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できごと
「女性は金で買うもの」「1万円でどうや」セクハラしたのは…
2013.12.17 07:00
[政治の不祥事・疑惑]
兵庫県議会の桐月一邦(きりつき・いっぽう)県議(37)=神戸市垂水区選挙区、当選1回=が、所属する自民党議員団の宴会で「女性は金で買うもの」と発言し、同席した女性県議に抱きついていたことが16日、関係者への取材で明らかになった。桐月氏は同議員団に退団届を提出したが、議員団は「(本人の反省などの)経過をみたい」として受理せず、口頭注意にとどめた。
「紹興酒を飲み過ぎ…」、抱きつかれた女性県議「顔も見たくない」
関係者によると、10月上旬ごろ、同議員団所属の当選1~3回県議と役員を交え、酒食を伴う懇談会が神戸市内で開かれた。桐月氏は席上、他の県議との会話で「女性は金で買うもの」などと発言。周囲の県議らがたしなめたが、桐月氏はさらに女性県議の隣に座り、「1万円でどうや」と言いながら抱きついたという。
女性県議は数日後、同議員団の石川憲幸幹事長に処分などの対応を求めた。桐月氏は「不快な思いをさせた」として退団届を提出。しかし、石川幹事長は「酒の席のことでもあり、本人も反省している。しばらく様子をみたい」と受理を見送り、桐月氏に「悪ふざけはいかん」と口頭注意した。公表はしていない。
桐月氏は謝罪の意向を示しているが、女性県議は「顔を合わせたくない」と拒否している。
桐月氏は産経新聞の取材に「紹興酒などを飲み過ぎて酔っていたので覚えていないが、もし事実なら、ただもう反省しかない。今後は飲み過ぎないようにしたい」と話している。
桐月氏は7月に行われた県議補欠選挙で初当選した。
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