やじ問題 自民党都議が認める06月23日 13時36分
東京都議会で女性議員が質問を行った際、一部の議員から「早く結婚した方がいいんじゃないか」などとやじが飛び、批判が高まっている問題で、自民党は記者会見を開き、大田区選出の鈴木章浩議員が、問題となっているやじについて発言を認めたことを明らかにしました。
6月18日に開かれた東京都議会でみんなの党の塩村文夏議員が質問を行った際、「早く結婚した方がいいんじゃないか」などとやじが飛んだ問題で、議席からやじが聞こえたと指摘された自民党は、所属する議員への聞き取り調査を進めてきました。
この問題で、自民党の吉原修幹事長は23日記者会見を開き、大田区選出の鈴木章浩議員(51)が、問題となっているやじについて発言を認めたことを明らかにしました。
鈴木議員は大田区選出で平成19年に初当選し現在3期目で、6月20日に各社の取材に応じた際には「私ではない」などとやじを飛ばしたことを否定していました。
記者会見の中で吉原幹事長は「各議員に不規則発言、特に個人の尊厳にかかわるような中傷のようなやじをしたのか、していないのか、個別に確認をしてきた。塩村議員に対する『早く結婚すればいいんじゃないか』という発言は、鈴木章浩議員から『私がその発言をしました』という報告を受けた」と述べました。
その上で、鈴木議員から「責任をとって会派を離脱したい」という申し出を受けたことを明らかにしました。