2014.6.23 14:46(1/2ページ)

韓国戦でアルジェリア選手にレーザーポインター ネットで批判殺到

前半、3点目のゴールを決め、駆けだすアルジェリアのジャブ(右)と、悔しがる韓国の韓国栄(14)=ポルトアレグレ(ロイター)

前半、3点目のゴールを決め、駆けだすアルジェリアのジャブ(右)と、悔しがる韓国の韓国栄(14)=ポルトアレグレ(ロイター)【拡大】

 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会で、韓国は6月22日(日本時間23日)のアルジェリア戦で2-4と惨敗したが、後半31分にアルジェリアのブラヒミの顔に青色のレーザーポインターが当てられているのがテレビ画像からも明確に分かった。誰が照射したか判明していないが、プレーの妨げになるだけでなく、失明の恐れがあると指摘されるレーザーポインターの使用に日本のネットユーザーからも批判が殺到している。

 前戦のベルギー戦から先発選手を5人変更し、積極的なサッカーを展開するアルジェリアに対し、まるで守備が機能しない韓国。最終ラインからのロングフィードに守備が対応しきれない。前半26分にはロングフィードに反応したスリマニが韓国DFに両脇を挟まれながらも先制弾。その2分後には右CKからのセットプレーにフリーとなったハリシュが頭で押し込むなど、ボールウオッチャーとなって組織的な守備がおろそかになった韓国はアルジェリアの攻撃を止めきれなかった。

 韓国は前半だけで3失点。しかも前半のシュート数はゼロに終わり、躍動感がまるで感じられなかった。後半こそ2点を奪い返したが、もともと得点力のないチームの反撃はここまでだった。

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