中野
優勝候補アルゼンチン。
28年ぶりの優勝へ。
バロンドール4度受賞。
世界最高の選手、メッシ。
キャプテンとしてワールドカップに挑みます。
解説は都並敏史さんです。
都並
よろしくお願いします。
世界最高レベルの攻撃力を持つアルゼンチンが決勝トーナメントへ。
勝負の一戦。
バロンドール受賞4回。
世界最高峰の選手メッシ。
スーパースターようするアルゼンチンが目指すのは28年ぶりの王座奪還。
その前に立ちはだかるのは、中東の強豪、イラン。
絶対の自信を誇る鉄壁の守備。
最強の攻撃か。
いよいよキックオフ。
手越
さぁ、メッシがどんなプレーを見せるのか。
大注目のグループF、第2戦アルゼンチン対イランの一戦をお伝えします。
北澤さん、よろしくお願いします。
徳島
グループFの初戦アルゼンチンはボスニア・ヘルツェゴビナと対戦しエース、メッシのゴールなどで2対1で勝利しました。
一方イランはナイジェリアと対戦し引き分け、初戦を終え、アルゼンチンは首位。
イランは2位という状況です。
手越
優勝候補筆頭のアルゼンチンです。
素晴らしい選手がそろっていますね。
北澤
いい選手がいるので優勝候補のひとつといっていいでしょうね。
手越
注目する選手は?北澤
世界的に注目するのはメッシです。
今日の試合、僕はディマリアにも注目したいです。
ディマリアが中盤に入ることで献身的にプレーする、持っている技術を実況
ブラジル南東部、ベロオリゾンテ。
美しい地平線を意味するこの都市でアルゼンチン対イランの一戦がまもなく行われます。
2014FIFAワールドカップ、ブラジル。
グループF、舞台は秋の涼やかな風が舞うミネイロンスタジアムです。
間もなく両チームの選手が入りますが、リオネル・メッシ、キャプテンマークを巻いています。
アルゼンチン代表のエースストライカーです。
このメッシが母国を28年ぶりのワールドカップ制覇に導くでしょうか。
ミネイロンスタジアムは割れんばかりの大声援です。
水色と白のユニホーム。
赤のユニホーム、アルゼンチン代表、一方、赤いユニホーム、イラン代表です。
アルゼンチンは28年前神の子マラドーナを要して優勝を勝ちとりました。
再びアルゼンチンは、メッシという選手を送り出しています。
今日勝てばグループリーグ突破が決まります、アルゼンチン。
一方、ポルトガル人の名将ケイロスに率いられ、2大会目のワールドカップ出場を成し遂げたイラン。
初戦は勝ち点1をチームにもたらしています。
ケイロス監督も今日の試合はイランサッカー界にとって大きな冒険になると話しています。
両チームのサポーターが今、選手たちを見つめています。
この後、両国の国歌斉唱。
国歌吹奏が行われます。
アルゼンチン国歌です。
実況
今日勝てばグループリーグ突破。
この大会がメッシの大会になるのか。
2試合連続ゴールを狙うキャプテン、メッシです。
続いてイラン国歌です。
実況
アルゼンチン相手にジャイアントキリング、番狂わせを起こすことができるでしょうか。
イラン代表です。
今日の試合の解説は都並敏史さんです。
スタジアムの雰囲気は、ものすごいことになってますね。
都並
ものすごいですね。
盛り上がってます。
実況
横にいる人の声がまったく聞こえないぐらいです。
アルゼンチンのスターティング・メンバーです。
4−3−3のフォーメーションです。
アルゼンチン代表です。
攻撃陣は非常に強力ですね。
都並
世界最高レベル。
強力な攻撃陣です。
本当に楽しみです。
実況
今日の試合を裁くのはセルビアのマジッチさんです。
一方イラン代表のスターティング・メンバーです。
実況
こちらのフォーメーションは4−2−3−1です。
イランの特徴はどこですか?都並
とにかく守備が堅いです。
しっかりとした守備からカウンターを狙って行くチームです。
実況
序盤、あのアルゼンチンの超強力攻撃陣がイランの鉄壁の守備がカウンターで1点を取るのかというところですね。
都並
アルゼンチンの攻撃陣を抑えることができれば、すごいことですからね。
実況
イグアインやメッシ、アグエロ、ディマリアという前線の4人。
一方のイランもベテラン勢がいます。
前線には若い選手もいます。
攻撃のアルゼンチンか、鉄壁の守備のイランか。
試合が始まりました。
2014FIFAワールドカップブラジル、グループF。
アルゼンチン代表対イラン代表の一戦です。
まずは向こうサイドのタッチを割りました。
左から右に攻めるのが白と水色のユニホーム、セルステイ・ブランコ。
アルゼンチン代表です。
FIFAランキングは5位。
赤いユニホームがアジアの最終予選をトップで通過したFIFAランキング43位のイラン代表です。
ガゴが司令塔の役割を果たしています。
序盤の立ち上がりですが、アルゼンチンは、どうイランの守備を崩して行けばいいでしょうか?都並
イランの守備はどのような狙いでどこで奪おうとしているのかを見つける必要があります。
今もサバレタが持ったときにイランはコースぎりをしていました。
そこは難しくなるので別のところからボールを回しながら探していくことが必要になります。
実況
アルゼンチン代表の選手が1人倒れています。
倒れているのは7番のディマリアです。
ディマリアが右の足首を押さえて倒れています。
ショジャエイが厳しく行きました。
イラン代表は守備のときには全員が自陣に戻ってしっかりとラインを敷いています。
都並
4−5−1のような形になります。
なかなか前に縦パスを通させないシステムです。
実況
アルゼンチンの攻撃陣がこの堅い守備をどう崩して行くのか。
メッシ、イグアイン、アグエロ、ディマリア。
魅惑のカルテットなどと呼ばれています。
世界トップといってもいい攻撃陣かもしれません。
都並
それぞれの個人技と柔軟なポジションチェンジ。
コンビネーション、素晴らしいものがあります。
実況
今はアグエロが左に開いています。
ただイラン代表も5人4人としっかりとラインをしいています。
ロホのクロスはGKが抑えました。
1プレー1プレーに水色と白のユニホームを着たアルゼンチンサポーターの声援がとんでいます。
アルゼンチンを率いるのは、アレハンドロ・サベージャ監督です。
サベージャ監督が2011年に就任してからアルゼンチン代表というのはメッシ中心のチーム作りをしてきました。
サベージャはどんな特徴がある監督ですか?都並
南米でエストゥディアンテスを率いていたときもベロンが中心になるようにしていました。
このチームでもメッシが輝くようにメッシを追いこす選手をたくさんつくっています。
実況
イランのセットプレーです。
蹴るのはデヤガです。
ドイツ生まれの選手です。
ここはゴール前。
セットプレーは、イラン代表。
ここはいかしたいところですね。
都並
そうですね。
いい形の守備から攻撃では速攻を仕掛ける。
セットプレーでも点を取れます。
かなり面白い試合になると思います。
実況
メッシのドリブル。
しかしデヤガが戻ってディフェンスです。
都並
最終的にはメッシがボールを持ってスピードアップする。
それはイランも分かっています。
しっかりと対応しています。
実況
ただメッシにマークが集中すればイグアインやアグエロ、ディマリアが空くんですよね。
実況
アルゼンチン代表のフォーメーションです。
実況
チャンスになる、中央だ。
アグエロ。
シュートまで持っていくことはできませんでした。
ゴールキックに変わります。
都並
今もメッシがボールを持ったときにサバレタが思い切って上げて行く。
それにディフェンスがつられる。
サイドバックが重要ですね。
カウンターが怖くてもサイドバックはどんどん上がる。
そうすれば中央の選手がまた輝きます。
実況
サバレタとロホの上がりにも注目です。
イラン代表を率いるのはケイロス監督です。
実況
アルゼンチンの前の4人は、ボールが入りますとポジションを変えながら動きながら相手を崩していきます。
都並
今日のイランのディフェンスのスタイルだと裏へのスペースがなかなかないのでアグエロとイグアインとメッシのポジションチェンジがどのようにスムーズに行われるかが大事になります。
実況
イラン代表のケイロス監督もテクニカルエリアの最前線まで出てディフェンスラインに指示を送っていました。
