NHKとっておきサンデー 2014.06.22

生字幕放送でお伝えします梶原編集長またお世話になります。
よろしくお願いします!夢を叶えるため東京の出版社で働くことになった、はな。
仕事に、恋に物語は大きく展開します。
「花子とアン一週間」はこのあとすぐ。
22分ごろからは木曜時代劇の新シリーズ「吉原裏同心」をとっておきチェック!主演の小出恵介さんと薄墨太夫役の野々すみ花さんが生出演!ドラマの見どころをたっぷりと伺います。
39分ごろからは「どーも、NHKです」。
突然死を減らすAEDの利用を呼び掛けるNHKの取り組みについてお伝えします。
≫こんにちは。
≫皆さんとNHKをつなぐ「とっておきサンデー」。
森山春香です。
≫矢野竜司です。
≫今日はスタジオにすてきなゲストをお迎えしています。
≫こんにちは、小出恵介です。
よろしくお願いします。
≫こんにちは、野々すみ花です。
よろしくお願いします。
≫26日から始まる木曜時代劇「吉原裏同心」にご出演されるお二人。
後ほどたっぷりとお話をお伺いします。
どうぞよろしくお願いいたします。
今日最初のコーナー「花子とアン一週間」です。
≫舞台はまた再び東京へというところですけども。
♪「眩しい笑顔の奥に」♪「悲しい音がする」♪「寄りそって今があって」♪「こんなにも愛おしい」
はなは、夢をかなえるために東京の出版社で働くことになりました
(かよ)「お姉やんが東京に来たらまた一緒に暮らせるね。
楽しみに待ってるじゃんね」。
いらっしゃいませ。
(はな)てっ!かよ!
(小声で)お姉やん、ほんな大きな声出さねえでくれちゃ。
なんと、かよは、カフェーの女給さんになっていたのです
今日は、はなの出勤初日
ごきげんよう。
(醍醐)はなさん!醍醐さん、ごきげんよう。
首を長くして待っていたのよ。
いや〜、安東君!梶原編集長また、お世話になります。
よろしくお願いします!今日から働いてもらう安東君だ。
よろしくお願いします!新しい仲間を歓迎して乾杯!
(一同)乾杯!おいしい!このお酒、おいしいですね!ウイスキー、気に入った?西洋のね、焼酎みたいなものだ。
西洋の焼酎、もう一杯くださ〜い。
それくらいにしといたら?まだ3杯目ですよ!3杯で酔っちゃうなんてはなさんって、そもそもお酒が強くなかったのね。
お姉やん送ってくから、もう帰ろう。
まだまだ、夜はこれっからじゃんね!、先輩。
先輩?姉のために、歓迎会をありがとうございました。
お姉やん!大丈夫?あっ、お姉やん!
(英治)あっ!、すいません!痛…。
あっ、壁かと思ったら村岡印刷さん。
ごきげんよ〜う。
わあ、ちょっと!おうちまで送ります。
すみません!助かりました。
ありがとうございました。
いえ。
じゃあ、僕は、これで。
あっ、逃げるだけ。
逃げませんよ。
また明日、会社で会いましょう。
じゃあ。
どうして、辞書が漬物石に…。
あっ、おらが置いたの。
ちょうどいい重さだったから。
うわ〜!あなたのくれた辞書なかなか役に立つじゃんね!全然、使っていなんだしちょうどいいだよ。
あなたには翻訳の才能があるのに残念です。
そして、翌日のことです
今日は、宇田川先生のとこに行ってきてくれ。
宇田川先生…?
回想
こっちは命懸けで書いてんのよ。
田舎教師の趣味と違うの。
君は、書く側の気持ちも分かる。
安東君から説得してもらえばうまくいくかもしれない。
こぴっと頑張らせていたきます!宇田川先生のお宅はどちらでしょうか?先生は、ゆうべのカフェーでお仕事をしてることが多いの。
早速、行ってきます!いらっしゃいませ。
お姉やん。
どうしたでえ?作家の宇田川先生に原稿の依頼。
あっ、「みみずの女王」だ。
何で、こんなとこでコーヒー運んでんのよ。
この度、私、聡文堂で働き始めたんです。
編集者として。
あなた、作家も向いてないけど編集者は、もっと向いてないわ。
さっさと田舎へ、お帰んなさい。
ほんな…おととい、甲府から出てきたばっかりなんですよ。
(宇田川)知らないわよ、そんなこと。
あなたの顔見たら余計、書きたくなくなったわ。
あっ!
