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演出家の深町幸男さん死去
6月22日 14時41分

演出家の深町幸男さん死去
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NHKのドラマ「夢千代日記」など、数々のドラマの演出を手がけた演出家の深町幸男さんが亡くなりました。
83歳でした。

深町さんは東京都の出身で、映画会社で助監督を8年間務めたあと、昭和38年にNHKに入り、テレビドラマを演出してきました。
NHKで深町さんが演出した作品は、昭和55年の「あ・うん」や昭和56年の「夢千代日記」など40本以上に上ります。
深町さんは人間の心の機微を巧みに描き、テレビコンクールで数多くの賞を受賞するなど高い評価を受けてきました。
昭和62年にNHKを退職したあとは民放のドラマも演出したほか、舞台の演出や映画監督も手がけました。
こうした功績によって深町さんは平成7年に紫綬褒章を、また平成14年には勲四等旭日小綬章を受章しています。
関係者によりますと、深町さんは1人暮らしで、21日夕方、東京都内の自宅で倒れているのが見つかったということで病死とみられるということです。

早坂暁さん「非常に残念」

ドラマ「夢千代日記」の脚本など、深町さんとともに多くの作品を手がけた脚本家の早坂暁さんは「深町さんは私が最も多くの仕事を一緒にした演出家の1人で、数多くの貴重な作品を非常に上手な技術で撮ってくれました。つい先月、対談するためにお会いしましたが、体調が悪そうで心配していました。非常に残念です」と話しています。

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