かつてはレアル・マドリードなどでも指揮をしたことがある世界的な名将です。
カルロス・ケイロス監督が率いるイラン代表です。
イラン代表のスローインからファールです。
都並
7番のショジャエイはイランを引っ張っていた選手です。
今日は右に使っています。
攻撃力のある選手です。
前線へのクオリティーを意識してのことだと思います。
実況
ホセインに、なかなかクロスボールを通させません。
都並
かたいチームです。
だからこそアルゼンチンはどんどんボールを回して行きたいところです。
ミネイロンスタジアムは、環境が涼しいですから我々日本が戦ったナタールとは全然違いますから。
実況
ナタールやレシフェに比べるとかなり気温が低いです。
今日は23度、湿度も51パーセントです。
秋から冬に変わるブラジルの季節。
まさにその季節の変わり目を感じさせるベロオリゾンテです。
実況
ロホのクロス。
クロスを上げさせません、イラン代表です。
都並
これは、なかなかイランもしぶとそうですね。
実況
予選でも8試合で2失点しかしていないんですよね。
都並
韓国と2試合で0失点ですからね。
実況
初戦のナイジェリア戦でもシュート10本を打たれましたが。
しっかりと抑えていました。
実況
ディマリアが反転する。
イランの壁にはねかえされます。
実況
歓声とため息が交錯しますね、ミネイロンスタジアム。
またメッシです。
メッシ、うった。
メッシのシュート。
都並
ディマリアは、たった1人ですべてを切り裂いてピンポイントのクロスでしたね。
あそこで決まってしまう可能性もあるわけで本当にアルゼンチンは恐ろしいチームです。
実況
ディマリアはレアル・マドリードでヨーロッパ・チャンピオンズリーグを制覇しています。
都並
アンジェロッティ監督がこのポジションに置いてからですからね。
実況
アルゼンチン代表は、サブにも非常に素晴らしいメンバーをそろえている。
インテルで活躍をしています。
パラシオであったりフランスのパリ・サンジェルマンで活躍しているラベッシ。
どの選手が出てきても世界トップクラスです。
ですからサベージャ監督も4−3−3。
いつものメンバーでスタートしましたがどこで味を変えてくるか。
長いボールを放り込んでいく。
都並
サッカーは個人だけの戦いではないですから、戦略、戦術の戦いでもあります。
イランは今のところうまい守備でアルゼンチンを沈黙させています。
メッシ、ディマリアがどのように輝いて行くのか。
こういった引いた守備の中でどう活躍するか注目したいですね。
実況
ミネイロンスタジアムは上空が丸くくり抜かれたような形になっています。
実況
イグアイン、シュートを打つ。
ダイレクトシュートを打ったのは、9番のイグアインです。
今シーズン、イタリアのナポリで17ゴール。
この選手もレアル・マドリードで7シーズンプレー。
7シーズンで107ゴールという数をたたき出しています。
都並
この一連の攻撃、これがアルゼンチンの素晴らしさ。
先程まではサバレタとメッシしか使っていませんでした。
ガゴが入ってきてここに相手のディフェンスがポイントがずれる瞬間があります。
そこをすでに選手たちが自分の経験の中で微調整を入れている。
こういうところがすごく重要です。
実況
今、GKが足を痛めています。
都並
ディフェンスというのは、結局いつも同じ選手が目の前にいれば変化があるだけ合わせていかなければいけない。
実況
この変化にイランのディフェンスがついていけるかということですね。
そしてマラドーナがスタジアムに来ているようです。
スタジアム内のモニターにマラドーナの姿が映し出されて、場内が大きな盛り上がりを見せています。
アルゼンチン代表はこのマラドーナがキャプテンマークを巻いて優勝した86年以来の優勝を目指しています。
そのマラドーナも今日、ミネイロンスタジアムに駆けつけているようです。
試合が再開されてイランのスローインです。
都並
マラドーナが見えたらアルゼンチンのサポーターが一気にヒートアップしましたね。
すごいよ。
ミネイロンが揺れている。
実況
マラドーナ、神の子が見守る前でアルゼンチン代表の攻撃陣が爆発するでしょうか。
一方のアルゼンチンの攻撃を跳ね返しているここまでのイラン代表です。
向こうのタッチラインを割りました。
それではイラン代表のフォーメーションです。
イラン代表は4−2−3−1のフォーメーションです。
時折、4−1−4−1のような形にもなっています。
カウンターの中で起点になるというとグーチャンネジャド、どの選手に注目していますか?都並
そこまで一気に行けばいいんですけど、アルゼンチンのディフェンスもカウンターの起点を狙っています。
ショジャエイ辺りがマスチェラーノの横のスペースをうまく運んでボールをつなぎたいところです。
中盤にいるテイムリアンとネクナムは、経験がある選手です。
実況
イラン代表はカウンターとともにセットプレーでも得点を狙いに行きたいところ。
これが1本目のコーナーキックです。
ここは主審のマジッチさんがグーチャンネジャド、マスチェラーノに対して注意を与えています。
16番のグーチャンネジャドがイランをワールドカップに導いたエースストライカーでもあります。
ここは中央。
跳ね返して行く。
ここは一気にボールを奪った。
ここからドリブル突破。
7番のディマリア。
メッシにボールを渡してメッシからイグアインへ。
都並
珍しくイグアインがミスしました。
実況
ここは主審に当たりました。
先ほどのコーナーキックを見て可能性を感じますか?都並
非常に複雑な動きをしていましたけどヘディングの読みがいいですからね。
実況
ガライとフェルナンデスこの選手がしっかりと守っていますからね。
都並
アルゼンチンは35得点。
実況
ディマリアの左足。
これは枠の上です。
都並
センターバックのフェデリコ・フェルナンデス、裏のスペース。
ちょっとやられるケースがあってそこが狙いどころと言われていました。
イランはカウンターが得意なのでしっかりとそこを抑えていかなければいけません。
実況
今日は試合中にケイロス監督がどんな秘策を打ち出してくるか。
ここまでアルゼンチンはシュート3本のうち2本が枠内に飛んでいます。
実況
イラン代表もネクナムやテイムリアンにボールが渡ると左右にボールがうまく配球されて行きます。
都並
ハジサフィにボールが入ったときに前を向けるスペースがありました。
ワンタッチで後ろに落として一瞬アルゼンチンのディフェンダーを止めてからサバレタの空いたスペースで、という形を取りたいんじゃないでしょうか。
アルゼンチンは特に右サイドのメッシを生かすために4番のサバレタがかなり上がってきます。
その裏側、そこを突くのがイランの狙いだと思います。
実況
南米予選でもそこを突かれましたからね。
実況
アグエロのシュート。
キーパーのハギギ、片手1本でセーブしました。
都並
今のはいい攻撃でしたね。
サイドのアグエロからのパスをディマリアが流してイグアインは、その間に動いていました。
実況
いったんこの攻撃陣はパスが渡りますと面白いようにパスが回ります。
都並
イランは縦パスを防いでいるんですけれどもディマリアがさっきやったように流すようにされるとディフェンスが前に立とうとするとずれる。
それで間が空く。
そこで個人技が大事です。
実況
まさに個人技でイランの壁をうち崩そうというアルゼンチンです。
また一段とアルゼンチン代表を応援するサポーターの声が大きくなってきました。
都並
縦にショートパスを出す。
個人で今のようにボールをずらす、あるいは横の人が縦に出すなど、いろんな技があります。
実況
ディフェンスに当たってコーナーキックです。
アルゼンチン代表はこれがコーナーキック1本目になります。
ディマリアがゆっくりとボールに向かっていきました。
フェデリコ・フェルナンデスとガライが上がってきます。
ガライは今シーズンベンフィカで6ゴール。
セットプレーでも得点力がある。
ここはゴールの右です。
ロホです。
このロホもサイドバックですが、189センチ。
都並
大柄でね。
上下動もできるし、いい選手ですね。
実況
ロホ、サバレタ、両サイドバック、サベージャ監督は南米予選でも使い続けてきました。
