イチロー、２度の好機で三振　得点圏打率２割切る

　イチロー外野手（４０）は好機で走者をかえせなかった。

　２１日、地元でのオリオールズ戦に８番右翼で先発したが、５回無死二塁のチャンスで空振り三振。初対戦となった相手右腕ノリスの特徴は事前に同僚に聞いていたが、フルカウントからのスライダーを振らされ、共同電によると「実際に打席に立ったのと映像では違う」と淡々と振り返った。

　７回１死一、三塁でも、２番手右腕ウェブのスライダーに空振り三振。これで今季の得点圏打率は３６打数７安打の１割９分４厘と２割を切った。試合の大勢が決した９回に中前打を放って３試合連続安打としたが、チームは１得点に終わって連勝は４でストップした。