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とある日、西日の眩しく感じるくらいの時間。
山手線にて 齢90(お話によると)のお爺様が乗っていらっしゃいました。 お爺様に席を譲ろうとしていた年配のご婦人。 その状況に気が付いたのでご婦人の手を取ってとっさに席を譲りました。 その方が降りたあと 私のお隣に立ってらしたご婦人に声をかけ席を譲りました。 すると隣が空いたようであなたこちらへお座りなさいとずれて下さり 結局先程のお爺様とそのご婦人に挟まれて着席することに☆ するとお爺様が目の前の若者に荷物をもってあげようと話しかけ、さらにその向こうで席の譲合いが始まりました。 こういう連鎖(じゃないかもしれないけど)が大好き。 100まであと10年ありますからな、まだまだ若いですぞと、本当に仙人みたいなおしゃれなお爺様でした。 随分と、長い間、ブログから遠ざかっておりました。 お爺様とご婦人にお礼を告げて、電車を降りたとき、新宿の人の多さに目をやりながら、この出来事をSNSにあげようかなーと思いました。 そう思ったのも久しぶりでした。 勿論文字制限に収まるわけもなく、こうしてブログを打つきっかけになりました。 ここは大切な場所です。 もう記事の内容も覚えてないくらい前から、とりとめのないことを文字に綴り 都度、悩んだり 都度、一喜一憂したりしていました。 ブログを書いていていつも思っていたというか、心に留めていたのが、出来るだけ愚痴をかかないようにしよう。 出来るだけ読んでくださった方が今日も読んでよかったなぁと思って頂けるようにって。 でも あることがきっかけでそれが出来なくなってしまいました。 ご存じの方も多いやもしれませんが 長年携わっていたお仕事で 事故にあってしまいました。 今となっては軽傷ですが 頭を打ちました。 そしてそれは過失障害という 私にとってとても大きな出来事でした。 痛かったし、怖かったし、悲しかったし、悲しかったです。 人生で2度目の救急車に乗りました。 1度目は付き添いでしたので、初めての経験でした。 格闘技の試合中でした、暴徒化した観客の内の1人が判定に不服だったのでしょう 思い余って側にあったパイプ椅子を宙へと放り投げました。 それが、写真撮影の為にリングインしようとしていた私の後頭部に直撃しました。 文字にすると簡単ですね。 書いてると震えるね。 全く予期せぬ出来事で、鈍い音が頭の後ろで鳴りました。 真っ白なリングが二重に見えました、脳ミソが揺れたような感覚。 すると頭に痛みが走って、気が付くと後頭部を押さえて膝から崩れ落ちました。 何が起こったんだろう 立たなきゃ 立ってあっちに行かなきゃ 身体が言うことを聞きませんでした。 人の声が遠く感じました。 遠くで誰かが叫んでいる感じでした。 何秒経ったかわかりませんでした。 私の名前を沢山の人が呼んでいました。 このことはニュースにはなりませんでした。 私が望まなかったからです。 でも今となってはそれが正しかったのかわかりません。 病院から自宅に戻り、全く眠れませんでした。 何日も何日も不安で怖くて。 二度と起き上がらなかったらどうしようと。 それでも時間は進んでいきます。 私が被害届を出さなかった理由はふたつ。 二度とこんな事態が起こらないように、加害者(とされている方)の心からの反省、そして運営の改善を求めたからです。 人の命に替えられるものはありますでしょうか。 リングサイドには時にお子さんもいらっしゃいます。女性も、年配の方もいらっしゃいます。 ラウンドガールだって女です。 こんな無差別な過失行為は許すべきではありません。 でも、長年携わって来て、怪我人を出さないというポリシーに、若者から未来を奪わないというポリシーに惹かれて、、、 私は、ずっと努力して参りました。 《たまたま》打ち所が良かったのでしょう 《たまたま》打ち所が悪かったら? あのまま私が起き上がらなかったら? 事故にあったのが貴方の大切な家族だったら? 最悪の事態を考えて欲しかったんです。 2000人近くの人が居た中で起こりました、私が嘘をつく必要もありません。 そして被害届を出さなかった私は、いつの間にか、いなかったことになりました。 一番偉い人からの ありがとう も ごめんね も 言ってもらえず。 怪我は治っても 加害者(とされている方からの) 反省の弁を聞いても 病院代込みの示談金を貰っても 心にしこりを残したまま。 ただ、 一言でよかったのに。 ショッキングな卒業式でした。 でも心残りももうありません。 そして理由は変わりました。 頑張って来た選手の為、遠路はるばる応援に来て、しっかりルールを守っていた人達の為、そしていつも温かく接してくれた現場の親いスタッフさんの為だけです。 もっと長くなるかと思ったけど やっぱり愚痴になっちゃうからもうやめよー うちのおとーさんが勝手に作った絹川家家訓 泣きは修行 怒りは無知 笑いは悟り 生きてるだけでめっけもん このたわけ このたわけ 性格上 きっとこれからも陰ながら応援しちゃうんだろうな。 そんな自分を支えてくれた 家族 先輩 マネージャー 社長 友達 仲間 そして今読んでくださっているあなたに 心から感謝すると共に、不器用ですがこれからも宜しくお願いします。 貴方が歩み寄ったこと きっと神様は見ててくれるから そう言ってくれた先輩に、感謝しています。 最後に、 ご報告が遅くなってしまい、本当にごめんなさい。ご心配をお掛けしました。 長々と読んでくださってありがとう。 これからも私らしく歩いていけたらと思います。 絹川麗 ■
[PR] by kinurei | 2014-06-22 18:44
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