どちらかというと同じメンバーを起用して連携を高めてきたというイメージです。
都並
ロホにしてもサバレタにしてもサバレタはちょっと守備が上手なタイプですが攻撃と守備のバランスが整っている、6−4とか5−5とか、そういう感じのタイプの選手がサベージャ監督は好きですね。
ブラジルのディフェンスだと7−3とかいう選手がいるじゃないですか。
ブラジルなんかでは、特に攻撃力がないとバツとされます。
アルゼンチンは守備にもうるさいです。
実況
ラインを割ったようです。
アルゼンチンの攻撃陣、得点を奪いにいきますが、それを支えているのがマスチェラーノを含めて5人ということになります。
都並
エストゥディアンテス時代にも練習を見たことがありますが自分達がしっかりと守備をする。
実況
アグエロから裏のスペースへ。
ここは中央。
ディマリアのシュートは枠をとらえ切れませんでした。
先ほどからこのディマリア、守備に攻撃にと。
都並
ディマリアもすごいですけど、アグエロもターンした瞬間に左へ出しているディマリアがコントロールしやすいところにボールが落ちる角度的に難しくてGKのほうに行ってしまいがちなんですけど。
実況
これは枠の上。
イランの選手が1人倒れています。
サデギが倒れているようです。
サデギは2度目のワールドカップになります。
イラン代表のディフェンス陣には、このサデギを含めまして4番のホセインにモンタゼリ、プーラディ。
経験値の高い選手をディフェンスには置いているイラン代表です。
一方、そこから攻撃に転じますとヨーロッパでプレーしている21番のデヤガ。
あるいはグーチャンネジャド。
こういった選手がカウンターで一気に力を見せてきます。
イラン代表といいますと、都並さんもかつて戦ったことがあると思います。
昔のイランと今のイラン、どんなイメージの違いがありますか?都並
個人の技術は高いです。
パスワーク、個人技、ドリブルを使って抜いていく。
そのイメージは変わっていないんですけど、ケイロス監督のサッカーは、守備を重視している、これは今までになかったサッカーです。
どちらかというと、攻撃で良さを見せていくチーム構成の代表でした。
実況
イラン代表は4回目のワールドカップ、イラン代表がアジアの強豪を倒してワールドカップに出場したのが1978年です。
今回が4度目の出場です。
初のグループリーグ突破に向けてアルゼンチン相手に番狂わせを起こしたいイランです。
都並
経験のあるディフェンスとボランチ、ある意味アルゼンチンにも通用するところがあります。
取ったボールをグーチャンネジャドやショジャエイが前に持って行くスピードのところではフェデリコ・フェルナンデス、ガライというのは、世界トップクラスですから、そこをぶっちぎれるかどうか。
そこで負けてしまうケースが出てくると思うので、まずは、セットプレーで活路を見出したいですね。
実況
ディマリアの正確なクロスが入るがここはゴールラインをわっています。
ディマリアは先ほどひとつ長いボールになりましたがああいったクロスもレアル・マドリードでは非常に正確にゴール前に配球していました。
今シーズンヨーロッパ・チャンピオンズリーグで優勝したレアル・マドリードでも活躍している7番のディマリアです。
実況
メッシのシュート。
最後に足を入れたのはホセイニです。
実況
イランもよく守っています。
都並
縦パスが出るタイミングをしっかりと見ています。
実況
ここで上がっていく。
前半の30分を経過しました。
依然0対0です。
都並
今のようなカウンターをもう少し中まで持って行きたいんですがやっぱりフェデリコ・フェルナンデスの対応がいいですね。
都並
つながせながらもDFのいい選手というのは、縦のボールを見ている。
実況
メッシが倒されました。
フリーキックのチャンス、距離は20メートルあるかないかというところ。
実況
この位置からのフリーキック。
誰が蹴るでしょうか?メッシかディマリアか。
メッシは初戦のボスニア・ヘルツェゴビナ戦でもゴールを決めています。
2試合連続ゴールなるか。
キャプテン・メッシ。
一方ディマリアもよく曲がる左足のキックを持っています。
主審のマジッチさんがイランの壁に対してバニシングスプレーを施しました。
実況
さぁ、場内がメッシのゴールを期待しています。
都並
この距離はメッシも得意だから最初はメッシじゃないかな。
実況
メッシが蹴った。
クロスバーの上です。
大きなため息が漏れました、ミネイロンスタジアムです。
都並
駆け引きをしています。
キーパーは右にいるのに右に蹴ると見せかけ逆へという駆け引きをしていました。
実況
メッシの正確なキックから初戦でもディフェンダーのオウンゴールを誘い点を取りました。
都並
コンディションがいいのがはっきりと分かるようなプレーを初戦で見せていました。
実況
デヤガの突破かrセットプレーのチャンスを得ましたイラン代表です。
実況
早いリスタート。
実況
テイムリアンのディフェンスに大きな声援です。
アルゼンチンサポーターとイランサポーターの他にブラジルのユニホームを着たサポーターも何百人以上という数がいるんですが、そのサポーターが何かイランに声援を送っていますね。
都並
サッカーを見る目も非常にレベルが高いですから、いいプレーをしっかりとわかっています。
アルゼンチンのライバルですしそういうことももちろんあるでしょう。
実況
過去優勝2回、3度目の制覇を目指しています。
今日、勝てばグループリーグ突破が決まります、アルゼンチン代表です。
都並
今のは、ガゴは股抜きを狙ったんですよ。
こういうところも個人技。
縦パスをふさがれた時にどうするかという遊びも入れたプレー。
実況
ガゴも左ひざを負傷して間に合うかどうかと言われていましたが、ワールドカップ開幕直前に復帰してきました。
このガゴが南米予選でも前の4人にいいパスを出していましたね。
都並
このガゴもサベージャ監督、中でキーマンですね。
もともとは、わがままな選手でした。
しかしバランスを気遣って前の選手を生かすようなプレーをしています。
実況
ここもファールです。
ここは少し角度のある位置から5番のガゴが倒されました。
中盤で司令塔の役割を果たしている5番のガゴ。
実況
メッシが蹴るようです。
先制点なるか。
前半の35分。
ここまでは依然、0対0。
イランがアルゼンチンの攻撃を跳ね返しています。
キャプテン、メッシ。
メッシのボール。
ここは合わせて来た。
2番のガライ。
都並
これは決めたかったね。
実況
悔しさのあまり倒れこんだガライです。
このガライはベンフィカでも6ゴールを決めています。
都並
ガライのイメージではもう少しメッシがスピードのあるボールを入れてくると思っていたんだと思います。
そういうヘディングでした。
実況
ディフェンスには、競り勝っていましたね。
ここまでアルゼンチンが今のシュートで10本。
一方のイランは1本。
ただ、よくアルゼンチンの攻撃を耐え抜いていますイラン代表です。
どんなチームにもチャンスというのはきますか。
都並
間違いなくきますから、それを決めることができればおもしろいことになりますね。
実況
ジャイアントキリングを起こすことができるか、イラン代表。
実況
ポゼッションで見てみますと、アルゼンチンが76パーセント。
イランが24パーセントです。
都並
今のはマイナスに来ると読んでいました。
ホセイニがそれをしっかり読んで突っ込んでいました。
非常に経験が豊富だなと感じます。
実況
アジアの予選でもチーム最多15試合に出場しています。
都並
堅いディフェンスというのは、組織で人数を増やして自陣にこもったとしてもセンターバックが個人で強くなかったら絶対弱いんです。
この間のギリシャもそうですけれども、センターバック2人が強烈に強いじゃないですか。
だからこそ、なかなか崩せない。
そういう形をイランも作っています。
実況
アジア最終予選ではわずかに2失点で首位通過、イラン代表です。
その守備。
ここまではアルゼンチン代表にも通用しています。
都並
組織でカバーリング、距離感をそろえたとしても、最後のところはFWがすっと交わしたときにどこに行くか予測できるそういうポジションをいかに取れるかです。
実況
ネクナムが今もしっかりとパスコースをカットしました。
