【春香クリスティーンコラム】「レンタル彼氏」楽しかった。けど…
突然ですが…処女です。テレビとかでも度々語ってきたことですが…処女です。いや、それ以前に我が生涯において彼氏なるものが存在したことがありません。いや待て待て、それどころかデートなるものさえ経験したことがない私なのです…。
さすがに春香クリスティーン22歳、これはマズかろうと一念発起してですね、最近アラフォー女性に大人気とテレビでも話題になっている「レンタル彼氏」というサービスにチャレンジしてみたのです。
「レンタル彼氏」は、お金を払って男性にデートに付き合ってもらうサービスで、日時や内容を指定したり、好みの男性を指名できたりします。いちおータレントである身としてどーなのかという思いもなくはなかったのですが、世にいうデートの幸せ感というものを一度味わってみたく、ワラをもつかむ思いで申し込みました。番組収録などではありません。完全プライベート、完全ガチです。登録名は「はるぽん」で…。
美術館で待ち合わせた当日。着飾ってもしようがないと、Tシャツ短パン的な普段着で行ったのですが、さすがに恥じらいもあり、変装なんてしたことないくせにメガネとマスクを…。相手の方は、いちばんチャラくなさそうな人を選んだこともあり、さすがにプロという感じでした。幕末の日本刀の展覧会だったのですが(もしかしてデートの舞台として間違ってます?)、この刀の輝きはステキですね的な感じで盛り上げようとしてくれるのです。最後はベンチでおしゃべりをして楽しかったは楽しかったのですが、2時間で1万3000円也…。う~む。
貴重な経験を経て「実践も大事だが、まずは理論だ」との結論に至り、今はもっぱら少女漫画を読んで恋愛を勉強しています。実践編は…とりあえず大学で「ノート見せて下さい…」から始めてみようと思います…。
理想のデート「永田町めぐり」実現までの道のりは遠く、険しそうです。(タレント)