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 東京電力福島第一原発事故の除染で発生した汚染土などを保管する中間貯蔵施設の建設をめぐり、「最後は金目(かねめ)でしょ」と石原伸晃環境相が発言した問題で、環境省は22日、石原環境相が23日に福島県を訪問して謝罪すると発表した。

 石原環境相は、建設候補地がある福島県大熊、双葉両町長と佐藤雄平知事に面会するため、両町が仮役場を置く会津若松市といわき市、福島県庁を訪れる。

 石原環境相は、19日の参院環境委員会で発言を撤回し、「速やかに地元の福島を訪ね、直接おわびを申し上げる」と答弁していた。