しかし、すぐにボールを奪いかえす、アルゼンチン。
アルゼンチンは見てみますとこのマスチェラーノが守備に攻撃にと大車輪の活躍をしています。
都並
ちょっと後ろにしながらね。
方向を決めたり。
実況
ここはゴールの上。
ピッチ上、影が3分の1ほどピッチの上を覆っています。
気温が24度。
ミネイロンスタジアムです。
都並
今までのところはイランも本当によく守っているという感じの前半です。
選手達はピッチの中でいろいろと動きを変えて、何とか深く攻め込みたいと思っていますがまだサイドしか使えていないという前半です。
イグアインからディマリアに落としたシュートがありましたね。
あの形がたくさん出るようになるとアルゼンチンの攻撃は成功していって点に近いという形になると思います。
ここまではまだ1つしかありません。
実況
イラン代表のセットプレーです。
ここを生かしたいデヤガのボール。
グーチャンネジャドへ。
デヤガ、非常に正確なキックを持っています。
イングランドのフルアムでプレーしていました。
今シーズン5ゴール。
ドイツ生まれの選手です。
都並
デヤガのボールもちょっとふんわりとしたボール。
こぼれ球を作ろうという狙いが感じられました。
実況
今度はどんな種類のボールを蹴ってくるのか。
イラン代表。
ここはホセイニ。
今のもデヤガの素晴らしいキックからホセイニでした。
都並
正確ですね。
実況
都並さんが仰るようにセットプレーからのワンチャンス、ツーチャンスあるかもしれませんね。
都並
いいところですよね。
実況
フェデリコ・フェルナンデスとガライのディフェンスに競り勝ったホセイニです。
間もなく42分になろうかというところ。
アルゼンチンはここまで10本のシュートを打っていますがまだゴールを割ることができていません。
実況
6番のネクナム、アジア最高のボランチという評価も高いネクナムです。
サベージャ監督も両腕を組んでベンチで戦況を見つめるという状況になっています。
都並
サベージャ監督は満足はしていないでしょうね。
実況
一方のケイロス監督の頭の中はどんな作戦が練られているでしょうか。
都並
ケイロス監督は前半の守備は非常にいいですから、このまま0対0でいって後半も相手の動きを見ながら微調整してどこかのタイミングで攻撃的にね。
実況
イグアインのシュート。
都並
今度は早いボールを入れましたね。
実況
今のは、シュートかクロスか、速いボールでした。
都並
速いクロスでその前に、チョ〜ンと飛び込んで来てもらって、コースを変えるような選手が来てほしかったでしょうね。
イグアインは。
実況
イグアインもあのバティストゥータやクレスポがつけた9番をつけています。
その後継者ともいわれている9番のイグアインです。
実況
アグエロのボール。
実況
グーチャンネジャドがテクニックを見せる。
実況
ここはコーナーキックです。
都並
ディマリアが評価されている一番の理由は献身性です。
こんなにうまい人がこんなに走れるのか。
という意味で世界で評価されています。
実況
間もなく前半の45分になろうかというところ、依然として0対0です。
イランがよく守っていますね。
都並
後半のサベージャ監督の動き、どういうことをしてくるか、人を代えるのか、あるいは、個々の選手にポジションを変えろというのか、見てみたいですね。
実況
アディショナルタイムは2分です。
アルゼンチンは控えの中にもラベッシやパラシオなど非常に攻撃的な選手を控えさせています。
サベージャ監督の采配もどういった選手導入があるでしょうか。
都並
できが悪いとか重たい選手がいるわけではないので今出ている選手の中での微調整でも代わる可能性はあります。
実況
オーレ、オーレの大歓声です。
ミネイロンスタジアム。
都並
いいボールがきた。
実況
ここは倒されてイランボールのフリーキック。
都並
ちょっとイグアインがボールが足についてない感じだな。
実況
ケガが明けですからね。
前半アディショナルタイム。
間もなく2分になろうかというところ。
都並
ここの位置からのフリーキックが多いということは、ここを基点にしたいという狙いが見えます。
実況
ハジサフィのミドルシュート。
前半最後、イラン代表がシュートを打ちました。
ここで前半終了の笛が吹かれました。
2014FIFAワールドカップ、ブラジル。
アルゼンチン対イランの一戦。
アルゼンチンの攻撃陣をイランのディフェンスがここまでは0点に抑えきっています。
実況
2014FIFAワールドカップブラジル大会。
アルゼンチン対イランの一戦。
前半を終えて0対0。
アルゼンチンがシュート11本を打ったんですがイランは守りきりました。
都並
そうですね。
11本の中でも何本かディフェンスが行っている中で無理やり打っているという形でした。
3点ぐらいかな。
絶好機は。
実況
ポゼッションは27パーセントと73パーセントでした。
イラン代表も何度か惜しいシーンがありましたね。
実況
後半、キャプテン・メッシが恐らく黙っていないでしょう。
アルゼンチンの攻撃陣を引っ張っているキャプテン・メッシ。
場内もメッシのゴールを期待しています。
都並
前半は、おとなしめに見えたかもしれませんがいい選手というのは相手との距離間もいいから無理して突っ込むとカウンターになるだけだとわかっています。
相手がバランスが崩れたときにいきなり来ますからね、メッシは。
そういう状況をサベージャ監督が作っていかなければいけないわけです。
都並
消耗イコールディフェンスの距離感が開いてしまう。
そういうところがスピードアップするタイミングです。
それを待っているわけです。
実況
ケイロス監督に鍛えられたイラン代表。
今日は気温も低めですしどこまで持ちこたえられるか。
そしてワンチャンス、ツーチャンスをものにするか。
ドイツ生まれのデヤガが何やら話をしていました。
都並
それこそが駆け引き。
前半のアルゼンチンのパスワークに騙されて疲れているようではイランはキツいです。
でも前半のイランは消耗を抑えながら守りました。
後半のスピードアップにこれが生きます。
実況
アルゼンチンが勝てばグループF突破が決まります。
一方のイランが決まれば今大会最大の番狂わせを起こすことになります。
間もなく後半の45分がキックオフされます。
グループF、アルゼンチンかイランか。
今、後半の45分が始まりました。
2014FIFAワールドカップブラジル、グループF、アルゼンチン代表対イラン代表です。
左から右に攻めるのが赤いユニホームのイラン代表です。
まずはアルゼンチン代表ディマリアが中央でボールを持ってメッシは中央に下がって待っています。
都並
すでにちょっと変化が出ていますね。
サベージャが狙って右サイドのボールを意識しています。
これによって、どういう変化が出てくるか楽しみですね。
実況
今、左にディマリアがいて中央にメッシがいます。
都並
左でつくって右で仕留めるという形を狙っているのかもしれません。
実況
コーナーキックはアルゼンチン代表です。
向こうのタッチラインを割りました。
スローインです。
メッシが中央にいることで右を使えるようになるし左にもスペースができる。
メッシが決めることもできるし、おとりになることもできるということですね。
都並
形上そういうことが想定されるというわけで実際に選手が体現できるかは別問題です。
実況
超満員のミネイロンスタジアム。
今日はこのスタジアムにアルゼンチンを優勝に導いたマラドーナも来ています。
マラドーナも26歳でキャプテンで優勝しました。
メッシも同じ26歳、キャプテンマークを巻いています。
都並
世界ではメッシはマラドーナを超えたといわれていますが、アルゼンチン国内ではまだメッシはマラドーナを超えていないと言われています。
実況
アルゼンチン国内では、国内でプレーをしてヨーロッパに行かなければ認められないという風潮がありますね。
メッシは幼い頃からスペインでプレーしていました。
実況
パスを出したネクナムもリーガ・エスパニョーラで7シーズンプレーしていました。
今日、対戦しているメッシやクリスティアーノ・ロナウドともリーガ・エスパニョーラでは対戦経験があります。
