識も含めどのくらいその思いが強いかというのが。
強ければ強いほど勝利に近づけるのではないかと思うんですね。
流れを変えるとか含めて。
そういうところはもっともっと見たいですね。
≫細かいところでのボールへの執着心ですね。
そして、又吉がスーパーゴールということで。
≫気持ちの入った雰囲気を変えて代表がみんなが乗っていけるような1点でいいかわからないじゃないですか。
複数点数が必要かもしれないのでまず、スーパーゴールが決まって乗っていってほしいですね。
≫いろんな意見飛び交いましたけど。
≫大島さんは、日本代表どんな戦いを見せてほしいですか。
≫やっぱり喜ぶ姿が見たいですし日本代表の選手が喜ぶ姿。
サポーターが歓喜する姿を一番、みたいですね。
≫選手の喜びが我々サポーターの喜びに直結するわけですからぜひともお願いしたいです。
≫ここで、新橋にいるハリーを再び呼んでみましょう。
ハリー、そちらはどんな状況ですか?≫はい、こちら新橋で1杯やっているサムライたちも≫皆さん、新橋からです。
うっぷんを晴らしたい新橋のサムライたちから集めたラモスさんに聞きたいこと。
そして日本代表に言いたいことレジェンドの提言と一緒にどうぞ、こちらご覧ください。
≫日本人選手が仲良すぎなんじゃないかって。
なれ合いとかそういうのがあるんじゃないかと思います。
≫ちょっと今は少しやわらかいということですか?≫そうですね。
もっとお互いに厳しくいったほうがチームの状況もよくなるんじゃないかと。
そういうのが必要かなと思います。
≫ラモスさんだったらギリシャ戦ではゴールを決めていましたか?と。
≫結構、決めていいチャンスあったじゃないですか。
大久保選手のところとか。
ラモスさんだったら僕は決めていると思います。
≫ラモスさんに聞く前にこの人の予言はこうだった。
元フランス代表フォワードヴィルトールは知っていた。
≫時には、仲間割れを起こしてでも強引なプレーが必要。
ワールドカップは個人のテクニックやチーム戦術の品評会ではないのだから。
≫というわけでございまして今の意見聞いていかがでしたか、ラモスさん。
≫仲いいから悪いじゃないけどもうちょっとお互いに厳しく言ってもいいじゃないかとは思いますけどね。
いい人すぎる。
ピッチの中では。
やっぱりもっと言ったほうがいいですか?≫言ったほうがいいです。
本人のためにもチームのためにもなりますから。
遠慮すること全くない。
≫言うことによってチームワークがちょっと乱れてしまうようなことはないんですかね?≫どうですかね。
≫逆に何も自分の思うことを言わないのは逆に問題だと思います。
≫目的は1つだから。
勝つために一緒にグラウンドに出てるんだからね。
≫確かに、僕も思うけど仲良すぎるから文句言えない。
でも下らないミスしてるからチームそうなるよって。
チームのためだよ。
本人のためじゃないんだから。
そこでもっと言ってほしいね≫又吉、どうですか?≫仲がよすぎる。
そうですね。
自分の意見ははっきり言ったほうがいいでしょうね。
≫お前、なんでこの流れでお前にフリがこないと思ったんだよ。
4人でやってるんだからね。
≫確かに、でも、大会のときは言うべきですよね。
言う癖をつけたほうがいいでしょうね、日本も。
確かに僕もあまり言えないので。
だけど戦いの世界では言うべきなんでしょうね。
勝つためには。
≫だいぶ又吉さん動揺したみたいですが。
≫油断しないでくださいね。
≫僕にもパスくるときあるんですね。
≫当たり前だよ!≫更に、新橋のサムライたちからのご意見が届いているようです。
レジェンドの提言と合わせてご覧ください。
≫今の日本の決定力で勝てるの。
今、日本代表の決定力がすごい、問題となっていると思うので次節のコロンビア戦、決めて勝つことができるのかぜひ伺いたいです。
≫今日のギリシャ戦は見てていかがでしたか?≫非常に何回も決定機があったのに決められなくて残念でした。
≫なんであんなにゴールが決まらないんでしょうか。
≫ワールドカップが始まってから相手も強いんでしょうけど全然、ゴール決まらないと思って。
本田さんのゴールが全然決まらないので。
もっと、コロンビア戦では決めてほしいので。
≫スタジオの皆さんに聞く前にこの人の意見は。
元イタリア代表の点取り屋。
インザーギは知っていた。
≫チームの決まりごとも大切だが監督の指示ばかり待たずにとっさのアドリブも必要。
