投球する広島・久本=マツダ(撮影・森田達也)【拡大】
(セ・パ交流戦、広島7x-4日本ハム=延長十回、4回戦、2勝2敗、22日、マツダスタジアム)広島はサヨナラ勝ちの陰で、救援陣の奮闘が光った。先発のバリントンが3点リードを守れずに三回で降板したが、2番手の久本から4投手が得点を許さなかった。野村監督も「本来の人がいない中で、頑張ってくれた」と評価した。
特に久本は3回1/3を1安打と抜群の安定感を見せた。12日の1軍昇格以降、5試合を無失点で切り抜けている。35歳のベテランは「どっちに転ぶかという状況だったので、中継ぎとしてはうれしい」と充実感をにじませた。(共同)
田中(3号ソロを含む4安打)「打率が上がらず、そんなに甘くないなと思っていた。今はシンプルに考えられている」
今村(今季初勝利に)「以前よりもコースに投げられるようになった。こういう試合のためにリリーフがいる」