今日はネクナムとテイムリアンがこの2人がイランのディフェンスラインの1つ前でアルゼンチンの攻撃をくい止めています。
実況
メッシが2人を抜いて行く。
そして右に転回、サバレタのシュート。
これはクロスか。
メッシから攻撃が始まりました。
マンチェスター・シティで活躍しているサバレタです。
都並
サバレタが上がって、ディマリアがサイドで上がってアグエロが前にいる。
ディフェンスラインが広がりますよね。
その瞬間から1列後ろのメッシにボールが入ってチャンス。
そしてトップスピードです。
都並
今のような形を多くつくって、メッシがボールを待つ前に、いろいろ選択肢を広げてあげたいところです。
都並
ガゴもキレイなターンですね。
ワンタッチで、何のへんてつもなくやりましたけど。
相手のディフェンスがプレッシャーをかけている中でのターンですからね。
一人一人の個人技。
追い詰められたときの逃げ方、非常にうまいですね。
実況
クロスが上がる、アグエロの前。
アグエロにあわせていきました。
都並
アグエロは今ボールに届いていました。
実際は。
逆に強いボールでヘディングしてシュートをしたかったのでためました。
その分だけタイミングが合わなかった。
逆にそれでタイミングがズレてしまった。
角度がないところからキーパーを抜いてシュートするには速いボールが必要なのであえてためる必要があるわけです。
実況
カウンターになるショジャエイ。
モンタゼリから中央。
グーチャンネジャドのヘディングシュートでした。
この形です。
都並
素晴らしいです。
ショジャエイがやっぱりテクニックがあるので、マスチェラーノはきりきり舞いさせられました。
実況
今のグーチャンネジャドのシュートで一気にアルゼンチンサポーターにも火がつきました。
都並
そしてモンタゼリ、2回目でしたよね。
少しずつクロスを出してくるんでしょうね。
実況
6番のネクナムに対してイエローカードが出されています。
今大会は、グループリーグ2枚のイエローカードで次の試合は出場停止です。
ネクナムはこれが累積の1枚目。
都並
この駆け引きこそがサッカーの醍醐味です。
優勝候補といわれたアルゼンチンがイラン相手に前半苦しんでいる。
絶対に後半から前がかりになってくるということを想定してケイロス監督はモンタゼリに行けと言っているわけです。
その狙い通りでしたね。
あれが決まってしまったらすごいことですよ。
ケイロスの狙い通りです。
実況
まさに戦略か、監督としてはレアル・マドリードも率いました。
マンチェスター・ユナイテッドでは、ファーガソン監督の右腕として活躍していました。
ファーガソン時代のマンチェスター・ユナイテッドではコーチとして戦術面や練習をほぼこのケイロスが見ていたそうです。
そのケイロスの戦術。
アルゼンチンを苦しめています。
ここもまたショジャエイ。
ショジャエイからデヤガが走っていく。
サバレタがキープしているが。
実況
これはデヤガが激しく抗議をしています。
裏に抜け出そうとしていたデヤガ。
スピードがありました。
都並
ちゃんとボールを蹴っているのでペナルティーではないです。
実況
プーラディがヘディングでクリアしました。
コーナーキックはアルゼンチンです。
メッシが中央にポジションを取ってボールが左右でキープできるようになったアルゼンチン。
そこからの攻撃の展開がここまで続いています。
アグエロへのヘディングでというところでした。
イグアインがファーサイド。
ロホもいます。
都並
味方同士がぶつかっちゃいましたね。
実況
もう一度コーナーです。
1人倒れています。
都並
ゴールキックですね。
実況
デヤガの突破のシーンです。
都並
ああそうか、サバレタの足がボールを蹴れていないということなんですね。
こっちから見てるとボールをしっかりクリアした後に足がかかっているように見えましたが今のはちょっとスローで見ると、ぎりぎりでした。
タックルを受けたほうは体感があるんでしょうね。
審判的には難しい判断だと思います。
外側にボールが行ってしまったので。
実況
ここまでアルゼンチンは12本のシュートを打っています。
一方のイランはここまでシュート4本。
ただ何か、イランにも可能性を感じさせるプレーが先ほどから何度かありました。
セットプレー、そしてカウンター。
持ち味で二度三度、決定的なチャンスがありました。
実況
イラン代表もアジア予選は韓国、ウズベキスタンがいる中で首位通過。
8試合で2失点。
そしてアジア予選の中でも1対0で勝った試合というのは4試合あります。
都並
自分たちのサッカーに確実に自信を持っています。
相手に対しても臆することがないです。
戦術的に引いていることはあっても心では引いているところはありません。
実況
ベテランが守る守備陣、そして前線はヨーロッパでプレーしている若い選手達が得点を狙いにいきます。
ケイロス監督が就任してからヨーロッパで活躍するイランにルーツを持っている選手たちを呼び寄せてきました。
グーチャンネジャドはオランダで生活をしていましてその後、ベルギーへ。
現在はイングランド、デヤガはドイツ生まれ。
そしてドイツでブンデスリーガも制覇しています。
そういった選手達がイランのカウンターの攻撃の部分を支えています。
一方の守備では、ベテラン勢。
ここまではアルゼンチンを抑えているディマリアが切れこんでいく。
都並
いい仕掛け。
実況
ここでボールを奪った、イランです。
実況
しかし奪われた。
実況
スローインです。
相手陣内、深くに何度も何度も入っていくアルゼンチン代表、しかしセンターバックのホセイニ。
そしてモンタゼリ、さらにはサデギが跳ね返しています。
ガゴのクロスは少し長くなりました。
ピッチ上、半分ほど影が覆い始めました。
秋から冬に季節が変わりかけています、ブラジル。
ベロオリゾンテのミネイロンスタジアムです。
実況
メッシがボールを持った。
都並
来たよ。
実況
メッシ、シュート。
ここはゴールの左。
都並
ディフェンスの組織が崩れたときに途端にスピードアップですよ。
実況
消えている時間と存在感を出す時間。
都並
ある程度、わざと消えているともいえます。
わざと消えていてディフェンスの隙を作っておいてマスチェラーノが狙っているのは、メッシです。
実況
ボスニア・ヘルツェゴビナ戦でもメッシは2得点に絡んでいます。
走行距離を見ると8キロほどしか走っていませんでした。
その中でも結果を出します、リオネル・メッシです。
都並
大きく動かなければ、ディフェンスのマークを外せないというのは二流の選手です。
10センチだけキュっと動いた時にスパっとタイミングのいいパスが来ればそれだけで前を向けるわけです。
そういうボールを狙っている選手たちです。
実況
そしてオーレ、オーレ。
アルゼンティーナといってサポーターたちがユニホームを振り回しています。
都並
今がチャンスだぞ。
お前ら行くんだぞという呼びかけです。
サポーターの影響も大きいですね。
すごいな。
実況
後半の15分を経過しました。
6万2000人以上のこのミネイロンスタジアム、超満員です。
都並
こうやってやられたらテンポを上げざるをえない。
明らかにサポーター、それを狙っているじゃないですか。
行くんだぞ、お前ら。
実況
倒されました。
イラン、ボールです。
5番のガゴから左右にボールが配球されています。
今大会のアルゼンチンのメンバー構成を見てみますとメッシシステムと言われます。
メッシが戦いやすいメンバーを集めたともいわれています。
北京オリンピック、メッシとともに優勝したメンバーが現在ピッチにいる選手のほとんど、ユース時代からもともにプレーしている選手たちです。
そのあたりのコンビネーションというのもあうんの呼吸があるのかもしれません。
都並
ある意味、守備とか負担をかけないようにさせているわけですから、周りの選手達はそれを精神的にも認めて、だけど彼が攻撃で力を発揮してくれることがチームにとって一番だとみんなが思えないとどこかでバランスが崩れます。
あいつ走ってないじゃないか、ディフェンスしろよと誰か1人が思い出したら崩れます。
実況
メッシにキャプテンマークを渡したのもサベージャ監督です。
それまではマスチェラーノがアルゼンチン代表のキャプテンを務めていました。
