東京都議会の本会議で妊娠や出産への支援について質問中の女性都議に「早く結婚しろ」などのヤジが飛んだ問題で、都議会自民党は23日、所属議員の総会を開いた。都議会自民党の吉原修幹事長は同日午後の記者会見で、ヤジを飛ばしたのが政調会長代行、鈴木章浩都議だったと明らかにした。
ヤジが上がったのは、18日の都議会でみんなの党の塩村文夏都議(35)が一般質問に立った時。塩村都議によると「産めないのか」「子供もいないのに」という性差別的なヤジもあった。
議場にいた複数の会派から「声は自民党議員席から聞こえた」という指摘が出ていた。自民党本部の石破茂幹事長は21日、「誰であれ『私でした』といって名乗り出るべきだ。仮にわが党なら、党としておわびしなければならない」と述べていた。
塩村都議は20日、議長あてに発言者の処分を求める要求書を提出したが、対象者が特定されていないとして不受理に。このため、みんなの党は議事の録音を基に声紋分析をして発言者を特定する方針を示していた。
今回のヤジを巡っては、海外のメディアでも日本社会に根強い女性差別の表れだとして批判的に報じられた。インターネット上の署名サイトでも発言者の処分を求めて、23日午前までに約8万人の署名が集まっている。
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