(ドアが閉まる音)あ…ゆうべは失礼致しました。
こちらこそ。
僕も、あれから反省してたんです。
どうして村岡さんが反省するんですか?あなたの事情も分からないのに自分の勝手な思いだけを口にしてしまいました。
ゆうべ、自分で言ったこともあなたに言われたことも覚えてないんです…。
そんなに酔ってたんですか…。
本当に申し訳ありません…。
はあ…。
花子さん。
はい…。
よかったら、今夜歓迎会、やり直しませんか?
その夜、はなは、醍醐を連れて歓迎会に行きました
あのね、はなさん。
よく当たる占い師さんに見てもらったの。
それによると、私の運命の人は以前から知っていて最近、急に身近になった男性なんですって。
それなら、あの方しかいないわ。
あの方って?村岡英治さんよ。
てっ!、村岡印刷さん?応援してくださるわよね?え…、ああ…。
(ドアベル)
(女給)いらっしゃいませ。
いらっしゃいませ。
どうも。
ゆうべは、姉が失礼しました。
いえ。
今日は、弟を連れてきました。
郁弥さんは、留学でロンドンへ?
(郁弥)はい。
最新の印刷術を勉強しに。
そうだ。
本、持ってきたんだろ?うん。
わあ…。
すてき!「ThePrinceandthePauper」。
読んでもいいですか?もちろんです。
気になる…。
帰ります。
皆さんはどうぞ、そのまま気にせず。
ごめんなさい!ごきげんよう!えっ?あっ…。
はなさんは、昔から分からない英語の単語があるとああなるんです。
きっと、英語の辞書を引きに帰ったずら。
perplexity…。
あった!当惑、混乱、難問か〜!
その本に夢中になった、はなはなんと、一晩で読み終えてしまったのです
おはようございます!おはよう。
編集長。
新しい雑誌の企画募集してましたよね?英文じゃないか、これ。
それを日本語に訳して連載にしたら、どうでしょうか?翻訳物か。
はい。
私に翻訳させてください!えっ?編集長。
私、その本、読んでみたいです。
日本語で読めたらいいのにな〜。
分かった。
そこまで言うなら。
はい!ありがとうございます!
はなは、早速翻訳に取りかかりました
(はなが英文を読む声)
そんな、ある日のこと
(電話交換手)福岡からお電話です。
おつなぎします。
はい。
(蓮子)そちらに安東はなさんはいらっしゃいますか?え…安東は、私ですが…。
はなちゃん?私よ。
ごきげんよう!てっ!蓮様?私、東京へ行くことになったの。
本当に?ぜひ会いたいわ。
私も、ぜひぜひ!じゃあ、近くなったらまた、お知らせするわね。
もう、今から楽しみで眠れそうにないわ!私もよ。
では、ごきげんよう。
ごきげんよう。
そして、待ちに待った再会の日がやって来ました
いらっしゃいませ。
お一人様ですか?待ち合わせです。
もう一人、あとから来ます。
こちらへどうぞ。
ご注文は?ああ…セイロンティーを。
かしこまりました。
はあ…、はなちゃんお仕事、忙しいのかしら…。
大変、お待たせ致しました。
これは、セイロンティーとは全く違う飲み物ね。
そうですか…。
(龍一)ここには気取った紅茶なんかありません。
「新興成金の奥方には、わざとまずいコーヒーでも飲ませて追っ払え」と僕が言ったんですよ。
私のこと、ご存じのようね。
筑豊の石炭王、嘉納伝助夫人蓮子さんでしょう?この人が蓮子さん…。
じゃあ、ブランデーを。
分かんない女だな!あんたの飲むものはここには、ないんだよ!帰った、帰った!帰りません、絶対に。
私は、世界で一番大切な友達と今夜、ここで会うんです。
蓮様…。
仕事の都合で蓮子との約束の時間に遅れてしまった、はな
(かよ)いらっしゃいませ。
お姉やん…。
蓮様は?せっかく10年ぶりに会えると思ったのに。
はなちゃん。
帰る訳ないでしょ!蓮様!お久しぶり。
蓮様〜!遅くなって、ごめんなさい!