ファンタスティックなプレーなら、決してザッケローニさんも怒らないと思いますよ。
≫レジェンドは本能のままに動くストライカーということですがやっぱり、そういったストライカーというのはディフェンダーとしては怖いものですか、森岡さん。
≫やはり予測がきかないと。
ディフェンスも対応が必ず後手に回りますので例えば、こんなとこからシュートを打たないだろうという態勢でも打たれたりするとここからその先の対応が1個1個遅れていってしまいますね。
≫皆さん、やはり予想をつかない攻撃をしていったほうがいいということですか、日本も。
≫そこであまりにもめちゃめちゃになってしまうと…。
バランスが大事だと思いますが。
≫無理してもだめだし。
どうですか?清水さん。
≫感覚というのは一番大切だと思います。
ゴールするというのは一番難しいことだから、ある意味。
そこにフィニッシャーというしっかりフィニッシュできる人。
その人の持っている感覚を逆に周りが生かすという。
本人もそうだけど周りも生かしてあげる。
パスがうまいとかじゃなくて点を取るのがうまければいいんだから。
その感覚を生かしてあげる。
日本でいったら岡崎をもっと生かしてあげる。
そういうことは考えてもいいと思います。
≫又吉さん、いかがですか?≫そうですよ。
≫ちょっと、又吉さん。
ド頭そうですよっていわれても困るんですがなんですか?そうですよって。
≫サッカーでいうとフォワードというのは皆さん指導者も言われるといわれるんですが自由度を与えているんですか。
決まりはないんですか。
≫ある程度自由度はあるよ。
あまり、わがままには言わせないけど。
ちゃんとしっかり自分もいくんだけど仲間もいかせるプレーをするっていう≫基本のルールはあってそこからの発展というかいろんな変化があっていいということですよね。
≫得意なプレーあるでしょ。
例えば先ほど言った岡崎だったら飛び込んでのダイビングヘッドとか。
そういう球を入れてあげるように周りが工夫すればいいだけ。
≫ちなみに大島さんはラモスさんに聞きたいことありますか?≫私はギリシャ戦を踏まえて次のコロンビア戦では日本代表がどう変わるのかなっていうのを聞いてみたいです。
ラモスさんに。
≫ラモスさんそういった意見がありますが。
≫僕、逆に知りたい。
どう変わるのか。
でも、僕は彼らは力を持っているのにはっきり出さないのかわからないです。
ただ、もう1回原点に戻って、今までやってきたことはなんだったのか、4年間くらい。
日本のよさはなんだったのかと、もう1回。
そこで、もう1回最初からのスタートでいってほしい。
高い位置でボールを奪いにいって恐れるべきではない。
そうすると勝てないわけじゃないんです。
どんな試合でも難しいんですが勝てないんじゃない。
勝てると思います。
ただ、そういう切り替えが必要だよね。
今のやり方がうまくいっていないから責任とってやるべきです。
速いボール回しサイドからの攻め。
3〜4人ぐらいペナルティーに入るとか指示を出す人が必要です。
≫具体的に監督、選手同士で話し合ったほうがいいと。
≫一番ベストだと思います。
≫やるべきだということですね。
≫続いては、日本の決勝トーナメントを大きく左右するグループCのもうひと試合コロンビア対コートジボワールです。
≫コロンビア対コートジボワールです。
ブラジリアナショナルスタジアムです。
コロンビア対コートジボワール。
コロンビアが勝つとグループリーグ突破確実となります。
それを、阻止したいコートジボワール。
ドログバはベンチです。
最初のチャンスはコロンビア。
グティエレス。
徹底的に速いですね。
≫よく見てるんだよな。
≫そしてグティエレスシュートはミートしません。
前半28分のシーン。
ふわりとしたボールに走り込むんですが…。
≫10番の選手でしょ。
≫ロドリゲスが上げてグティエレスです。
コートジボワールのこのシーン。
31分のシーン。
ボックス内果敢に打っていきます。
オスピナ、キャッチ。
ラムーシ監督。
ゴール、ではないです。
ここ、惜しいですよね。
本当にゴールといいたくなるんですが…。
惜しい、そしてきましたよ。
ラモスさん、ドログバ。
沸きます。
≫彼入っただけで雰囲気変わった。
ドログバが入ります。
クアドラード、コーナーキック19分。
ここに、ハメス・ロドリゲス。
コロンビア、1対0。