イラン代表が中央でボールを持つハジサフィのシュート。
ディフェンスに当たってコーナーキックです。
イランボールを持つとしっかりとシュートまで持っていきますね。
都並
少しずつ前線に思い切って出てくるようになっています。
一人一人がビビってない。
相手を引き付けることができるのでうまく交わしたときにチャンスが生まれていますね。
ドリブルでかわせるネクナムとかパスでかわせる選手もいます。
実況
チャンスになった、どうだ。
跳ね返す。
今のもゴール前で決定的でした。
コーナーキックやセットプレーでは得点の香りを漂わせているイラン代表です。
都並
ベンチにケイロス監督がいるじゃないですか。
すごいチャンスだったのに微動だにしない。
落ち着いてますよね。
達観している感じがある。
実況
今日の試合はイラン代表nとってもイランサッカー史上最高の冒険になるだろうとケイロス監督は話していました。
都並
うまい。
実況
手前のタッチラインをわっています。
少しアルゼンチンサポーターも得点がほしいといった展開になってきました。
実況
ここもまたクリア。
後半の20分です。
依然0対0。
14本のシュートを打っているのはアルゼンチン代表、FIFAランキング5位。
一方、攻撃を跳ね返しカウンターとセットプレーで活路を見出しているのはFIFAランク43位。
イラン。
都並
ワンタッチで止めてしまったら、スペースがなくなるところでした。
実況
攻守の入れ替わりが激しくなってきました。
またイランの代表のコーナーキック。
ブラジルサポーターが非常に大きな声援をイラン代表に送っています。
蹴るのは21番のデヤガ。
ホセイニは中央でボールを待っている。
実況
イランボールに変わります。
この時間、少しイランに流れが傾いているような。
都並
そうですね。
攻撃のリズムが出ています。
守っているだけじゃない。
普通のサッカーに変えています。
実況
デヤガ、クロスバーの上。
都並
完璧なクロスとヘディングでした。
サバレタがよくついた。
実況
決定的なチャンスでした。
都並
これ、すごいね。
実況
ロメロが片手でよく止めました。
都並
これは入ってたね。
実況
再びコーナーキック。
都並
ガゴの頭ごしかな。
実況
これはキーパーのロメロが抑えました。
場内のアルゼンチンサポーターも冷や冷やする時間帯が続いています。
場内は総立ちです。
都並
きた。
実況
イランは、もともとテクニックがあるというお話がありましたが足元がありますね。
都並
もともと南米的なタックルをされる可能性もあるけど、引きつけて、かわすというプレーうまい国です。
実況
アルゼンチンのコーナーキック。
跳ね返す。
実況
ディマリアのクロス。
イラン代表もクロスをなかなか通させません。
実況
ここは、ラインを割りました。
今シーズンはフルアムで5ゴールを決めているデヤガです。
21番のデヤガは21歳以下のドイツ代表にも選ばれていまして21歳以下のドイツ代表では、ヨーロッパ選手権優勝メンバーでもあります。
実績のあるデヤガが先ほどはチャンス。
もう少しでゴールというシーンを見せました。
実況
イランは全員が引いています。
ここまでしっかり引くとさすがのアルゼンチンもなかなか崩せませんね。
都並
そうですね。
ちょっとミドルシュートとかね、そういうのもほしいんですけど、どうしても深いところに入っていきたいというイメージがあるんですね。
実況
アルゼンチンは初戦、勝利を収めていますので今日勝てばグループリーグ突破が決まります。
一方イランは初戦のナイジェリア戦、引き分けて勝ち点1。
今日もまた引き分けると勝ち点を積み重ねることになるイラン。
勝てばグループリーグ初の突破も見えてきます。
都並
この形、可能性ありますよ。
実況
コーナーキックです。
先ほどからコーナーで何度かチャンスを迎えているイラン代表です。
後半の25分を過ぎました。
都並
ゆ〜っくりと準備をしていますね。
焦らずに。
体力の消耗を回復させて、ここが勝負という感じです。
実況
21番のデヤガ。
その前に笛がありました。
この10分間はイランに流れが傾いています。
なかなかイランのディフェンス陣を崩すことができていないアルゼンチン代表。
南米予選では、16試合で35得点をたたきだしました、ディマリア。
倒された。
ディマリアが倒されてイエローカードが出されました。
ショジャエイです。
都並
タイミングよくディフェンスの間に入っていこうとするドリブル、効果的ですよね。
タイミングが合った時にドリブル突破、効果的です。
勇気がいることです。
失敗したら跳ね返されますから、タッチに自信を持っていないとなかなかできないことです。
実況
ゴール前でのセットプレーのチャンス。
息を吹き返したアルゼンチンサポーターが大きな声援を送ります。
都並
ディマリアも前に立ってるしな。
2人で目配せをしていました。
実況
確かにイグアインがゴールの手前。
トリックプレーを見せるか。
実況
メッシ、狙ってきた。
合わせるかと思いましたが狙ってきましたね。
都並
何かやってきそうな雰囲気で実は狙うというプレーでしたね。
実況
左足で狭いところを狙ってきました。
都並
ディマリアが壁の横にいたじゃないですか。
そういうのをディフェンスが見たりするわけです。
キーパーも壁の位置を実は調整しながらもそういうところを見ています。
それがフェイントになったりするわけです。
実況
ただ、そろそろアルゼンチン代表も得点を取りに行かなければというような時間帯になってきました。
都並
今日は主審が2回ボールに当てていますね。
実況
ディマリアのシュート。
キーパー・ハギギ止めました。
テイムリアンが左の足首を押さえて倒れています。
このテイムリアンも前半からアルゼンチンの攻撃に対して素早いプレッシャーを見せています。
今、少し踏まれたような形になりました。
そしてイラン代表は選手が1人準備しています。
2番ヘイダリ。
都並
おっと、2枚替え。
実況
アルゼンチンもパラシオとラベッシでしょうか。
一気に攻撃的な2人を投入してこようというサベージャ監督です。
都並
ラベッシがかき回しそうですね。
実況
ポチョ、稲妻と言われているラベッシです。
実況
まずは、イラン代表の選手交代です。
ショジャエイに代えましてヘイダリです。
これが1人目の選手交代、イラン代表、そしてアルゼンチン代表も一気に2枚替え、イタリア、インテル長友のチームメートでもあります。
インテルで今シーズン17ゴール。
リーグ4位タイのゴール数をたたき出しているパラシオ。
さらにはパリ・サンジェルマンで今シーズン8ゴール、リーグ制覇に貢献しました。
ラベッシ。
まずはラベッシ投入です。
アグエロに代えてラベッシを投入しました。
都並
守ってるDFはたまったもんじゃないですね。
イグアインとアグエロに代えてラベッシ、パラシオです。
この時間に出てこられて辛いと思います。
実況
パラシオがそのまま1トップのような位置です。
都並
うまいな、ラベッシ。
裏へ行くような感じがして引いてまた裏へ行って引いてという3回の動きを見せていました。
実況
稲妻といわれるそのドリブルを見せることができるでしょうか。
ラベッシ。
実況
時間が少しずつ残り少なくなってきました。
現在後半の32分です。
都並
フォワードが2人代わるとイグアインとアグエロの動き方、対応してDFが動いていましたから、そこに変化が生まれます。
微調整をしている間に、何度かフリーにしてしまうことがあります。
都並
FWは逆に動いたほうがいいと思います。
実況
メッシがどこでその一瞬のスピードを見せるか。
4年連続世界最優秀選手、バルセロナの選手、同じバルセロナのマスチェラーノがボールを配球していく。
実況
ポゼッションでは、完全にアルゼンチン。
しかし、なかなかゴールを割ることができません。
ここまでシュート16本を打っています。
ただ依然0対0。
都並
引いたイランに対してバリエーションのあるパス回しをしています。
そこにたいしてディフェンスが過剰に反応しすぎて奪おうという気持ちが強すぎると裏側に穴があいたりする。
そういうこともイランは守れているわけです。
穴が開きませんね。
実況
コーナーキックになります。
都並