(かよ)いらっしゃいませ。
どうも。
こんばんは。
お姉やん。
村岡さんよ。
てっ。
どうも。
はなちゃん、こちらは?あっ。
聡文堂の取引先の村岡印刷さん。
あっ、女学校時代の腹心の友の蓮子さんです。
ああ。
初めまして。
まあ、腹心の友との再会なら思う存分、飲んでください。
何ならまた、おぶっていきますから。
はなちゃん相変わらず、酒癖が悪いの?もう、蓮様まで〜。
もしかしてもう、酔っ払ってるんですか?まだ、酔ってません!あっ、もう本当に、お構いなく!あっ、私、郁弥さんに本のお礼を言わなくちゃ。
蓮様、ちょっと失礼。
郁弥さん。
先日は、貴重な原書をありがとうございました。
あれは、兄です。
兄からあなたの気に入りそうな本を贈りたいと言われたんです。
えっ。
あなたに、英語への情熱を取り戻してほしいって。
村岡さんははなちゃんのことが好きなのね。
花子さんを?いえ…そんなことは、断じてありません。
どうして「断じて」なんておっしゃるの?だって、僕は…。
(猫の鳴き声)お姉やん!蓮子さん、起きてるよ。
う〜ん…。
姉は、毎日遅くまで英語の本を読んでるからいつも朝寝坊なんです。
この辞書、見覚えがあるわ。
修和女学校の頃寄宿舎に送られてきたの。
(かよ)お姉やんずっと大切にしてるんです。
どなたの贈り物?村岡さんです。
そうだったの。
(番頭)奥様〜!蓮子様〜!奥様〜!てっ!どうしたでえ?がっかりだわ。
もう、迎えが来てしまったようね。
てっ…。
(かよ)人力車。
はなの思いに気付いた蓮子はある書き置きを残したのです
すてきな恋をしてるはなちゃんが、うらやましいわ。
えっ?すてきな恋…。
(梶原)安東君。
編集長。
この間の翻訳どれくらい進んでる?あっ、もうすぐ1話分終わります。
なんとか明日までに、あがらないかな?明日ですか?読んで、よさそうなら新しい雑誌に入れようと思ってる。
本当ですか?明日までに必ず仕上げます!じゃあ、よろしく。
はなは、翻訳に没頭しました
できた。
やった〜!おまんのおかげじゃん!ありがとう!
(物が落ちる音)えっ?「この辞書の贈り主はず〜っと前からはなちゃんの心の中にいたのね。
自分の気持ちに素直になりなさい」。
てっ!何で?て〜っ?
はなにははっきりと分かったのです。
自分の夢を支えていたのは誰だったのか
回想
あなたは、花子になるべきです。
花子という名前でこれからも書き続けてください。
うん。
いいじゃないか。
よし。
これで組んでみよう。
はなさん、おめでとう!ありがとう…ありがとうございます!夕方には村岡印刷が原稿を取りに来るから。
村岡印刷さんですか…。
これです。
では、拝見します。
これ…郁弥が渡した本の…。
ええ…。
花子さんが訳されたんですか?梶原さんたちに早く読んでもらうために大急ぎで1話分、訳してみたんです。
村岡さんからいただいたあの辞書のおかげです。
ああ、もう、嫌になっちゃう…。
好きです!てっ…。
ごめんなさい!私…どうかしてますよね!ごめんなさい!花子さん!花子さん…。
≫はなの突然の告白…。
≫ちょっとびっくりしました。
でも、このはなの恋は一筋縄ではいかないようなんですよね。
気になる村岡さんの答えは。
あすからの「花子とアン」でお楽しみください。
また28日土曜日「SONGS」は「花子とアン」の主題歌「にじいろ」を歌う綾香さんが登場します。
ドラマの撮影現場を訪れヒロイン吉高由里子さんとの対談が実現しました。
どうぞこちらもあわせてご覧ください。
以上「花子とアン一週間」でした。
≫お待たせしました。
続いてのコーナーです。
皆さんで一緒にいきますよ。
「とっておきチェック」。
江戸・吉原を舞台に遊女たちに舞い込むさまざまな事件を正義の刀で解決する男がいた!許せん!主人公・神守幹次郎役の小出恵介さん。
そして遊女の頂点に立つ薄墨太夫役野々すみ花さんが生出演。
ドラマへの思いや舞台裏について伺います!≫改めましてスタジオのゲストは小出恵介さん、野々すみ花さんのお二人です。
今日はよろしくお願いいたします。
≫私のほうから早速お二人のプロフィールをご紹介しましょう。
小出恵介さんは2005年に俳優デビュー。
