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(19日、フィギュアスケート女子ショートプログラム)

 地元ロシア勢で躍進したのは17歳のアデリナ・ソトニコワだった。ミスなく滑ると、ピョンピョン跳びはね、ガッツポーズ。2位に入り「声援が最高で背中を押された」と笑った。

 3年前に世界ジュニア選手権を制するなどソチ五輪に向けて期待を背負った。だが今季は15歳のユリア・リプニツカヤに主役の座を奪われた。ロシアが金メダルに輝いた今大会の団体もSPでもフリーでも出番なし。だがソトニコワは力をためていた。「あまり気にせず、シングルに向けてやるべき準備をしてきた」。それをぶつけるような演技だった。

 一方、リプニツカヤの落胆ぶりは激しかった。演技後に得点を待つキスアンドクライでもうつむいたまま。5位と出遅れ「リンクの上で暑く感じた。何が起きたのかわからない」と絞り出すように答えた。3位コストナーとの差は8・89点。「まだメダルはあると思うので戦いたい」(平井隆介)