フープを使ってかれいに宙でまうパフォーマンス空中バレエ。
この高速スピンには謎がかくされている。
だれもが当たり前だと思っている自然の法則や科学の知識。
でもそれは本当なのでしょうか。
答えはやってみなくちゃわからない「大科学実験」で。
きれいだね。
今度は回転。
これも美しい。
おや?速くなった。
足を閉じると回転が速くなるようだ。
開いていた足を閉じるだけで速くなるんだね。
実験でためしてみよう。
この状態で2人が中心に移動すると…。
速くなった。
回っているときに外のほうにあったものが中心に集まると回転が速くなるようだね。
今回はそれを確認するために大がかりな空中ショーをすることになった。
スムーズに回転し中心に集まる様子もわかりやすい装置が必要だ。
直径6mの円形のわくをフープのように空中からつるすことにした。
円形のわくにわたした板の上を人が移動するんだね。
う〜ん…ちょっとわたりづらそう。
そこで空中からつるしたロープを4人のダンサーが上って中心に集まるパフォーマンスにした。
空中ショーらしくなってきたね。
つり下げるロープはじょうぶですべりにくい特別な布を使う。
パフォーマンスを行うのは空中バレエのMichiruさんと仲間たち。
さっそくリハーサル。
(みんな)うわ〜!危ない!回転してるときはバランスとるのが難しいんだ。
ふだんよりうでの力を使わなければならない。
Michiruさんたいへんそうだね。
4人が同じタイミングで中心に集まらないとバランスがくずれて実験がうまくいかなくなる。
練習がんばって!いよいよパフォーマンス当日。
回転数がわかりやすいように1か所だけロープを白色にした。
走って最初の回転をあたえるのか。
一定の速さで回せるよう何度も練習する。
およそ1時間。
ほぼ同じ速さで回せるようになった。
これで準備完了。
4人が同じタイミングでロープを上っていく。
中心に集まったところで手を組んで完成だ。
さあ大実験パフォーマンス開始。
はたして同じタイミングで中心に集まることができるか。
あっMichiruさんがおくれちゃった!手を組むタイミングが難しいようだ。
そこでできるだけ中心に近づくよう体を反らせるポーズをとることにした。
さあ再挑戦だ。
全員が同じタイミングで中心に集まることができた。
回転の速さはどうだったかな?ホントに中心に集まるだけで回転が速くなったのかな?左のほうが速く回ってる!パフォーマーが中心に集まると速くなっているのがわかるね。
速さがどのくらいちがったのか1回転するのにかかった時間を比べてみよう。
人が中心に集まったときが5秒。
集まらないときが9秒。
回転してる間に外のほうにあるものが中心に集まると速くなるんだね。
今回の大実験でかれいな空中バレエの中にも自然の法則がかくされていることがわかった。
だからやってみなくちゃわからない「大科学実験」で。
2014/06/21(土) 19:45〜19:55
NHKEテレ1大阪
大科学実験「高速スピンの謎」[字]
空中でパフォーマンスを行うダンサーは、どうやって回転運動をコントロールしているのだろうか?直径6メートルの回転装置を使って、その原理を調べる。
詳細情報
番組内容
空中につるされたフープを頼りに、華麗に舞う「空中バレエ」。地上では得られない、滑らかで高速の「スピン」が魅力だ。ダンサーは仕掛けを使わず、足を開いたり閉じたりするだけで、スピンの回転速度を変える。なぜ、足の開閉だけで“スピンの速度”が変わるのだろうか? 直径6メートルの装置を使ったパフォーマンスで「高速スピンの謎」を解き明かす。
出演者
【語り】細野晴臣
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 宇宙・科学・医学
趣味/教育 – 中学生・高校生
趣味/教育 – 幼児・小学生
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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