2014/06/22(日曜) 21:13

アメリカ活動家、「アメリカは多くの資産をアジアに移送」

アメリカ活動家、「アメリカは多くの資産をアジアに移送」

アメリカの活動家が、「アメリカは中国をけん制し、包囲するために、多くの軍事的、経済的資産をアジア太平洋地域に移送している」と語っています。

 

アメリカの平和運動団体「平和への投票者」のケヴィン・ジース代表は21日土曜、プレスTVとのインタビューで、「オバマ政権時代、アジアへの大きな軍事的、経済的なシフトチェンジが行われている」と語りました。

ジース代表はまた、「アジアは新たな中東であり、アメリカはアジアで覇権を示そうとしていると考えられる。オバマ政権の外交政策の重要な措置のひとつは、アジアへのシフトチェンジであり、それはアメリカの利益における戦略バランスを、中東・ヨーロッパから、東アジアや東南アジア、太平洋地域の大半を含むアジア太平洋地域に移すことを目標としている」と語っています。

さらに、「この措置は中国へのけん制のために行われている。中国は確かにアメリカと経済的な取引を行っているが、それはアメリカ政府から距離を置いて行われている。中国は現在、世界最大の経済大国に変わろうとしており、アメリカはこれを脅威とみなしている」と述べています。

アメリカ軍は中国を包囲するオバマ大統領の戦略の一部として、オーストラリア周辺を巡回する艦船や兵士を、大幅に増やすことが予想されています。

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