NHKでは2012年の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」でヒロインの兄竹夫を熱演されました。
今回の「吉原裏同心」は時代劇初主演で挑みます。
そして、野々すみ花さんは元宝塚歌劇団宙
(そら)組トップ娘役。
2012年に退団されてからは舞台を中心にドラマやバラエティーなど幅広く活躍されています。
今回が連続ドラマ初挑戦ということなんですね。
≫早速ですが小出さんは今回、正義感が強い剣豪・神守幹次郎を演じていらっしゃいますが演じられていかがでしたか?≫時代劇を本格的にやらせてもらったのは初めてで、立ち回りもたくさんありましてワイヤアクションその他もろもろ大変でした。
≫例えば時代劇ですと言葉遣いなんかも全然、違うと思うんですけど。
≫全然せりふが覚えられなくてですね入らない、入らない。
それがしという一人称がありまして不思議ですね。
独特ですよ。
≫野々さんは薄墨太夫という遊女の役ですが、こちらはいかがだったでしょうか?≫私も時代劇が初めてだったので本当に所作とかいろいろと私も大変でした。
≫とても華やかな役ですよね。
目で見ても楽しめると思います。
今回のドラマの原作は作家・佐伯泰英さんの時代小説10年以上も愛されている人気シリーズです。
今月2日に行われたこの番組の記者会見ではその原作者の佐伯さんが小出さんに次の世代の時代劇を担う旗手になってほしい。
そしてドラマ全12回の中で大きく化けるであろうと非常に大きな期待を寄せられていましたが今、実際に撮影は終わったと伺いました。
≫終わりました。
≫どうですか佐伯さんの言葉を受けて。
≫無理です。
≫そんな、そんな…。
≫撮影終わったので、あとは編集で、どれだけ盛ってもらうかという。
≫十分、格好よかったですよ。
≫そんなことないですよ。
≫でも、期待を寄せられて初めてということで戸惑いもあったかもしれませんがやってみて楽しかったところなんかは?≫すごい楽しかったですよ。
立ち回りに関してはぜひ挑戦してみたかったですし。
あと…それぐらいですね。
≫物語は吉原で起こるさまざまな事件とともに小出さん演じる神守幹次郎と貫地谷しほりさん演じる恋女房の2人の人生模様も描かれています。
この夫婦、実はちょっとわけありなんです。
幼なじみの幹次郎と2歳年上の汀女。
そうしているのを見るとお二人は、もうすっかり若夫婦のようですね。
何をいうか!からかうんじゃありません。
しかし、汀女は家の借金の肩代わりとして豊後岡藩の家臣で金貸しもしている藤村壮五郎の嫁に行くことに。
三十両で買われた女の分際で口答えすんな!いやぁっ。
この結婚生活は汀女にとって地獄そのものでした。
汀女が夫から、ひどい扱いを受けていることを知った幹次郎…。
つらい暮らしをしておられるのではありませんか。
駆け落ちしましょう。
え、誰が?むろん、あなたと某れがしです。
3年に及ぶ逃避行の末、ようやく江戸にたどり着いたある日。
壮五郎様に無理やり養子縁組させられて妻敵討ちに連れ出されたようです。
いつか信一郎様が一緒にいることが分かればお二人がみずから姿を現す…そういうもくろみでしょうな。
自分たちをおびき寄せるために汀女の弟・信一郎がおとりになっていることを知った幹次郎と汀女。
われらをあんなに案じてくれた信一郎を助けない訳にはいきません。
果たして、信一郎を救うことができるのか?あ、あ、姉上!そして、幹次郎の剣の腕を見込んで現れたある男。
吉原のためにお働き願いませんか?つまり、吉原の用心棒になれということですか?いわば吉原裏同心でございます。
≫2人は駆け落ちした夫婦だったんですね。
それに今、最後に登場した近藤正臣さんふんする男の存在も気になりますね。
裏同心と言っていましたね。
≫裏同心ですよ。
悪い感じがしますよね。
≫たくさん人物が登場すると思いますのでここで主な人物を矢野さんから紹介、お願いします。
≫ご紹介していきましょう。
まずは、こちらから。
主人公は駆け落ちの末吉原に流れ着いた幹次郎とその妻・汀女。
そして、汀女の元夫の藤村壮五郎。
駆け落ちした2人を執ように追いかけていきます。
