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貨物列車脱線 特急の運休など影響続く
6月23日 12時26分

貨物列車脱線 特急の運休など影響続く
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22日に北海道木古内町で貨物列車が脱線した事故を受け、国の運輸安全委員会は23日も原因究明のための調査を行っています。
脱線した場所は北海道と本州を結ぶ路線にあり、函館と新青森間の特急列車が終日運休するほか、北海道と本州間の貨物列車もすでに40本以上が運休するなど影響が続いています。

22日、北海道木古内町にあるJR江差線の札苅駅の構内で、21両編成の貨物列車の後ろから2両目の車両が進行方向の右側に脱線しました。
事故を受け、国の運輸安全委員会の事故調査官は22日に続き、23日も朝7時ごろから現地に入り、レールや車両の状態などを確認しています。
これまでの調査では、列車が止まった場所のおよそ1キロ手前で、レールの枕木などに傷痕があり、この付近で脱線したとみられることが分かっています。
また、脱線した車両のブレーキの部品の一部が線路脇に落下していましたが、脱線の原因については特定できていないということで、運輸安全委員会では、午後も調査を続ける予定です。
一方、事故の影響で、江差線を含む津軽海峡線では23日も上磯駅と青森県の津軽今別駅の間の上下線で運転の見合わせが続いていて、函館と新青森を結ぶ特急「スーパー白鳥」などが、23日も始発から終日運休しています。
また、北海道と本州を結ぶ貨物列車もこれまでに46本が運休していて、北海道で生産した農産品が一部発送できないなど物流にも影響が続いています。

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