センターバックの2人とボランチの2人。
落ちついてる感じがします。
実況
ベテランの4人ですね。
まもなく残り10分です。
都並
中央フリー。
実況
アルゼンチンが抑えます。
両チームが持ち味を出しているここまでの戦いです。
メッシのドリブル。
メッシからラベッシ。
サバレタが上がっている。
GK・ハギギが抑えました。
アジア最高のディフェンスが世界最高の攻撃力、アルゼンチンに対して、ここまでは互角の戦いを見せています。
カルロス・ケイロス監督が鍛えに鍛え上げた組織的なディフェンス力がアルゼンチンに通用している瞬間です。
ただアルゼンチンには、メッシがいる。
都並
来た。
ぐいぐい強引に行く。
ドリブルがラベッシの持ち味です。
実況
そのままラベッシがコーナーキックを蹴るようです。
残り10分をきっている。
実況
全員がペナルティエリア付近で守っているイラン。
ミドルシュート。
16番ロホのミドルシュートです。
今のが17本目のシュート、アルゼンチン。
初戦のナイジェリア相手に10本のシュートを打たれましたイラン。
しかし無失点でした。
アルゼンチン相手にも無失点。
自分達のディフェンスが世界に通用しているのを見せ付けている瞬間ですね。
都並
間違いないですね。
実況
FIFAランク43位。
アジアの中では最高位、グーチャンネジャドが倒された、セットプレーです。
残り8分をきっています。
ここでもし仮にイランが1点を取るということになれば今大会最大のジャイアントキリング。
番狂わせが起こるかもしれません。
場内は半分以上のお客さんが立って戦況を見守っています。
スタンドの中には英雄マラドーナもいます。
その中でイラン、ハジサフィの巻いてくるボールは直接ゴールラインをわりました。
残り7分を切りました。
都並
アルゼンチンも猛攻を仕掛けているんですけれどもカウンターを恐れていて守備の人数は無理をしていない。
5人以上はあんまり行かない。
実況
パラシオのシュート。
ハギギがはじきました。
実況
イラン代表は2人目の交代をしそうです。
デヤガに代えて9番のジャハンバフシュ。
デヤガは大きな拍手を送られています。
素晴らしいプレーを見せました。
都並
すばらしかったです。
実況
今ゆっくりと選手交代。
ドイツ生まれのデヤガ。
アルゼンチン相手にひるむことなく戦いました。
都並
あのヘディングシュートが決まってればもう。
実況
コーナーキックはショートコーナー。
実況
GKのハギギが抑えました。
イラン代表のプレーに対して場内の声援が大きくなってきたように感じませんか。
都並
本当に、そうですね。
よくやっているという共感をよんでサポーターを増やしている感じがします。
実況
アルゼンチンは今日勝てばその瞬間にグループリーグ突破が決まります。
イランがここまでは堅いディフェンスを見せつけています。
残り5分。
都並
素晴らしいね、ホセイニも。
都並
ジャハンバフシュ、うまい。
実況
グーチャンネジャドにボールが通るどうだ。
都並
すごいね。
実況
ロメロ、止めた。
これがイランのカウンターです。
都並
切れ味あるわ。
いやぁ、すごいね。
サバレタが追い詰めたところで切り替えせると思わないじゃないですか。
ここで切り替えせる、ディフェンスも油断します。
実況
70年代から続くテクニックにカルロス・ケイロスが守備という意識をうえつけました。
その伝統のテクニックとイランの新しい持ち味、カウンターが今アルゼンチンに通用しています。
実況
イングランドの2部、チャールトンでプレーしているグーチャンネジャドのシュートでした。
都並
この切れ味、スピード。
ロメロもすごいけどね。
実況
イラン、3人目の交代です。
ハジサフィに代えてハギギ投入です。
このままイランが守り切るのか。
アルゼンチンがこのサポーターに応えるべくゴールを割るのか。
レザ・ハギギが入りました。
残り3分の攻防。
アディショナルタイムはどれぐらいあるでしょうか。
グーチャンネジャドは、オランダ育ち。
現在イングランドでプレーしています。
この戦いで間違いなくイランは世界の中でも株をあげているでしょうね。
都並
これだけやれるんだって世界に見せています。
実況
ワールドカップで自分たちの力を見せています。
GKのハギギが抑えました。
都並
守るだけじゃなく、カウンターにもキレがあります。
実況
依然0対0。
実況
ゴールラインを割りました。
いら立ちを見せています。
アルゼンチンのイレブンです。
サポーターも頭を抱えている。
実況
カルロス・ケイロス監督がイランのピッチ上の11人に指示を送っています。
一方、下を向いて考えこむような表情を見せたのはアルゼンチン代表のサベージャ監督です。
間もなく90分経過。
残り時間が少なくなってきました。
グループF、アルゼンチンは勝てばグループリーグ突破が決まる一戦。
実況
キーパーがパンチング。
都並
浮かしてクロス。
実況
アイデアのあるプレーを見せました。
90分を経過しました。
アディショナルタイム、4分です。
メッシの左足。
決まった!来た!都並
すごい!実況
ここでメッシ。
キャプテン・メッシ!やはりメッシです。
都並
特別、これは違うな。
実況
ベロオリゾンテ、ミネイロンスタジアムが揺れている。
都並
何じゃそれ。
実況
2試合連続、メッシがアディショナルタイムで決めました。
一瞬の隙。
ボールを持って切り替えして左足。
都並
いいね。
そこ。
次のディフェンスが来るまでのこの間。
自分のゾーンですよね。
でも、この時間にここに入るか。
すごいよ!実況
守り抜いていたイランのゴールをこじあけたのは背番号10番リオネル・メッシです。
都並
コースにサデギも入ってるんですよ。
でもあそこの上に通してきちゃうんですよ。
実況
場内のサポーターが腕を上下に揺らしながらメッシに対して賞賛を送っています。
都並
これは神様でしょ。
実況
マラドーナが見つめる前でメッシがやりました。
都並
すごいな。
実況
1対0、アルゼンチンが先制しました。
都並
これは、いいものを見たね。
実況
試合は、アディショナルタイムです。
どれほどあるでしょうか。
メッシコールが鳴りやみません。
ここで選手交代、アルゼンチン。
アディショナルタイムは4分です。
7番のディマリアに代えて6番のビリアを投入します。
スタジアムの半分以上のサポーターがタオルであったりユニホームであったりを振り回しています。
都並
メッシのね、すごさは誰もが知っていて、そのプレーを期待して最後にこういうプレーを見せてくれたらサッカーファンとしては、たまらないですよ。
誰彼構わずまず応援しますよ。
これは。
実況
今日、無尽蔵のスタミナを見せたディマリアが交代しました。
ビリアが入っています。
試合はアディショナルタイム、4分のうち3分が経過しました。
目安の4分までもう間もなく。
ただイラン代表が相手陣内でのスローインです。
ここまで守りに守ったイラン代表。
放り込んでいく。
ゴールキックに変わります。
実況
歌声が響いています、ミネイロンスタジアム。
86年以来28年ぶりのワールドカップ制覇に向けてメッシ率いるこのアルゼンチン代表、キャプテン、メッシが2試合連続のゴール。
残り時間は、ほとんどありません。
実況
今、試合終了の笛です。
2014FIFAワールドカップ、ブラジル。
グループF。
アルゼンチン対イランの一戦は試合終了間際の出来事。
キャプテン、メッシ。
その左足から生まれた決勝ゴールで1対0とアルゼンチンが勝利を収めています。
これでアルゼンチン、グループF、早々にグループリーグ突破を決めました。
イランもよく守りました。
ただ最後仕事をしたのはメッシです。
都並
特別な存在がアルゼンチンにいたということです。
イランはよくやったと思います。
実況
グループFは3戦目を前にアルゼンチンがグループF突破を決めています。
86年以来の今日はマラドーナも来ていますがその優勝も夢ではない、それを感じさせる今大会のアルゼンチンです。
都並
忘れちゃいけないのは切れ味鋭いイランのカウンターをゼロでちゃんとおさえていること。
このアルゼンチンの守備。
南米予選では弱いといわれましたがしっかりしているという印象です。
実況