そして、吉原3000人の頂点に立つ薄墨太夫です。
そして、幹次郎を裏同心に導く四郎兵衛と後に幹次郎の相棒となる仙右衛門。
彼らは幕府公認の番所をあてにせず自分たちの力で吉原の治安を守っている四郎兵衛会所という自警組織の一員なんです。
≫四郎兵衛を演じる近藤正臣さんですよね。
裏同心本当に聞きなれないんですがどんな人って考えたらいいんでしょうか?≫吉原会所というのは吉原のいろんな事件を解決していくと。
番所という公の場所があって。
それとまた違う自警組織というような組織でそこに僕は雇われて剣客としていろいろと解決していくという感じで。
吉原を牛耳ってるような情報通であり、権力者みたいな感じですね。
≫遊女にとっても深くかかわってくるような人物なんですか?≫吉原にいる遊女すべてを見渡して守ってくださっているような存在で遊女にとってはお父さんのような温かい存在でもあると思いますし。
≫もちろんお父さんのようなね。
≫そして、貫地谷しほりさんが汀女、妻を演じていらっしゃいますが汀女についてはどういうふうにとらえればいいでしょうか?≫汀女とは駆け落ちしたということで僕らは女敵討で追われる身なんですね。
2人は。
3年間逃げ延びてたまたま江戸の吉原に流れ着いて。
追われながらも吉原で活躍しているというようなストーリーです。
≫汀女は幹次郎に助けられるわけですよね。
≫もともとおさななじみで好き合っていたんですけど。
≫やっとの思いで結ばれたと思ったら追われる身で…。
吉原に来てからは遊女たちとは何かかかわっていくんですか?汀女たちは。
≫吉原では手習いという時間がありまして教養を身につけるために書道であったりお客様に来てもらうための文を書いたり、そういうのを教えていただくお師匠さんとして汀女さんはいらっしゃいました。
≫旦那様が剣豪で戦って、奥様の汀女は遊女たちの先生という。
お師匠さんで。
≫みんなの憧れですね。
≫お師匠さんって言いにくいですよね。
≫そういう言葉も難しいですね。
≫薄墨太夫とはどんなふうにかかわりを持っていくんでしょうか?≫手習いの場所でもお師匠さんとしていろいろ教えていただきますし汀女さんも武家の出身で私、薄墨太夫も同じような出身ということでその辺りもあって親交が深まっていってどんどん仲よくなっていくんです。
≫2人の女性同士じゃないですか。
なんか…。
≫2人の女性がいるんですけど私、薄墨太夫は幹次郎さんへ少しずつ心が…。
≫それは、そうですか…。
≫心がいくところもあるんですね。
≫じゃあ、ちょっと三角関係といいますか。
≫そこはね、見ていただいて…。
≫恋敵でしょうか。
でも、汀女は幹次郎の2つ年上の姉さん女房という設定ですが実際は貫地谷さんのほうが2つ年下だそうですね。
≫そうなんです。
これについてはですね貫地谷さんこんなコメントをされています。
そういうの見ていたら自然と、かわいいなっていうのが出たんじゃないかなって。
そういう小出さんのおかげで年上感が出た気がします。
さらに、こんな場面も…。
記者からの質問に身振り手振りで答える小出さん。
見るに見かねた貫地谷さんがそっとマイクフォロー。
何も言わず世話を焼くこの感じ…すっかり姉さん女房が板についているご様子ですね。
≫ちょっとかわいらしかったですけども。
小出さん、いかがでしたか?≫途中から当たり前のようにしゃべってましたね。
差し出されても気付かずに。
≫ああいう様子というか本当に皆さん分かっているというか仲がいいような。
≫結構、助けられてますね。
≫現場はどうだったんですか?≫現場は、ああいう感じです本当に。
和気あいあいとやってまして。
≫皆さん年の近い方や大先輩もいらっしゃると思うんですがどういった空気で演じられているんですか?≫あんまり隔たりないような空気の印象ですね。
≫今回、時代劇で初主演ということで学ばれたこととか吸収されたこととかはあるんですか?≫着物を着るときは動かない。
≫そうですね。
1人では着られないですし。
≫もう、大変ですね。
≫お着物といったら薄墨太夫も大変だったでしょうね。
≫重かったです。
≫すごい微動だにしないんですよ。
見事ですよ。
≫動けないんですよ、重くて。
