【BOX】山中“神の左”封印!?始球式で右ストレート
2014年6月23日6時0分 スポーツ報知
◆交流戦 阪神1―5楽天(22日・甲子園)
プロボクシングWBC世界バンタム級王者の山中慎介(31)=帝拳=が22日、甲子園球場で行われた阪神・楽天戦の始球式に登板した。
滋賀出身の山中は大の虎党で、王者らしく背番号「1」のユニホームを着て、左手にボクシンググラブをはめて登場。強烈な左ストレートは「神の左」の異名を取るが、小中学校時代は野球に夢中で、右投げ右打ちの投手兼中堅手だった。銀傘の下、右手で投げた白球はワンバウンドしたが、大観衆をわかせた。
初の大役に「(右投げで)“神の左”なのにどないやねん!という感じですよね」と苦笑い。7度目の防衛戦は10月に東京都内で行う計画を明かし、「始球式は最高の経験になった。ワンバウンドしたのは悔しい」と話した。