≫みんなでサンバを踊る歓喜のシーンです。
ドログバがついている形ですが。
≫ついているのは5番ですけどね。
うまく前に入りましたね。
奪われます。
≫速いですよね。
≫決まるというシーンにやはり決めてくる!キンテーロ初出場、ゴール2対0コロンビア。
しかし、ディエ選手お父様を亡くしたばかりという。
≫やっぱり日本もこういうことは得意なわけだからこういうのをやればいいですね。
≫高い位置からボールを奪ってこの決定力がほしい、日本。
ジェルヴィーニョです。
ジェルヴィーニョ!決める男です!ジェルヴィーニョ。
≫気持ちいいですね。
ペナルティーエリアの中に入るとなかなか足を出しづらいんですよね。
すばらしかったですよ。
速いですね。
≫触ってはいるんですが2−1。
コートジボワール。
ヤヤ・トゥレからボリーです。
ボリー、速い。
ゴールを挙げたばかりのジェルヴィーニョ。
オスピナ、キャッチ。
ビッグチャンス。
しかし、ここで笛。
コロンビア、勝ち点6。
90年イタリア大会以来24年ぶり決勝トーナメント進出を決めます。
このコロンビアが次の相手なんだ、日本!≫ご覧の結果コロンビアが決勝トーナメント進出決定です。
日本は次のコロンビア戦へグループステージ突破の望みをつないでいます。
≫世代交代を進めるニューイングランドの象徴は、エンブレム同様3人の若きライオンたち。
ダニエル・スターリッジ。
ラヒーム・スターリング。
そして、ダニー・ウェルベック。
あふれ出るエネルギー燃えたぎるパッション。
ピッチで躍動するヤングライオンたちは全世界に衝撃を与えた。
しかし、憧れの舞台ワールドカップはそんなに甘いものではなかった。
≫対するウルグアイは今大会最も恐れられているゴールゲッター三銃士。
エディンソン・カヴァーニディエゴ・フォルランそして、ルイス・スアレス。
コスタリカとの緒戦。
主砲カヴァーニが前評判どおりの実力を見せ付けるがまさかの、逆転負け。
怪我の影響で出遅れるスアレスの不在は痛かったが不完全燃焼のままピッチをあとにした。
≫ワールドカップという舞台で敗北の味をいやというほどかみ締めた、男たち。
ここで立ち止まっては生き残れない。
ここで立ち止まるほどやわじゃない。
勝利が絶対条件の第2戦。
歓喜の美酒に酔いしれたのはニューカマーか。
それとも、百戦錬磨の男たちか。
≫ウルグアイ対イングランドです。
サンパウロアリーナです。
決勝トーナメント進出へ両国とも負けられません。
ウルグアイは初戦、怪我で欠場したエース、スアレスをスタメンで起用です。
攻撃的な布陣で勝負に出る。
一方のイングランドですが左サイドを務めたルーニーがトップ下での出場という形です。
ワールドカップデビューゴールあるのか。
10試合目のルーニーなんですがね。
エースを徹底的にマークするイングランド。
かたやウルグアイはこのルーニーのつぶし。
徹底的にマークします。
ジェラードフリーキックのチャンス。
31分です。
ルーニー!これ、角ですよね。
森岡さん…。
≫この、ついてないといえばついてないですけど最後の最後までウルグアイの選手も抵抗しているというのはコースに助けられることになったかもしれません。
≫スアレス、ゴール!ラモスさ。
≫ゴールもすばらしかったけどパスの丁寧さがすてきだったな。
≫このカヴァーニですよね。
ここでちょっと間をつけて。
≫まさに死のグループグループオブデス。
グループDです。
ウルグアイが1点リードで試合、後半です。
コーナーキックチャンス。
パンチングです。
≫完全にニアポストの位置見てるね。
≫とられない、ロドリゲス。
カヴァーニ!ハートが出ていて。
ちょっと枠をとらえられなかったか。
≫ドリブルで倒されてもそこでやめないところがこういうのを生みますからね。
≫ロドリゲスのあの粘っこいプレーですね。
≫あの執着心ですよね。
≫そして2分後です。
ルーニー!どうして、入らない…。
ムスレラ、セーブです。
≫完全にフリーだったんだけど正面にぶつけちゃうんだね。
歴史的な瞬間、ルーニー。
10試合目ワールドカップ初ゴール!森岡さんサイドバックがここまできて。
≫ここで、止まらないのがいいストライカーの証明ということじゃないでしょうか。
≫決めてきます。
≫きっちり止まらないで最後まで最高を想定して動いてましたね。
≫1対1。
40分です。
スアレス!勝ち越し、2対1!ラモスさん。