かなり重い。
お布団5枚ぐらい背負ってるようなそれくらいの勢いでした。
≫でも格好いいですよね、お二人。
本当に、小出さんそうおっしゃってましたが着物を着て、刀を持って。
≫重たいんですよ。
≫剣も振る動きもやっぱり大変じゃないでしょうか。
≫大変ですよ。
示現流は柄が長くてちょっと普通のより長くてというのを言い訳にさせていただきます。
≫でも、独特のポーズ僕、大好きなんですがこちらのVTRご覧ください。
独特の手の動きが印象的なんですよね。
≫波うちというやつですね。
≫格好いいですね。
≫示現流の構えと見せかけてオリジナルの構えなんです。
≫オリジナルなんですか。
≫今回の先生が考えてくれたオリジナルのやつですね。
≫殺陣
(たて)のシーンとかかなり練習されたんですか?≫しましたね。
本当にリハーサルたくさんやりました。
≫これはワイヤアクションですね。
≫よく飛んでましたね。
≫ちょっと、こんなの出ちゃいましたけどこういう感じですかね?≫矢野さん、やめましょう…。
≫手を動かしましょう。
≫小出さんの格好いいのを見たあとだから…。
私は、女性ですからちょっと注目したのはこちらなんですよ。
野々さん、吉原のあでやかな世界。
先ほどもチラッとお話いただきましたがお布団5枚分とおっしゃっていて大変だったんじゃないですか?≫これが有名な道中なんですけれどもたくさんの人が回りに見物客がいる中でゆっくり、ゆっくり歩いていくんですね。
動きも優雅で所作なんかがとても美しいですね。
≫小出さんの迫力満点のアクションシーン。
そして、野々さんのあでやかなお姿ということでぜひ注目してご覧ください。
木曜時代劇「吉原裏同心」総合テレビ26日夜8時スタートです。
≫では最後にテレビをご覧の皆様へメッセージを野々さんからお願いいたします。
≫時代劇をいつも見てらっしゃる方もふだん見ていらっしゃらない方も本当に、たくさんの方に楽しんでいただける作品だと思いますのでご覧いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
≫では、小出さんからお願いします。
≫「吉原裏同心」。
6月26日、夜8時よろしくお願いします。
絶対おもしろいです。
見てください。
お願いします。
≫お二人の大活躍のシーンが満載で見どころがたっぷりですからね。
≫たまんないです。
間違いないです。
≫ワイヤシーンのアクションもそうですし美しい着物の姿もご覧いただきたいと思います。
木曜時代劇「吉原裏同心」は木曜日夜8時スタートです。
どうぞ、ご覧ください。
今日は木曜時代劇「吉原裏同心」から小出恵介さんと野々すみ花さんのお二人にお越しいただきました。
本当に貴重なお話たくさんありがとうございました。
≫以上「とっておきチェック」でした。
山中湖で先月行われた市民マラソンです。
そのレースが終わりかけたときのことでした。
66歳の男性がマラソンを走り終えたあと突然倒れました。
心臓が止まったのです。
すぐにその場で心臓に電気ショックを与え心臓マッサージを繰り返した結果男性の心臓は、再び動き出し意識が戻りました。
救ったのは、AED。
止まった心臓に電気ショックを与えて心臓の動きを正常に戻す医療機器です。
このAED一般の人が使えるようになってことしで10年。
駅や公共施設などに設置されていますが思うように利用が進まず心臓突然死で亡くなる人の数は年間7万人。
そこで、NHKでは放送やイベントをとおして「減らせ突然死使おうAED」を伝えるプロジェクトを始めました。
きょうはAEDの利用を呼びかけるNHKの取り組みについてお伝えします。
ここからは、どーもくんと一緒にお伝えします。
どーも。
心筋梗塞や狭心症などの心臓発作が原因の突然死。
年間およそ7万人の方たちが亡くなっています。
きょうは、NHKが進めている「減らせ突然死使おうAED」プロェクトの取り組みについて松岡康子記者とともにお伝えします。
よろしくお願いします。
こちらに並んでいるのがAEDです。
心臓が止まった際電気ショックを与えて心臓の動きを元に戻す医療機器です。
このAED、なかなか使われていないそうですね。
