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ALPS 全系統で汚染水の処理を再開6月22日 14時06分
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東京電力福島第一原子力発電所の汚染水の処理設備「ALPS」は、トラブルで止まっていた1系統が22日午前、運転を再開し、3か月ぶりにすべての系統で処理を再開しました。
福島第一原発の汚染水の処理設備「ALPS」は、ほとんどの放射性物質を取り除くことができるとされる要の設備ですが、先月20日にトラブルで3系統すべてで処理が止まり、その後は再開した2系統での運転が続いていました。
東京電力によりますと、残る1系統についてフィルターなどを交換した結果、22日午前9時に再開し、3系統すべてで処理が再開しました。
3系統が同時に動くのはことしの3月以来、3か月ぶりです。
ALPSは1日に750トンの汚染水を処理することができるとされ、ことし4月から本格的な運転に入る計画でしたが、トラブル続きで安定した運転に入ることができない状態が続いています。
今回も3系統すべてで再開したものの、配管の接続部に腐食による隙間が見つかり、カバーを設置するため、すでに来月2系統の処理を一時的に停止することが決まっていて、安定運転のめどは依然立っていません。
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