≫やっぱりストライカーですね。
≫でも、カヴァーニが絡んでいるんですね。
≫シュートもすばらしいですね。
そんなにチャンスはないのに少ないチャンスでものにするなんてさすがストライカー。
≫ワールドカップ7試合目で5ゴール。
スアレス。
結局この試合、このゴールが決勝ゴール。
敗れたイギリス明日のイタリア、コスタリカ戦の結果次第でグループステージ敗退が決まってしまう。
≫清水さん勝敗分けたポイントは?≫まさに、決定力スアレスがいたかどうかですね。
怪我で、手術をして1か月やってないわけでしょ。
いきなり出てきてすぐ2点取るわけですから。
それぐらい決定力ですね。
≫森岡さん、このヘッドね。
≫うまかったですね。
本当、ここのシーンでは出てきてないですけど途中、6番のディフェンス頭打っても、続けた。
≫そういうシーンがありました。
≫そういう戦う姿勢。
今、泣いているシーン見てもわかりますが。
≫どれだけのものがかかっているのかという思いが強烈ですね。
≫強烈な思いやっぱり大事ですよね。
≫日本代表も見たいですね。
この気持ちで戦ってほしい。
≫イングランドは2連敗決勝トーナメント進出が≫先ほどウルグアイ対イングランドの結果スーパーが間違っておりました。
正しくは2対1でウルグアイの勝利です。
大変失礼いたしました。
≫今日の日本代表見ましたよね?≫見ました。
≫これだけは日本代表に言いたいこと教えてください。
≫ひと言で、攻めろ!≫出ました。
攻めろ!これ、一体どういう気持ちで攻めろと言っているんでしょうか。
≫本当、今日相手10人だったので絶対点を取れるでしょうというところで。
もっともっと攻めてほしいです。
≫なぜ、齋藤学を使わない!≫具体的に教えていただけますか。
≫やっぱりブラジルって暑いらしいじゃないですか。
足が止まっている中でかつ、どうしても勝たなあかん試合でなぜ、齋藤学を使わない。
次のコロンビアは足元ごちゃごちゃいったほうがいいと思ったんですよね。
≫大久保選手のゴール期待しています。
≫今日、結構活躍してロングシュートとか打っていました。
次の試合にはやっぱり決めますかね?≫決めてほしいですね。
≫私も決めてほしいです。
≫ずばりこれですよ。
≫必要なのはサムライスピリットですね皆さん。
≫そうです!頑張れ、日本!≫ということでほかにも前半から遠藤を出すべきでは?ほかにも今の日本の選手に足りないものは。
そして、パワープレーするハーフナーとか豊田とか、いたほうがよかったのではとかいろいろな指摘、クエスチョンがありました。
新橋の皆さんありがとうございます。
以上、新橋ジャパンでした。
≫ありがとうございました。
いろいろなご意見ありましたがご意見番の皆さんにもまだまだ言い足りないことがあると思いますので最後のテーマいきましょう。
勝負は最後の最後までわかりません。
日本代表の選手たちへそしてザッケローニ監督へ今どうしても言っておきたいことはなんでしょうか?≫絶対に絶対にこれだけは言っておきたい。
皆さん、一斉にフリップオープン。
≫まず清水さん。
ぶっ倒れるまで走り切れと。
≫僕は精神論とかあまりこういうの好きじゃないんだけどザッケローニというより選手たちにも、やりきってほしい。
先ほど言ったように走力をもとにしてこのチームは出来上がっているはずなの。
攻撃もディフェンスも。
やっぱり2試合見ていて、足がつっちゃって動けなくなる選手。
日本代表にはまだいないですよね。
ですからやっぱり最後この3試合目はそのくらいの気持ちそうなるくらいまでやってほしい。
そういうことです。
≫そして、ラモスさんはフリップのほうがないんですがこれ、どういったことでしょうか。
≫魂でプレーしてほしいだけです。
あと、この4年間を無駄にしない。
悔いのない試合をしてほしいですね。
彼らの人生、4年間をずっとここにかけていたから自分の夢をつかむ、勝って。
≫魂で勝ってくれと。
そして森岡さんが瞬間をプレーしろということなんですが。
≫思いは同じですね。
最後の最後まで一瞬一瞬を精いっぱい瞬間、瞬間を自分がやるべきことをやるだけだと思うのでここまでやって負けたらしょうがないというぐらいまで胸を張って帰ってこれるくらいのプレーを見せてほしいです。
≫ボールへの執着心とか全部込みで瞬間、瞬間をプレーしろと。
そして又吉さん。
≫現時点での日本の最高を見せてもらいたいということです。