心臓発作が原因で亡くなる突然死を減らす決め手となるのがこのAEDです。
一般の人の使用が認められてから来月でちょうど10年になります。
これまでに50万台以上が販売され駅や公共施設などいろいろな所に置かれています。
しかし、誰かの目の前で心臓発作で倒れた人に対し実際にAEDで電気ショックが与えられたケースはわずか3.7%にとどまっているんです。
倒れた人の近くにあるにもかかわらず使われずに亡くなってしまうケースも起きています。
そこでNHKではいざというときにこのAEDを使うよう呼びかけるため医師など専門家のグループと共同で、プロジェクトをスタートさせました。
身近にあるはずのこのAEDの利用が進んでいないその理由はいったい何なんでしょうか。
NHKでは、その実態についてことし4月、電話による世論調査を行いました。
誰かが目の前で倒れたときAEDを使えるかと尋ねたところ50%を超える人が、使えないと考えていることが分かりました。
その理由として多かったのが使い方が分からない使うべき状態かどうか分からないらないというものでした。
AEDについては使い方の周知が進んでいないこと使うことをためらう方たちが多いという実態が分かりました。
救える命を少しでも多くしようとNHKではAEDについて理解を深めてもらう放送を始めています。
こちらは今月から繰り返し放送しているAEDの使い方を紹介する番組です。
まず、意識があるか確認します。
反応がなければ、AEDを誰かに取りに行ってもらい救急車を呼びます。
呼吸がいつもと違えば心臓マッサージを開始。
AEDが届いたらまず電源を入れます。
指示どおりにパットを貼ります。
複数の人がいたら、この間も心臓マッサージを続けます。
電気ショックが必要かどうかもAEDが判断。
指示があれば電気ショックを与えます。
ほかにも、「あさイチ」「おはよう日本」「NEWSWEB」などの番組や地域放送、ラジオを通じてAEDに関するさまざまな情報をご紹介しています。
この日は「ニューウオッチ9」の取材。
さいたま市で行われたAEDの訓練に密着します。
突然倒れたときは意識や呼吸の状態が分からなくてもまずは心臓マッサージを行いAEDが到着したらすぐに使います。
電気ショックが必要かどうかAEDが教えてくれます。
分からないときは、迷わずAED。
この訓練はASUKAモデルというマニュアルに沿っています。
教訓になっているのは2011年になくなった桐田明日香さんです。
駅伝の練習中に倒れ、11分後に救急隊が到着したときには心臓も呼吸も停止。
すぐにAEDを使っていたら…という反省から生まれたマニュアルです。
こうした取り組みによって一命を取り留めた人もご紹介しています。
さいたま市教育委員会の山下保夫さんです。
2年前、中学校の自然体験活動の研修に同行し山に登る途中で意識を失い倒れました。
このとき、研修を指導していた福田博志さんは明日香さんの事故のあと万が一に備えて、野外活動にはAEDを持参していました。
すぐに駆けつけ訓練のとおり迷わず使いました。
迅速な対応で九死に一生を得た山下さん。
後遺症もなく職場に戻ることができました。
番組では、取材した内容をどう伝えればAEDを使おうという気持ちになるのか議論を重ねて放送に臨みます。
必要のない人に電気ショックを与えてしまうのではないかと不安に感じる人も少なくないと思います。
ところが、そうしてためらってしまうこと自体が実は間違いなんです。
大切なことは迷わず使うこと。
ためらわずに、このAEDを使うことで確実に救われる命があるんですね。
プロジェクトでは今後、AEDを維持、管理していく大切やいつでもどこもでも使えるようにする工夫などについてもお伝えしていきます。
いろいろな取り組みをご紹介することで皆さんの不安を少しでも取り除いていざというときの迅速な行動につながればと考えています。
例えば各地の消防では119番通報を受ける職員が電話で救命の処置を教える口頭指導を始めているんです。
その先駆けとなった福岡市の消防局では24時間、誰が通報を受けても指導できる体制を整えています。
実際に119番通報のやりとりをご紹介します。
