江差線脱線:「旅行台無し」乗客ら怒りと不満

毎日新聞 2014年06月22日 22時42分(最終更新 06月22日 23時27分)

貨物列車の脱線現場から数百メートル函館側の踏切付近で、脱線によって壊れたとみられるレール周辺を調べる国交省運輸安全委員会の鉄道事故調査官ら=北海道木古内町で2014年6月22日、手塚耕一郎撮影
貨物列車の脱線現場から数百メートル函館側の踏切付近で、脱線によって壊れたとみられるレール周辺を調べる国交省運輸安全委員会の鉄道事故調査官ら=北海道木古内町で2014年6月22日、手塚耕一郎撮影

 札苅駅から函館方面に約5キロの江差線釜谷−泉沢間では2012年4月と9月に貨物列車が脱線し、そのまま約2キロ走行する事故が相次いで発生。国土交通省運輸安全委員会が事故原因の調査を続けているが、レールに異常があったとの情報はないという。西野副社長は「今回の脱線事故と共通性があるかどうかは、今の段階では申し上げられない」とした。

 記者会見に出席したのは、ともにJR東日本から派遣された西野副社長と伊勢勝巳工務部長の2人。島田修社長は「対策本部に詰めている」という理由で姿を見せなかった。

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