日本のサッカーは進化してるんだぞと。
強いんだっていうのを見せていただきたいんです。
≫ちょうどいい機会。
多分、周りの人たち特にマスコミがコロンビアに勝てないんじゃないか。
日本、負けるんじゃないか。
これ、チャンスだと思う。
歴史を作る。
これ、いい試合して勝ってほしいですね。
≫第3戦で勝てばまだ終わったわけじゃないですから。
ここでもう1回ぐっとやってもらって。
プレーの実際采配とか具体的なことではどうなんですかね?その辺は。
≫僕、監督の采配疑問を持っていますけど。
最初から遠藤も使うべきだったし相手が10人になったときになんで早く手を打たなかったんだろうなって。
≫新橋ジャパンの方も言っていましたが齋藤学選手とか使ったらどうなのかと。
≫みんなサッカー知っている人は同感なんですよ。
素人でもわかっているのになんで監督は動かないのか。
コーチもベンチもみんな誰も言わなかったのかなって。
≫3枚目のカードをどうして切らなかったのかなって思ったんですけど。
≫本当に、その辺がわからないところではあるけどあとに可能性を残すためにそういうふうに考えたのか。
3戦目に可能性を残したとかね。
そこはわからないところですけどでも、やっぱり基本的には使うべきだったと思います。
3枚目を。
それが最善を尽くしてだめだったらだめという部分も踏まえてですよ。
最後の試合は今度の3戦目は勝ち点どうのこうのじゃない。
みんなが言っているように魂込めて、とにかくすべてを出し切るということに集中したほうがいいと思う。
≫力あるんだもん。
みんな、うまいんだもん。
ただ、今回のワールドカップみんな、ほとんどの選手が自分たちの力を出し切ってないというのはちょっとおかしいね。
≫本領発揮してない選手が多すぎると。
4年間、ここに向けてやってきているわけだからそれを、出していただいて。
≫暑さに負けたりとかさ緊張で負けたりとか言い訳は聞きたくない。
≫ワールドカップ経験している森岡さんからも。
≫こうやって皆さんから熱い思いが街の皆さんの声もそうですが届いているわけですよね。
それを重荷にしてほしくないんです。
それが1つの足を止める要因になってしまっているのかもしれませんが逆に背中を押す最高のパワーに変えて、前向きに。
最後の最後まで前向きに戦ってほしいです。
≫ラモスさん、やっぱり信じてベストを尽くして。
≫我々も信じているから。
残り90分しかないからぜひ、自分たちの力を出して勝ってほしい。
恐れることはない。
≫スペシャルサポーターの大島さん最後になりますけど、ひと言。
≫自分自身にとにかく熱狂してください。
自分自身に。
それが一番かなと思います。
≫すべて忘れてプレーに集中して熱狂して。
そうすると自ずと扉は開けてくる。
≫開くんじゃないかと思います。
そしたら気持ちが1つにもなると思います。
≫まだあるんですよ終わってないんですから。
≫望みをかけたいです。
2014/06/20(金) 19:00〜20:54
関西テレビ1
2014 FIFA ワールドカップ ブラジル デイリー[字]
日本中が手に汗握った予選突破への大一番!日本×ギリシャ戦で熱狂しよう!日本の勝敗ポイントをラモス&森岡&清水が解説!死のD組ウルグアイ×イングランド
詳細情報
番組内容
ついに開幕した〈2014 FIFA ワールドカップ ブラジル〉。前日に行われた世界一を目指すグループA、Bの強豪国の熱戦の模様、さらにはザックジャパンの激戦を振り返っていく。
各国の選ばれし選手たちは、どんなスーパープレーを魅せるのか?そしてザックジャパンの第2戦ギリシャ戦の戦いぶりは?4年に一度の祭典を余すところなくお届けする。
出演者
【スペシャルサポーター】
大島優子
【スタジオ】
ジョン・カビラ
本田朋子
清水秀彦
ラモス瑠偉
森岡隆三
ピース(綾部祐二 又吉直樹)
ハリー杉山
【リポート】
藤田俊哉
ほか
スタッフ
【チーフプロデューサー】
松岡正修
【プロデューサー】
太田光史
【チーフディレクター】
尾崎雄介
【制作】
フジテレビスポーツ局
ジャンル :
スポーツ – サッカー
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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