どーも。
慌てている中でどうすればいいのか指示してくれるのはとても心強いですよね。
そうですよね。
福岡市では、この口頭指導により救急隊が駆けつける前にAEDが使われるケースが5年で8倍に増えたそうです。
AEDは、心臓マッサージとセットで行えば救命効果がさらに高まります。
この口頭指導では心臓マッサージについても胸の真ん中を1分間に100回以上のペースで強く絶え間なく押し続けるように具体的に指示しています。
この結果、福岡市の救命率は全国平均の3倍に向上しているそうです。
倒れてから何もしないと救命率は1分間に10%ずつ下がるといわれています。
救急隊が到着するまでの時間は平均8分です。
救急隊が到着する前にその場にいる人がためらうことなくAEDを使うすぐに行動することが大事です。
私たちはこうした情報をお届けしながらいざというときに誰もが対応できるようにそして、大切な命を守ることができるようにAEDについて繰り返し呼びかけていきたいと思っています。
NHKでは、今後もAEDについてお伝えしていきます。
AEDについての詳しい情報はこちらのホームページでもご覧いただけます。
きょうは「減らせ突然死使おうAED」プロジェクトの取り組みについて松岡康子記者とともにお伝えしました。
どーもどーも。
≫最後は、こちら。
国内のツアープレーヤーナンバーワンをかけて行われている日本ゴルフツアー選手権。
≫今日、最終日の見どころを伊藤慶太アナウンサーと解説の加瀬秀樹さんに会場から中継で伝えてもらいます。
≫ツアープレーヤーナンバーワンを決める日本ゴルフツアー選手権は最終日。
舞台は12年連続開催となるこちら宍戸ヒルズカントリークラブです。
朝から雨が断続的に降っています。
3日間終えてトップタイにいる34歳の竹谷。
初めてのツアー優勝をメジャーの舞台で果たすことができるでしょうか。
1番のティーショットです。
解説、加瀬秀樹さんです。
加瀬さんこのツアー初優勝を目指す竹谷の心境はいかがでしょう?≫緊張しているでしょうね。
でも今日のゴルフというのは本当に大事ですからどれだけ自分のペースでできるかということだと思いますけどね。
≫同じくトップタイでスタートした韓国のジャン。
さらに、ツアー10勝の谷原も5打差でスタートしました。
そして、現在の状況です。
竹谷が2つここまでスコアを伸ばして15アンダー現在4番をプレー中です。
このコンディションの中で加瀬さん、優勝をつかむためのポイント、いかがでしょう?≫今日は、やはりスコアが伸びづらいんで耐えるゴルフでしょうね。
≫このあと正午からBS1で午後1時5分から総合テレビで生放送でお伝えします。
ツアープレーヤーナンバーワンの栄誉は誰の手に渡るのか。
ぜひご覧ください。
では、このあとの総合テレビのおすすめ番組です。
17歳のバドミントンプレーヤー山口茜さん。
東京オリンピックのメダル候補と期待されています。
「オグシオ」で一世を風びした潮田玲子さんが世界をうならせたラケット技術をみずから手本を示して伝授します。
それでは「とっておきサンデー」また来週の日曜日にお会いしましょう。
2014/06/22(日) 11:00〜11:54
NHK総合1・神戸
NHKとっておきサンデー[字]

花子とアン一週間:第12週「銀座のカフェーで会いましょう」▽木曜時代劇・新シリーズ主演の小出恵介さん 花魁役の野々すみ花さん生出演!▽減らせ突然死キャンペーン

詳細情報
番組内容
花子とアン一週間:第12週「銀座のカフェーで会いましょう」▽木曜時代劇・新シリーズ「吉原裏同心」主演の小出恵介さん 花魁役の野々すみ花さん生出演!見どころをたっぷり紹介▽どーも、NHKです:「減らせ突然死 使おうAED」プロジェクト
出演者
【ゲスト】小出恵介,野々すみ花,【キャスター】森山春香,【リポーター】矢野竜司

ジャンル :
情報/ワイドショー – 番組紹介・お知らせ
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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