麻生副総理:条件そろうといじめ対象 集団的自衛権説明で

毎日新聞 2014年06月22日 22時50分(最終更新 06月22日 23時09分)

 麻生太郎副総理兼財務相が、宇都宮市で21日に開かれた自民党栃木県連の会合で、集団的自衛権の説明をする際、学校でのいじめを例え話に持ち出し「勉強はできない、けんかは弱い、だけど金持ちの子。これが一番やられる」と述べていたことが22日、分かった。

 大津市の中2男子自殺などを受け、いじめ防止対策推進法が昨年9月に施行され、国や地方自治体は対策に取り組んでいる。一定の条件がそろうといじめの対象になりやすいとの発言は真意を問われる可能性がある。

 麻生氏は来賓として出席しあいさつした。(共同)

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