みのもんた、ザック日本にズバッ!とエール「悲観的になってはいけない」
25日のコロンビア戦で決勝トーナメント進出を目指すサッカーW杯日本代表に向け、芸能界の不屈の男がメッセージを送った。タレントのみのもんた(69)は次男の事件の影響でレギュラー番組降板やバッシングを受けたが、「逆境、困難もそれが水や肥料になる」とキッパリと期待を込めた。
昨年9月に次男が窃盗容疑などで逮捕(のちに処分保留で釈放)されたのが原因で、TBS系「みのもんたの朝ズバッ!」などを降板し、仕事が激減したみの。現在も、ラジオ、テレビのレギュラー番組こそあるものの、現在の日本代表が置かれている立場と同様、“苦境”に立たされていることは間違いない。
この日、神奈川県内の自宅でスポーツ報知の取材に対応。「日本代表と同じく、崖っぷちですね」と問いかけると「ハハハ」と笑い飛ばしたが、その目は常に前を向いている。「逆境、困難もそれが水や肥料となって、芽が出るかもしれないんだから」。日本代表も同じだという。「初戦は負け、2戦目は引き分けたけど、全力で戦ってのもの。すべて受け止めて次に向かわないと。悲観的になってはいけないんです」。気持ちを切り替え、勝利だけを目指せ、と説いた。
次男の事件では、父親としてバッシングにさらされたみの。ザック采配に疑問を呈する風潮にもくぎを刺した。「監督がいて、采配をしているんだから。彼に任せるのみ。いろんなことを言う人がいて、日本は付和雷同が多いからすぐに影響されるけど、今は汗水流して頑張っている選手を応援すればいいんですよ」と“ズバッ!”と指摘した。
試合後には、結果はどうあれ選手たちをたたえることを忘れてはいけないという。「昔、ダイエー(現ソフトバンク)のファンが成績不振の王監督に卵をぶつけたことがあった。今回もそれだけはやっちゃいけないよ」と訴えていた。