興奮覚めやらぬミネイロンスタジアム。
愛するセルステイブランコ。
今日の空と同じ水色のユニホームを着たアルゼンチンが見事にイラン代表をメッシのゴールで沈めました。
手越
あれだけ消えていたメッシが一発で決めましたね。
北澤
さすがですね。
単調な試合になるかどうかでした。
手越
最後の最後に来ましたね。
早速ハイライトで振り返ります。
徳島
観客席には、マラドーナが来ていました。
前半11分、ドリブルからのシュート。
北澤
前半にも同じような形があったわけですね。
徳島
前半13分イグアインのシュートも入りませんでした。
前半22分、ディマリア。
イグアインからそしてアグエロのシュートです。
手越
これ、惜しいシーンでしたね。
北澤
いい崩しからでした。
徳島
前半32分、メッシが倒されてフリーキックを得ました。
メッシが蹴りました。
続く前半36分、またもメッシのフリーキックでヘディングを合わせました。
徳島
そしてグーチャンネジャド。
北澤
慌てたんじゃないでしょうか。
徳島
そしてアルゼンチン、メッシのドリブルシュート。
手越
この一瞬の仕事をするメッシ、どうでしょうか。
北澤
後半、そんなに出てこなかったですよね。
手越
これと最後ぐらいですよね。
徳島
そしてデヤガのヘディングシュート。
手越
これはキーパーをほめるべきでしょうか。
北澤
よく触りましたよね。
徳島
後半28分。
メッシのフリーキックです。
手越
相当落ちてますよね。
徳島
後半30分、ディマリアのシュート。
GKの正面でした。
手越
キーパー当たってましたね。
徳島
そして後半39分、パラシオのシュート。
北澤
後ろから来るボールに合わせるのがうまいですね。
徳島
そしてグーチャンネジャド、またもチャンスでした。
北澤
キレのあるカウンターでした。
徳島
最後の最後、後半アディショナルタイム、メッシがゴール。
手越
決めちゃうんですね。
北澤
世界中が叫んだんじゃないでしょうか。
手越
来た!って言いましたね。
入っちゃうんですね。
後半は先ほどのドリブルからのプレート、2プレーだけですよね。
徳島
ここまでのグループFの暫定順位表です。
勝ったアルゼンチンはグループリーグ突破が決定しました。
北澤
決められる人がいますからね。
ただイランも非常にいい戦いをしたんじゃないかと思います。
手越
合計シュートが19本。
支配率71パーセント。
北澤
確かに支配率は高かったです。
決められないとなったときにはいろいろあったでしょうけど最後に決まったということが大きいんじゃないでしょうか。
手越
イランとしてはゲームプラン通りの試合だったでしょうか。
最後の最後までは。
北澤
前半よりも後半のほうがキレのあるカウンターを見せていました。
イランがいってしまうんじゃないかという雰囲気がありましたよね。
アジア初勝利というようなところでした。
しかもアルゼンチン相手に。
手越
後半の交代はきいたでしょうか。
徳島
今日の試合、スーパープレーがありました。
ワンプレーを選んでください。
手越
今日はあれしかないです。
メッシ先生です。
徳島
後半アディショナルタイムでした。
北澤
シュートスピードもありました。
縦回転で横だと足にぶつかっちゃうのでワールドクラスになると数センチで決まってくるじゃないですか。
手越
シュートもサイドネットですよ。
手越
この一瞬だけでしたね。
カッコ良すぎますね。
徳島
ず〜っとメッシ選手を追っているんですよね。
北澤
今日のこのシュートがあったのでこのきかくは最高でしたね。
手越
台本通りにメッシが入れてくれました。
北澤
狙っているというより足を思いっ切り振っていました。
手越
何度見ても、これは素晴らしいゴールですね。
今日の試合はすべてを含めるとどうでしたか?アルゼンチンは。
北澤
前半は可能性を感じさせるアルゼンチンでしたが後半は単調になりました。
手越
試合前に聞けなかったんですけど守備陣、これはどうでしたか?北澤
都並さんも仰っていましたが心配されたよりはというお話がありましたがカウンターについては少しやられたシーンがあるので不安なところはあるんじゃないかなと思います。
手越
この先アルゼンチンはノッてくるんじゃないでしょうか。
この勝ち方、3戦目はある程度、主力を温存できるでしょうか。
北澤
休ませることもできるしメンバーを試合で経験させることもできます。
手越
注目のディマリア選手は、どうでしたか?北澤
やっぱりドリブルは素晴らしいと思います。
中盤での働き、アタッカーにもなれる。
いろんな役目を持っているディマリアは素晴らしいなと思いました。
アグエ手越
熱戦が続くグループリーグ、こちらも注目一戦です。
ブラジルサッカーの聖地マラカナンで戦うのはベルギー対ロシア。
ベルギーは初戦、先制を許すものの自慢の攻撃力で相手を圧倒。
勝ち点3をつかみとったエース、アザールなど若き才能のたいとうで優勝候補の1つにあがる。
対するは名将カペッロ率いるロシア。
守護神アキンフェエフを中心とした堅い守り。
名将の頭脳が融合しグループリーグ突破を目指す。
勝利の凱歌を上げるのは、若手の成長著しいベルギーか。
それとも名将率いるロシアか。
手越
今大会の決勝も行われるブラジルサッカーの聖地、マラカナンでの試合となります。
北澤
特別な場所になります。
ブラジルではもちろんですし、世界的に聖地であるマラカナンスタジアムというのは独特だと思います。
デカいですね。
ちょっと違いますね。
雰囲気ありますよ。
徳島
グループH、初戦はベルギーはアルジェリアに2対1で勝利。
一方ロシアは韓国と1対1の引き分けに終わっています。
手越
ベルギーとロシアの一戦の見どころはどこですか?北澤
ベルギーは非常にいい選手が多いです。
ヨーロッパ無敗で勝ち上がってきました。
注目の国ではないかなと思います。
その中でもアザール、彼に注目です。
彼はドリブルだったり技術が高い。
また大きな大会で大事なところで活躍していない、そういった意味でワールドカップでどれだけ彼の存在を出してくれるか楽しみです。
手越
クラブワールドカップでもそこまでの活躍ができませんでしたよね。
楽しみですね。
タレントぞろいですからね。
ベルギーは。
北澤
フェライニとか戦力は充実しています。
手越
一方ロシアはどうですか?北澤
もともとうまい選手がいます。
ただ、まとまりがなかった。
名将カペッロが入ったことによって規律ある集団になっています。
ですから不安定なチームではないです。
初戦ですけれども韓国に韓国のミドルが決まってしまったということはありましたので引き分けスタートになりましたがこのマッチは面白いと思います。
手越
明日が楽しみですね。
我らが日本代表は午前中は自由に過ごし、このあと現地時間、午後3時半から練習を行うそうです。
コロンビア戦、負けられないですね。
勝つしかないですから。
北澤
難しい相手ですけど可能性を信じて頑張っていくしかないですね。
信じることが大事です。
手越
勝ちを期待しましょう。
2014/06/22(日) 00:44〜03:15
読売テレビ1
2014FIFAワールドカップ 「アルゼンチン×イラン」[字][デ]
世界のスーパースターメッシ擁するアルゼンチンのグループリーグ第2戦。対するは初のグループリーグ突破を狙うイラン。
詳細情報
番組内容
世界的スーパースターのメッシがグループリーグ第2戦に登場!メッシ・システムでアルゼンチンは1986年以来の世界一に輝くのか!?そしてメッシはアルゼンチンの英雄となれるのか!?
出演者
【MC】
手越祐也(FIFAワールドカップ日テレ系メインキャスター)
【解説】
都並敏史
北澤豪
【実況】
中野謙吾
【進行】
徳島えりか
音楽
【日本テレビ系ブラジル2014テーマソング】
「ONE −for the win−」NEWS
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スポーツ – サッカー
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ステレオ
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